もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・ 作:ゾキラファス
このお話は、
・四宮家や秀知院が存在しない。
・白銀両親が離婚していない。
・別に本編の未来という訳ではない
というパラレルな設定なので、ご注意ください。
今回は子供視点のお話。よろしければ、お読みください。
平日の朝。多くの人間が、学校や会社に向かう時間である。それはここ、白銀家でも同じだ。
「確か、今日は早帰りだったか?」
「ああ、午前中に取引先と会議があるくらいで、午後からは早上がりをさせてもらうつもりだ。働きすぎって部下や父さんに言われたからな。偶には昼から休もうと思う」
家の玄関で、エプロンをつけた妻、白銀京佳が、夫である白銀御行と会話をする。
「そうか。それなら、時間があったら一緒に買い物に行かない?」
「お、いいなそれ。昔みたいにあのスーパーに一緒に行くか」
2人が話すスーパーとは、2人が学生時代から色々とお世話になっているスーパーだ。店長の趣味で『恋人と夫婦は割引』という割と謎の特売日を実施するスーパー。もうかれこれ、20年はお世話になっている。
「それじゃ、行ってくる」
「うん、でもその前に」
「おっと」
御行が仕事に行こうとするが、京佳がそれに待ったをかける。そして御行がしているネクタイを、すっと直す。
「うん、これで綺麗になった」
「毎日ありがとうな」
最早日課になっているネクタイ直し。今時こんな事する夫婦なんてほぼいないが、2人にはそんな事関係ない。こうすると幸せになっちゃうから、今後も続けるつもりだ。
「それじゃ、行ってらっしゃい」
「ああ、行ってきます……ん」
そしてお互い、軽いキスをする。本当ならもっとディープなキスをしたいが、それをやると確実に仕事に遅刻してしまう事までしちゃうので、今は我慢。夜まで取っておく。
「じゃ、早めに帰るから」
「うん。気を付けてね」
こうして御行は仕事へ向かい、京佳は御行を見送った。その表情は、とても幸せそうである。
(中学生の娘と小学生の息子がいるのに、何時までもそんな事してないでよ…)
そんな2人の様子を、娘である白銀佳歩はジトっとした目で見ていた。
「はぁ…」
白銀佳歩は、朝からため息をつきながら登校していた。ため息の原因のひとつは、自分の両親の事。既にそこそこ歳がいっているのに、2人は今でもラヴラヴだ。尤も、2人とも実年齢より若く見えるので、そこまで「うわぁ…」と感じる事は無い。
でもそれは、他人から見た場合である。実の娘からすれば、いくら実年齢より若く見えると言っても、何時までもあんな新婚気分でいられるのは普通にキツイ。
更に言えば、父方の祖父母もあんな感じである。もしかすると、自分もいずれはあんな風になるのかもと思うと、今から色々と怖くて仕方が無い。
そしてため息の原因のもうひとつは、
「やっぱり白銀でけぇよなぁ…」
「マジそれ。一回でいいから揉みてぇわ…」
「何かのハプニングで偶然触れたりしねーかなー」
自分の胸が、同級生の中でも相当に大きな事である。おかげでこうして、ほぼ毎日男子から卑猥な感想と邪な視線を向けられてしまう。体育のある日なんてもっと多い。
(聞こえてるっつーの)
男子達は聞こえていないと思っているだろうが、当然聞こえている。女子は、こういう話題に関しては誰もが地獄耳になるのだ。
(こんなの、大きくても邪魔なだけなのに…)
佳歩は、この胸があまり好きじゃない。無駄に肩は凝るし、夏は蒸れるし、男子の視線は気持ち悪しし、
可愛いデザインの下着はあまり無いしで散々だ。正直、小さい方が色々と楽で羨ましい。
尚、佳歩の母親曰く、胸が大きいのは代々続く母方の遺伝らしい。おまけに母親曰く、身長が高いのも遺伝との事。佳歩はまだそこまで大きくは無いが、いずれ自分も母親や祖母みたいに大きくなると思うと、今から憂鬱だ。
恐らくだが、佳歩がいずれ結婚して産んだ子供も女の子だったら大きくなるだろうと佳歩自身が予想している。おかげで佳奈は、これが遺伝というより呪いの類だろうと思っている。
「あ」
その時、前を歩く生徒の中に、見慣れた生徒を見つける。茶髪の長髪に、背負っている鞄にはヘンテコなゲームのキャラクターのキーホルダー。佳歩は早足でその生徒の元まで行く。
「おはよう優奈」
「あ、おはよう、佳歩」
女生徒の名前は、石上優奈。佳歩のクラスメイトで、友達である。
「今日の体育バレーだっけ?私今から憂鬱だよ」
「えー、私は好きだけどなぁ」
「だってバレーって結構動くじゃん?動くと痛いんだよ、胸」
「あー、佳歩は大きいもんねぇ」
「そういう優奈だって結構あるでしょ」
「まぁあるかもだけど、佳歩よりは小さいし」
「はー、羨ましい。少しそっちにこれ分けてあげたいよ」
2人は楽しく会話をしながら登校する。そして周りの思春期真っただ中の男子達は、その会話に聞耳を立てる。こういう時、男子はとても地獄耳になるのだ。
尚、話を聞いていた幾人かの男子は、不自然に前かがみになっていた。
「うちの両親、ほんと何時まで新婚気分なのよ…」
「そっちも大変みたいだねぇ」
昼休み、佳歩と優奈は食堂で昼食を取っていた。佳歩はうどん。優奈はカレーである。
「だってさぁ、未だにあんなにラヴラヴって、実の子供からしたらキツイよ?ご近所からはとても仲の良いおしどり夫婦とか言われてるけど、流石に毎日毎日あんなの真近で見ていたらさぁ…」
昼食のうどんを食べながら、佳歩は優奈に愚痴る。優奈はその愚痴を、一切嫌がる事無く聞いていた。
「でもさぁ、佳歩のお父さんとお母さんってすっごく忙しいんでしょ?だったら家にいる時くらい、イチャイチャしたいものなんじゃないの?」
「うーん…」
優奈の言った通り、佳歩の両親は凄く忙しい。何せ父親は国内で急成長をしている部品製造会社の社長で、母親は個人事務所を持っている弁護士だ。2人共、纏まった休みなんて殆どない。
そうなれば、お互いが家にいる時くらいはイチャイチャするのも仕方が無いのかもしれない。それに『仲良きことは美しきかな』なんて言葉もある。冷え切った夫婦より、仲の良い夫婦の方が素敵だろう。
「いやいや、だとしてもだよ。もう少し自重して欲しいって」
でもやっぱり、キツイものはキツイ。あのままでは、自分が大学に通い出しても今のままかもしれない。
(いずれ絶対に1人暮らししてやる…)
まだ大学受験なんてずっと先の話だが、希望の大学に受かったら絶対にあの家から出て行こうと佳歩は決めている。
「てかさ、優奈のお父さんとお母さんはどうなの?流石にうちみたいな感じじゃないだろうけど」
佳歩は優奈に質問をする。恐らく未だにあんな感じなのは自分の家だけだと思うが、それでも聞いておきたい。
「うち?うちはどっちかっていうと、喧嘩ばかりかなぁ?」
「え?喧嘩…?」
しかし予想外の答えに、佳歩はしまったと思う。以前優奈の両親に会った事があるが、その時は普通の仲の良さそうな夫婦に見えた。だが実際は喧嘩ばかりでそうでもないというなら、余計な事を聞いてしまったと後悔する。
「あ、誤解してるみたいだけど、別に夫婦仲は悪くないよ?あれはなんていうか、意地の張り合いみたいな喧嘩だから」
「意地の張り合い…?」」
しかし優奈曰く、そんな意味ではないらしい。
「前にお母さんの友達から聞いた話だけど、うちの親ってね、元々犬猿の仲って言われるくらい仲が悪くて有名だったらしいんだ。父さんは不良?的な人で、お母さんは滅茶苦茶規律に厳しい風紀委員。で、学校で毎回衝突してたんだって。持ってきちゃいけない物を没収とか、宿題を忘れたとか」
優奈はそう言いながら、カレーを一口食べる。
「でね、ある日お父さんがストーカーの冤罪を吹っ掛けられた事があったの。勿論事実無根だったんだけど、誰もお父さんの言い分を信じなかったんだ。元々お父さん友達いなかったらしいし、周りから浮いていたから味方がいなかったんだって。でも、お母さんだけはお父さんが無実だって言っていたんだって。何か『あいつはバカだからこんな手の込んだ事できる訳無い』って。酷い言い草だよねぇ」
確かにそれは酷い。庇うにしても、もっと他に言い方がある筈だ。その言い方はあまりに酷い。
「まぁでも、それがきっかけになって、2人共お互いの認識を改めたり、更にそれから色々あって最終的に結婚したんだけど、元々ウマの合わない2人だから、今でもちょっとした事で昔みたいにぶつかるって話。所謂喧嘩ップルって奴だと思うよぉ」
因みに2人が結婚する時のプロポーズの言葉は、『しょうがないから僕がお前と結婚してやる!』と『しょうがないから私があんたと結婚してあげる!』である。でも結婚式の時は、2人共本当に凄く幸せそうな顔をしていたと母親の友人は言っていた。
「それ、疲れない?」
「もう慣れたから。それに、見ている分には面白しねぇ」
「えぇ…」
普通、両親が毎日喧嘩ばかりの環境で育つと、碌な人間にならないと言うが、優奈を見る限りそんな事は無い。恐らく本当に、マジの喧嘩では無いのだろう。
実際優奈は、両親の喧嘩を見る度に『またやってる』くらいの感覚になっている。何と言うか、子犬の喧嘩を見ている感覚らしい。
(それ、あんまりうちのかわらないんじゃ…?)
優奈から話を聞いた佳歩は、もしかするとどこの家もあまり変わらないのではと思い始める。だとすれば、日本は色々終わっている気がする。
「隣いい?」
そんな事を考えていると、隣から声をかけられた。
「七海じゃん。いいよ」
「やっほー七海」
オムライスが乗っているトレイを持って声をかけてきた黒いショートカットで頭にヘアピンを付けている女生徒は、田沼七海。クラスは違うが、佳歩と優奈の友達だ。
「今日遅かったね?」
「日直だったからね」
「お疲れさま」
「ありがと。それで、何の話していたの?」
少し遅れてきた七海は、2人がしていたであろう話の内容を聞く。
「あー、愚痴になるけどいい?」
「いいよ」
佳歩は1度了承を得てから、七海にも両親の事を話す。
「って感じでさ。ほんと歳考えて欲しいよ」
佳歩はヤケ気味になってうどんをすする。
「七海の方はどうなの?」
そして優奈にしたように、七海にも質問をする。
「あー…うち…うちかぁ…」
すると七海は、どこか遠い目をしてオムライスを食べて、話し出す。
「うちのパパとママはね、どっちかっていうと佳歩と同じ感じ。でも多分、佳歩の家より酷い」
「え?」
「今でも行ってきますのキスはするし、お帰りのハグはするし、あーんだってするし、膝枕もする。それに偶に一緒にお風呂にだって入るね。ははは…」
「……何かごめん」
想像以上の答えが返ってきて、佳歩はつい謝る。確かに佳歩の同じような感じだが、流石に佳歩の家はそこまでじゃない。
「でもさ、正直あれに比べると何てことないよ」
「「え?」」
だが、どうももっと酷い何かがあるらしい。
「だってさぁ、私、中学生でもう叔母さんだよ?これ以上に酷い事ある?」
「「あ…」」
そう。実は七海には、既に甥っ子がいる。彼女には少し歳の離れた兄がいるのだが、その兄が高校在学中に付き合っていた彼女と一線を超えてしまい、そのまま妊娠。結果として、七海は既に甥っ子のいる叔母となってしまっているのだ。
尚、この妊娠事件は七海の父方の家の運命とか言われている。彼女の父も、祖父も、そして曾祖父も全員が高校在学中に付き合っていた彼女を妊娠させている。そして恐らく、甥っ子もその運命を辿るだろう。
「そう考えるとさぁ、別に両親がイチャイチャするくらいなんてことないよねー。好きなだけすればいいんじゃない?小さい悩みだってこんなの」
「「……」」
何も言えなくなる2人。流石にこれは酷い。だってもしかすると、七海だってそうなるかもしれない。そう思うと、両親が歳も考えずイチャつくくらい何てことないだろう。
「……今日の帰り、パフェ食べに行く?」
「そうだねぇ。行こ?」
「うん行くー」
そして3人は、学校の帰りにパフェを食べに行く事にした。女の子は、甘い物を食べると幸せになれるのだ。例えそれが一時のものだとしても、食べずにはいられない。
「少し遅くなっちゃった…」
佳歩は優奈と七海の2人とパフェを食べて帰路についていた。しかし、ついおしゃべりに夢中になってしまい、何時もより遅くなってしまった。速く帰らないと、両親が色々とうるさい。特に父親が。
「あ、姉ちゃーーん!!」
その時、後ろから声をかけられた。
「あれ?大和?何であんた今頃帰ってるの?」
佳歩が振り返ると、そこにはランドセルを背負った1人の男の子が佳歩に向かって元気に走ってくる。彼の名前は、白銀大和。佳歩の小学生の弟である。
「さっきまで学校で友達とサッカーやってた」
「いや何時までやってるのよ」
どうやらサッカーで遊んでいたせいで、遅くなったらしい。余談だが、弟の運動神経は間違いなく母親似だと父親は言っている。だって自分に似ていたら、まともに運動なんて出来ないだろうから。
「でも姉ちゃんも遅いじゃん」
「私はもう中学生だからセーフ。あんたはまだ小学生だからアウトよ」
「えー、それ理不尽だって」
また外は明るいが、とっくに夕方だ。流石に小学生が外を出歩いて良い時間とは言いづらい。
「最近物騒なんだから、あんまりそういう事しちゃダメでしょ。帰ったら先ず父さんと母さんに謝りな。一緒に謝ってあげるから」
「はーい…」
何故自分だけそんな扱いなのか不満を募らせるが、どうせ何を言っても未来は変わらないので大人しく従う。弟なんて、姉には逆らえない生き物なのだから。そして2人は、姉弟並んで帰路につく。
「ただいまー」
「ただいまー」
直ぐに自宅へとたどり着き、玄関の扉を開けて中に入る。
「あれ?」
しかし、どうも様子が変だ。何時もなら両親どっちかの声が聞こえてくるというのに、今日は聞こえてこない。
(おっかしーな。父さんも母さんも今日は昼から家にいるって言ってたのに…)
もしかすると、何か用事が出来て出かけたのかもしれない。鍵も掛けずに不用心である。
そう思った時だ。
ガタガタッ!!
「!?」
突然、浴室の方から物音がした。
(な、何今の…?)
聞こえない親の声。そして突然聞こえた謎の物音。そのせいで、急に恐怖心が湧いてくる。
(まさか、泥棒!?)
そして佳歩は、今この家に泥棒がいると考えた。最近見たニュースでも、泥棒の被害が多いとやっていたし、泥棒は浴室から侵入する事が多いという話も聞いた事がある。
何より、佳歩の家は結構裕福なのだ。なんせ父親が社長で、母親は弁護士。2人共、その辺のサラリーマンよりはずっと稼いでいる。おかげで佳歩は、都内の庭付き1戸建ての家に住めているのだ。
「姉ちゃん。どうかした?」
まだそういう考えに至っていない大和が、佳歩に首を傾げながら訪ねる。
「大和、ちょっとここにいて。絶対に動いちゃダメだからね?でももし何かあったら、全力で逃げて」
「え?うん」
佳歩は大和にそう言うと、玄関にあった傘を手に取ってゆっくりと歩きながら浴室に向かう。そして脱衣所へと続く扉に手を掛ける。
(この扉を開けたら即攻撃!この扉を開けたら即攻撃!先手必勝!目だ!目を狙え…!!)
傘を槍のように構え、北海道生まれの漫画家が熊に遭遇した時みたいな事を思いながら、佳歩は意を決して脱衣所の扉を開ける。
「覚悟ーーーー!!」
佳歩が力いっぱい扉を開けるそこには、
肩で息をしている両親が、バスタオルを体に巻いている状態で立っていた。よくみると、顔がほのかに赤い。
「「「…………」」」
3人共、何も話さない。というか話せない。両親は気まずそうに視線を逸らすし、佳歩は2人が浴室で何をやっていたのかを把握したからである。ぶっちゃけ聞きたくない。
「……ナニ、してたの?」
だが億にひとつの可能性で、もしかすると佳歩の勘違いかもしれない。なので一応問いただしてみる。
「だって…」
そして母親である京佳は、気まずそうな顔をして話し出す。
「最近お互い仕事が忙しくてずっとご無沙汰だったし、2人とも帰るのがなんか遅いし、お父さんもお昼からずっと家にいたからつい浮かれちゃって…」
「久しぶりに一緒に風呂にでも入るかって思っていたら、その…辛抱たまらなくなってだな…」
ナニをしていたのかを。
こうなった以上、京佳も御行も言い訳が出来ないと思い、素直に話す。
「……」
佳歩、絶句。同時に絶望。最悪だ。最悪の予想が的中してしまった。というか本気でやめてほしい。もう中学生と小学生の子供がいるのに、3人目を作るなんてしないでほしい。もし本当に3人目が生まれたら、自分はどんな顔してその子に接すればいいかわからないし。
「し、仕方ないだろう…?私だって、女なんだ…」
「そうだ佳歩。俺だって、男なんだ…それに母さん、今でもエロイんだもん…」
何が男と女だ。危うくその現場に遭遇しそうになった自分の気持ちを少しは考えろと佳歩は声を大にして言いたい。あと未だにモジモジしないでほしい。あと実の娘の前で、母親がエロイとか言わないでほしい。超気まずいから。
その話を聞いた佳歩は、決心する。
「私と大和、暫く圭叔母さんの家に泊まるから。じゃ、ごゆっくり」
家出をしようと。
(こんな家いられるかぁ…!!)
思春期真っただ中の中学生に、これはキツイ。佳歩は暫く、両親の顔も見たくないとさえ思う。それくらい、嫌なインパクトがあったからだ。だから家出する。圭叔母さんの家なら、ここから電車で30分だし直ぐに着くだろう。
「大和ー。今から圭叔母さんの家にいくから準備してー」
「え?叔母さんの家いくの?何で?」
「あんたはそういうの考えなくていいから」
「わかったー」
「「本当にすみませんでしたぁぁぁーー!!」」
娘の冷たい目線に耐え切れなくなった2人は、直ぐに謝罪。いくら何でも、少し浮かれ過ぎた。今後はちゃんと、防音がしっかりしている寝室以外ではそういう事をするのはやめようとも決める。だから家出はしないで欲しいと、必死に謝るのだった。
でも結局、佳歩は大和を引き連れ2日程家出をした。本当は1週間くらい行こうと思っていたのだが、圭叔母さんから『それ逆に邪魔者いなくなったおかげで、2人共燃え上がって3人目生まれたりしない?』という嫌な説得力がある言葉を聞いたがために、大急ぎで帰宅したのであった。
尚、佳歩と大和が帰宅した日の夕飯は、2人が大好きなハンバーグだった。
子供の名前は割と適当です。
因みに最初は、お風呂場からスク水姿の両親が出てくる事になっていましたが、流石に無理があるだろうと思ったのでボツに。
次回はしっかり本編書くので、どうかお待ちを。