白皇学院生徒会!   作:アメざいく

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最終章(2) 運命の交差点

 

 

水蓮寺家

 

 

「・・・はぁ・・・。」

 

「ハヤテ君・・・だいじょうぶ?」

 

「だいじょうぶ、です・・・。」

 

「・・・いや、全然大丈夫に見えないんだけど・・・。」

 

ハヤテ&ルカがそんな会話をしていたころ・・・。

 

 

桂家

 

 

「千桜さん!!今の状況は!?」

 

「あ、愛歌さん・・・。いや~、話せば長くなるんですけど、実はかくかくしかじかで・・・」

 

 

5分後

 

 

「なるほど・・・そんなことが起こってたのね・・・。」

 

「そうなんですよ~。」

 

「・・・で、肝心のヒナはどこに?」

 

「あ~・・・ヒナなら・・・あそこだ。」

 

そう言って、千桜は右のほうを指さす。

 

そこには・・・。

 

「・・・ハヤテ君なんか、ルカに売られちゃえばいいのよ・・・。」

 

そんなことをブツブツいうヒナギクが。

 

「・・・ありゃ重症ね。」

 

「ありゃもうダメかもしれないな~。」

 

おい。

 

「・・・なぁなぁヒナ、お前、綾崎君に何を言ったか覚えてるのか?」

 

千桜がふと、ヒナに向かってそう言う。

 

「え?そりゃ・・・覚えてるけど・・・」

 

「いいか、よく聞けよ。綾崎君を1億5千万でルカに売ったってことは・・・お前がした行動は、綾崎君が毛嫌いしている両親の行動と、なんら変わらん。」

 

「あ・・・。」

 

言われてみればそうだ。

 

ハヤテ君は、両親に1億5千万で売られて、それで・・・

 

ヒナギクはふと、頭の中でそんなことを考える。

 

「・・・綾崎君、傷ついてるでしょうね。」

 

「えぇ、傷つかないほうがおかしいですよ。」

 

愛歌と千桜がそんなことを言う。

 

「綾崎君は結構繊細だからな~。」

 

「顔で笑って、心で泣くタイプだからね~・・・。」

 

「うっ!!」

 

千桜と愛歌の言葉が、ヒナギクの心にグサグサと突き刺さる。

 

「・・・ちょっと、ハヤテ君探してくる・・・」

 

「あ、わたしも!!」

 

ヒナギクが駆け出し、歩もその後を追う。

 

「・・・だいじょうぶかなぁ・・・。」

 

千桜らがそんなことを思ったとき・・・。

 

「・・・だったら・・・試してみればいいじゃない!!」

 

ふと、後ろから声がする。

 

「え?」

 

「誰?」

 

千桜らが振り向くと、振り向いた先にいたのは・・・。

 

金髪の少女。

 

「え?」

 

「まったホントに誰?」

 

「ふっふっふっ・・・わたしを知らないとは愚かね。わたしの名前は千羽(せんば)!!もう一度言うわ、千羽よ!!」

 

いや、だから知らない。

 

「・・・えっと・・・あれは千桜さんの知り合いか何か?」

 

「えぇ、恥ずかしながら、親族です。」

 

あ、そうなんだ。

 

「しかも!!ただの親族ではなく!!千桜の腹違いの姉・・・もう一度言うわ、千羽よ!!」

 

「・・・本当に千桜さんの親族なの?」

 

「できれば縁を切りたいくらいです。」

 

「・・・っていうか、試すって何を?」

 

愛歌が千羽に向かってそう言う。

 

「決まってるじゃない・・・愛よ!!」

 

(・・・え?試す?愛を?)

 

(これそんな小説だったっけ?)

 

 

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