もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・ 作:ゾキラファス
そしてこちら、いしがめ様が描いてくださった立花京佳さんのイラストです。素晴らしいイラストを、本当にありがとうございます。
【挿絵表示】
生徒会室
「ふぅ…」
「どうかしました京佳さん?」
「いやな、最近肩こりが中々治らなくてまいっているんだ」
「あ、わかります。私も最近酷くて」
「……」
「温泉でも行ったら治ったりしないかな?」
「温泉ですか。確かに肩こりにはいいかもしれませんね。でもどっちかというと、マッサージの方がよくないですか?例えばお店とか」
「マッサージか。そういうの、詳しくないんだよなぁ…それに店行くと、結構な料金するし…」
「だったら私が良い所紹介しますよ!お値段も手ごろなお店知ってますし!」
「いや藤原が言う手ごろと私の手ごろって感覚違ないか?」
「……」
女子3人しかいない生徒会室では、京佳と藤原が会話をしている。そしてその隣で、黙々と仕事をしているかぐや。
(会話に入れない…)
出来れば会話に入りたいと思うかぐやだが、それが出来ない理由がある。人と喋るのが苦手だとか、今は仕事をしなければならないだとかじゃない。この会話に入る事が出来ない理由、それは2人の肩こりの原因であろうものにある。
ふとかぐやが、京佳と藤原の胸部を見る。
たゆん ぷるん
そんな擬音が聞こえてきそうな程に大きな胸が、そこにはあった。
(何なの?何をどうしたらそんな物が育つの?と言うか2人共無駄に育ちすぎでしょう?本当にそぎ落としますよ?そしたらグラム500円で売ってあげます)
四宮かぐやは貧乳である。それも相当な貧乳である。なんせ中学時代から、ブラのサイズがほぼ変わっていない。こう聞けばわかるだろう。
(ま、まぁ大丈夫です。そもそもそこまで気にする必要もない。大事なのは胸以外。会長だってそうのはず!)
確かに気にはなるが、胸なんて所詮ひとつのステータスでしかない。そこでしか判断しない男なんて、こっちから願い下げだ。それに白銀はそういう男じゃない。だったら猶更だろう。
(でも、やっぱりもう少しだけ…)
しかし、やはりコンプレックスには感じてしまう。せめてあと1カップ大きくなれば、白銀を篭絡するのだって簡単だっただろうにと。
「失礼します!」
そんな事を考えていると、伊井野がやってきた。なんか少し怒っている。
「どうかしましたかミコちゃん?」
「聞いてください藤原先輩!」
「何か前もこんなやり取りありましたね」
藤原が質問すると、伊井野は何か雑誌を取り出した。
「うわ出た」
「あ、それは」
「あー…」
その雑誌は、最早生徒会ではおなじみとなっている『恋バイブス』。それを見た3人は、一応に同じ反応をする。
「さっき女子から没収したんですけど、こんな雑誌を廊下で読んでたんです!せめて読むなら人気の無いところで読んでほしいですよ!!」
そういう問題ではないだろうが、伊井野にとって学校にこういった雑誌を持ってくるのは我慢ならない。風紀が著しく乱れてしまうからだ。
「ちょっと拝借」
「え!?藤原先輩!?」
伊井野が没収した雑誌を、藤原は手に取る。そして読み始めた。
「うわー…また結構な内容書いてますねぇ…」
どうやら今回も攻めた内容な掲載しているようだ。
「どれどれ?」
「立花先輩も!?」
藤原の隣から、京佳も覗き読む。
「あー、まぁこれは…」
「はい。やっぱり男の子ってそうですもんね」
「?」
何の話をしているかわからないかぐや。しかし除き見る何て真似はしたくないので、聞耳だけを立てる。
「あのお二人…そろそろ…」
「そうですね。はいミコちゃん」
「ど、どうも…」
藤原から雑誌を受け取った伊井野は、そのまま生徒会の業務をする。
「う、うーん?」
「伊井野、どうかしたか?」
仕事中、伊井野が何やら落ち着かない様子だ。気になった京佳は、伊井野に話しかける。
「いえその、何だか最近胸がきつくて…」
(は?)
「それは、ブラのサイズが合っていないんじゃないか?」
「え?そうですかね?」
「そうですよミコちゃん。ミコちゃんも成長期なんですから、色んなところが成長しますって~」
「そ、そうですかね?」
「早めに店に行って、下着を新しいのに買い替えた方がいいぞ。キツイままだと、胸の形が崩れちゃうし」
「……」
伊井野は仲間だと思っていたかぐやは、1人落ち込む。そしてその後、かぐやは無言で仕事をするのだった。
「あとは、鍵を掛けて終わりですね」
皆が帰って静まり返った生徒会室。最後に残ったかぐやは、生徒会室に鍵を掛けようとした。
「あ」
その時、机の上に伊井野が募集した恋バイブスがあった。恐らく、伊井野が処理し忘れたのだろう。
(さっき、立花さんと藤原さんが言っていた事が気になる…)
今なら誰もいない。なのでかぐやは、雑誌を手に取り読み始める。すると、あろランキングが目に入った。
『男の子が見ている女の子の体の部分ランキング』
1位 胸
2位 お尻
3位 足
「……」
更に読んでみると、男の8割は胸に興味を示すらしい。それだけじゃ無く、やはり大きな胸が好きかどうかという質問に対して、およそ9割が大きい方が好きだと答えていた。
『やっぱり男の子は皆胸が好き!大きい方が色んな事に対して圧倒的に有利!』
『大きい胸はどうしても見られちゃう。だったら、それを最大限活用して、好きな男の子を誘惑してみよう!』
なんとも頭の悪そうなコメントも添えられていた。というかこの書き方、まるで貧乳には人権が無いみたいな印象を受ける。
世の中には、小さい方が好きな男も一定数以上いるというのに。これが偏差報道なのだろうか。
そして、それを見たかぐやは妄想する。
―――――
『確かに四宮は魅力的だが、如何せん胸が小さいからなぁ…そういう訳だから、俺は胸が大きい立花と付き合うよ』
『ふふ。よろしくお願いします。私の未来の旦那様』
『おめでとうございます2人共~』
『結婚式には是非読んでください。僕何があっても行きますので』
『どうかお幸せに!』
―――――
いくらなんでも酷すぎる妄想だが、今のかぐやはそう考えてしまった。これも全て、この恋バイブスが悪い。そしてそういう悲観的な妄想をしたかぐやは、その雑誌を机の上に放り投げて、大急ぎで帰宅した。
四宮家別邸
「早坂ぁぁぁぁぁぁl!!?」
「帰って早々ギャン泣き!?」
帰宅したかぐやは、帰って直ぐに泣いた。そして大粒の涙を流しながら、早坂に抱き着いた。まるで転んで膝を擦りむいた子供が、母親に抱き着いているようである。
「ううううう!!?あうあうあう!!!」
「追い付いてくださいかぐや様。ていうかお願いだから正気に戻って下さい。見てて怖いですから」
そんなかぐやを、早坂は頭を優しく撫でながら落ち着かせる。流石かぐやを長年一緒にいる早坂。手慣れている。
かぐやの部屋
「で、何があったんですか?」
あれから20分ほどかけて、かぐやは落ち着いた。しかし、その目は今でも涙目である。
「ねぇな早坂…やっぱり男の子て、大きい人が好みなの…?」
「は?……あー…」
最初何を言っているかわからなかったが、早坂は直ぐに察した。ほぼ間違いなく、胸の事だろう。
「まぁそうですね。やっぱり世の中の多くの男性はそうだと思います」
「……ううううっ!!!あうあうあう!!!??」
「自分で聞いておいて泣かないでくださいよ。はい、ココアでも飲んで落ち着いてください」
そっと淹れたてのココアを渡す早坂。かぐやはそれを受け取り、ゆっくりと飲む。
「少しは落ち着きましたか?」
「うん……」
再び落ち着きを取り戻したかぐや。そんなかぐやに、早坂は話す。
「さっきはああ言いましたが、結局人それぞれですよ。世の中には……その……小さい方が好きな人だっていますし…」
オブラートの包み方が分からずに率直に言う。でもかぐやの方は見なかった。なんか怖いし。
「でもあと1カップあれば会長を簡単に篭絡できたでしょう!?」
「あー…」
それはそうだろうと思う早坂。男子高校生なんて、所詮性欲で出来た獣だ。もしもかぐやに早坂くらいの胸があれば、白銀はとっくに陥落していたのは想像に難しくない。だって男は皆、大きい方が好きなのだから。
「神様ぁぁぁ!!どうして私にあと1カップ授けてくれなかったんですかぁぁぁ!!」
「神様もそんなクレームは困ると思いますが…」
知能指数が著しく下がったかぐやは、天に向かってクレームを飛ばす。でもこんなクレーム、聞き入れてくれるわけないだろう。そもそもそういうのは親に言って欲しい。
具体的に言うと、本家にいる父親か亡くなった母親に。
「はぁ、仕方ありません。ならばかぐや様、今からでも努力しませんか?」
「努力?何が出来るっていうのよ?」
既に10台も後半なかぐや。今更努力したところで、胸だけ成長するとは思えない。
「これはマジの話ですが、20代でも胸が大きくなる人はいますよ?」
「……え?」
それを聞いて、かぐやは目を輝かせる。
「本当に?」
「本当です。一応言っておきますと、豊胸手術以外でです」
最近、本気で豊胸手術をするべきか悩んでいたかぐや。しかしそれ以外に方法があるらしい。
「教えて早坂。どうすればいいの?」
ならば直ぐにでも、その方法を知りたい。そして試したい。なのでさっさと早坂に聞く。
「胸を直接揉まれたら大きくなります」
「もっ!?」
だが想定外の方法に、かぐやは赤面する。
「胸を揉まれると、女性ホルモンが大量に分泌されます。更にリンパの流れが良くなり、その結果として胸が大きくなります。なので白銀会長を誘惑して、明日の放課後にでも胸を揉まれませんか?」
「出来る訳ないじゃないのよ!?」
「立花さんはやりそうな気しますけどね」
早坂の言っている事は判らなく無いが、それを実践するなんて不可能だ。そもそも、付き合ってもいないのに胸を揉むせるなんて変態だろう。
あと、流石の京佳もそんな事は多分しない。
「他にはないの!?」
「ありますよ。例えば普通にマッサージをするとか、食生活を変えてみるとか、睡眠の質を上げてみるとか」
「初めからそういうのを言いなさいよ!!」
ギャイギィアと騒ぐかぐや。最早見慣れた姿である。
「まぁそういう訳で、暫く色々試してみましょう。私もお手伝いしますので」
本当はこんな面倒な事したくないのだが、かぐやの事なので絶対に付き合わされる。なので初めから手伝うと言う。2度手間だし。
こうして、四宮かぐやバストアップ作戦が開始された。
方法1 ストレッチ・ヨガ
「体の血流をよくする事で胸が大きくなると聞いた事があります。なので全体的に色々やってみましょう」
「お願いね早坂」
早坂に手伝って貰い、部屋でストレッチやヨガをした。血流が良くなって、身体がポカポカした。
方法2 マッサージ
「マッサージをすると、女性ホルモンが大量に分泌されます。更にリンパの流れが良くなり、胸が大きくなると言われてます。なのでマッサージをさせていただきます」
「えっと、どこをマッサージするの?」
「まぁ、胸の周りとか」
早坂がかぐやの胸の周りをマッサージした。かぐやが妖艶な声を出して妙な気分になったので、途中でやめた。
方法3 食事
「大豆やキャベツ、アセロラやからあげを食べると胸が大きくなるらしいです。なので今日から、そういった食品中心にしてみましょう」
「シュフにしっかりと言わないとね。あ、勿論だけど」
「言いませんよ。何とかごまかして伝えますから」
早坂が四宮家お抱えのシェフを胸の事は伏せた状態で言いくるめて、かぐやの食事のメニューを変えた。しかし特に効果は表れなかった。
方法4 ブラを変える
「自分に合っていないブラをしているから、胸の成長が妨げられているという話があります。なので今度、新しいブラを買いましょう」
「わかったわ。このカード限界まで買ってきましょう」
「そのカード限界まで買うと屋敷がブラで埋まるので数絞って下さい」
早坂と共に下着店へ行き、いくつかのブラを購入した。でも何も変化は起きなかった。
方法5 睡眠の質を上げる
「えー……睡眠の質を上げると、成長ホルモンが大量に分泌されて、その結果胸が大きくなるかもです」
「ちょっと早坂。真面目にやりなさいよ」
「これに付き合っているおかげで、私の貴重な睡眠時間が削られているんですよ?正直私が睡眠の質を上げたいですよ…」
枕を変えたり、寝る前にサプリを飲んだりしてよく熟睡できるようにしてみた。よく眠れて、翌朝がすっきりとした目覚めとなった。
「あの、かぐや様…」
「もう何も言わないで…」
早坂と色んな事をやった。しかし、かぐやの胸は一向に変わらなかった。これだけやっても変わらないのなら、もう無理かもしれない。
(まぁ…今までの全部医学的根拠ありませんしね…)
早坂は、かぐやに言っていない事があった。実はこれまでやった事全部、医学的根拠なんて無いのだ。全部俗説である。でもしょうがない。だって豊胸手術以外で胸を大きくするのなんて、これくらいしかないのだから。
(もういっそ、白銀会長を貧乳好きにする方が速い気がしてきた…)
こうなったら、目標の人物である白銀本人の性癖を変えるべく動いた方がマシかもしれない。その為には、白銀の家にそういった本を差し入れるべきか。
しかしこれ、下手したら白銀がロリコンになりそうだ。ただでさえシスコン気味だというのに、下手したら実の妹の圭にとからぬ思いを抱きかねない。
「……」
「ん?」
早坂がそんな事を考えていると、かぐやは電話帳を使って何かを調べていた。
「あの、かぐや様?」
早坂が後ろから電話帳を見てみると、
・○○整形外科
・○○クリニック
・○○美容外科
・○○病院
といった病院名が並んでいるページをかぐやは見ている。それもとても真剣な眼差しで。
「いや待ってーーー!?」
早坂、とっさに電話帳をかぐやから奪い取る。
「それ返して早坂」
「何をするつもりですかかぐや様!?」
真剣な目をしているかぐやに、早坂は尋ねる。
「そりゃ決まっているでしょう。豊胸…」
「やめましょう!?それだけはやめましょう!?ね!?」
もうこの手しかないと言わんばかりに、かぐやは豊胸手術に手を出そうとしている。だがそれは本当にダメだ。別に豊胸手術そのものが駄目という訳では無い。
ただ、天下の四宮家の令嬢がそんな手術をしているというのがバレたら、どんな事になるかわからない。それにかぐやはまだ高校生だ。そんな年齢で豊胸手術をするのは許したくない。
そもそもやりたいという原因が、好きな男を篭絡する為だし。
「だってもう他に手が無いじゃない!!いくらやっても大きくならないんだから、もうこれしかないのよ!!だから電話帳返して!!手術費用なら私に個人資産から出すから!!」
「だからって豊胸手術はやめときましょうよ!?多分後悔しますから!?」
電話帳を取り合うかぐやと早坂。その後、夜遅くまでこの争いは続くのだった。
翌日
「はぁ…」
かぐやはため息をつく。色んな事をやってみたが、結局効果は表れない。最後の手段である豊胸手術も、早坂に止められた。これでは、胸の大きい京佳に白銀を取られてしまう。
(いっそ本当に、会長に直に揉んで貰えば…)
こうなったら早坂の言っていた通り、そうするしか方法が無い。正直もの凄く恥ずかしが、これ以外に手が無い。それにもしそうなったら、責任を取らせるという形で、白銀をものにできるしで一石二鳥だ。
「ん?」
そう思いながら生徒会室に辿りつくと、中から声が聞こえた。
「会長って、胸が大きい人の方がいいですか?」
「どうした急に」
声の主は石上と白銀。そして話している内容は、胸大きさの事。それを理解したかぐやは、生徒会室に入らずに扉の前から、中をこっそりと伺う。
そこにはソファに座っている石上と白銀がいた。そして石上の手には、例のあの雑誌がある。恐らく、伊井野が没収したのとは別のだろう。
「いや、やっぱり大きい方がいいじゃないですか。それに男は皆、大きい方が好きって言いますし」
「お前昼間からそんな事言うなよ…」
割とゲスい事を言う石上。かぐやは拳を握って自分を落ち着かせる。じゃないと、今すぐにでも石上を殴りそうだからだ。
「立花先輩とか藤原先輩とかやっぱ目に見えて大きいから、男として色々想像しちゃうんですよね。口にはしませんけど」
「いや言ってるから。それもう言ってるから」
「ていうかそもそもの話、貧乳って何が良いんですか?男みたいな胸見ても嬉しくないでしょう?どうせならしっかりと揺れる方がいいじゃないですか」
かぐやはこの時、後で必ず石上をシバくと決めた。だが安心して欲しい。命までは取らないぞ。
「それで会長。どうですか?」
石上は白銀に質問する。もしここで白銀も石上と同じような事を言ってしまえば、もう本当に強硬手段に出るしかない。かぐやは固唾を飲んで見守る。
「俺は、大きさは特に気にしないな」
「そうなんですか?」
その白銀の言葉を聞いて、かぐやは無い胸を撫で降ろす。だがそれだけじゃない。
「だって大事なのは、その人そのものだろう?」
白銀が次に言ったその言葉を聞いて、かぐやは目から鱗を流す気持ちになる。
「胸の大きさなんて、結局千差万別だ。それより自分と価値観が合ったり、一緒にいて楽しい人の方がいいだろう。大事なのは見た目じゃなくて中身だよ」
「それもそうっすね」
石上も納得したのか、この話題をやめた。でも雑誌はそのまま読む事にした。
(まぁ、本音言うなら小さい方が好きではあるんだが…)
しかし白銀。口ではこう言ったが、実際は貧乳派だったりする。詳しく言うと年齢制限かかりそうなので説明しないが、兎に角白銀は貧乳派である。
(口には絶対にしないけどな。特に生徒会室では)
だがここでそんな事を口にしてしまえば、誰かが来た時にどうなるかわからない。具体的に言うと、いつぞやの石上が、藤原にハリセンでシバかれたような事だ。
なので口にはしない。こういった話をするのなら、男しかおらずに、尚且つ誰も邪魔が来ないであろう場所でだ。そこなら思う存分、男子高校生らしく猥談ができるし。
「……」
一方生徒会室前で、白銀の言葉を聞いたかぐやは泣きそうになっていた。そうだ。自分は今まで何て無駄な事をしていたんだ。胸なんて所詮飾り。大事なのは中身じゃないか。そんな当たり前の事を忘れていたなんて、なんて馬鹿らしい。
「うふふふ…」
思わず笑みが零れるかぐや。この日より、かぐやはバストアップ作戦をやめた。そしてその後、暫くの間生徒会室前でかぐやはひっそりと笑うのだった。
「なぁ、2人共…四宮はどうしたんだと思う?」
「わかりません…」
「何あれ怖い…」
そしてその様子を、少し離れたところから京佳と藤原と伊井野が見ていた。
因みにその後、かぐやは予定通り石上をシバいた。口は禍の元、もしくは壁に耳あり障子に目ありと石上は学んだ。
「という訳で早坂。もういいわ。大事なのは中身なんだから。私ったら、どうしてそんな当たり前の事を忘れていたのかしらね?」
「今更そんな当たり前の事に気が付かないでください。ていうかここ最近の私の睡眠時間返して…」
やっぱりこういうお話の方が書きやすい。
本筋も必ず進めますので、どうかお待ちください。
次回も書けたらいいなぁ…
秀知院 怒涛の3日間は
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書いて
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本編終わってからならいい
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別にいらない
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はよ本筋進めろ