もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・ 作:ゾキラファス
かぐや達が恵美のクラスの出し物で遊んでいる頃、早坂は困っていた。今日の早坂は、男装して北高に潜入している。以前、水族館で男装した時とは少し違い、今回は茶髪のカツラを被り、少しだけチャラそうな感じの変装だ。
これは四宮家の従者の速水くんでは無く、あくまで興味本位で北高の文化祭にやってきた男子大学生、早阪くんとして変装しているからである。
最初こそ『主人の護衛兼世話役として付いて行く』とも考えたが、流石に3人のデートに従者が付いて行くのはどうなのかと思い、今回はこのような変装にした。
そしてかぐやに遅れる事数十分、いよいよかぐやの援護でもしようかと思っていたのだが、
「あの!うちのクラスのカフェに来てくれませんか!?サービスしますから!」
「いやいや!私たちのクラスのゲームセンターに遊びに来て下さい!楽しいですよ!!」
「すみません!あそこでうちのクラスが屋台やってるんですけど、よければ食べませんか?」
北高の女子生徒たちに囲まれ、身動きが取れずにいた。
(失敗したなぁ…こんな事なら、もっと地味な見た目にしてくればよかった)
本日のコンセプトは『大学が休みの日にフラっと立ち寄ってきた早〇田大学生』なのだが、それに合った見た目にする為に、結構気合入れてメイクをしてきた。
そのせいで今の早坂は、少しチャラそうだが見た目がかなり良い男子になっているのだ。結果、こうして大勢の北高の女生徒に囲まれ、逆ナンに近い事をされている。
(すみませんかぐや様。合流するのはもう少し先になりそうです…)
どうやってここから脱出しようと考えながら、早坂はかぐやに心の中で謝った。
その頃、かぐや達はというと、
『5メガネ!!』
『なんの!わりばし!!』
『何!?フェイントだと!?ではこのお茶漬けは使えない!?』
『そしてウーロン茶でこっちのコンボは完成している』
『しまった!漆黒コンボか!?』
(((何だこれ…?)))
とあるクラスの演劇を観て、頭に疑問符を浮かべていた。恵美が自分のクラスの出し物の手伝いをする時間になったので、3人は恵美と別れて共に北高内を見て回る事にした。
その時、偶然白銀が演劇をやっているクラスを発見。京佳のクラスが演劇をするというのもあって、3人で一緒に演劇を鑑賞するためクラスに入ったのだが、わからない。全く意味がわからない。なんなら他の観客もわかっていない。全員、背後に宇宙を背負っているのがその証拠だ。
「これは、参考にはならん、よな…?」
「ですね…いや本当になにこれ?どういう意味?もしかして私だけはよく理解してないとか?」
「落ち着け四宮。私も白銀もこの演劇がどういう意味なのか全くわからん」
困惑しているかぐやを落ち着かせる京佳。というかこんなの誰が見たって困惑する。もし困惑せず、尚且つ演劇の内容を理解できる人がいれば是非教えて欲しい。多分地球上にはいないけど。
「疲れた…前に参加した予算審査の会議より疲れた…」
「弓道の試合より精神力使った気がします…」
「何なんだあれは。いや本当に何なんだあれは…?」
演劇が終わり、ドっと疲れた3人。結局最後まで観たのだが、最後まで意味が解らなかった。
途中、演者が突然ラップを歌い出したのだが、それすらもわからない。一応ラップを嗜んでいる白銀も、終始意味がわからないラップだった。
結果、何一つ参考にならず、ただただ疲れただけの時間となった。
「すまない2人共。俺が行こうなんて言ったばかりに…」
「いえ、会長が謝る事ではないですよ」
「そうだ白銀。あれはもう事故にあったと思うしかないよ…」
これはもう誰が悪いとかじゃない。ただただ運が悪かったと思うしかないだろう。というかそう思わないとやってられない。
「白銀。そろそろお昼時だし、屋台で何か買って食べないか?」
京佳にそう言われた白銀が腕時計で時間を確認すると、時刻は11時半。正午には少し早いが、確かにお昼時だ。
「そうだな。なら行くか」
「ああ。四宮もいいかな?」
「いいですよ」
こうして3人は、北高内に沢山設置され、最早縁日か休日のフードコート状態になっている屋台コーナーへ向かうのだった。
「焼きそば、イカ焼き、お好み焼き、ワッフル、フランクフルト、タコ焼きにうどん。本当に色々あるんだな。値段も結構リーズナブルだし」
「しかもこんなに大勢の人が食べにきている。これ凄いぞ」
この屋台コーナーだけ明らかに人が多い。お昼時というのもあるのだろうが、それだけが理由じゃないだろう。
「確かに凄いですね。あ。あっちにはちゃんと座って食べる事が出来るように、テーブルが設置されてますね」
「本当だ。これはうちの文化祭でも出来るか?」
「どうだろうな?元々そういうスペースを考えてないから、もしテーブルを置く事を考えると再び配置を考え直さないといけないし、やるにしてもあまり広くスペースは使えないと思うぞ」
「そうですね。既に全てのクラスが出し物を決定していますから、今更配置を考え直す時間もありませんし」
「それもそうか。すまない2人共、忘れてくれ」
「いやいいさ。それに文化祭をよりよくしたいという立花の想いはよくわかったしな」
秀知院も、もうすぐ文化祭だ。出来れば今以上によくしたいと思うのもおかしい事では無い。そう思った故の発言だったが、流石に今から屋台の再配置を考える時間は無いので却下する事となった。
そんな会話をしている時、かぐやはふと思う。
(ってこれじゃただの文化祭偵察じゃないの!?)
これはもう、デートなんかじゃないと。何とか京佳を出し抜いて、白銀と一気に距離を縮めるか振り向かせるかしないといけないなのに、これではただの文化祭偵察で終わってしまう。
(そうだわ。この食事こそチャンスじゃないの)
その時、かぐやは閃く。今からする昼食。これこそチャンスだと。
(そうね。できれば立花さんをここから排除したいけど、それは難しい。なら、立花さんの目の前で会長にアプローチをすればいいのよ。例えば、おかず交換とか!)
果たしておかず交換でアプローチになるかはわからないが、かぐやが自分から動こうとしているのは前進している証拠だろう。少し前だったら、絶対に自分からこんな事しなかっただろうし。
(その為には、会長とは別の昼食を買いましょうか。そうすれば自分のとは違う食事になりますから、自然におかず交換に持っていける筈!)
そしてかぐやは動き出す。
「会長は何が食べたいですか?」
「俺か?そうだな…」
白銀が屋台を見ていると、良い匂いが漂ってきた。そっちに視線を向けると、
「あれにするか。肉巻きおにぎり」
男子高校生が好きそうな食べ物、串に巻かれた肉巻きおにぎりがあった。値段も1つ300円。大変財布に優しい。白銀はそれを数本食べる事にした。
「では、私はその直ぐ隣の唐揚げにします」
「へぇ。あれも美味そうだな」
(よし)
かぐやはなるべく白銀の近くから離れたくないので、別に好物という訳ではない、肉巻きおにぎりの屋台の隣にある唐揚げにした。
しかし、白銀はその唐揚げを見て美味しそうと言う。これならスムーズにおかず交換が出来るだろう。
「なら私は、少し離れているカレーの屋台にいくよ」
「え?」
かぐやがそう思っていた時、予想外の事が起こった。何故か京佳が白銀から離れる事となったのだ。
「そうか。なら、あっち側で3人分の席を確保しておくから、後で合流でいいか?」
「わかったよ。それじゃ、後で」
京佳はそう言うと、白銀とかぐやから離れてカレーを販売している屋台へ向かう。その光景に、少し面食らうかぐや。京佳であれば、白銀と同じ物を選んで食べるのではと思っていたからである。そうすればお揃いになるし、食事を買う時もいつぞやの水族館の時みたいに『カップルです』と言えるからだ。
かぐやは恥ずかしくてそんな真似できないが、京佳であればそれが出来る。しかしこれではそういった事が全く出来ない。
(もしかして、単純にお腹が減ってるのかしら?)
そんな京佳を見てかぐやが出した結論が、京佳はただお腹が減っているだけというものだった。
(まぁそうでしょうね。無駄に身長高いし、あんな体操なもの胸からぶら下げていたら、それだけエネルギーも消費するでしょう。全く、なんて食い意地の張った女なのかしら。1割でいいから分けて)
随分酷い言いようである。しかし本日、京佳は未だに白銀に対して積極的なアプローチは行っていない。それにこの北高の文化祭も、普通に楽しんでいるように見える。
午後からは動き出す可能性はあるが、その前の腹ごしらえをしようとしているのかもしれない。
(でもそうはさせません。この昼休みで一気に諦めさせてあげますから、せいぜいカレー食べながら敗北感に押し潰されて下さい)
京佳が午後から動き出す前に勝負を決めたい。おかず交換程度でそれが出来るとは思えないが、何もせず普通にご飯を食べるよりずっとマシだろう。
「はーい!ご注文は何ですかー?」
「唐揚げを1つ下さい」
「はい。400円です」
「ではこれで」
支払いを済ませて、かぐやはさっさと白銀のところに行こうとする。
(ふふ、会長とのおかず交換…楽しみだわ…)
白銀が買う肉巻きおにぎりは串に巻かれているタイプだ。これを態々取り分けておかず交換はしないだろう。ならばおかず交換をする場合、そのまま串に巻かれている肉巻きおにぎりを白銀は渡してくる可能性が高い。
そこで自分は、それを1口食べればいい。
そうすれば、そこから白銀は間接キスをする事になる。例えしなくても、白銀はドキドキしてくれるのは間違いない。そうなったら、否が応でも白銀はかぐやを意識するだろう。
(ひょっとすると、会長が買った肉巻きおにぎりを私にあーんとかしてくれるかも…なんてね)
そんな事を考えていると、屋台の店員をしている北高の学生から声をかけられた。
「あの、すみません…」
「何ですか?」
「カードは使えないんですけど…」
「……え?」
その理由は、かぐやが持っている黒いクレジットカード。ここが企業が運営している店なら使えるだろうが、ここは高校の文化祭。流石にクレジットカードなんて使える筈がない。
「あ、すみません。ではこれで…」
そう言うとかぐやは、1万円札を取り出す。
「すみません…できれば小銭か千円札がよろしいのですが…」
(あーもう!我儘ばっかり言う屋台ねぇ!!)
かぐやはそう思うが、苦い顔をされるのも仕方が無い。そもそもこういった文化祭で1万円札を出す人なんて普通いないのだから。
ややイラつきながらも、かぐやは財布から千円札を出そうとするが、
(……無いわ)
そんなお札、日本トップの財閥のご令嬢であるかぐやが持っている訳無かった。財布の中には1万円札かクレジットカードだけ。それどころか小銭も存在しない。これでは缶ジュースすら買えないだろう。
(不味いわ!これじゃ私だけ食事を買えず、会長と立花さんが2人きりで食事をする事に…は!まさか立花さんはこれを見越してたり!?)
それは無い。しかしかぐやはそんな不安に駆られる。そんな時だった。
「すみません。これでいいでしょうか?」
「え?」
「はい、ではこちら600円のおつりです」
「どうも」
突然後ろから出てきた白銀が、かぐやの代わりに会計をしたのだ。同時に唐揚げが入った紙コップを受け取り、それをかぐやに渡す。
「ほら、四宮。行くぞ」
「は、はい」
そう言うと2人は、その場から離れていく。
「すみません会長。後でお金はお返しします…」
「気にするな。あれくらい大丈夫だ。俺の奢りと思ってくれ」
「で、ですが…」
別に奢られるのが嫌という訳では無い。ただ白銀家の懐事情をかぐやは知っている。それなのに、あんな事で白銀に奢らせてしまったと思うと申し訳が無いのだ。
「心配してくれるのはありがたいが大丈夫だって。流石にあれくらいは俺にだって払えるし。本当に気にしなくていい。奢られてラッキーって思ってくれた方が嬉しいし」
「そうですか。それならお言葉に甘えさせて貰います」
白銀がここまで言うので、かぐやも白銀の好意に甘える事にした。
「しかし、まさかクレジットカードを出すなんてな。四宮も偶におっちょこちょいになるんだな」
「お恥ずかしいかぎりです…何時もの癖でつい…」
「可愛くていいじゃないか。そう恥じる事はないって」
「………え?」
そして飲食スペースに行く道中で、白銀がそう言った。
(可愛い!?会長が私の事を可愛いって言った!?)
正確には『高校の文化祭の屋台の会計でクレジットカードを使おうとしている姿がなんか可愛いと』いう意味で白銀は言ったのだが、今のかぐやにそんな事まで考えられる頭脳は無い。
今かぐやの頭の中にあるのは『白銀に可愛いと言われた→好きって意味→これはもう告白に近い!』という超短絡的な思考回路だけだ。
(勝ったわ。これはもう勝ったわ。今夜は赤飯ね)
かぐやは勝利を確信する。これならば、もう京佳が入れる隙なんて無いだろう。もしかすると、秀知院の文化祭が始まる前に白銀から告白だってされるかもしれない。そんな事を思いながら、かぐやはルンルン気分で飲食スペースに向かうのだった。
「すまない少し遅れた。結構混んでいてね」
「気にしなくていいぞ立花。俺たちだって今座ったばかりだし」
「ええ、そうですね」
数分後、京佳が白銀たちを見つけて、一緒に座る。
「それじゃ、いただきます」
「「いただきます」」
白銀の音頭と共に、3人は食事を始める。
「ん!?この肉巻きおにぎりを美味いな!?どっかの企業が販売しているものをただ販売しているだけかと思ってたけど、味がよくしみ込んでいて美味い!!もしかしてタレだけ作ったのか?」
白銀は購入した肉巻きおにぎりを食べながら嬉しそうに言う。
(来たわね。ここで一気に畳みかけるとしましょう)
かぐやは待っていたとばかりに動き出す。ここで白銀に『私も気になるので一口くれませんか?代わりにこの唐揚げを1つあげますので』と言えば、白銀は快くこの提案を受け入れてくれるだろう。
そして自分が1口食べた部分を見て、白銀はドキドキするに違いない。そうなってしまえば、後は何時もより少し強めに白銀にアプローチをしていけば、もう恋人になるのは時間の問題。
それに先ほど、白銀はかぐやを可愛いと言った。その結果、今のかぐやは今までで1番やる気がある。今なら本当に何でもできそうだ。
「これは美味しい。本当に学生が作ったカレーなのか?」
だがその時、京佳の横やりが入った。
「そんなになのか?」
「ああ、コクがあって本当に美味しんだよ。それに肉も大きくて食べ応えがある。陳腐な言い方だけど、お店に出してもいけると思える程だ」
京佳はカレーを食べながら白銀と話す。かぐやはそれを2人に気が付かれないよう、冷たい目で見ていた。
(今更そうやって会話が弾んでも遅いというのに。何て無駄な努力なんでしょう…)
かぐやは既に勝利を確信している。なので京佳の努力を無駄だと思う。
「そこまで言われると気になるな」
「そうか。ならはい」
「「え?」」
白銀がそう言うと、京佳はカレーを乗せたスプーンを白銀に向ける。
「どうした?食べていいんだぞ?」
「「!?」」
白銀とかぐやは驚く。京佳は今『あーん』をやっているのだ。それも大勢の目があるこの飲食スペースで。更に言えばかぐやの目の前で。
「白銀。ほら、あーん」
「い、いや!あのだな立花!!」
「あーん」
そのようなこと知った事かと言わんばかりに、京佳はスプーンを白銀に差し出す。
(この高身長眼帯牛女ぁ……!!)
それをかぐやは射殺さんばかりの目で見ていた。左手から妙な感触がしたが、そんな事より今は目の前の出来事への対応だ。
(いえ落ち着きなさい私。会長がこんなところであーんを受け入れる訳がないじゃない。むしろ大勢の前でこんな事をする立花さんを軽蔑する筈。そうなれば恥をかくのは立花さん。本当哀れね)
自分にそう言い聞かせ、かぐやは事の顛末を見守る。白銀は絶対に食べないと信じて。
だが、
「あむ…」
「!?」
「どうだ?」
「…コクがあってマジでうめぇ」
白銀は京佳のあーんを受け入れた。それを見た京佳は小さく笑う。
「それにしても、間接キスだなこれ」
「ぶふっ!?」
京佳に言われ、つい口に入れたカレーを拭きだしそうになる白銀。だが食べ物を粗末にする訳にはいかないので、貧乏人根性で飲み込んだ。
「立花…俺をからかって楽しいか?」
「そんなつもりはないが?」
「そういうとこだぞ」
「どういうところかな?ふふ」
やや呆れ顔の白銀。反対に京佳は満足げな顔だ。
(絶対にポイント・ネモに沈めてあげるから覚悟していなさい…)
そしてかぐやは殺意を纏った顔をしていた。勿論。白銀と京佳には気づかれないようにだが。
因みにポイント・ネモとは、世界の海で最も陸地から離れている地点の事である。詳しくは検索してくれ。でも結構怖いから注意だぞ。
(こうしてはいられません!今すぐ私も会長とおかず交換をしなくては!!)
このままでは京佳に勝ち逃げされかねない。今すぐ白銀とおかず交換をして、それを京佳に見せつけるようにしなければならない。そして勝利を確信に変えなかれば。
「会長、よろしけれ…ば……」
そうしようとした時、かぐやは左手に持っていた唐揚げの入った紙コップを見て動きを止める。
そこにあったのは潰れた紙コップ。その中に、唐揚げは存在しなかった。
実は先ほど、京佳が白銀にあーんをしている時、かぐやは怒りに任せて紙コップを潰していたのだ。その結果、唐揚げは無惨に地面落ちてしまっている。これではもう、おかず交換なんて無理だろう。
(死のう…)
石上みたいな事を思うかぐや。さっきまで有頂天だったのに、今や地獄の底。人生、一寸先は闇とはこの事だろう。
「四宮、ほら」
「え?」
そう思っていると、かぐやの目の前にプラスチックの器の蓋に取り分けられているカレーと、串に巻かれている肉巻きおにぎりが1本出された。
「唐揚げ地面に落ちちゃったんだろう?これを1本食べてくれ。俺はもう既に1本食べてるし」
「そうだ。何も食べないのは身体に毒だしな。にしても、予備にスプーンを1本貰っておいてよかったよ」
「まさに備えあれば患いなしだな」
「だな」
「あ、ありがとうございます」
出来れば京佳のは受け取りたくないが、ここでこの厚意を受け取らないのは失礼でしかない。なのでかぐやは、大人しくカレーと肉巻きおにぎりを浮け取った。
(仕方ありません。こうなったら午後から色々仕掛けましょう。その為にも、ここでしっかり食べておかないと)
折角のチャンスをふいにしてしまったが、まだ時間はある。未だ合流できていない早坂だって、いい加減そろそろ合流するだろう。そこから再び、白銀に仕掛ければいい。その為にも、ここで栄養補給は必要だ。
こうしてかぐやは、午後に備えてしっかりと貰ったカレーと肉巻きおにぎりを食べるのだった。
(あ、これ本当に美味しい)
尚2品とも、本当に美味しかった。
因みにかぐやが地面に落としてしまった唐揚げは、北高の文化祭に来ていた客のペットのコーギー犬が美味しそうに食べていた。
因みに犬に唐揚げはあげてはいけません。
書き終えて思った事。『京佳さん視点、少ないな…』 次回からはもっと増やせるよう頑張りたい。
次回も書ける時間があれば書きます。
先に見てみたいエンディング
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京佳さんエンディング
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かぐや様エンディング
-
ハーレムエンディング