インフィニット・ストラトス〜転生者はMSを纏う   作:アーマードウイング

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どうもアーマードウイングです。
またもや更新が遅くなってしまってすみません!!

気付いたらお気に入りが80人を超え、UA数も8000も超えていてビックリしました!!皆さんありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・。
これからも書き続けていきたいッス!

それではどうぞ!


え?喧嘩を売られた?よろしい!ならば戦争だ!!

 

千冬さんに呼ばれて教室に入り自己紹介をしたわけなんだが、

 

「「「「「…………」」」」」

 

「……えー、と」

 

何故かクラスの全員が唖然としていた。

 

やっぱり自己紹介が微妙だったか?もしくは俺の格好か?まぁ確かに教職員でもないのに学生服じゃなくてスーツはおかしいだろうけど、そうだとしてもノーリアクションって反応に困るんですけど……

 

おまけに制服って白色なのな。

これじゃあスーツの黒色がクラスの中でスゲェ浮いてますやん。

これがホントの黒一点ってやつ?

 

と、俺が若干現実逃避しかけていたら

 

「「「「「キ」」」」」

 

「へ?」

 

「「「「「キャーーーー!!!!」」」」」

 

音響爆弾をプレゼントされた・・・・

 

それよりも耳がああァァァァァァ!!!?

 

「男子!二人目の!」

 

「優しそうなお兄さん系!!

 

「スーツ姿がまたディ・モォォールト良いィィ!!」

 

「地球に生まれてよかったーーー!!」

 

 

無言じゃないのは良かったけど、このリアクションは何なの?テンション高くない?

 

 

「騒ぐな、静かにしろ!」

 

「「「「「…………」」」」」

 

千冬さんの一喝でクラスのざわめきがピタッと止んだ。

 

ま、まさかプレッシy

 

バシン!!

 

「あいたっ!?」

 

せめて最後まで言いたかった……

 

「ふざけてないで早く席につけ神凪、お前の席は織斑の後ろだ」

 

「いっつぅ……わかりました」

 

俺は叩かれた頭をさすりながら教壇から離れ、席に着いた時にちょうどよくチャイムが鳴った

 

「SHRは終わりだ!お前たちにはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう。基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ、いいな!」

 

「「「「「ハイ!!」」」」」

 

千冬さん……まだ入学一日目なのにここまで統率とれるって何事ですか?

 

かくして、俺の高校生活が始まるのであった。

 

 

 

一夏?

あいつは授業始まるまでずっと固まってたぞ

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

「秋良!!」

 

「ん?」

 

今は一時間目の授業を終え、休み時間になったわけなんだが、いきなり一夏が俺に詰め寄ってきた。

 

「あっ、そういやまだ言ってなかった。改めて…久しぶりだな一夏、元気してた?」

 

「ひ、久しぶり……じゃなくて!!お前もISを動かせたのか!?」

 

「らしいな」

 

「いやらしいなって!」

 

「まぁ、一旦落ち着け。そんなにまくし立てられたら困る」

 

「あ、あぁ…悪い」

 

俺に言われて一夏は深呼吸している間、周りを見てみた訳なんだが、廊下には他クラスの女子や、二、三年の先輩方が遠巻きに俺達を見ていた。

 

 

 

ーーあの二人がISを動かした男子……話し掛けてみようかしら

 

ーーちょっと!まさか抜け駆けするつもり!

 

ーーでも何で片方はスーツ?

 

ーーカッコイイなぁ〜

 

 

女子がお互いに小声で話してるのを偶々聞いてしまったわけなんだが………普通に話し掛けていいと思うんだよ、うん。

 

 

「?。どうしたんだ?」

 

「あーなんでもない。それと一夏、話したい事はたくさんあるだろうが、とりあえず放課後にまとめて話すから今は勘弁な」

 

「……わかった、約束だぞ」

 

 

渋々だが、一夏は俺の提案に了承してくれたので何とかひと段落つけた。

 

「ちょっといいか?」

 

「「ん?」」

 

話しかけられた俺と一夏の目の前にいたのは

 

「……箒?」

 

「おー、久しぶりだねぇ箒」

 

六年ぶりに再会した幼馴染、箒だった。

 

「あ、ああ。久しぶりだな一夏、秋良」

 

にしてもしばらく見ないうちに箒がこんなにも美人になってるとは……おにいさんビックリだよ。

 

と、俺が箒の成長を感慨にひたっている中、箒は話し出す。

 

「その…なんだ……一夏に用がある」

 

「俺?」

 

なんと!!あの不器用な箒が自分から一夏を誘うとは!

やりゃあ出来るじゃねぇか…箒。

 

小学生の時は何かと俺が一夏と箒の二人っきりにさせてたっけな………まぁたいして進展しなかったけどな。

 

それは置いといて、このままいけば一夏と二人っきりの状況を作れるチャンスにーー

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ、それなら秋良も一緒にいこうぜ。お互い何かと積もる話があるだろうし」

 

ここで俺を誘うだとおぉぉぉ!!?

 

何故だ!?箒はわざわざ一夏の事を指名してるのに、何故俺も誘うって事になる!?

ホント、こいつは周りへの気配りは出来るのに、何でこういう時に限って空気読めねぇの!?

 

くっ!一夏はこっち向いてて気づいてないが''頑張ったが失敗しました''って箒が涙目になっちゃってるし!

 

だが、箒の頑張り、無駄にはさせない!!

 

「あのな一夏、その気配りは嬉しいがお前を指名してるのに俺も付いて行くっておかしいだろ?」

 

「え?でも「いいからいいから。二人で話してこい。それに放課後になったら時間はあんだしその時でいいじゃねぇか?」………わかったよ。箒はそれでいいか?」

 

「あ、ああ……構わない」

 

俺の有無を言わせない説得(?)でどうにか一夏は折れてくれた。

 

「それじゃあ行ってくる」

 

「行ってらーー( ^_^)/~~~」

 

 

教室から出る直前、箒がこちらを振り向いたが、俺はそれにサムズアップで返してやった。それを確認した箒は僅かに微笑んで首肯で返し、一夏と共に教室から出ていった。

 

頑張れよ……箒…( ̄^ ̄)ゞ

 

それにしても危なかった……さっきの立て直しは我ながら素晴らしいファインプレーだったと自分を褒めてやりたい。

 

 

 

「これでどうにかなーー

 

「「「「「ジーーー」」」」」

 

ってなかった……」

 

一夏がいなくなったことで周りからの視線が俺に集中する。

 

話しかけようにも女子達は遠巻きに見てるので周りに誰もおらず、完全に俺の所だけドーナツ化現象が起きている始末。

 

そんな詰みの状況で俺が出来ることは・・・

 

 

 

 

 

「(ダ、ダレカタスケテー!!!)」

 

助けを求める以外見つからなかった。

 

俺ってヤツは………_| ̄|○ガクッ

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

時間は進んで今は二時間目。

 

 

「ーーであるからして、ISの基本的な運用は現時点で国家の認証が必要でーー」

 

 

山田先生が教科書を読みながら、電子黒板に重要な事を書きつつ、授業を進めている。

 

俺は教科書とかまだないから、あらかじめ持ってきたノートに一応書き写してる。

まぁ授業が解らないなんてことはないが、念の為ってやつだ。

 

そんな中・・・・

 

「……!?……!?」

 

何故かさっきから一夏は周りの席を振り向いてばっかりいる。

というより何か焦っているように見えるんだが…どうしたんだ?

 

 

「織斑くん、何かわからないところがありますか?」

 

どうやら一夏が授業についていけてるか気になったようだ。

 

「わからないところがあったら訊いてくださいね。何せ私は先生ですから!」

 

えっへん!とでも言いたそうに胸を張る山田先生に、一夏は勢いよく質問した。

 

「先生!」

 

「ハイ、織斑くん!」

 

「ほとんど全部わかりません!」

 

いやそれ声を大にして言うことじゃないからな?

お前の言ったことに山田先生が顔を引きつって苦笑いしてるぞ。

 

「え……。ぜ、全部ですか……?織斑くん以外で、今の段階でわからない人はいますか?」

 

山田先生の言葉に誰も手を挙げる人はいなかった。

 

まぁ女子たちは入学する前からISの勉強してるって事もあるけど、倍率の高いIS学園に入学してるって時点でかなりの優等生だしね。

 

すると、教室の端で控えていた千冬さんが近づいて来た。

 

「織斑、入学前に渡された参考書はどうした?」

 

えっ、参考書なんてあるの?

そんな良いもんあるのにわからないなんて事は……

 

「あの分厚いやつですか?」

 

「そうだ。必読と書いてあっただろ」

 

 

 

「タ○ンページと間違えて捨てました」

 

…………これ、笑うとこ?

 

 

バシィン!!

 

どうやら違ったようだ。

てか一夏、千冬さんの一撃に痛そうにしてるが自業自得だからな?

 

「あとで再発行してやるから一週間以内に覚えろ、いいな」

 

「い、いや、一週間であの分厚さは「やれと言っている」……はい」

 

一夏の反論は千冬さんの睨みによってあえなく撃退された。

何やってんだか…(ーー;)

 

内心呆れていたら俺の所に山田先生が近づいて訊いてきた。

 

「あ、あの…神凪くんも何処かわからないところはありますか?」

 

どうやら俺も一夏と同じく授業に着いていけてるか心配だったようだ……ホントに良い先生だな。

 

「あっ大丈夫ですよ。むしろ山田先生の授業はわかりやすくて助かります」

 

とりあえず先生のフォローはしておこう。うん、それが良い。

それを聞いた山田先生はパアッと表情を輝かせた。

 

 

「そ、そうですか!何か解らないことがあったら放課後教えてあげますからね!」

 

 

それでは授業を続けますね!と、山田先生は教壇に戻って行った。その際にこけたのはまぁ、ご愛嬌って事で。

 

それと、授業が再開する前に俺は小声で一夏にアドバイスをしておく。

 

「(一夏、とにかく黒板に書かれた事は書いとけ。わからない所はメモでもしとけ、いいな?)」

 

「(お、おう)」

 

・・・しゃーない、暇な時にでもISの事を教えますか。

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

授業が終わって間もなくして、俺はすぐさま一夏に話しかけた。

 

「一夏オマエ…普通参考書を○ウンページと間違えるか?」

 

「いや、あんなぶ厚いのが参考書だとは思わなくてだな…」

 

「アホか、そういうのはちゃんと確認してから捨てろっての。後になって大事な物でした…とかじゃ遅いんだからな」

 

「ぐっ!……返す言葉もない」

 

「ホントだよ…ったく」

 

と、俺が呆れてる最中、一人の訪問者が来た。

 

 

「ちょっとよろしくて?」

 

「「うん?」」

 

話しかけてきた相手は、縦ロールのある鮮やかな金髪で、透き通った碧眼をした女子だった。見た感じだが、いいところの身分…もしかして貴族様だったり?

 

「まあ!何ですのそのお返事!わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではなくて?」

 

「(ハァ……)」

 

今の世の中、ISを使える女子は優遇を通り越して偉いって構図になっているから、こんな風に男を見下す輩なんて珍しくないが、ぶっちゃけ俺としては苦手な部類だ……いや、誰だって苦手か。

 

 

「悪いな。俺、君が誰だか知らないし」

 

「すまないが、俺もちょっと」

 

「わたくしを知らない?この『セシリア・オルコット』を?イギリスの代表候補生にして、入試主席のこのわたくしを!?」

 

この娘、代表候補生なのか。おまけに主席とは凄いな

 

「ひとついいか?」

 

「ふん、下々の者の要求に応えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ」

 

なんと言うか、いちいち上下関係を強調してくるのはどうかと思うんだが……にしても今の会話で質問する様な事があったか?

 

 

「代表候補生って……なんだ?」

 

 

「「「「「だあぁぁぁぁ!!!!」」」」」

 

 

聞き耳を立てていたクラスの女子がド○フさながらのずっこけかたをし、質問された側のオルコットさんも唖然としてる。

 

いや、流石にそれは・・・

 

「一夏、それマジで言ってる?」

 

「おう、知らん。一体何なんだ?」

 

 

駄目だコイツ、早く何とかしないと……割とマジで。

 

とにかく、まずは説明をしとこう。

 

「いいか?代表候補生ってのは文字通り国家IS操縦者の、その候補生として選出されるエリートの事だ」

 

「あー、確かにそうだな」

 

「そう!エリートなのですわ!」

 

あっ、復活した。

 

「本来ならわたくしのような選ばれた人間とクラスを同じくすることだけでも奇跡……幸運なのよ!その現実をもう少し理解していただける?」

 

つっても代表候補生は一人だけってわけじゃないから一概に幸運って言えないんだが……この状況で言うのは藪ヘビになりそうだから止めとこ。

 

「そうか、それはラッキーだ」

 

「……馬鹿にしてますの?大体、ISについて何も知らないくせによくこの学園に入れましたわね。少しはそちらの男性のように知的さがあってもよろしいのではなくて?」

 

オルコットさんが一夏と話してて俺の存在を忘れられてなかったのは嬉しいが、その言い方は一夏に対してちょっと失礼じゃないのか?

 

 

「まぁでも?わたくしは優秀ですから、あなた達のような人間にも優しくして差し上げますわよ」

 

 

その気遣いが上から目線じゃなかったらどれだけ嬉しかったことか…

 

「何せわたくしは入試で“唯一”教官を倒したエリート中のエリートなのですから!」

 

「あれ?俺も倒したぞ、教官」

 

「………はい?」

 

偉く教官を倒した事を強調していたオルコットさんだが、一夏が言ったことに目を見開いて愕然とした。

 

 

「倒したって言うより、いきなり突っ込んで来たのを避けたら、壁にぶつかって気絶したんだけどな。秋良はどうだったんだ?」

 

「俺?俺の場合は気付いたら入学が決まってたから試験とか免除されたんだよな」

 

「……まさか裏口入学」

 

「人聞きが悪すぎるわ!!!」

 

その言い方はヒドくない!?

くっ、確かにそう言われると何かと思い当たるフシが色々出てきて否定しづらい!!

主に束さんとか、束さんとか、束さんとか。

 

 

「わ、わたくしだけと聞きましたが?……」

 

「女子ではってオチじゃないのか?」

 

 

ピシッ

 

瞬間、空気が死んだ。

 

うわぁ……バッサリ言ったよ。

 

そしたら凄い剣幕でオルコットさんが一夏に詰め寄った…って顔近くね?

 

「あなた!あなたも教官を倒したって言うんですの!?」

 

「えーと、落ち着けよ……な?」

 

「そうだぞオルコットさん。まずは冷静にだな…」

 

「こ、これが落ち着いていられーー」

 

 

キーンコーンカーンコーン。

 

 

オルコットさんが反論しようとした時、次の授業のチャイムが鳴った。

 

「っ!……また後で来ますわ!逃げないことね!」

 

俺達にそう言い捨て、オルコットさんは自分の席に戻っていった。

 

「何だったんだ一体……ってどうした秋良?」

 

「あーいや、なんでもない……ただな」

 

「ただ?」

 

「なんか面倒くさい事が起きそうな気がするんだよな……ハァ…」

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

先ほどの一悶着があったが、気持ちを切り替えて授業を受ける。

 

 

「それでは授業を始める……のだが、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけない」

 

そこでふと思い出したように千冬さんが言い出した。

クラス対抗戦ってなんぞ?

 

「クラス代表者とはそのまま意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まぁ、言うなればクラス長だな。自薦他薦は問わない、だが一度決まると一年間は変更はないからそのつもりで」

 

千冬さんの説明が終わると、ざわざわと教室が色めき立った。

 

聞いた限りでは面倒と言うのが俺の意見だ。好き好んでやりたいとは思えない……のだが、

 

「ハイ!織斑君を推薦します!」

 

「私もそれがいいと思います!」

 

「なら私は神凪君を推薦します!」

 

「私も神凪君で!」

 

「お、俺!?」

 

 

あーやっぱり俺らが選ばれたか、何となくこうなるとはわかってたし。

 

 

「織斑一夏に神凪秋良…ふむ、他にはいないか?」

 

「ちょっ、ちょっと待った!俺はそんなのやらなーー」

 

「自薦他薦は問わないと言ったはずだ。他薦された者に拒否権などない」

 

苦し紛れの一夏の反論はあっさり潰された。

お前ェ反論するなら少しは粘れよ…

そんな中

 

ガタッ!

 

「待ってください!そのような選出、納得がいきませんわ!!」

 

バンッと机を叩いて立ち上がったのは先ほど俺達と話してたオルコットさんだった。

 

ここで”異議あり!”のエフェクトがあったら尚のこと良かったのに……

 

「男が珍しいってだけでクラス代表だなんていい恥さらしですわ!このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」

 

その後もオルコットさんは何かと文句を言い続ける。

 

 

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛でーー」

 

「イギリスだって大して御国自慢ないだろ。世界一マズイ料理で何年覇者だよ」

 

「なっ……!?」

 

あーあ、遂に一夏が言っちゃったか…。ま、ここまで言われて怒るなってのは無理な話だ。

 

 

「あっ、あなた!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

 

「先に言い出したのはそっちだろ?」

 

一夏とオルコットさんの口論が続く中、暇だったので俺は顎に手を当てて先程の事を思い返してみる。

 

 

まぁ、オルコットさんが日本は文化として後進的だとか何とか先に言い出したのは確かだしな。

さっきの発言が自分の印象悪く「おーー秋ーー?」してるのに気付いてるのか・・・?。そういや授業の「ーい神ーー」前に話した時もちょくちょく男を見下した発言をしていたけど……まぁ何かしらの理由があるかもしれーー

 

 

 

バシィィィィン!!!

 

 

 

「ッッッッ!!!?ーーーーー」

 

突如頭に凄い衝撃が駆けめぐった事で、考えるのを強制シャットダウンすることになった。痛さのあまり悶絶する事になったが、椅子から転げ落ちなかった分だけマシだと思う。

 

「貴様はいつまで呆けているつもりだ?」

 

出席簿を振り下ろしていることから、多分千冬さんが俺に一撃加えた張本人っぽい……ってヤッベ!考えごとしててガン無視なんてシャレになんねぇ!

 

「(ガタッ)す、すみません織斑先生!考え事に集中するあまり気が付きませんでした!」

 

まくしたてるように俺は千冬さんに謝罪する。

 

「……………次はない、わかったな?」ギロッ

 

お咎めはなかったけど、千冬さんの警告とも取れる射殺すような視線に俺は背筋が一瞬寒くなる。怖ェ。

 

「い、以後気をつけます………それと織斑先生、一つ質問いいですか?」

 

「何だ?」

 

 

というか俺が千冬さんに謝ってたあたりから気になってた事なんだが……

 

「えーーとですね………今の状況ってもしかして俺、一夏、オルコットさんで勝負してクラス代表を決めるって事になってます?」

 

「そうだな。大まかに言えばその通りだ」

 

やっぱりか!!何となくこんな予感してたんだよな!こうなるんだったらちゃんと話聞いてりゃあ良かった!!

俺の予想通りだった自体に頭を抱えそうになるが、どうにか眉間を抑える仕草に押しとどめる。

 

「正確には織斑とオルコット、勝ったほうのどちらかが神凪と勝負するだ。それと、わかっているだろうが既に拒否権はない。話を聞いてなかった貴様の自己責任だ」

 

そりゃあそうだ。

はぁ………………腹をくくるしかないか。

 

「わかってます、こうなったのも自分の責任でもありますしね。それに流れとは言え、勝負するからには全力で挑みますよ」

 

俺が言い終えた一瞬、千冬さんが俺を見て笑ったような………気のせいか?

 

「いいだろう。勝負は来週の月曜の放課後、第三アリーナで行う。織斑、神凪、オルコットは各自用意をしておくように」

 

そう言って千冬さんは話を締め、授業を始めた。

 

 

 

 

まぁ正直言って面倒くさいとは思うが、覚悟を決めたからにはそうは言ってられないしな。

 

何となくだが、今の気持ちを一言でまとめるとするとそうだな・・・・・

 

 

 

 

 

やれやれ、かな。

 

 




最後まで見ていただきありがとうございます!

感想、意見があればお願いします!

早く次の話を書かないと……
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