「ほらぁ楽郎くぅんこれ美味しいからさあーんしてあげるから口を開きなよォ」
「断る。なんか変なの入れられそうで怖いわ」
「挿れられるのはどっちかというと楽郎君じゃなくて私n「やっぱり美味そうだから食わせてくれ!出来るだけ早く!」も〜正直じゃないんだから〜」
「どうしてこうなったんだ…」
俺がどうしてディプスロこと彬茅紗音とカフェで仲良く(?)デートしているかと言うと話は1週間前に遡る
~~~1週間前新大陸にて~~~
「サンラクくぅん君さぁこの前のJGEに行ってたでしょ」
「え!?」
「なんならスワローズネスト社の新作ゲームで初見ハイスコア叩き出してたでしょ」
「貴様!それをどこで知った!」
「そのセリフをリアルで聞くことになるのは予想外だったなぁ〜」
ありえない!あの場に知り合いは旅狼のメンツしかいなかったはず…それにアイツの性格上見つけたら確実に接触してくるはずだ…!
「いやね、見つけたから声掛けに行こうと思ったんだけどね、お父さんの仕事の手伝いで行けなかったんだよねぇ〜」
「そ、そうか…(それぐらいならまだバレても問題はな…)」
「代わりに君のお家を知ることが出来たんだけどね♡」
「最悪だ!なんで!どうして?どうやって!?」
「単純に君のことを尾行した♡」
「こっわ!まじ怖!」
「ふふふふふふふなんなら明日会いに行ってあげるよ♡」
「もう疲れたから落ちるわ…」
俺はこの時に気がつくべきだった。こいつに家を知られることのヤバさを、こいつの実行力の凄さを、こいつの不気味な笑みの正体を…
~~~翌朝~~~
「ふわぁ…よく寝たな俺、もう11時か久々に長く寝たな」
ガヤガヤ…
家が妙に騒がしい誰か来客が来ているのだろうか?
まあいいかさっさと降りよーっと
「お兄ちゃん起きるのが遅い!」
「んぁ?なんかあったのか?」
「お兄ちゃんにお客様だよ!それも超VIPの!」
俺に客?んー思いつかない
「聞き間違いじゃないのか?」
「そんな訳ないでしょ!陽務楽郎君に会いに来ましたって言ってたよ!それに昨日の夜も一緒にいたんだって!?」
「は?昨日の夜はシャンフロを…」
『会いに行ってあげるよ♡』
…まさか!!
ドタドタドタドタ!!!
「あ、おはよう楽郎君。よく眠れたかな?」
そこには目を疑うほどの絶世の美女がいた。まるで絵画から出てきたかのような美しさだった、星空のようであり滑らかな絹のような髪に全てを飲み込むような黒の瞳、シミ一つない白い肌とても整ったプロポーション、まさに完璧な女性と言える…がこの声を俺は知っている、サンラクは知っている
こいつは…ディプスロだ!
「あ、少し2人で楽郎君とお話がしたいのでお部屋に行っても大丈夫ですか?」
「あ、それくらいならもう好きなだけどうぞ!後でお茶菓子などをお持ちしますね!」
「ちょ母さん!俺の意見を「そんなものに興味はない」…」
家族の絆は儚い…
~~~楽郎ルームにて~~~
「初めまして楽郎くぅん♡」
「これなんて悪夢?」
「とりあえず自己紹介をするね、私の名前は彬茅紗音、紗音ちゃん♡って呼んでね」
「クソ凸野郎って呼ぶわ」
「酷いねぇまあ会えて嬉しいよサ・ン・ラ・ク君♡」
「会えて絶望してるよディプスロ」
「私と会えた感想はどうだァい」
「最悪」
「即答しましたかぁ、でも恥ずかしがらなくてもいいんだよォ私の美貌に見とれてたもんねぇ楽郎君♡」
っ!こいついつ気が付きやがったんだ…!
「そりゃぁあんなに見つめられたらねぇ〜」
「人のモノローグを読んでるんじゃねぇ!」
人の心を読めるとか化物かよ…
「私は君と仲良くしたいだけだよォ」
「信用できないことこの上ないんだよなぁ」
「本当だよ、楽郎君。君なら私の口調でわかるでしょ?」
…確かにこの口調はスペクリ時代ディプスロ、ナッツクラッカーが見せた素と同じトーンで口調でおんなじだからなぁ…疑うのはなぁ
「はぁ…信じるよ…」
「やった!ならさ、来週って空いてる?」
「空いてるけどさぁ…それがどうしたんだ?」
「デートしようよ、2人でさ」
「は?まじで言ってる?」
「マジのマジだよ〜いいカフェ見つけたんだよね〜」
「はぁ…いいけどさぁ…」
「ホント!約束破ったら…わかるよね♡」
「ヒェ…」
「そんなに怖がらなくてもいいんだよぉ…」
「怖がるなっていう方が難しいだろうが…」
「うふふふふふふ、それじゃあ私はやること終えたしそろそろ帰るとするかねぇ〜」
「なら下まで送って行く」
…ガチャ!ドタッ
コイツ聞き耳立てやがったな…
「お前そこで何してんだぁ…」
「でもだってさぁ、あの冴えないお兄ちゃんがこんな美人さんと知り合いとかありえないから気になるに決まってるじゃん!」
「だからってお前…」
「気にしないでいいよ、ね?楽郎君」
「2人で何を話してたんですか!?」
「おいコラ瑠美!いくらなんでも初対面の人にそんなことを」
「別に大丈夫だよ、楽郎君。さっきの質問だけどデートの約束をしてたんだよ」
「ほんとうですか!?」
「おい!なんでそれをばらすんだよ!」
「だってぇ、やましいことしてる訳じゃないしぃもしかしてぇ、私になにかやらしいことでもしようとしたのかなぁ!?大歓迎だよ!」
「だぁー!もう、お前は1回黙ってろ!違うんだ瑠美、決してそういうことをする訳ではなく…」
ダッ
ガシッ
「…お兄ちゃん手を離してくれないかな?私には用事があるの」
「内容によっては離してやる」
「…お父さーん!お母さーん!お兄ちゃんがおとなの階段登っちゃったァ!」
「瑠美ィ!」
「あははははは!ほんとに楽郎君の家族は面白いねぇ!」
「そんなこと言ってる場合じゃねぇ!誤解解くのに手伝えやぁ!」
~~~その頃斎賀玲は~~~
「…ハッ!ライバルが生まれた予感!」
謎の第六感が働いていたという…
…まずは投稿遅れて申し訳ありませんでした!リアル事情が重なり遅くなってました…これからは投稿ペースを上げていくのでよろしくお願いします!