もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・ 作:ゾキラファス
夏編とか生徒総会での大立ち回りって、なんだったんだろう…?
まぁ本作では色々勝手に書いていかせていただきます。
「頼む立花!俺に勉強を教えてくれ!!」
未だ春爛漫な晴れの日の放課後、白銀は京佳に綺麗なお辞儀をしながら頼み事をしていた。
「白銀くん。その言い方だと説明不足だからしっかり説明しないと。立花さん驚いているよ?」
「あ、そうでした…すみません…」
生徒会室で。
あの血溜池での事件の後、京佳と白銀は生徒会へ所属する事となった。京佳は内申点が欲しいから。そして白銀は、生徒会で様々な事を学びたいから。
「それで、どうしてそんな事を?」
「ああ。実はな、俺には目的が出来た」
「目的?」
「そうだ。それをこの場で言う事はできないが、その目的を果たす為には、先ずは勉強をして成績を今よりずっと上げる事が必要なんだ」
「成程。でも、何で私に?」
「立花は成績が良い。それに秀知院を受験する際、かなり頑張って勉強をしていたと言っていただろ?あと、俺未だに立花以外に友達いないから他に頼めそうな人がいなくて…」
「最後だけすっごく悲しい理由じゃないか」
理由がわからないが、どうやら白銀は成績を上げる必要があるらしい。そして、京佳以外に友達がいないから頼んできたとの事だ。
「えっと、会長に教えて貰うのは?」
「後輩に頼られるのは嬉しいけど、無理だね。生徒会長って本当に忙しいから」
「あー…」
納得する京佳。まだ生徒会に所属して3日しか経過していないが、生徒会長が本当に忙しそうなのは直ぐに理解できた。昼休みに生徒会室へ来た時も、何かの資料と睨めっこしながら昼食を獲っていたし、今この瞬間も沢山の書類へ判子を押している。これだけじゃなく、色んなところへ顔出ししたり、時には学校の外へ行くこともあるのだ。
そんな生徒会長から勉強を教えて貰う暇など、とてもじゃないが無いだろう。
「わかったよ白銀。私でよければ、出来る限り教えるよ」
「ありがとう!本当にありがとう!」
何度も頭を下げる白銀。こうして京佳は、白銀に勉強を教える事となったのだった。
「さて、それじゃ先ずは今の白銀がどれだけなのかを知らないとな」
生徒会の仕事を片付けた後、生徒会室に設置されたソファに座りながら、京佳は白銀が現在どの程度なのかを知る事にした。今の白銀がどの程度なのかわからないと、教えようがない。
「とりあえず、この問題集を解いてみてくれ」
そう言って京佳が鞄から出したのは、数学の問題集。
「時間は20分。やる場所はここからここまでの10問。終わったら私が採点をするから」
「了解だ」
「それじゃ、スタート」
京佳はスマホのタイマー機能を起動し時間を測り、白銀は京佳に渡された問題集と似ためっこしながら、問題を解き始めるのだった。
(さて、白銀がやっている間に私も勉強しておこう)
そして京佳も英語の問題集を使いながら勉強を始めた。
(しかし懐かしいな…去年もこうやって、恵美と勉強をしてたなぁ…)
ふと、今は別の学校に通っている親友と共に勉強をしていた事を思い出す京佳。
(あれ?そういえば恵美は私が勉強を教えたけど秀知院に落ちたよな…?)
同時に、その親友が勉強を教えたのに受験に失敗したのも思い出す。
(今更だが、私が勉強を教えても大丈夫か?)
とたんに京佳は不安になった。これで恵美が、京佳に勉強を教えて貰っていたのに、ダラダラと勉強していたのならわかるが、去年の恵美が真剣に勉強をしていた。本気と書いてマジと読むくらいに。けどその親友は落ちている。
(ま、まぁあれだ…!今回はもっと私も頑張るようにしよう!)
これで白銀の成績が落ちたりしたら溜まったものじゃない。そんなの、白銀に対する裏切りに近い。なので京佳は、去年恵美に教えた時より気合を入れて教える事にした。
因みに京佳も恵美も知らない事だが、恵美はあと1つ解答を間違えていなければ、秀知院に合格していたりする。というか、国内有数の進学校である秀知院への受験勉強をしながら、他人にも勉強を教えていた辺り京佳は凄いと思いえるだろう。普通中々出来る事じゃない。
20分後
「で、できた…」
白銀は何とか問題を全て解き終え、机に突っ伏していた。その顔には疲労の色が見える。
「じゃあ採点するから少し待っててくれ」
「ああ…」
そして京佳は、白銀が解き終えた問題集の採点を始めた。
(どうしよう…後半あまり自身無い…)
一方、白銀はたった今やった問題集に自信がなかった。後半の問題なんて、時間が無かったからかなり適当に答えを導き出している。
(大丈夫だ!俺だって秀知院に受かっているんだぞ!いくらなんでも赤点は無いだろう!自信を持て俺!)
しかし、仮にも秀知院の編入試験に合格している白銀。その事実があるので、無理やり自信をつける事にした。
「終わったぞ」
「ど、どうだった?」
「……これくらいだ」
採点を終えた京佳が問題集を白銀に見せる。するとそこには、
「………マジ?」
一般的な赤点ギリギリの状態になっている解答欄があった。具体的にいうと、10問中正解は4問。それを見た白銀は、顔があんぐりさせる。
「ちょっと見せて……うわぁ…」
資料に判子を押し続けていた生徒会長が机から立ち上がり、先程の答案を見てついそんな事を言ってしまう。
「俺は、ここまでバカだったのか…」
白銀はかなり落ちこんでいた。確かに後半は雑に答えを導き出しているが、ここまで酷いとは思っていなかった。頭の中でした自己採点では6問はいけていると思っていたからだ。
「白銀くん。よく受かったねここ」
「……編入試験はマークシートだったので、わからないところは勘で埋めてました…」
「あー、成程ー…」
誰しも経験があると思うが、問題がわからなかったら、とりあえず何でもいいので解答用紙のマークシートを埋めてしまうもの。そうすれば、ワンチャン点数が取れる。
そして白銀も、編入試験ではそれを実施。結果、白銀は本当に運良く秀知院へ補欠合格を果たせたのだ。
「白銀。先ずここはな…」
そして京佳による解説が始まった。その間、白銀は京佳の丁寧な解説をしっかり聞いていたのだが、如何せん地頭がそれほどよろしくない白銀は、京佳の解説を聞いてもピンとこない。
「大丈夫か白銀?」
「……本当にすまない…折角教えて貰っているのに…」
結果、白銀は罪悪感で死にたくなった。これほど今の自分は出来ないのか。これほど馬鹿だったのか。これほどポンコツだったのかと。割と本当に、1度あの世に行きたくなった。
「白銀。普段どんな勉強をしているんだ?」
「えっとだな、大体3時間くらい英単語覚えたり、数学の問題集解いたり…」
とりあえず分かった事は、白銀がかなり成績が悪い事である。京佳は、恐らくその原因が勉強方法にあると判断。テストの成績が悪い人の特徴が、間違った勉強法にあるのが常だ。
「白銀、今から言うのは、私が秀知院を受験しようと決めてからやっていた勉強方法なんだが、聞くか?」
「是非」
「食い気味だな」
そこで京佳は、とりあえず自分がやっている勉強法を教える事にした。別にそれを真似しろとは言わない。ただ、参考になるかもと思っているから教えるのだ。
「先ず当たり前だが、勉強は集中してやる事だ。例えば机の上に漫画や携帯が置いてあったら絶対に『少し休憩』とか思ってそれを手に取る。そうなったら勉強なんて身につかない。だから勉強する時はそういった娯楽物を近くには置かないようにするんだ」
当たり前の事だが、しっかりと集中しないと勉強は身につかない。特に、スマホで動画を見ながらな等のながら勉強は絶対にダメだ。なので勉強する時だけは、娯楽物に触れないようにするべきだと京佳は言う。
「成程。そういう事なら、今家にある漫画は今日にでも処分するよ。所詮中古で買った漫画だし」
「いやそれは極端だよ。どこかに隠すとかでいいんだって。私だって去年秀知院を受験しようと思った時、娯楽物は段ボールにいれて押し入れにしまっていたし」
「俺の家、そんなに広くないから余裕無くて無理だわ…」
「……なんかごめん」
真面目に京佳の意見を聞いている白銀だが、些か真面目すぎるところがあるようだ。もし今この場で嘘を教えても、それを真面目に聞きそうである。最も京佳はそんな事しないが。
「次に、さっきは集中する事が大事だと言ったが、必ず少しだけ休憩時間を取る事だな。人間というのは、1時間以上物事に集中できないという。例えば3時間勉強したとしても、脳が疲れてしまっていまいち勉強が身につかなかったりする。だから1時間勉強したら、5分くらいでいいから休憩をするんだ。因みに私は天井の方へ顔を動かして目を閉じている」
「そうだね。僕も学力テスト前は、1時間勉強したら5分だけスクワットしてるし」
「え?スクワットですか会長?それはどうして?」
「座りっぱなしだと血行が悪くなって、脳のパフォーマンスが下がるんだ。でも身体を動かすと血行がよくなる。だからスクワットをしてるよ。あと偶にチョコを食べてる。糖分はこういう時、最高の相棒になるしね」
「成程。そういう事なら俺もそうします」
次に大事なのは休憩時間。沢山時間をかけて勉強するのは大事だが、何時間も勉強していると人間は脳が必ず疲れる。なので所々で休憩を挟んで、長時間勉強をすればいい。
尚、その休憩時間でスマホゲームなどをしていたら、全然脳の休憩のはならないので注意だ。
(圭ちゃんが怒るかもだから、静かに柔軟しておこう)
生徒会長からそう聞いた白銀は、いつもカーテン挟んだ隣で寝ている妹の圭に迷惑を掛けないように、音が出ないであろう柔軟体操をする事にした。
「次は、兎に角先ずは基礎を徹底的に覚える事だな」
「基礎?」
「基礎は本当に全ての基本だ。基礎がよくわからない状態だったら、どんなに頑張っても応用問題なんて出来ない。だから先ずは、基礎を徹底的に覚えて理解するといい。そうすれば、そこから色んな問題が解けるようになる筈だ。少なくとも数学はそれでいける」
基礎は文字通り基礎だ。いわば物事の土台、もしくは根底にある重要部分。京佳の言う通り、これが疎かになっていると絶対に応用問題なんて解けない。つまり、勉強が出来ない。それでは成績が上がる事は無い。
「わかった。でも、基礎なんてどうすれば?」
「それこそ教科書を読むといいよ。教科書は、専門の学者が大事な事をしっかりと纏めている本だ。数学の基本の公式や、歴史の重要な事件とか、新しく習う英単語とか文法とか。そういった大事な基本が教科書には全て入っている。私も中学時代、教科書を読みこんで理解してから問題集を解いていた。おかげでここの受験も成功したしね。でも教科書を読んでてもわからない時は、先生に聞けばいい」
実際、教科書は大事だ。殆どの学校でそうなのだが、試験の内容はほぼ全て教科書から出題される。つまり極論、教科書さえあれば問題集や参考書もいらないのだ。
最も、教科書には問題の答えが記されていないので、そういったところは注意しないといけないが。
「先生に…俺が聞いても大丈夫かな?」
「いや大丈夫だよ……え?大丈夫ですよね?会長?」
わからない事があれば、教師に聞けばいいと言った京佳だったが、ここは秀知院。混院と純院に生徒を区別している学校だ。
そんな学校の教師に、混院である自分たちが質問してもいいのか不安がる。
「流石に『君たちは混院だから』とか思って差別するような先生はいないと思うよ。でもそうだね。今3年生を担当している有馬先生はとっても面倒見が良い人だし、そういうのが気になるなら、有馬先生に聞いてみたらいいんじゃないかな?担当世界史だけど」
「有馬先生ですね。わかりました」
だが流石にそんな事は無いと生徒会長。白銀と京佳は安心した。
「最後に1番大事なのは、努力する事だな」
「努力、か…」
「努力をすれば必ず報われるなんて私は言わない。世の中、努力しても報われない人なんて沢山いるだろうし。でも、努力は自分を裏切らない。それに、成功を収めている人は大体努力しているって、中学の時の先生が言ってた。白銀が何の目的があって成績を上げようとしているかは知らないが、諦めずに努力すれば、その目的に近づくと思うよ」
「……そうだな」
努力すると言うのは簡単だ。だが、実際にそれをするのは容易じゃない。ただでさえ白銀は生活費を稼ぐためのバイトで忙しい。そんな中、勉強を頑張るのは並大抵の事ではない。
しかし、
(何甘い事考えてるんだ!)
白銀はもう、努力するしかない。なんせ白銀が隣に立ちたい相手は、あの四宮かぐやだ。家柄もお金もあり、学年テストでは常に1位をとり続ける天才。
そんな天才に、家柄も無くお金も無い自分が相応しくなるには、勉強でどうにかするしかない。それすらもどうにか出来ないのであれば、もう絶対に隣に立つ事なんて出来ないのだから。
(そうだよ。俺は今まで、バイトが忙しいとか、家が狭いとか言い訳ばかりしてきた。でも、本当にあの四宮の隣に立つのにふさわしい男になりたいのなら、そんな言い訳なんてせずに、今までの何十倍、いや!何百倍も何千倍も何万倍も努力すればいい!!)
元から道なんて他に無いのだ。今現在、ここまで勉強が出来ないのなら、京佳の言う通り努力して勉強が出来るようになればいい。
「よし。取り合ず、今日は家に帰ったら色々準備してみるよ」
「ああ。でも無理はしないようにな?」
「勿論だ。体を壊したら大変だしな」
白銀は先ずは準備をする事にした。とりあえず、帰りに文房具屋に行こうと決める。
「2人共。紅茶飲まないかい?丁度お茶請けもあるよ?」
「あ、いただきます」
「私もいただきます」
その後、生徒会長自ら淹れた紅茶を飲んで一服するのだった。因みにお茶請けはカステラだったのだが、そのカステラが1箱5千円と聞いて、とたんに味がわからなくなる2人であった。
白銀家
「親父。筆ペンってあるか?」
「んー?あるけど、どうしたんだ?」
「ちょっと使わしてくれ」
自宅に帰宅した白銀は、ある事をする為に準備をしていた。
「ほい。で、何するんだ?」
「自分のこれからの為に色々と。圭ちゃんが帰ってくる前にやっときたいし」
「よくわからんが、そういう事ならやりなさい。夕飯は俺が用意しておくから」
「ありがと。因みに夕飯ってなに?」
「ニラもやし炒めの肉抜き。あと卵だけの卵汁」
そう言うと父親はエプロンをして台所で料理を始める。それを見たあと、白銀は自分の部屋に行き準備を始めた。
(よし、やるぞ)
そして筆ペンと、帰りに文房具屋で購入したコピー用紙とセロハンテープを取り出して、ある事をするのだった。
「ただいまー」
「おかえり、圭」
白銀が何かを始めて数十分後。妹の圭が帰宅した。
「あれ?おにぃは?」
「なんか部屋でやりたい事があるからとかでなんかやってるぞ。模様替えとかじゃないのか?」
「は?何それ?」
それを聞いた圭は、頭に疑問符を浮かべると同時に、怒りを覚えた。圭と兄御行は、同じ部屋で寝ている。1つの洋室の真ん中に、天井から吊るしたカーテンで仕切り、その1つの部屋を分けている状態で過ごしている。。
だがこの部屋、はっきり言ってプライバシーなんて無い。だってカーテンで仕切っているだけだ。音は漏れるし、カーテン越しに相手の事が影で見えてしまう。男である兄御行ならあまり気にしないだろうが、まだ中学生になったばかりの妹圭は違う。出来る事ならちゃんとした1人部屋が欲しいと常に思っている。
だがそれは、この狭いアパートの1室じゃとても無理。経済的理由で、ここより良い所に引っ越す事が出来ないのは圭も理解しているし、納得している。
しかし今、兄はその部屋で何かしているらしい。自分だって部屋を色々模様替えとかしたいのを我慢しているというのに。
(文句の1つでも言わないと…!)
そして圭は自分たちの部屋へ向かった。部屋の扉を開けると、そこではカーテンの向こう側で何やら物音がする。それを聞いた圭は確信した。兄が勝手に模様替えをしていると。
「ちょっとおにぃ!勝手に部屋の中いじらない…ひぃ!?」
そしてカーテンを開けながら文句を言った瞬間、悲鳴をあげる。
『努力に勝る才能無し』『3度見直せ』『根性』『常勝』『寝たら負け』『無知を恥じろ』『ケアレスミスを許すな』『満点以外は無価値』『勉強の苦しみは一瞬だが、勉強しなかった苦しみは一生続く』『油断大敵』『ひたすら努力』『決して諦めない』『ちくわ』『ミスを許すな。自分も許すな』『必ず勝て』『高みを目指せ』
部屋の中は異常でしかなかった。なんせ壁や天井の1面に何か文字の書かれた紙が張り付いているからだ。まるでホラー映画のワンシーンである。
「あ、おかえり圭ちゃん」
「な、何してんの…?」
恐る恐る尋ねる圭。その間にも、白銀は何かに取りつかれたかのように紙に文字を書いている。
「俺の決意表明だ」
「け、決意表明?」
「ああ。こうすれば、どこに目を向けても必ずこれらが目に入る。そしてそれを見るたびに、俺は頑張らないとって思うんだ」
「何を…?」
「勉強」
そう言うと、白銀は書き終えた紙をまた1枚張り付ける。そこには『努力に勝る才能無し』と書かれていた。
「よし。あと少し」
そして再び、筆ペンで何かを書くのだった。
(なんかよくわかんないけど…普通じゃないよねこれ…)
一体兄に何があったのかわからないが、今の兄からは決意に満ちたオーラが出ている気がした。
(とりあえず、邪魔しないようにしとこう…今のおにぃ怖いし…ていうか不気味…)
そして気配を消しながら、ゆっくりと部屋を出ていくのだった。
(これは絶対にあきらめない俺の決意表明だ!俺は絶対に、四宮の隣に立ってやる!!)
1人残された部屋で、白銀はより決意を固めるのであった。
その後皆で夕食を食べたのだが、圭は明らかに兄から距離を取るのだった。
という訳で、会長の部屋がああなったお話でした。話の展開が亀の歩みなのは本当にごめんなさい。作者が基本、書きたいように書くでやっていますので…。
感想は明日、まとめて返信させていただきます。
次回、新しい生徒会役員登場(予定)。
もしもかぐやが白銀にフラれたら、誰がかぐやを救えると思いますか?
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藤原千花
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早坂愛
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石上優
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四条眞妃
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四条帝
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四宮雁庵
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四宮雲鷹