「プルスウルトラですよ。それより、しっかり護衛頼みますね」
「多数になったらどんだけ時間稼げるかわからないけど、やるだけやってみるよ。」
「ヒットアンドウェーならぬヒットアンドバックです。逃げるときの合図さえ入れればなんとかします」
「ジャンジャン動いてジャンジャン使いますね!許可は得ましたから!」
「特に無線を用意できたのが凄いです。今後コスチューム関連の小道具作成など依頼しても?」
「喜んで!!」
「喜んでるところ悪いけど、これ本当に騎馬戦なの?」
「ルール確認はしっかりしましたから。なんならミッドナイトに確認取りました」
「お前って、ルールの穴とか欠陥つくの上手いよな」
「尾白君、援護しませんよ?」
『サァ上げてけ!地で血を洗う合戦の狼煙が今!打ち上がる!」
「作戦通り宜しくお願いします」
『start!』
『浮いた!?バラバラ!?な、なんじゃこりゃ!?』
スタート直後、騎手の鈴鹿は浮き、騎馬の三人は1人残して左右にダッシュ
『おい審判!あれありかよ!?』
「個性の範疇なのであり!ま、騎手が落ちたらその時点でアウトだけどね!」
「で、驚いてるとこ悪いけど鈴鹿!煙幕さっさとして!地中の音が変わったからここ離れる!」
{了解}
{【モケルド】【フロートシューズ】チップ転送。液状化してても無意味になるから駆け回ってください}
一体の地面が沼のような、液状化のようなものになったがそれを無効化された
そして煙幕。これで一つのチームを除いて視界が奪われる
「うわ、なんも見えねぇ!」
「くそ、他3人はどこ行った...!?」
「と、とりあえず煙幕が切れるまで...!」
「サンキュー...尾白、右前に敵2チーム!発目、状況は!?」
「2人見つけましたがまだ青髪が見つかってないです!あとめっちゃ逃げれてます!」
「ヘルプ!攻撃与えたから逃げたい!物理型!」
「尾白物理ヘルプ!」
{【リフレクター】}
直接殴ってくる敵から逃げたい尾白はヘルプ要請。それに見合った壁を貼る
「この壁か...助かった!」
「こっちにも盾ください!同じの!」
「発目も同じのを...ちょっと待って空から爆発音...爆豪そっち行ったよ!」
{了解}
「このクソ女!」
「【しめりけ】【リフレクター】」
「たたかえやぁぁぁぁ..」
煙幕はあくまでも地上付近。空中にこられたら意味はないが、当然自身の警戒も怠らない。
「爆豪落ちる!尾白、ちょっとそこ危ない!拾いに来るかも!」
「まじか...どこに逃げれば良い?」
「ちょっと待ってて!煙幕は!?」
{そろそろ切れます!}
「三人集まれるよ!尾白右前、発目そのまま!追加煙幕頼んだ!」
{任されました}
指定の場所に集まると信じて
{集まれました?}
「うん!後は...警戒だけして放置!」
『これは...本当に騎馬戦をやっているのか!?俺らが見てるのは、いや聞いてるのは騎馬戦なのか!?観客の皆様には、後程販売されるであろう体育祭ビデオ〜煙幕の中の戦闘〜をご購入してください!俺が欲しいもん!』
選手も観客も異様な光景に包まれ始めた。果たして騎馬戦と言えるのか?というところではない。
「「「「「「どこの誰だか分かんねーが取り敢えず鉢巻よこせーーーーー!」」」」」
そう、一箇所だけ戦闘が生じているのが分かる。見えないが、音だけならなんとか分かる状況である。
「基本私達のポイントを大半のチーム狙うでしょうし、今回の作戦は逃げ切りです」
「簡単に言うけど...それができたら苦労しないでしょ」
当然である。だからこそ注目が高いからという理由だけでチームを組もうとしてきた発目を除いては誰も声がかからなかった。
「そうだぞ。1000万ポイントなんか、全員が敵になるだろ」
「えぇ。そして騎馬という形である以上、逃げ切るための機動力、敵の情報過多、などなど。デメリットが多過ぎます」
「ちょっと、どうすんの?」
百害あって一利なしという状況だと言われ、不安しか残らない。
「まぁまぁ落ち着いて。発目さん、無線とかって開発してる?」
「えぇ!あります!しかし、2人分しかないですが...受信機ならあるんですけどねぇ」
「よくそんなの持ってたな」
全くである。しかし、都合が良い
「じゃあ、無線は耳郎さんと私で使います。受信機は皆さんお願いします」
「?...必要ありますか?」
「えぇ、必要です。なぜなら、開始直後に私は空に逃げます」
「「...は!?」」
まるで騎馬戦で騎馬を作らないと言っているようなものだが、それが一番手っ取り早く、かつ敵が来ない
「ミッドナイトに確認とって、個性による浮遊やそれに該当するのは問題ない行為らしいです。なお、騎手が力尽きて浮けなくなり、落ちたらその時点で不合格らしいですが」
「えぇ...ありなの?それ」
「あ、それと馬鹿でかい足場を作ってそれに乗るのも問題ないらしいです。ただ、地面に膜を貼ったりして着地とかはダメらしいですが」
「逆にそれ駄目なんだ」
まぁそれをやったら薄氷の上はセーフになってしまうから、であろう。更に空に逃げるだけなら、ポイント変動もなければ無闇に力を使うだけなので、それで逃げ切れるならご自由に、ということだろう。
「で、空に逃げたら煙幕貼るのでその後は耳郎さん、貴女の時間です」
「へ?うち?」
「個性の都合上、音での攻撃、というより音の収拾の方が優れてますよね?なら、あなた達三人はバラバラに動いて、見えない分の情報を貴女がカバーして下さい」
「うそぉ!?」
「まじです。敵の位置、味方の位置、などなど。集めて整理して、その無線で報告して下さい」
「で、尾白君は乱闘を。煙幕が貼られたら取り敢えず近場の敵を殴って逃げて下さい」
「ちょっ、ちょっと待て!幾ら機動力が落ちるって言っても相手は4人から3人だろ?逃げれる気しないけど!」
「逃げるための壁貼ったり身代わり用意してあげますのでそれ使って下さい。あ、逃げるときに殴ったり、蹴ったりが主攻撃なら物理型、爆破、炎や水といった攻撃が主なら特殊型と一言お願いします。どっちもならどっちもで」
「その声を耳郎さんが拾って無線で報告。で、発目さんは確か個性が」
地味に仕事が増えた耳郎がショックを受けるが、無視する
「ズームです!」
「なら、とある3チームを監視して下さい。監視しつつフル装備でガン逃げでお願いします」
「3チームですか?」
「1チームは轟君。あそこの赤と白髪のところです。で、もう1人がB組の髪がいばらっぽい子。で、もう1人が尾白君のいた元チームの騎手です」
「あ、あいつか?」
「はい、尾白君、特長お願いします」
「...髪は青で逆たってる...あぁ、ほらあそこにいた」
「あの人ですね!分かりました!」
「開発した機械を披露させたかったかもしれないけど、それは最終種目でお願いします」
「仕方ないですね..」
「その代わり、このゴーグルを..」
「?なんです?これ」
「暗視ゴーグルです。これを貴女の友達や親身の先生方に伝って開発会社のお偉いさんに配ってもらって下さい」
「!!!」
装備の性能をもしかしたら見てもらえるかもしれない!そう思った発目はそれを数個もらうと去っていった
「あ、時間内には戻って下さいよ...ってもういない」
「ねぇ、私の負担少しは減らせない?」
「なら、身の危険を感じる時以外はあまり動かなくて良いです。...それに、見えないからこそ生じるものがありますよ」
「???」
「安置です。人は見えない場合、闇雲に動くか目印を何とかして見つけようとします。その目印が尾白君の出す戦闘音になる。その戦闘音を目印にして他のグループも動く。ほら、そうすれば自然に一箇所に集まるでしょ?」
「...あんた、まさか」
「そうなったら後は勝手に他のチームが動いてくれます。だから、安全な場所ができたと思ったら3人集まって下さい」
「なら、その戦闘に私も混じって良いでしょうか!?」
「うわっ、発目さん」
「その作戦をフルに活かすなら私のベイビー達が役に立つと思います!」
「...良いですけど、目標は見失わないで下さいね」
「はい!」
「あ、あと鉢巻私に全部渡して下さいね」
まさかここまでハマるとは。ヒーローらしからぬ作戦ではあるが、勝つためである。
「私の監視チームは3チームともあの戦闘にいますが、1チームだけ少し離れてる...?」
「どこのチーム?」
「赤髪と白髪ですね」
「戦闘音もばらつき始めた...ねぇ、煙幕に慣れ始めてるけど!?」
{ならそろそろですかね。騎馬作って下さい。降ります。}
「は!?ちょっと...あぁ、切れた。作るよ、騎馬!尾白、あんた先頭!」
「お、おう!」
「あ、来ました!一応報告を!赤髪さんは茨さんの近く、青髪さんはその2チームとは離れました!」
「...すいません、逃げ切れればと思ったのですか..」
瞬間。放電が走る。
「ガッ....!」
「痺れ...!」
「!!!」
その光とともに煙幕も晴れ、現れる影4つ
「悪いな、少し止まってろ」
氷で足を止める。これで大半の組が機能停止になった。
「そろそろ、取るぞ1000万」
『うっは、えげつねぇ!!不利の要因になった煙幕を晴らし!お得意の氷で大半の騎馬を止めやがった!現在2位チーム轟!そして有難う!これで実況ができるぜ!』
「おいあそこだ!向かえ!」
「分かった、分かったから叩くな!」
「おいごらぁこの腑抜け女!とうとう降りやがったな!」
「...さて皆さん、残り時間五分。この2チームを相手にしなければなりませんが、指示聞いて下さいね」
「金色のガッシュベル モケルド パピプリオ
「ロックマンシリーズ フロートシューズ ロックマン」
「ポケットモンスター リフレクター エーフィなど」