ガンダムビルドダイバーズ 不殺の天使   作:リン・オルタナティブ

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アンケートに答えてくれて感謝感激雨あられ!
という訳で第三話、どうぞ!



戦慄の天使 サマキエル

サマキエルの意志に任せて道無き道を進むこと数分。搭載されている高感度熱源探査レーダー(メネシス)が、3つの熱源を捉え、ロウにキュルルと鳴きかける。

「熱源3。正体不明(UNKNOWN)MS(モビルスーツ)と断定。近くに敵影無し……ね」

ロウが淡々とそう言い再びサマキエルを進める。

進めると見えてきたのは吹き飛ばされたオレンジ色のジムの改造(カスタム)機体。片膝を着くOO(ダブルオー)ガンダムの改造(カスタム)機体。そしてその機体に飛び掛けろうとする青いギラーガが居た。

「……あれね」

ロウがそう呟いた直後、自動的にギラーガへと照準が入り、遠距離武器のコマンドがアンロックされる。

『リクくん!』

オープンチャンネルだったのか、通信が開かれる。

帽子を被り、眼鏡をかけた少年だった。

“あの子何処かで”とロウは思ったが、思考から放り出しておく事にした。戦闘に支障が出るからだ。

「………テイルブレード、射出」

ボソリと告げ、テイルブレードを尻尾から射出し、ギラーガへと接近させる。

テイルブレードは槍を持つギラーガの右腕を貫き、ワイヤーを絡ませ引きちぎった。

リクside

『な、なんすかお前は!?』

煌・ギラーガに乗る男のダイバーが通信でそんな声を上げ、OO(ダブルオー)ダイバーから離れる。その右腕は引きちぎられたような痕が見られる。

その直後、ギラーガの居た地点に大きな影が降り立ち、砂埃が立ち上がる。

砂埃が収まり始め、シルエットが現れ始め、やがて正体が明らかになる。

黒に白のコントラストが特徴的、そして羽のように見える部分には何かしらの武装があるのが見て取れた。

『あれってハシュマル....だよね』

ユッキーが通信でそう言ってきた時だった

ギュララルルルルウゥゥゥゥゥゥぅ!!

俺とユッキーを庇うように立ち塞がるMA(モビル・アーマー)が咆哮し、砂埃を完全に吹き飛ばした。

「黒い....ハシュマル」

俺がそう言った時だった。

『....そこのOO(ダブルオー)のパイロット。聞こえる?』

音声のみのプライベート通信が入ってくる。声質は女性寄りに聞こえる。

「え、あ、はい」

少し慌てながらそう返すと、

『なら良かった。私が奴を始末する。二人は安全な所へ避難を』

彼女からそんな指示を受ける。

「でも!」

俺達が倒します、と続けようとしたが、

『二人の機体は明らかに動かすことはできない。機体を大事にしたいなら、今は逃げなさい』

彼女はそう言って機体を煌・ギラーガへと向ける。

「コイツは....OO(ダブルオー)ダイバーは諦めていません!」

俺は彼女にそう叫ぶ。

『....ふっ、そう』

音声画面からそう聞こえると鳥のような頭がこちらを向き、キュルルと短く鳴いた。

『私とこの子が隙を作るから、一発かましなさい』

「は、はい!」

そう返事すると俺はOO(ダブルオー)ダイバーを動かし、黒いハシュマルの隣に立つ。

『.....サマキエル・アイン。ロウ。出るよ』

彼女からその声が聞こえてきた瞬間、黒いハシュマル___サマキエル・アインが煌・ギラーガへと突撃を始めた。

リクside out

“何で助けたんだろうなぁ”と思いながらもロウはギラーガへサマキエルを突進させて行く。

『は、はん!この煌・ギラーガが負けるわけがないっすよ!』

目の前の鬼の格好をしたダイバーはそう言うとギラーガの改造機体、煌・ギラーガの左手から黄色いビームを連射し、ビームの束がサマキエルに殺到する。

だがビームはサマキエルの手前でパシャンと弾けるだけでサマキエルへのダメージは皆無だった。

突然ピロンと軽い電子音と共にサブウインドウが表示される。その内容は、

 

<E-DSystem(システム)の使用を許可しますか?>

 

という内容だった。

「丁度いい。性能テストをしようか」

<YES>を押し発動を承認すると、続けてサブウインドウが切り替わり、MA(モビルアーマー)形態の今の状態から、MS(モビルスーツ)形態へと変形を始める。

その鳥のようなシルエットから、グレイズアインに酷似したMS(モビルスーツ)へと変貌し、煌・ギラーガへと迫る。

『ひぃ!』

煌・ギラーガのパイロットが悲鳴を上げるも束の間、サマキエルの右膝で蹴りをくらい、吹き飛ばされ、宙に放られる。

その直後、煌・ギラーガの両足にバトルアックスが投擲され、突き刺さる。

そして左足裏をコックピットハッチへ添えると、

 

     バシュン!

 

自動射出のパイルバンカーが射出され、ギラーガの残った左腕を貫き、穿った。

『こ、こんなの....ありえないっす......!』

パイロットがそう言い残した直後、煌・ギラーガはOO(ダブルオー)ガンダムの改造機体が持つビームサーベルでコックピットを突き刺され、爆散した。

「......自分のやったことを後悔しなさい」

再びサマキエルをMA(モビルアーマー)形態へと変形させ、その場を去る。

途中、少年からの通信があったが強制終了し、ホームへと帰還した。

何故か、()()()()()()()()()()()()と感じたからだった。




はい、結構投げやりな感じで終わっちゃいました。
戦闘描写、難しいですね。
感想お待ちしています!

サマキエルの追加武装、何が良い?

  • 遠距離型
  • 近距離型
  • 万能、又は汎用型
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