もしかしたらあったかもしれない世界   作:究極の猫愛好家

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完全カオス!あったら面白そうだなぁと思った話!
最早なんでもありのミラクルワールド!
読者の皆様の要望があったらヒロインが増えるかも!?
鰹はハーレムに入ります!何故って?受けだからだよ( ^ω^ )
基本的に旅狼は全員知り合いで隠岐紅音は瑠美と知り合い設定です☆


ありえたかもしれないハーレム

~~~楽郎side~~~

 

いつの間にこうなったんだろう。今日はただのオフ会だったはずなのに…てか何時から詰んでたんだ?

この包囲網逃げ切るってほぼほぼ無理なんじゃないか?いや!諦めなければどこかに手があるはずっ!

 

ポンッ

「急になんだよ慧、肩に手を置いて…ハッま、まさか貴様もあのグループに!?クソっ!遂に魔境に染まったか貴様!」

 

「おい待てその想像をやめろ。染まってないし。まあ多分どうすれば逃げ切れるか考えてそうだから優しいアドバイスな」

 

「まじで!?早く教えろ!今度発売する女装写真集クラスメイトにステマしておくから!」

 

「やっぱり話すのやめようかなぁ」

 

「心の底からごめんなさい」

 

「まぁいいだろう。とりあえずアドバイスってのは逃げ切るなんて諦めた方がいいぞ」

 

「なんでだよ!なんで諦めるんだよ!」

 

「まぁ現実的な問題で相手側にあの斎賀家と竜宮院家がいる」

 

「…いや!それぐらいならまだどうにか!」

 

「それに追加で恋する乙女モードになったアイツらがお前が逃げるって言うのを認めると思うか?」

 

「…………………」

 

「諦めた方が楽になるぞ」

 

後に知ったのだがこの混沌が生まれたのはこの日よりつい数日前だったという…

 

 

~~~数日前~~~

 

【陽務楽郎ハーレムの会!】

京極:え?なにこのグループ…

 

玲:このグループ名はなんですか

 

京極:楽郎の?

 

紅音:はーれむ?とはなんの事ですか?

 

慧:ちょっと待って?

 

永遠:集まったね!花の乙女たちよ!皆に提案があるからこのグループチャットを作ったのだ!

 

慧:ちょっと待って?

 

永遠:話を遮るなんて珍しいねどうしたの?

 

慧:まずグループ名と僕がここに入れられてる理由教えてくれない?

 

永遠:そりゃぁここにいるメンバーは全員少なからずサンラク君に好意を抱いているということ。カッツォ君は…受けだから?

 

慧:理由になってないよね?てか僕は普通に女の子が好きなんだけど?というか何故わざわざグループを作った?

 

永遠:いやね?最初は作る予定もなかったんだけどさ、躊躇いなく告白した人がいてねぇ

 

紅音:それ多分私ですね!瑠美ちゃんの目の前で告白しました!

 

玲:それどういうことですか

 

京極:まって玲から殺気放たれてない?大丈夫?

 

慧:さすが光属性

 

永遠:このままだと紅音ちゃんに楽郎君堕とされそうだし、それはそれで悔しいしクランが気まずくなるからならハーレム作ってみんなで幸せになった方がいいのかなぁって

 

紅音:私はいいと思います!みんなで仲良く好きな人といられるのはとてもいい事だと思います!

 

京極:僕もいいと思うよー。僕も楽郎は結構好きだからね

 

玲:た、確かに誰かに抜け駆けされて失恋するよりはみんなで囲んで逃げれないようにした方が確実ですしね…

 

慧:あれ?結局僕の意見ガン無視?嘘でしょ?

 

永遠:別に参加しなくてもいいけど手伝いくらいはしてもらうよ?断ってもいいし別に楽郎君本人にこの話してもいいけど…女装写真集の話進めるしここのメンツを見直した上で発言してね?

 

慧:全力でお手伝いさせていただきます!ですから何卒!何卒ご勘弁を!

 

永遠:そんなに手伝いたいならしょうがないなぁ〜

 

京極:鬼かな…?

 

玲:とりあえずどうやって楽郎くんに意識して貰えるようにしますか?

 

紅音:私は告白してるので多分もう意識されてますから…いっそ素直に楽郎君のハーレムを作りたいです!というのはどうでしょう?

 

永遠:それは結構難易度高くない?

 

京極:いや、でも僕は結構いい案だと思うよ?玲を見てもらえばわかるけど消極的ってのもあるけど中学時代から好きで最近に至っては一緒に登校とかGH-Cとかにも一緒に行ってるのにほぼ気がついて貰えないんだよ?

 

玲:。。。(lll __ __)バタッ

 

慧:京極ちゃんステイ玲さん瀕死だから

 

永遠:とりあえずカッツォ君は楽郎君をオフ会に誘っといてくれる?

 

慧:了解

 

~~~~~~~~~~

 

件名:オフ会開催

差出人:魚臣慧

宛先:陽務楽郎

本文:永遠がオフ会開くってよ〜他にも何人か呼ぶみたい。ちなみに来ないと…察した方がいい。場所はお前ん家だってよ

 

~~~~~~~~~~~

 

~~~楽郎side~~~

 

「え?俺に拒否権無いの?なぁ瑠美お前最近天音永遠から連絡来たりした?」

 

「うん来たよー。なんかお兄ちゃんの部屋をオフ会で使いたいんだけど大丈夫かな?ってもちろんOKしといたよ☆」

 

コイツ永遠と連絡先交換してからどんどん邪教徒として染まってきてるな…まあ諦めるか

 

「決まっちまったもんはしょうがない。とりあえず玲さんが待ってるみたいだから行ってくるわ」

 

「行ってらっしゃいお兄ちゃん」

 

~~~数分後~~~

 

「なぁおいクラスメイト諸君よ、朝一で何もしてない少年を捕まえるのは些かどうかと思うぞ?」

 

「うるさいぞ陽務二等兵。貴様に発言権は与えられていない!では雑ピ曹長、陽務二等兵の罪状を読み上げるのだ」

 

「おいなんで俺が雑ピより階級が下なんだよふざけんな」

 

「それは別にいいだろぉ!?えーゴホン陽務二等兵、貴様は読モをやっている妹がいるな?」

 

「毎度言うがお前らごときがうちの妹に釣り合うと思うな。人生リセマラして出直してこい」

 

「そこまで言わなくてもいいだろぉ!?ま、まあいい、その読モの妹にとても可愛らしい友達がいると聞いた!その子を紹介すれば許してやろう」

 

「そうかそうか、皆の者!奴を捕まえるのだ!!」

 

「おい待て!またこの展開か!?ふざけんな!!」

 

「そういえばお前たまに授業中に変なメモ帳になんか書いてるよな?読ませていただきます☆」

 

「おい!まて!話し合おう!話せばわかる!」

 

「問答無用!」

 

その日1人の青年の心がまたもや折れたという…

 

~~~放課後~~~

 

「ねぇ玲さんちょっといい?」

 

「あ、楽郎君。お疲れ様です。今日はお世話になります」

 

「あ、玲さんも来るの?良かったぁ知り合いが1人でも多ければありがたいからね。このまま俺の家に行こうよ」

 

「あ、はい!そうしましょう!」

 

「ところで玲さんは他に誰が来るか聞いてる?」

 

「オイカッツォさん、アーサーペンシルゴンさん、秋津茜さん、京極ちゃんだったと思います。」

 

「京極以外は顔見知りかぁ安心」

 

「?秋津茜さんとはどのように?」

 

「あぁ、知らないか。うちの妹、陽務瑠美って言うんだけど秋津茜と友達なんだよねそれ経由でさ…っともう着いたよほら上がっちゃおう」

 

「は、はいお邪魔します…」

 

「あ、おかえりお兄ちゃん!もう他の人は揃ってるよ?早く行ってね?」

 

「んじゃ行こうか」

 

「…はい」

 

「「「「いらっしゃい!!!!」」」」

 

「いや俺の部屋なんだが?」

 

「まあまあそう言わず座りなよ」

 

「お、おう」

 

そりゃ座るけど何故そこまでコイツら警戒してるんだ?

…ガチャ

 

「おい待て」

 

「な、何?」

 

「なんでそこの推定京極は鍵を閉めた?」

 

「あ、初めまして楽郎。京アルティメットこと龍宮院京極だよ。よろしくネ」

 

「あ、うん。よろしくじゃなくてね?」

 

「は?なに?僕とよろしくしたくないってこと?天誅するよ?」

 

「わぁほんとに本人だァじゃなくて!なんで鍵を閉めた!?そしてなんで紅音は躊躇いなく俺の手を縄で縛ってるんだ!?おい!」

 

「いやぁ逃げられると困りますからね( ´>▽<` )ゞ」

 

「あ、ちなみに私の入れ知恵ではないよ?紅音ちゃんが率先してやってる」

 

「お前さすがに光属性を濁らせるのはやめろ?」

 

「1番の危険人物がほざきよる」

 

「で、俺の部屋の鍵を閉め俺の手を縛った理由について聞こうじゃないか」

 

「えーそんなに気になるのぉ?」

 

「あ、結構です」

 

「聞かせてあげよう!」

ただの強制イベントだこれ

「実は私たち全員君、陽務楽郎君の事が好きです!」

 

………………………………………は?

「あ、ヤバい意識が宇宙に飛んでる」

 

「…はっ!いや待て!紅音なら分かる!この間告白されたからな。でもえ?いや、んー?まじ?」

 

「マジのマジだよ楽郎。僕達は君が好きなんだ」

 

「え、でもそれって…クランが潰れるよね?」

 

「まあまあ落ち着きなって〜急いては事を仕損じるって言うでしょ?」

 

いやコレクランが潰れるの確定してるでしょだってこれ1人と付き合ったらそれ以外の人とは結ばれないってことd「だから楽郎君には私たち全員と付き合ってもらいたいんだよね」…………は?

 

「何言っとんの?」

 

「だから〜私たち全員で楽郎君のハーレムを作ろうと思ってるんだよね」

 

「ハーレムってあのハーレム?」

 

「YESハーレム!」

 

「…………」

 

「いい考えだと思いませんか?それとも楽郎君は私達のことが嫌いですか…?」

 

「いや、待ってくれ…少し落ち着かせてくれ…」

 

「なにも別に今すぐ答えが欲しいってことじゃないのさ。再来週。もう一度集まるからその時までに答えを教えて欲しいの。お願いね?」

 

~~~冒頭に戻る~~~

 

「なぁサンラク」

 

「なんだよ」

 

「一応お前に言っておくが…アイツら多分外堀埋めてくると思うぞ?」

 

「だよなぁ…まあ後のことはあとの俺に任せるわ…」

 

~~~斎賀玲の場合~~~

「あれ?どうしたの玲?随分ご機嫌だけど」

 

「そうですよ?分かりますよね!実は私陽務楽郎君の事が好きなんですけど他にも楽郎君を好きな人がいっぱいるのでハーレムを作ることにしたんですよ!」

 

『は?』

 

その日学校は騒然となったという

 

~~~とあるカリスマモデルのSNS~~~

『私好きな男の子が居てその子のハーレムを作ることにしたよ☆』

 

RT35246 イイネ54213

 

その人物は何者か、という話題が一気に立ち炎上もしかけたが何故か一瞬で鎮火したという

 

~~~とある美少女剣士の場合~~~

 

「あ、お兄様私好きな人のハーレムに入るから転校と一人暮らし始めるね?」

 

「??????へ?」

 

卒倒したという

 

~~~某光属性の場合~~~

 

「なんで最近校内がお通夜モードなのか瑠美ちゃん分かりますか?」

 

「それは我が校のアイドルが告白をしちゃったからよ」

 

「そうなんですか?そんなことがあったなんて…あ、そうだ私ついに好きな人のためのハーレムに参加するんです!楽しみ!!」

 

『え゛』

 

決起集会が起こったそうな




さて。個人的には満足です!この後がどうなるかはお楽しみに!

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