ガンダムビルドダイバーズ 不殺の天使 作:リン・オルタナティブ
どちらかと言えば、ビルドダイバーズに狼や鉄血キャラ達をぶちこみたかった次第です!
(ハルハさん許して(泣))
家庭用筐体も存在し、自宅からのログイン及びプレイも可能な為、人気に火がついた........そんな中、GBHへと羽ばたこうとする少女が一人いた。
◇
-とある家の一室-
「.....やっと完成した」
そう呟くと彼女は部屋の壁に立て掛けられている姿見の前に立つ。
ボサボサな黒髪に一本だけ伸びるクセ毛に色白の肌。茶色の瞳に右目の下には深い切り傷の痕がクッキリと残っている。
ラフな服装の上から黒いパーカーを羽織るとボタンを留めて一旦姿見から離れ、近くにあったデスクへと向かい前に立つ。
朝日が差し込み照らされたそのデスクの上には黒の眼帯と開いたままの大型のケース.........そして通常のガンプラよりも鳥型で大型のガンプラ.....鉄血のオルフェンズに出てきた
そのガンプラをケースにしまい蓋を閉じてロックすると左手で持ち上げ部屋を出る。
静かな家の中にトントンと小走り程度のスピードの足音が響き_____彼女は玄関に到着する。
手慣れた手付きで靴を履くと立ち上がり、ドアの取っ手に手をかける。
そのまま開こうとした直後、何かを思い出したかと思うと後ろ____家の中へ顔を向けると
「.........行ってきます」
そう言葉を紡ぐ。彼女以外誰も居ないため返事はない。だが彼女は満足げに頷くとドアを押し開きそとへ出る。
扉が閉まりガチャリと
◇
自宅を出て少し歩いたところに狼がいつも使っている喫茶店がある。
去年の夏頃にその店の奥にGBNの機材を数台導入したらしく、内一台は初GBNデビューの狼のためにと誰も使っていない、新品の状態で保管しているらしい。大丈夫なのにと心で思いながら苦笑した狼は目的の喫茶店で足を止める。
[鉄血喫茶 鉄華]と書かれ掲げられた看板を見上げ一度頷くと、ドアを引いて開き店の中へと入る。
カランカランとドアについているベルが鳴り、客が来た事を知らせる。
店の外観は一般の喫茶店とかわりないが、中に入ると雰囲気が一変、壁は鉄のような質感で少し錆び付き、木製のカウンターや席に椅子、棚などが固定が施されてから設置され、その内装はさながら強襲装甲艦イサリビを彷彿とされるものだった。
そんな店内のバーカウンターに白のワイシャツに黒のタキシードを着た中年の男性が立っており、その男性が狼へと視線を向けると、
「よう嬢ちゃん。ついにデビューか?」
そう呼び掛けると狼がそこへと向かい、席に座るタイミングで男性がカフェラテを狼の前に出す。そのカフェラテにはガンダムバルバトスルプスのラテアートが描かれており、達人の域に達している程の精密さだった。
「ん、そうだね。そうじゃなきゃこれ、持ってこないから」
席に座るとじっと左目だけで男性........鉄血喫茶鉄華のマスター、羅甲を見つめるとカウンターの上に持ってきたケースを慎重に乗せる。
「お?随分とデカイガンプラになったなぁ......。ナラティブガンダムか?」
「ハズレ。正解はこれ」
羅甲の回答に即答すると狼はケースを開ける。その中には昨日の真夜中に完成したハシュマルベースのガンプラが劇中のような形でしまわれていた。
「おぉ。ハシュマルをベースに選んだのか。こりゃまたGBNが荒れるなぁ.....」
そんな羅甲の独り言を他所に、ラテを飲み干した狼は羅甲がダイバー登録だけを済ませた三角形のデバイス、ダイバーギアと蓋を閉めたケースを持って椅子から立ち上がる。
「んじゃあ、行ってくる」
「おう、一番奥の機材だからな。楽しんでこいよ!」
羅甲の言葉にコクりと頷くと店の奥にはいる。
GBNの機材が置かれた部屋は、スカイブルーのライトで照らされ、数台のGBNの機材が壁に向かって並んでいた。
その一番奥に.......まだ一度も使われていない台が一台、そこに鎮座していた。
狼はその台に座ると眼帯を着けたままゴーグルを目にかけると、ダイバーギアを中央の窪みにセットする。
システム音声が流れて指示が出る。狼はケースからガンプラを取り出すとギアにに乗せる。
若干翼がギアからはみ出してしまったがスキャンは開始される。スキャンされた部分は金色の粒子に包まれる。
やがてスキャンでのガンプラのデータ化が完了したのか、システム音声が流れた直後、パキーン!という音と共に粒子が四散する。
再びシステム音声が流れ、ゴーグル越しにも文字が浮かび上がると、狼は初めてのGBNへと、飛翔した。
本格的にGBNに入るのは次ですかね.....。
と言うわけでいかがでしたか?
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