もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・ 作:ゾキラファス
秀知院学園文化祭、通称『奉心祭』。
多くの生徒が開催に向けて頑張っており、学園内は活気ついていた。生徒会メンバーも、自分のクラスの出し物を成功させるべく頑張っており、最近はあまり生徒会室に全員揃う事もなくなった。白銀が『今は自分のクラスを優先して良い』と皆に言ったからだ。既に開催は明日に迫っており、最後の仕上げのそれぞれが行っている。
「ふぅ…とりあえず、全員通しでしっかり出来るようになったな」
「ああ。これで何とかなるだろう」
京佳と龍珠のクラスも、練習の結果全員が演劇をしっかりと出来るようになっていた。
「あとは、本番でミスをしないようにしないとな」
「そうだな。ま、大丈夫だろ」
「それ慢心じゃないか?」
「違う。自信があるって言え」
人間はミスをする生き物だ。いくら沢山練習をしても、どこかでミスをしてしまう。だが、それも心構えがあればどうにか乗り越えられるだろう。
いくらプロの役者がやる演劇では無いとしても、ここまできたら成功させたい。クラス全員、その思いでここまでやってきた。後は明日の本番に向けて、最後の調整をするだけだ。
「そういやお前、やっぱりそういう服に合うな」
龍珠が京佳を見る。今の京佳は、演劇で使う王子様の衣装を着ている。上には白いチュニック。その上から腕章の付いた白いサーコート。下に刺繍入りの青いスボン。まるでおとぎ話に出てくる王子様の姿そのままだ。
実際、この姿の京佳を見た多くの女子は黄色い悲鳴をあげた。そして一部の女子は倒れた。
「私個人は、ドレスとか来てみたかったんだけどな…」
似合っていると言われても、やはり個人的には男物ではなく女物を着てみたいと思う京佳。いくらイケメン女子で同性にモテると言っても、京佳は女の子である。どうせなら、可愛い衣装を着てみたいと思うのは当然だろう。
「そういう龍珠こそ、そのドレスに合ってるぞ?」
「喧嘩売ってんのかてめー?」
「いや素直に褒めてるんだが」
京佳にガンを付ける龍珠だが、その姿は普段からは想像も出来ないくらいかわいらしいものだった。
今の龍珠は、全身まさにお姫様。京佳と同じ色の青いドレス。足にはハイヒール。そして頭にはプラスチック製のティアラ。
本当に絵本から飛び出してきたかのような可愛い姿である。だが龍珠本人の趣味ではないので、彼女自信は直ぐにでも脱ぎたい気分だ。
「あの2人、本当に絵になるよねー」
「そうだね。私さっき写真撮ったし」
「おいこら。消せ、直ぐに消せ」
「いや、これ文化祭の記録写真だから無理だよ」
正直力づくでも写真を消去したいが、そう言われては無理やりする事もできない。
「あ、桃ちゃん!」
「つ、つばめ先輩!?」
そんな時、教室の外から龍珠に声をかける人がいた。秀知院学園3年生、子安つばめである。
「へー、話には聞いていたけど、凄く可愛いよ?」
「ちょ…あんまり見ないでください…」
「だからって私の後ろに隠れるなって」
去年の夏休みに色々あってつばめと知り合った龍珠。ある意味で憧れの先輩でもあるのだが、こんな姿は見られたくない。なので京佳を盾にして背中に隠れる。
「えっと子安先輩。それは?」
「あ、これ?この後生徒会室に持って行く明日の文化祭で販売する商品のサンプルだよ。その途中に演劇の声が気になったから、ちょっと覗き見してたんだ」
つばめの腕には箱があった。その中にあるのは、秀知院OB会が業者に発注した商品のサンプル。秀知院饅頭や秀知院煎餅。更に秀知院ロールケーキや秀知院プリンなど。まるで観光地のお土産だ。しかしこれらの売り上げは秀知院OB会の活動資金になる。故にどれも業者に注文をしたしっかりしているものばかりなのだ。
「あ、ハート型のキーホルダーもある」
「うん、奉心祭といえばこれだもんね」
食べ物ばかりの中に、キーホルダーがある。しかもハート型。これは秀知院学園のあるこの場所に伝わる、とある言い伝えにあやかった商品だ。
昔、秀知院のあるこの地に流行り病で死にかけている姫がいた。どんな医者もこの病を治す事ができず、誰もが途方に暮れていた。
そんな時、姫の父親が天からお告げを授かった。若人の心臓を火にくべて、その灰を蘿蔔の汁に混ぜて姫に飲ませなさいと。
そしてその話を聞いたとある若者が、自ら心臓を姫に捧げ、姫に飲ませたという。すると姫はたちまち病を完治させ、健やかに生涯を全うしたらしい。
これが奈良時代に風土記に記されている、奉心伝説である。
そしてその伝説が転じて、奉心祭ではあるジンクスが生まれた。
それは奉心祭でハートの贈り物をすると、その相手とは永遠の愛を誓えるというものだ。事実つばめの兄は、奉心祭でハートの贈り物をされ、その相手とついこの間結婚をした。そして今も、超ラヴラヴらしい。見ているこっちが砂糖吐きそうになるくらい。
「有名ですもんね、それ」
「ロマンチックだよねー」
京佳もその伝説は知っている。というかむしろ、秀知院で知らない人間を探す方が難しいくらいには有名な話だ。
「それじゃ、私はこれを持って行かないといけないから行くね。演劇、頑張ってね!」
つばめは激励の言葉を言うと、その場から立ち去って行った。
「最悪だ…つばめ先輩に見られた…」
「どうせ当日に見られるんだから、遅いか早いかの違いじゃないのか?」
「うるせぇ…」
未だに恥ずかしがっている龍珠。やはり憧れの先輩にこういう姿を見られるのは、いくら彼女とはいえ恥ずかしいらしい。
「もう着替えていいか…?」
「うん。もう時間的に出来る練習も無いしね。2人とも着替えていいよ」
龍珠はクラスメイトに尋ねた後、隣の空き教室に京佳と共に向かう。一刻も早く制服、もしくはジャージに戻りたい。やはりこんな姿は趣味じゃないし、そもそも動きにくい。
「なぁ立花」
「何だ?」
空き教室で着替えている最中、下着姿の龍珠が、同じく下着姿の京佳に話しかける。そしてとんでもない事を言い出した。
「お前さ、もしかして文化祭で白銀に告白でもするのか?」
「!?」
京佳、龍珠のその言葉にもの凄く驚く。思わず、その場で転びそうなくらい驚いた。
「な、何でそう思った?」
わかりやすい反応に、龍珠は少し呆れる。こういう時は、ポーカーフェイスが大事なのだ。そうすれば、こんな風に誰かに呆れられる事もないのだから。
「お前さっき、つばめ先輩と奉心伝説について話していたろ?それも結構目を輝かせながら。興味があるだけじゃあんな顔しないって。それこそ、自分もその伝説にあやかろうと思わないと」
「う…」
少し迂闊だったかもしれないと、京佳は反省する。
「まぁ、私以外誰気が付いている様子は無かったし、変な噂が広がる事は無いんじゃね?」
その言葉を聞いて、少しだけ安堵する。もしこれで、文化祭前に白銀にでも『自分が告白をする』という噂が流れでもしたら堪らない。
「いつからだ?いつから気が付いていた?」
それはそれとして、京佳は気になる事があった。どうして龍珠が、自分が白銀が好きだと知っているかという事だ。
「いや何時も何も、お前今年の初めに私に相談してただろ。白銀の事を考えると胸がポカポカするとかなんとか」
「……あ」
京佳、思い出す。そういえば今年の初めの冬休み明けに、龍珠のそんな相談をしていた事を。そしてそれを、すっかり失念していた事を。
「恥ずかしい……」
「覚えとけよお前…」
両手で顔を隠しす京佳。流石のこの事を忘れていたのは酷いと自分でも思う。
「で、どうなんだ?」
「……そうだよ。文化祭2日目に、白銀に告白しようと思っているよ」
「そうか」
観念したのか、京佳は龍珠の質問に答える。
「もしかして、ハートの贈り物を白銀にするつもりか?」
「そのつもりだ。まぁ、子安先輩が持っていたのじゃなくて、別のにするつもりだけど」
「ほーん?」
「その顔やめてくれ」
龍珠はニヤついた顔をしながら京佳を見る。普段こういった話題をしない彼女だが、興味はある。だって花の女子高だもん。
「まぁあれだ。誰にも言わねーし、何だったら何か手伝ってやるよ」
「いいのか?」
「ああ」
龍珠にとって京佳は、秀知院で初めて出来た友達といっても良い。今までヤクザの娘と周りから怖がられて、ずっと1人で過ごしていた龍珠。そんな自分に親とか関係ないと言い、仲良くしてくれたのが京佳だ。これで友情を感じないというのが無理な話。
何ができるかはわからないが、京佳が手伝って欲しいと言えば手伝うつもりだ。
「そうだな。今は思いつかないけど、もし何か手伝って欲しい事が出来たらお願いするよ」
「おう」
京佳も龍珠を頼る事にした。人間、1人で出来る事なんてたかが知れている。いざという時は、誰かに頼らないとダメな時もあるのだ。そうしないと、大丈夫なものもダメになる時があるから。
(でもその前に、やる事やらないとな)
そして京佳は白銀へ告白をする為にも、ある事をするのだった。
生徒会室
「……」
生徒会室では、かぐやが先ほどつばめから貰ったハート型のキーホルダーを持って窓の外を見ていた。かぐやはついさっき、つばめから奉心伝説の話を聞いた。勿論、その伝説にあやかって文化祭でハート型の贈り物をすると永遠の愛を誓えるという話も。
(奉心伝説…そんな物があると知っていたら、もっと早く色々仕込んでいたというのに…明日は文化祭本番。今から何かを仕込んでこのハートを会長から私に渡すよう仕向けるのは無理でしょうね…)
明日はいよいよ文化祭当日。今から何かを仕込むなんて真似、出来る訳が無い
(だとしたら、私から…?ってダメ!そんな真似出来る訳ないじゃない!だってそんなの、もう告白よ!?)
そしてかぐや。既に白銀への恋心を自覚しているにもかかわらず、未だに自分から告白をするという手段を取れずにいた。理由は、怖いから。もし告白をして白銀にフラれると思うと、怖くて仕方が無い。吐きそうにもなる。
(そうだわ。例えば模様の入ったハンカチに小さくハートが入っていれば別にバレないじゃない。態々自分から馬鹿正直に正面切って告白をする必要なんて無いわ。そういうのでいいのよ。そういうので)
可能な限り相手にバレないよう、ハートを送る事を考えるかぐや。
(それによ。そもそも会長は立花さんより私の方が好きなんじゃない。だったら態々こんな事しなくてもいいのよ。心に余裕を持って、明日まで過ごせばいいだけなんだから)
更にかぐや。数日前に白銀と京佳の3人で行った北高の文化祭で白銀に膝枕をされた事が原因で、勝利を確信していた。
なんせ膝枕は相当に親密、もしくは好意が無いとしない。白銀はそれを、かぐやに行っている。京佳にではなく、かぐやにだ。これはもう勝ったも同然だというのが、かぐやの考えである。早坂が聞いたら呆れそうだ。
(いえもしかしたら、文化祭の日に会長からハート形の何かを私に送ってくれるかもしれないじゃない。こんな風に慌てる必要も無いわ。どっしりと会長が告白してくるのを待っていればいいのよ)
あくまで自分からは告白をしないスタイルのかぐや。生まれ持ったプライドのせいか、それとも四宮家の教育の賜物か。もしくはその両方か。
兎に角かぐやは、自分から白銀に告白をするつもりはなかった。
「失礼する」
そんな時、京佳が生徒会室にやってきた。
「立花さん?珍しいですね?クラスの演劇の練習があったのでは?」
「もう練習なら終わったよ。後は小道具や舞台で使う大道具の子たちの仕事だ」
そう言うと京佳は、生徒会室のソファに座る。
「四宮」
「はい?」
「話がある」
「それで、話と言うのは?」
2人分の紅茶を淹れ、かぐやもソファに座る。丁度、京佳と対面する形だ。
「大事な話だ。これをしておかないと、私は進めないかもしれないからな」
「はぁ?」
何やら神妙な顔をしている京佳。しかしかぐやには思い当たる節が無い。
「四宮。君は、白銀をどう思っている?」
「ふえ!?」
突然の京佳の質問に、かぐやはテンパる。
「な、何を言い出すんですか立花さん!?そんな質問、まるで私が会長をお慕い申し上げているみたいじゃないですか!?」
もう隠せていない。こんなの、まるでそうだと言っているようである。鈍感な石上ですら、これを見ればかぐやの本心に気が付くだろう。
「そ、そういう立花さんはどうなんですか!?会長の事をどう思っているんですか!?」
明らかにもう遅いが、これ以上ボロを出したくないかぐやは京佳に質問をする。そんなかぐやの質問に京佳は、
「好きだよ」
「……え?」
「私は、白銀が好きだ」
真っすぐに、そう答えた。
「優しさところが好きだ。誰より努力しているところが好きだ。誰も下に見ないところが好きだ。友達思いなところが好きだ。家族を大切にしているところが好きだ。困っている人を助けるところが好きだ。偶に子供みたいにはしゃぐところが好きだ。そして何より、私が眼帯をしているのをかっこいいと言ってくれたのが好きだ」
スラスラと、白銀の好きなところを口にする京佳。そしてかぐやは、固まっていた。
「まぁつまり、私は白銀の事が大好きという訳だ」
「……」
かぐや、動かない。いや、動けない。こんな素直に、白銀の事を好きだと京佳が言うとは思いもしなかったからだ。正直、羨ましい。京佳のこういうところが羨ましい。
だが更なる追い打ちを、京佳はかぐやに言う。
「だからこそ、私は白銀の恋人になりたい」
それはかぐやとて思っているが、決して口にしない思い。正確には早坂には言っているのだが、流石に恋敵には言わない。
「それで教えてくれ四宮。君は、白銀をどう思っているんだ?」
再び京佳は、かぐやに質問をする。どうして態々こんな事を京佳がしているかというと、寝首をかいて勝つ真似をしない為だ。
これまで白銀を振り向かせる為、京佳は様々な事をしてきた。それは全て、かぐやに白銀を獲られたくないという気持ちから来ている。
しかしだ。もしこのまま文化祭を迎えて、かぐやがクラスの出し物でいない時に告白をして、それで白銀と付き合う事になったとしよう。それは果たして、本当に四宮かぐやに勝ったと言えるのだろうか。
勿論、京佳の目標である白銀と恋仲になるという目標は達成されるだろう。そしてそれから、自分と白銀は恋人として幸せに過ごせるかもしれない。でもそこには、鬼の居ぬ間に何とやらという罪悪感がある。
京佳は、かぐやが白銀を好きなのを知っている。それこそ、自分と同じくらいに。もしも逆の立場で、かぐやが白銀に告白をして付き合う事になった時、京佳は絶対にかぐやを許さない。2人が付き合った後も、未練がましく何とかするかもしれない。
だからこそ、白銀の前にかぐやには自分の気持ちを全てぶつける。そのうえで、かぐやとの恋愛戦争に正面から勝利してみせる。
言うならばこれは、四宮かぐやに対する宣戦布告。
律儀というか、馬鹿正直というか。だがこれをしないと、京佳は四宮かぐやに勝てないと思っている。仮にこれでかぐやに対して不利になったとしても、言わない訳にはいかないのだ。
「……」
かぐやは黙っている。一言も喋らない。京佳は、そんなかぐやの返答を待つ。ここでかぐやが自身の想いを言えば、それは京佳からの宣戦布告を受け取ったと判断されるだろう。そうなれば、後はお互い白銀を巡った勝負に挑むだけだ。
だからこそ、かぐやの言葉をじっと待つ。かぐやの本心を聞きたいから。
「わ、私は…」
そして遂にかぐやは口を開いて、
「会長の事は、とても素敵な人だと思ってますよ?」
「そうか」
「ですが、別に立花さんのように会長が好きという訳ではありません!」
「……は?」
そんな事を言い出した。
「まぁ?確かに会長は素敵な男性ですよ?それは認めます。でも、別に好きという訳ではありません。あ、いえ。嫌いでもありません。友達としては好きですよ?それに会長は、立花さんが言った意味でも素敵な人です。もしも、会長の方から私と付き合いたいと言うのであれば、まぁ付き合うのもやぶさかではありませんね?」
かぐや、ここでヘタレた。いくら京佳が覚悟を決めて宣戦布告をしても、それはかぐやには関係が無い。自分も馬鹿正直に、想いを言う必要が無いのだ。
あと単純に恥ずかしい。いくら白銀本人でないとしても、白銀が好きだと口にするのは恥ずかしい。
「なぁ四宮」
「何ですか?」
「それは本心か?」
ここで京佳が別の質問をする。その目は、少し冷たかった。
「も、勿論です!そもそも会長と付き合いたいとかいうのであればお好きにしてください!」
そしてかぐや、ここでも本心を隠してヘタレる。というよりさっきより酷い。本心を隠すところか、思ってもいない事を言う始末だ。
「そうか……」
京佳はかぐやの言葉を聞いた後、小さくため息を吐いた。そして、とある言葉を口にした。
「君の白銀に対する想いは、その程度だったと言う事か」
「え…?」
そう言うと京佳は、帰り支度を始めた。
「すまなかった。突然こんな事を言ってしまって。さっきのは忘れてくれ」
「た、立花さん?」
かぐや、ここで自分が選択を間違えたと察した。先程の質問は、京佳なりの決意表明だったのだ。それを自分は、ないがしろにしてしまった。もし自分が京佳の立場だったと思うと、許せないだろう。
「それじゃ明日の文化祭、お互い頑張ろうな」
かぐやの方を見ずに、京佳はそのまま生徒会室から出て行った。
折角京佳が自分に意思表明をしてきてくれた。四宮家の者としても、京佳の友人としても、あれにはしっかりと答えないといけなかった筈だ。
だというのに、自分は逃げた。京佳の質問から逃げた。いくらなんでも、これは情けない。自己嫌悪に陥りそうになる。
「……何してんのかしら、私は…」
残されたかぐやは、既に冷めた紅茶を見ながらそう呟く事した出きなかった。
正直、これ書くかどうか迷いました。でもやっぱり戦いには、宣戦布告が必要かなって思ったので書いた。
変なところや、矛盾しているようなところがあったら遠慮なく言って下さい。修正しますので。
あと1話挟んで、文化祭当日行く予定です。決戦の日は近い。
次回も頑張りたいと思うけど、どうなるかわからない。
秀知院 怒涛の3日間は
-
書いて
-
本編終わってからならいい
-
別にいらない
-
はよ本筋進めろ