白皇学院生徒会!   作:アメざいく

13 / 16
最終章(1) 禁断のレジスタンス

 

 

「えっと・・・美希さん、ヒナギクさん知りません?」

 

在りし日の桂家では、そんな会話が繰り広げられていた・・・。

 

「ヒナか?・・・そういえば今朝から見てないな。・・・もしかして家出か?」

 

「え!?家出!?」

 

「あぁ。・・・とりあえず、ヒナが行きそうなところは、あそこだ・・・。」

 

 

春風家

 

 

「・・・何しに来た?」

 

「何って・・・家出。」

 

「そりゃ見て分かるよ!!」

 

千桜のもとを訪ねてきたヒナギク。

 

「まったく・・・。」

 

 

・・・そして、あそこ・・・春風家に向かっていたハヤテ達はというと・・・。

 

 

「・・・あれ?・・・あ、ハヤテ君に花菱さんじゃん!!」

 

「何をやってるのかな?」

 

ルカ&歩が。

 

「ルカさんに西沢さん・・・ちょうどよかった、ちょっと僕たちについてきてくれます?」

 

「・・・?」

 

 

春風家

 

 

「・・・あ、綾崎君だ。それに、ルカ達もいるぞ。」

 

「え?ほんとに?」

 

「あぁ。・・・そういえば、さっき思い出したんだけど・・・。」

 

「?何?」

 

「ほら、綾崎君や、こないだ、ルカに告白されたんだと。」

 

「・・・え?」

 

「?なんだ、知らなかったのか?」

 

「いや・・・。」

 

その時、ヒナギクは新型Windows並みの頭脳で、こんなことを考えていた。

 

(え?・・・そりゃ、ルカは可愛いし、スタイルも性格もいいし・・・『借金を押し付けられた』っていう、同じ過去があるから・・・やっぱりわたしよりお似合いよね・・・。・・・もしかしたら、もうルカの告白をOKしちゃってるかも・・・。)

 

考えはだんだん、マイナスなほうへ進んでいく。

 

「ヒナギクさん!!」

 

ハヤテがやってきたとき、ヒナギクは無意識のうちの叫んでいた。

 

「ハヤテ君なんか・・・1億5千万でルカに売られちゃえばいいのよ!!」

 

「なっ・・・。」

 

「ちょっ・・・ヒナ!?」

 

その直後・・・。

 

「買おうか?ハヤテ君を、1億5千万で・・・」

 

「ちょっ・・・ルカ!?」

 

 

・・・一方その頃、橘家では・・・。

 

 

「えぇか、ワタル。『ノリツッコまない」っていうツッコミの技法はやな・・・」

 

咲夜がワタルにレクチャーをしていた・・・。

 

その直後、電話がかかってくる。

 

「あ、電話だ。愛歌さん、出てもらえるか?」

 

「はいは~い。」

 

そんな感じで、愛歌が電話に出る。

 

「もしもし?・・・あ、千桜さん?どうしたの?・・・・・わかったわ。すぐ行く。」

 

そして、愛歌は電話を切る。

 

「どうした?」

 

「ちょっと用事ができたわ。出かけてくる。」

 

「いってら~。」

 

そして、愛歌は出かけていく。

 

「・・・そんじゃ、ウチがボケるから、ワタルはそれにツッコんでや。」

 

「おっけ~。」

 

「そんじゃぁいくで。実はウチの家はな、100LDKなんやで~。」

 

「・・・いや、どこかに財産を隠し持ってるのかもしれない。」

 

「おぉ~、うまいノリツッコまないやな~。」

 

平和。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。