もしもかぐやに滅茶苦茶強力な恋敵がいたら・・・   作:ゾキラファス

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 ラバウルまで行けたので投稿。今回は前回のお話の白銀会長視点の回です。

 今月の11日で連載して1年。自分でも驚いています。

 そして沢山の感想ありがとうございます。本当に励みになっています。


白銀御行は恥ずかしい

 

 

 秀知院学園高等部生徒会生徒会長、白銀御行。質実剛健、聡明英知。学園模試では常に1位をとり続け、大勢の生徒から畏怖と敬意を集める男子生徒。そんな彼は今、

 

(ぬおおおおおおおおおお!?)

 

 自室の布団の上で悶絶していた。

 

 今日、白銀は誕生日であり、それを京佳に祝われている。手料理を振舞ってもらい、誕生日プレゼントとして腕時計を貰った。勿論京佳だけじゃなくて、かぐやと石上からも祝われているのだが、今は置いておく。

 

 そして夕食後、京佳を駅まで送る時、別れ際に京佳からキスをされたのだ。

 

 キスされた後、白銀は自宅への帰路についたのだが、その間の記憶が殆ど無い。気が付いたら自宅へと着いていたという感じだ。その後風呂に入り、何時もの様に勉強をしようとしていたのだが、そこで白銀は思い出してしまった。

 

 京佳にキスされた感触を。

 

 それを思い出してからはもうダメだった。勉強は全く集中できないし、気晴らしにスマホをいじってみたがそれもダメ。ならばと外に出て自宅のアパートの周りを何回か走ってみたが、それでもダメだった。何をやっても、キスをされたという事実を薄れさせる事など出来なかった。

 そしてもう寝ようと思い布団に入ったが、これが中々寝付けない。何も考えずに寝ようとしても、羊を数えても、頭の中でこの前石上に借りて読んだ漫画の内容を思い返しても、キスされた感触を何度も思い出してしまうのだ。何度も何度もループする様に思い出す温かくて柔らかい感触。思春期真っただ中でムッツリな白銀にこれは特大の特攻である。

 

 結果として、悶絶しているのが今の白銀だ。

 

(めっちゃ柔らかかった…マジでめっちゃ柔らかかった…)

 

 無意識に手でキスされた右頬を撫でてキスされた感触を思い出す。そして悶絶し、これではいけないと思い再び眠ろうとする。しかし眠れずまた無意識に頬を撫でる。もうかれこれ1時間はこの繰り返しである。

 尚、同じ部屋で寝ている圭は既に夢の中だ。最近、耳栓を買ったおかげだろう。

 

(えぇい!くそ!眠れん!全く眠れん!!)

 

 結局この日の夜、白銀は碌に眠る事など出来ずに朝を迎えた。

 

 

 

 

 

 翌日、白銀はいつもより酷い顔で学校に登校。途中、クラスメイトがあいさつをしてきたりしていたが、それらに返事を返す気力も無い。というか眠い。正直今日はこのまま休んで家で寝たい気分でいっぱいだ。保健室でもいい。

 

(くそ、最悪だ…これでは生徒会長としての威厳も無くなりかねない…いや、自業自得なんだけどさ)

 

 寝不足の原因は、自分がキスされた感触を何度も思い出した事にある。もっと屈強な精神をもっていれば、これくらいなんともなかったかもそれないが、生憎白銀の精神はそういった事に関してはそこまで強く無い。

 

(でも、本当に柔らかかったよなぁ…キスってあんな感じなのか…)

 

 一晩経っても、キスの余韻に浸る白銀。突然のキスだったし、何より白銀にとっては頬にとは言え、初めてのキスだったのでその衝撃は大きい。しかしここで白銀にある疑問が浮かぶ。

 

(そういえば、何で立花は、俺にキスしてきたんだ…?)

 

 どうして京佳がキスをしてきたのかというものだ。今まで京佳のキスの感触しか頭の中に無かったが、よくよく考えてみればおかしい事である。白銀からしてみれば、友人がいきなりキスをしてきたのだからそう思うのも当然だろう。

 

(女子が男子にキスをするというは普通に考えれば特別な意味がある)

 

 思案する白銀。キスというのは、一種の愛情表現で『愛している』という表れだ。親が子供にするように、そして恋人がするように。

 

(つまり、それだと…)

 

 白銀にある考えが浮かぶ。

 

 それは、京佳が自分に特別な感情を向けているのではないかというものだ。

 

(いやいやいや落ち着け落ち着け。先ずは冷静になるんだ。何かの罠かもしれんし)

 

 しかし白銀は、そう簡単にそういう結論に行かない。これは普段かぐやと恋愛頭脳戦(笑)をやっているおかげで、何か裏があるのではと考えてしまうせいである。京佳に非は全くない。

 

(先ずは、何故立花がキスをしたのかをいくつかの仮説を立てて考えよう)

 

 そして白銀は授業を受けながら別の事にも頭を使う様にした。

 

 

 

『仮説1、欧米のように別れのあいさつとしてキスをしただけ』

 

 日本では全く馴染みが無いが、欧米ではあいさつとしてキスをする事がある。俗にいうチークキスだ。久しぶりに会った家族に、街中で偶然会った友人に、思わぬところで会った職場の同僚に。

 そして別れ際にも『また会いましょう』という意味を込めて再びする。故に京佳もそういう意味で白銀にキスをしただけという可能性を考えてみた。

 

(だが、立花は生まれも育ちも日本だ。親戚に海外出身の人がいるという話も聞いた事が無い。それに仮にあれがチークキスとしても、今まで1度もしたことが無い。この説はないか)

 

 白銀が思う通り、京佳は今まで1度もチークキスをした事が無い。故にこの可能性は否定する。

 

『仮説2、いたずらの一環でキスをした』

 

 時に女子は男子に少々過激ないたずらをする。男子に態と体を密着させてくる女子や態とスカートを捲り上げて下着を見せようとしてくる女子などがいるにはいる。そして京佳も、そういったいたずらをしたのではないかと白銀は考える。

 

(いや自分で考えておいてあれだが、無いな。立花はそんな事しないだろう。と言うか四宮や藤原でも無理だ。そんな女子は都市伝説だと石上も言っていたしな)

 

 しかしまたしても、白銀は自分で考えたその考えを否定する。そもそもそのようなはしたない女子など本当にいるかどうかさえ怪しい。仮にいたとしても、自分が遭遇する事など無いと結論付ける。

 因みにだが、京佳は1学期に白銀を誘惑する為そのようなはしたない事をしているのだが、白銀はその時の1件を必死の努力で忘れている。最も、稀に思い出す事はあるが。

 

『仮説3、白昼夢を見ていた』

 

 この仮説はかなりでたらめである。要するに、昨日体験したあれは全部白昼夢で、実際に京佳はキスなどしていないと言うものだ。実際白銀は、昨日京佳を駅近くまで送ってから家に帰るまでの間、記憶がかなり曖昧である。そこから、あれは自分が白昼夢で見た幻だったのではないかと思うようになった。

 

(これかなり無理あるよな。そもそも白昼夢事態存在がデタラメだし。つーかあれって本当に実在すんのか?)

 

 しかしこの可能性も否定する。そもそも白昼夢自体、空想上のもの扱いだ。創作上ではよく見かけるが、実体験など怪しげなオカルト番組に出演している自称体験者の話くらいしかない。そんなものに自分が遭遇したとは考えづらい。よってこの可能性も捨てた。

 

(だとすると残るは…)

 

 そして白銀は、もう1つある仮説を思い浮かべる。それは真っ先に思い浮かぶ仮説だったが、真っ先にそれを否定していた。

 

(だって、なぁ…?)

 

 それをもし認めてしまえば、今後京佳と少し顔を合わせづらくなるかもしれない。何故ならその仮説とは、

 

『仮説4、自分に好意があったのでキスをした』

 

 というものなのだから。

 

(いや、あるのか?そんな事が?)

 

 白銀は思い返すように考える。白銀にとって、京佳は大事な友人だ。秀知院に入学して間もない頃、白銀はこの学校が好きでは無かった。何処を見ても金持ちや政治家や芸能人の子供ばかり。皆が皆、そのことを自慢している訳では無いのだが、普通の家庭出身の白銀には居心地が悪かった。だから昼休みになった瞬間、白銀は教室を出てどこか1人で昼食を取ろうとしていたのだ。

 そしてその時偶々出会ったのが京佳である。それがきっかけとなり、白銀は秀知院に来て初めて友達が出来たのだ。

 

(だがもしそうなら、俺はどうすればいいんだ?)

 

 再び考える白銀。先程も言った通り、白銀にとって京佳は大事な友人である。もしそんな彼女が、自分に好意を持っているとすれば、どう答えるのが正解なのだろうかと悩む。

 

(本当にそうだった場合、嬉しいとは思う。だが…)

 

 本人は色々あって認めないが、白銀はかぐやに好意を向けている。そんな彼が好意を向けている人とは別の女性から行為を向けられた場合、どうすればいいのかわからない。恋愛偏差値が低いから。

 

(いやいや!そもそもまだそうだと決まった訳じゃない!先ずはどうしてキスをしたのか真相を知らないとダメだ!そもそももしこれが別にそういう意味じゃ無かった場合、ただ俺が恥ずかしいだけだし!)

 

 色々考えた白銀だったが、結局全ては仮説にすぎない為、それらの考えを頭の隅に追いやった。問題の先送りとも言うが。そしてその後、授業をちゃんと受けてはいたのだが、昨日碌に眠っていないのがたたり強烈な睡魔に襲われ始める。生徒会長が授業中に寝るなどあってはいけない為、白銀は舌を噛んだり腕をつねったり息を止めたりして耐え抜いた。

 だが流石に昼休みは生徒会室で少しだけ仮眠を取った。

 

 

 

 放課後。

 白銀は一足先に生徒会室に来ていた。その胸にはある思いがある。

 

(もうこうなったら、立花に直接聞くしかない)

 

 それは京佳に、昨日のキスについて聞くという思いだ。白銀はあれからも様々な仮説を考えてはみたが、結局どれも当たりとは思えず、京佳に聞く事にしたのである。

 

(しかし、聞いたところで答えてくれるのか?だって、キスだぞ?)

 

 勿論不安もある。普通『どうして私にキスをしたのですか?』と聞いて答えてくれる人がいるんだろうか。英語の例文じゃあるまし、答えてくれるとは思えない。

 

(だが、このままではいつまでたってもモヤモヤしたまま過ごすことになる。何とかして聞き出さないと)

 

 しかし、これでは下手をすると日常生活に支障が出るかもしれない為、白銀は多少の恥を捨ててでも聞こうとしていた。

 

(1度整理しよう。先ず昨日立花は俺の誕生日を祝ってくれて手料理を振舞ってくれた。そして俺が立花を駅まで送ろうとした時に途中で小さな公園によってそこで腕時計をプレゼントされた)

 

 白銀は自分の左手首にしている青い腕時計に視線を落とす。シンプルなデザインでとても見やすい。しかもソーラー充電式なので電池の交換も必要ない。

 

(でもこれ、本当にいいよな。今まで腕時計なんてしなかったが、今日付けてみただけでも便利という事がよくわかった。いちいちスマホを出して時間を確認する必要もないし)

 

 白銀はかなり多忙な生活を送っている。そのせいでよく時間を確認する癖がついた。今までならスマホや教室や部屋の時計で確認していたが、今は違う。京佳にプレゼントされた腕時計のおかげで、いつでも直ぐに時間を確認できるようになったからだ。

 

(立花の言っていた通り自転車に乗りながら時間も確認できるし、本当に良いプレゼントを貰ったな…ってそうじゃないそうじゃない。その後だよ)

 

 プレゼントを貰った事を思い出して歓喜していた白銀だが今考えるのはそれではないとして再び頭を切り変える。

 

(腕時計を貰った後だ。その後に立花が俺に目をつぶってと言い出して、そしてその後…)

 

 思い出すのはキスの感触。柔らかくて、温かくて、どこか良い匂いがしたあの感触。

 

(あ、ヤバイ。また頭がぼーっとしてきた。ってか顔が熱い!そうだ!四宮に貰った扇子を…!)

 

 白銀は鞄から扇子を取り出して顔を仰ぐ。しかし、あまり涼しいとは言えない。

 

(扇子を使っている経緯があれだが、すまん四宮)

 

 白銀は心の中でかぐやに謝る。

 

「失礼しまーす!」

 

「失礼します」

 

「ああ」

 

 丁度その時、かぐやと藤原が生徒会室に入ってきた。

 

(とりあえず、昨日の事は絶対に四宮や藤原には知られない様にしないとな。もし知られたら面倒臭いどころじゃ無い)

 

 少なくともかぐやに知られる訳にはいかないだろう。下手すると白銀が刺されるかもしれない。

 

 その後、藤原が質問をしたり石上が白ランと眼鏡が似合うとか言っていたが、白銀はそれら全てを流すように受け答えをする。今の白銀は、昨日の事を知られる訳にはいかないのだ。というか誕生日の話自体今はやりたくない。思い出してしまうから。

 

「そういえば会長。確か立花さんにも誕生日を祝われたと言ってましたがそうなんですか?」

 

 そんな白銀の内情など知らないかぐやがストレートな質問をしてきた。

 

(やっぱり聞くよな!?普通聞くよな!?俺だって立場が逆なら聞くし!でも、答えられない!昨日キスされたなんて絶対に答えられない!!)

 

この時白銀は、内臓以外すべての動きを止めた。何があっても昨日キスされた事を知られたくはないという思いからである。

 

(仕方ない…腕時計を貰った事だけ言おう。嘘は言っていないし)

 

「…………あーっとだな、立花からは」

 

「すまない遅れた。ところで藤原が校庭を全力疾走していたんだが、もしかして陸上部にでも入部したのか?」

 

 腕時計の事を話そうとした時、京佳がやってきた。

 

「…!?」

 

 一瞬だけ京佳を視界に入れた白銀だったが、すぐに顔を反らす。その理由は単純で、京佳の顔を見れる気がしないのだ。

 

(ヤバイ!無理だ!今この状態で立花の顔を見るなんて絶対に無理だ!思い出す!絶っっっ対に思い出す!さっきより明確に思い出す!!)

 

 白銀慌てる。

 先程まで昨日の事を思い出すだけで悶絶しそうになっていたが、ここのその原因である京佳がきてしまえば先程とは比べ程にならないくらい明確に思い出してしまう。

 

(兎に角!立花とは目線を合わせない様にしよう!そうすればまだ何とかなる筈!)

 

 白銀は今日は徹底的に京佳の顔を見ない事にした。そうすることで何とか今日1日乗り切ろうという作戦である。

 

「そうだ白銀。さっき学園長に会ってこの資料を渡して欲しいと頼まれたんだ。はい」

 

(あのクソじじぃーー!?タイミング悪すぎだろ!)

 

 だが直ぐにその作戦は失敗しそうになりそうだ。京佳が学園長から貰ったと言う資料を白銀に渡そうと近づいてくる。

 

「お、お、おう!そうか!そ、そ、そこにおいてくれ!」

 

 京佳の顔を見ずにそう言う白銀。しかしその声に何時もの冷静さは皆無だ。

 

「どうした白銀?」

 

 京佳が再び白銀に近づいてくる。顔を反らしている白銀だったが、ここでミスをしてしまう。反らした目線の先に窓ガラスがあり、そしてそこに京佳の顔が写ってしまった。

 

(あ…)

 

 白銀は見て固まりそうになった。。まるでゴルゴーンに睨まれたギリシャの戦士である。そして瞬間、白銀は京佳に対して様々な事を思う。

 

(あのキス、めっちゃ柔らかったよな…そりゃ人の唇なんて固い人はそういないけどあれは本当に柔らかかった。それに温かかった。あーいうのを人肌っていうのか?なんというか心地良い温かさだったし。しかも良い匂いもした。あれは立花の髪の匂いか?圭ちゃんとは違うシャンプー使ったりしているのだろうか?しかしこうして見ると立花ってやっぱ美人だよな。そりゃ眼帯しているから人相が悪いっていう奴もいるけど少なくとも俺はそう思わん。むしろかっこいいと思うし。こんな人をイケメン女子とか言うんだろう。身長も高いから女子人気もあるし、本当にそう言われているかもしれん。でも前に偶々見ちゃったが、意外と子供っぽい下着を履いているんだよな。立花はてっきり黒のエロイやつとか履いてるイメージだったが、まさかいちご柄なんて。ちょっとそういうの良いよな。あれが俗に言うギャップって奴か。石上が言っていた事が理解出来たよ。そういや、多くの男子は自分より身長の高い女子とは付き合いたくないという話を聞いた事があるが俺はそんなの気にしないな。周りがどうとかじゃなくて自分と相手がどう思っているかが大事だし。それにしてもスタイル良いなぁ。四宮や藤原とは全く違うタイプの体型だ。出るとこ出ていて引っ込む所は引っ込んでいる。もしモデルデビューとかしたら間違いなく人気モデルになるだろうな。そしたら水着撮影とかもあるだろう。そしてその写真が青年誌の表紙とかを飾ったらその週の青年誌は間違いなく爆売れするな。こんな美人の水着写真なんて売れない訳が無い。これで家事も一通りこなせるとか最高だよな。昨日食べた料理はどれも凄く美味かったし。本当に立花は良い嫁さんになるだろうな。立花と結婚できる男は幸せだろう。でも世の中には善人だけじゃない。立花の身体目当ての奴だっているかもしれない。もしそんな奴がいたら何としてでもとっちめるな。いや、それならもういっそ俺が…)

 

 この間、僅か0.5秒である。

 

(お、俺は今何て事を!?)

 

 白銀、正気に戻る。0.5秒という僅かな間にかなり気持ち悪い事を考えていた。

 

「あーーー!そうだった!俺今日は中等部へ用事があったんだった!悪いが今から行ってくる!!じゃあな!!」

 

「え!?会長!?」

 

 そして白銀は逃走を選んだ。このままではマズイ。本当にマズイ。今は京佳から距離を取らないといけない。その思い故の行動である。背後からかぐやが声をかけるが今は気にしない。というか気にできない。

 

 そして白銀は足早にその場から去って行った。

 

 

 

 

 

「はぁはぁ…」

 

 白銀は高等部の屋上に来ていた。そして周りに誰も居ないのを確認すると、屋上に設置しているフェンスに寄りかかる。

 

「俺って、こんなにチョロイ人間だったのか?」

 

 割とそうだと思うが、白銀にとっては結構ショックな出来事である。いくら初めてキスをされからと言っても、あの反応は無い。まるで思春期の中学生である。

 

「はぁ。ほんと、俺はどうすればいいんだ?」

 

 その呟きに反応してくれる人は存在しない。

 

 結局、白銀は皆が帰ったのを確認してから生徒会室に戻るのだった。

 

 そして何故か生徒会室の机の上に小さな花束とコンビニおにぎりが置いてあるのをみて気味悪がった。

 

 

 




 自分で書いた最後の方の長文台詞読み返して思った事「気持ち悪…」

 相も変わらずノリと勢いで書いてますが次回も頑張ります。

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