もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・ 作:ゾキラファス
その日、白銀御行は緊張していた。秀知院を受験した時よりずっと緊張していた。額には汗がにじみ出ているし、手は小刻みに震えている。
そして、吐き気がヤバイ。今すぐ今朝食べた朝食を戻しそうな気分だ。
どうして白銀がこうなっているかというと、これから期末テストを受けるからである。
秀知院には年5回の期末テストがある。1学期に2回。2学期に2回。そして3学期に1回。ただ赤点を回避するだけの為にテストに挑むだけなら、白銀もここまで緊張などしない。
だが今の白銀にとって、この期末テストは自分の勉強の成果を出す最初の機会。もしこれで何の成果も得られなかったら、もう自分には何も無いし、勉強を教えてくれた京佳に申し訳が無い。故にこれほどまでに緊張している。
(頑張らないと…頑張って成果を出さないと…)
生徒会に入って以来、白銀はそれまでの生活を一変させた。それまではバイトが終わったら早めに就寝していたのに、そこから勉強をする時間を入れたのだ。夜中の2時まで勉強をしたら2時間程就寝。そこから起きて朝のバイトまでまた勉強。そこからバイトや学校に行き、授業をこれまで以上に真剣に受ける。放課後は生徒会の仕事をして、それが終わったらバイトへ。そして帰宅して夕食や風呂をさっさと終わらせたらまた勉強。
(俺には、勉強以外何も無いんだから…!)
まるでガリ勉のような生活スケジュールだが、今の白銀にはもうこれしかないのだ。あの四宮かぐやの隣に立つ男になるには、勉強で現在1位の四宮かぐやに勝たないといけない。家柄も、お金も、特別な才能だって無い自分には、それしか活路が無い。
「はい、始めてください」
教師の声と共に、教室内に居た皆が一斉にテストを開始する。
(大丈夫だ!俺だってやれるんだ!!やってやるんだ!!これまでの成果を出してやるんだ!!!)
そして白銀も、これまでの成果を出す為にテストに挑むのだった。
数日後 生徒会室
「皆。テスト結果が出たけど、どうだったかな?」
生徒会長 テスト順位 1位
「赤点は回避してるから問題ねーだろ?」
龍珠桃 テスト順位 68位
「…………」
白銀御行 テスト順位 49位
結果はご覧の通り。秀知院に入学した時よりは明らかに順位が上がっているが、ギリギリ成績優秀者50位以内に入れたレベル。流石に白銀も、最初から1位をとれるとは思っていなかったが、それでも30位以内は行けると思っていた。
しかし、結果はこれだ。あれだけ頑張ったのに、49位。だが白銀が落ちこんでいるには、他にも理由がある。
「白銀、そこまで落ち込むなって。50位内は本当に凄いんだから」
「お前が言うと嫌味にしかならねーから黙ってた方がいいぞ」
立花京佳 テスト順位 18位
自分に勉強を教えてくれた京佳が、かなりの好成績だったのだ。知っての通り、秀知院の授業レベルは非常に高い。当然、テスト内容もかなり難しい。
そんな難しいテストの勉強を、他人に教えながら自分の分も勉強をする京佳。それに対して自分は、その京佳に勉強を教えて貰いながらこの順位。この現実が、今の白銀の落ち込み具合の原因だ。
「白銀くん。立花さんの言う通り、そこまで落ち込む事は無いよ?期末テストで50位以内に入れた事は間違いなく凄い事なんだから」
「それは、そうなんですが…」
京佳や生徒会長の言った通り、50位以内というのは本当に凄い事だ。誇ってさえいい。だが白銀の目標には、あくまで好成績。先ずは勉強でかぐやに並び立つ男にならないといけないのに、これではそんなの夢のまた夢。
「白銀。ちょっと使っていた参考書見せてもらっていいか?」
「え?ああ、いいけど」
鞄からテスト勉強中に使用していた参考書を京佳に渡す白銀。そして京佳はそれを受け取り、読んでみる。
「あー…これは…」
「え?」
どこか納得したような顔をする京佳。疑問符を浮かべる白銀。すると生徒会長が口を開く。
「白銀くん。どうしてこの参考書を買ったのかな?」
「いやどうしてって、特に理由はなく、本屋で目についた安いのを買ったんですけど…」
「これはダメだよ。この参考書は酷い。これじゃ成績だって上がらないよ」
「うっそぉ!?」
驚く白銀。どうやら白銀が選んだ参考書はかなり酷い出来の物らしい。
「ていうか、参考書にも良し悪しってあるんですか?」
「あるよ。どういった問題が載っているのかとか、どういった解説をしているのかとかね。そういうのもしっかり見て買わないと、ただのお金の無駄使いだけじゃなくて時間も失うよ」
「マジっすか…」
落ち込む白銀。ただ目についただけという理由で買ったが、どうもそれじゃ意味が無い。
(俺は本当に…)
これじゃあ、かぐやの隣に立つにふさわしい男になれるなんて、一体何時になるかわからない。
「会長。今日はもう学校終わりなんですよね?」
「うん。今日は午前中で終わりだから、もう帰ってもいいよ」
そうやって白銀が更に落ちこんでいる時、京佳が生徒会長に話かける。
「確か、午後から校舎内の空調の点検でしたっけ?」
「そういうのって土日か夏休みの時にでもすればいいんじゃねーのか?」
「どうも学園長が日時を間違えちゃったみたいでね」
「何してんだよあの髭」
本日は午前中だけの秀知院。午後から業者が来て、学校内の空調の点検をするからだ。実際、既に校舎内は人気が殆ど無い。
「白銀」
「何だ?」
「今からちょっと、付き合ってくれないか?」
「え?」
そして京佳は、白銀にそう提案する。
都内のとある本屋。ここは品揃えが非常によく、絵本から海外の参考書まで様々な本が揃っている。そんな本屋に、秀知院の制服を着た男女がいた。
「こっちの参考書は値段は張るが、かなりわかりやすく問題を解説してくれる。こっちはページ数はそこまで無いが、掲載している問題がとっても難しい。よってやりがいがある」
「成程。しかし、参考書だけでもここまで違いがあるのか」
勿論、その2人とは白銀と京佳である。生徒会室で、京佳は白銀に参考書を選んであげるべく、こうして本屋へと誘った。
そして現在、2人で参考書を選んでいる。その姿は、まるで仲の良いカップルに見えなくもない。
「よし。ならこっちの解説がわかりやすい方を買う事にするよ」
「そうか。ならついでに私はこっちの参考書を買うよ」
お互い参考書を選び、レジへと向かう。
(せっかく立花がここまで付き合ってくれてまで選んでくれた参考書だ。帰ったら直ぐに手をつけよう。今日はバイト無いしな)
ここまで世話を焼かれている以上、結果は出さないといけない。そうしないと、本当に申し訳が無い。
「お会計、4800円です」
「……あ、はい」
本当に高額な参考書にびびる白銀。なんせ通常の参考書のおよそ2倍だ。
(いや、これで成績が上がるなら安いものだろう…)
しかしこれも自分への必要経費と考え、少し渋りながらも白銀は代金を支払う。ついでに今度、きつくても時給の良い短期バイトを探そうとも決めた。
因みに京佳が購入した参考書は1400円だった。
「白銀。この後はどうするんだ?」
「ん?いや、普通に家に帰ってこの参考書をしようと思ってるが」
本屋を出た2人。すると京佳が白銀にそんな事を聞いてくる。
「テストの復習は?」
「勿論するぞ。この前のテストで出来てない部分を、しっかり出来るようにな」
自分が間違っていた部分を直す。これは仕事においても重要な事だ。苦手をいつまでも苦手にしておくと、その人間はいつになっても成長出来ない。だからこそ苦手は可能な限り早いうちに克服するに限る。
「だったら、一緒に図書館で勉強しないか?」
「え?」
「私もミスしたところの復習をしたいしね。それに、一緒に勉強した方が色々良いと思うんだが」
京佳は白銀に提案する。確かにこういう時は、誰かと一緒に復讐をした方が良い。自分がわからないところを相手に教えて貰う事も出来るし、その逆だって可能だ。
「立花がよければ、お願いするよ」
「ああ。じゃあ、図書館に行こうか」
こうして2人は共にテストの復習をする為に図書館へと向かう。
しかし、
「休み…だと…!?」
この日、図書館は休みだった。扉に貼ってある紙には『図書整理日の為休館』と書かれていた。
「すまない白銀…先に確認するべきだった…」
「いや立花のせいじゃないって。こんな事もあるさ」
せっかくここまで来たのに、これでは骨折り損のくたびれ儲けだ。だが勉強する場所がないのであれば、仕方が無い。
(ちょっとまてよ?ここからならバスもあるし…)
ふと、白銀にある考えが浮かぶ。そして今度は白銀が京佳に提案をする。
「なぁ立花」
「何だ?」
「俺んち、こないか?」
「……え?」
この時京佳は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。
白銀家
「お、おじゃましまーす…」
「どうぞ。マジで何もない家だけど」
数十分後、京佳は白銀の家である、三軒茶屋のアパートに来ていた。別にやましい事をする為に、家に来た訳では無い。図書館が休みだと知った時、白銀は京佳にこう提案した。
―ー―――
『白銀の家に?どうして?』
『いや、図書館休みだし。それにここからなら、バスで俺の家まで直ぐだしな』
『えーーっと、別にいいけど…』
『よし、なら行こう』
『しかし急に家に行ったら迷惑じゃないのか?家族とか』
『それなら問題無い。今日家には誰もいないし』
『……え?』
――ー――
こうして京佳は白銀家へと来ていたのだ。
(男の子の家に来るの、初めてだな…)
当然、京佳が異性の家に来る事など人生初である。しかも今、この家には自分と白銀の2人しかいないという状況。無論、お互いそんな気で家に来ている訳ではないのだが、どうしても少し緊張してしまう。
(いやいや落ち着け私。これはただの勉強だ。変に意識するから緊張するんだ。平常心平常心)
しかし今ここで変な事を考えてしまうと、成績を上げたいと思っている白銀に失礼だと思い、京佳は平常心を保つよう努力する。
「立花。コーヒーと麦茶、どっちがいい?」
「どちらかと言えば、コーヒーかな?」
「わかった。でも期待はしないでくれ。うちには生徒会で飲むような高級品は無いから」
「お構いなく」
因みに白銀家にあるコーヒーは、1ビン500円(半額シール付)の安物である。
「よし。それじゃあやるか」
「ああ。先ずは数学からしよう」
2人分のコーヒーを淹れ、京佳と白銀は白銀家のリビングにあるテーブルでテストの復習を始めるのだった。
「えっと、ここは確かこの公式を使って…」
「白銀、それひっかけだぞ。そっちじゃなくてこっちの公式を使うんだ」
「え?マジかよ。こんな意地悪な問題あるか?」
「まぁ先生たちも悪意があってこんな事をしている訳じゃないだろうさ」
1時間後、2人はそれぞれ机を挟んで向かい合った状態で真剣にテストの復習をしていた。途中、コーヒーをお代わりしたりはしたが、それ以外はただただ勉強。
うっかり顔を近づきすぎてはっとなったり、つい視線が京佳の胸に行ってしまって注意されたり、間違えて相手のカップでコーヒーを飲んでしまって間接キスをしたりなんて甘いイベントは一切無かった。
お互い別にそういったイベントを期待していた訳じゃないが、ちょっとだけ寂しい。
「よし。数学はこれで十分だろう。次は英語にしよう」
「わかった。しかし本当にありがとう立花」
「来る前も言ったが、私も復習したかったからね。ついでだよ」
「だとしてもだ。おかげで本当に捗る。ありがとう」
「どういたしまして」
白銀は未だに京佳以外に友達がいない。本当はいいかげん同性の友達を作りたいのだが、今はそんな事より先ず勉強。友達作りはその後でも十分間に合うと思い、後回しにしている。
(俺は絶対に1位をとってやる。そしてその時こそ、四宮に相応しい男になれる1歩をようやく手に入れられるんだ!)
今は勉強をして成績を上げて、あの四宮かぐやの隣に立つにふさわしい男になるのが先決。だからこそ勉強あるのみ。そして白銀と京佳は、再び勉強を始めるのだった。
「ふぅ…これでとりあえずは完了だな」
「ご苦労様」
家に来て時間後、2人は一通りの復習を終えた。
「まぁ、これで終わらすのではなく、今日復習した内容を忘れないのが大事だからね。これからも気を付かないと」
「そうだな。同じミスは絶対に繰り返さないようしないとな」
勉強後にそんな会話をしていると、
「ただいまー」
家に誰かが帰ってきた。
「おにぃ?何か靴があったけど、お客でもきてる…の…?」
リビングに入ってきたのは、白銀の妹の白銀圭。兄御行と同じ秀知院の中等部へと通っている。そんな圭はリビングに入ってきた瞬間、京佳を見て固まった。
「ああ。圭ちゃん。紹介するよ。この子は俺と同じ、外部入学生の立花京佳さんだ。立花、この子は俺の妹の圭だ。秀知院の中等部へ通っている」
「初めまして。立花京佳です。お兄さんとは、仲良くさせてもらっています」
あいさつをする京佳。初対面の人に対して、あいさつは大事だからだ。しかし圭は、未だに固まっている。
「おい圭ちゃん。せめて一言でもいいからあいさつしてくれ」
兄として妹に注意する白銀。すると圭は、
「あ、ご、ごめんおにぃ!邪魔しちゃって!!えっとその!私3時間くらい外ぶらついてくるから!ごゆっくり!!」
そう言い残し、急いで玄関へ向かっていった。
「「……?……!?」」
疑問符を浮かべた後、圭の言っていた言葉の意味を理解する2人。
2人しかしない家。男女にしては近い距離。締め切ったカーテン。
これの状況を見た圭は、自分たちがイチャイチャする為にここにいると思ってしまった。そして圭はその邪魔をしてはいけないと思い、家を大急ぎで出て行ったのだ。
「いや待って圭ちゃん!違うから!そういんじゃないからーーーー!?」
白銀は大急ぎで妹の後を追った。
(ははは…まぁ、そういう勘違いもされるかもな…)
そして京佳は顔を赤くし、頬を掻きながらその場に1人ポツンと残されたのだった。
「改めて紹介する。この子は圭。俺の妹だ」
「は、初めまして。白銀圭と言います」
「そして圭ちゃん。この人は俺の友達の立花京佳さんだ」
「初めまして。お兄さんと仲良くさせてもらっている、立花京佳です」
あの後、白銀は必死で圭を追いかけ、そして何とか捕まえて説明。
そしてこうして家に帰ってきて、また自己紹介を始めたのだ。
「ど、どうもです…」
しかし圭はどこか怯えているように見える。それを京佳は直ぐに察する。圭が間違いなく、自分の見た目に怯えているのだと。
(まぁ、やっぱり怖いよな…)
秀知院で初対面で怖がらなかったのは、今の生徒会のメンバーくらい。普通はこんな風に、怖がるもの。京佳はそれを思い出したのだった。
「圭ちゃん。立花は本当に良い奴なんだ。だから、そう怯えないでくれ」
そんな圭を見て、白銀も察したのか、圭にそう言う。
「別に、そういう訳じゃ…」
「じゃあ何でそんな態度を取るんだ。失礼じゃないか」
どこか不満そうな顔で言う圭。そして白銀は、妹に説教を始めようとしていた。
「白銀。私は気にしてないからいいよ」
「いや、しかし」
「本当に大丈夫だよ。多分妹さんも、初対面の人に対して緊張しているだけだろうし」
京佳はここで圭助け舟を出す。恐らく本当に見た目で怖がっているだろうが、誰だって人前で説教をされたくはない。
なのでこの話はここで終わり。そうすれば、圭も兄から何か言われる事なないのだから。
「それじゃ、もう遅いし、私は帰るよ」
「え?あ、もうこんな時間か」
時刻は既に6時過ぎ。外も夕焼けに染まっており、これからはどんどん暗くなっていく。
「途中まで送ろうか?」
「いや、道は覚えているから大丈夫だよ。気持ちだけ受け取っておく」
「む。そうか。それならわかった。また月曜日にな」
「ああ。またね。白銀」
玄関を出るところまで送り、京佳はそのまま駅に向かって帰って行った。
「で、圭ちゃん。どうしたんだ一体?立花に失礼な態度して」
京佳が帰った後、白銀はまた圭にそう聞く。
「だって、おにぃが女の人家に連れてくるなんて初めてだし…」
「いやそりゃそうだけど」
今までこの家に。兄が友達を連れてきた事くらいはあった。しかしそれは全員男子。断じて女子を連れてきた事なんて無い。
そんな兄が初めて女子を家に連れきたら、そりゃ勘違いだってしてしまう。そして同時に、緊張もする。
「まぁいい。でももしまた立花に会う機会があったら、今日の事を謝っておくんだ」
「……言われなくてもわかってるし」
そう言うと、白銀は夕飯の準備を始める。
(本当に、友達なのかなぁ…?)
一方圭はある事を考えてた。それ先程まで、この家にいた京佳の事。圭は京佳の事を、兄のただの友達とは思っていなかった。
だって普通、同級生の女子を家に招くなんてしない。もしくは誘われても、男子の家に女子が行くなんて無い。それこそ、何か特別な感情でも無ければ。
そこで圭は、兄か京佳のどっちかがそういう感情を抱いており、その結果家に来たのではと考えた。仮にそうではなくとも、どっちかが友達以上の感情を持とうとしているのではとも考えた。
(まぁでも、おにぃに友達がいてみたいでよかった)
そしてそれはそれとして、兄に友達がいた事に安堵する。というのも、圭は兄がぼっちなのではとずっと疑っていた。
しかし今日、兄は友達であると言う京佳を連れてきた。見た感じ、ちょっと怖そうな人ではあったが、兄と仲良くしているようにも見える。あれなら、兄が学校で1人寂しい思いをしている事は無さそうだろう。
(それはそれとして…)
しかし今、圭はある事で怒っていた。
「ねぇ、おにぃ」
「ん?何だよ圭ちゃん?」
「何であれとか、片付けて無い訳?」
圭が指さす方向、そこにはカーテンレールにかけっぱなしのハンガーと、それに干されているタオル。他にも部屋の隅には雑誌が置きっぱなしだったし、よく見ると埃もある。
つまり今の白銀家は、生活感丸出しだったのだ。
「え?いや、だってあのタオル渇いて無いし」
「いやじゃないし!ちゃんと片付けてよ!恥ずかしいじゃん!!」
「えー?」
いまいちピンとこない白銀。だって自分たちは勉強していただけだ。そこまで気にする必要はないだろうと思っているからだ。
「兎に角!また来る事があったら絶対に片付けてよね!わかった!?」
「あー、わかったけど…」
「じゃあ私、お風呂入ってくるから」
そう言うと圭は、着替えを持って風呂場へと行くのだった。
「そんなに恥ずかしいか?この部屋。いやまぁ、自慢できる部屋じゃないけどさ」
首をかしげながら、白銀は夕飯を作るのだった。
因みにこの日の夕飯は、もやしと油揚げの和え物だった。
(それにしても、おっきい人だったな…)
そして風呂に入った圭は、自分の胸を見ながら京佳の胸の事を思い出していた。
最近寒いですね。皆さん、風邪ひかないよう気を付けましょう。睡眠は大事です。
次回も頑張りたい。
もしもかぐやが白銀にフラれたら、誰がかぐやを救えると思いますか?
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