2月27日
商店街
「さて・・・ヒナギクさんの誕生日プレゼントをさがすか・・・。でも、どんなのがいいんだろ・・・。」
計画性0。
「女心がわかってないと、こんなところで苦労するんだな・・・。あぁ・・・だれか、相談に乗ってくれる女の子はいないのかな・・・。」
そんなことを思っていると・・・。
「あれ?ハヤテ君?」
「あっ・・・西沢さん・・・。」
『相談に乗ってくれそうな女の子』登場。
だが・・・・。
「えっと・・・///」
「あ・・・うん・・・///」
バレンタインの事を思い出してしまい、両者とも、柄にもなくのぼせそうだったという・・・。
「見ろ、泉・・・。あんなところに、昼間っからラブコメ臭をにおわせてるカップルがいるぞ。」
「煮え切らない感じだね~♪」
3バカの登場。
「うわっ!!瀬川さんたち!!なぜこんなところに!?」
「補習の授業をサボって、抜け出してきた。」
おい。
「ところで、そっちの可愛い子はだれなの?」
泉がそう言う。
「彼女は西沢さんといって、僕の・・・親友です。」
「へ~、そうなんだ~♪」
「・・・あ、お友達も来たみたいだし・・・私そろそろ帰るよ!!」
「え!?ちょっ・・・西沢さん!?」
歩は自転車に乗って、逃げるように走り去っていく。
「・・・追いかけなくていいのか?」
「・・・・え?」
「こうゆうのは追いかけたほうがいいんじゃないのか?」
「でっ・・・でも・・・・。」
「・・・このままだと死傷者が出るぞ。」
「なんで・・・なんで自転車のブレーキが壊れてるのかな!?」←歩
確かに。
「あぁっ・・・西沢さん!!」
その後・・・
「自転車の整備は、きちんとしないと危ないですよ?」
「あっ・・・ごめん・・・。」
歩の救出に成功。
「さて・・・全員が無事だったところで・・・行くか。」
「え?行くって・・・どこに?」
「決まってるだろ?ヒナの誕生日プレゼント探しだよ。」
商店街
一方・・・
(まったく・・・あの子たちはまた補習を抜け出しちゃって・・・。)
そんなことを思いながら、ヒナギクが帰宅していると・・・。
前方に見慣れた人影を発見。
(え?うわっ!!)
思わず隠れるヒナギク。
「さて・・・ヒナギクさんへのプレゼントは何がいいんでしょうか・・・?」
「そうだね~。」
(え?プレゼント?私への?)
「ゲームとかはどうだ?スイッチとか、PS4とか・・・。」
「ダメだ。きっとすぐ壊す。」
「・・・・(怒)」
「やっぱり、服とかアクセサリーとかはどうかな?」
「確かに、メリケンサックとか特攻服とかは似合いそうだな。」
「だね~。」
「・・・・・(怒×2)」
「それじゃぁ、手分けして探そう。ハヤ太君たちはあっちを。我々はこっちを探す。」
「わかりました!!」
二手に分かれて行動しはじめるハヤテ達。
「しっかし、ヒナの誕生日プレゼントを探すのは大変だぞ。」
「そうだね~。」
「ま、案外サッカーボールとか喜ぶんじゃないか?ほら、実質、あれで中身男の子みたいなもんだし・・・。」
その直後・・・。
「誰が実質男の子みたいなものですって?」
どす黒いオーラを出すヒナギクが。
顔は笑ってるけど、心が笑ってない。
「うわっ!?ヒナ!!」
「違う!!今のは全部カルガモの話で・・・。」
「見え見えのウソを言うな~っ!!」
一方、ハヤテ達はというと・・・。
「・・・そういえば、ふたりだけで話すのって久しぶりですよね・・・。」
「だっ・・・だね~。」
ラブコメ勃発。
「あっ・・・なんか涙出てきちゃった・・・。ちょっと顔洗ってくる!!」
そういって歩は駆け出していく。
「え!?ちょっ・・・西沢さん!?」
(うぅ・・・きっと私、ハヤテ君に嫌われてるよね・・・。)
歩・逃走。
「・・・・わっかんないな~。」
「・・・え?」
「あれだけ可愛い子にあれだけ好かれてて・・・・・ハヤテ君はなにが不満なんだ?」
美希がそういう。
「いや・・・別に不満とかじゃないんですよ・・・。西沢さん・・・歩には、結構お世話になってて・・・。好きって告白された時も・・・すごいうれしかったんですよ・・・。」
「だったら・・・なんでふっちゃったの?」
「・・・・だって、僕には・・・」
「・・・僕には?」
「甲斐性が、ありませんから・・・・。」
「・・・・・。」
「「「・・・・・・。」」」
「えっと・・・いったいいつの時代の話をしてるのかしら?」
「ばっ・・・僕は真面目に言ってるんですよ!?『女の子と付き合うなら甲斐性を持て』と・・・・前の彼女に言われたんです!!」
「・・・・。」
「・・・・・。」
一瞬流れる沈黙。
「えぇ!?ハヤテ君彼女いたの!?」
「っていうか、いついたの!?」
「え?え?・・・でも、付き合ってたのは小1くらいの頃ですよ。」
「「「「紛らわしい言い方をするな!!」」」」
ハヤテの頭のなかに、ふと、縦ロールの少女が現れる。
~~~~~~~
10年前・・・。
「いいこと、ハヤテ・・・。女の子と付き合いたいなら、もっと強くなりなさい。そして、もっと優しくなりなさい。さらに、女の子を金銭面で苦労させないくらいの甲斐性を持ちなさい。」←少女
「え?でもアーたん、そんなのすごく難しいんじゃ・・・。」
「うるさ~い!!」
その直後、ハヤテに飛び蹴りをする少女。
「そんなことができないやつに、女の子と付き合う資格なんて無い!!」
「あ、アーたん・・・お腹いたい・・・。」
「それが愛の痛みよ。」
「いや、さっき蹴られたからだと思うけど・・・。」
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「こうして体に叩き込まれた僕は・・・。」
(なるほど・・・・。そんな悪の女王みたいな女のせいで、ここまでゆがんだのか・・・・。)
悪の女王、って例え・・・。
「ですから僕は・・・・・西沢さんの事を嫌いとかではなくて・・・。」
そして・・・・。
(よかった・・・。嫌われてなかったのか・・・。)
会話を盗み聞きする歩がいたとか。
ちなみに、誕生日プレゼントは選ばず終いだった。