まぁ二次創作要素あんまり無い(と思ってる)けどね。
私がハマってしまった作品だから仕方ないよね?
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「んぁ〜……え?ここどこ?」
俺の目の前に広がるのは見知らぬ天井。どうやらどこかの部屋の一室らしい。
何が起きたのか上手く把握できない頭が事態の重さをようやく理解したのか、思考が活発になる。
何とかして昨夜のことを思い出そうとするも、頭の中に靄がかかったかのように上手く思い出せない。
「俺の名前は……。」
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「なんでだ……?なんで自分の名前さえも思い出せないんだ……?」
そうこうしているうちに目覚まし時計が役目を果たす。どうやらこの部屋の持ち主の起床時間らしい。
何とかしてこの部屋から情報を得ようとすると、学習机の上に何やら名刺大の大きさのものがある。
これぞとばかりにしっかりと、けれども慎ましやかに俺に存在を主張してくるこいつはどうやら学生証らしい。
逸る気を落ち着けて学生証を見てみると、そこには知らない高校の名前とパッと冴えない男子高校生の写真が貼ってあった。
その男子高校生の名前の欄には何故か変な記号が書いてある。他の項目は日本語で書かれているのに名前のみが文字化けしているかのように読めなくなっている。
「一体なんだって言うんだよ……。」
そんなふうに打ちひしがれていると、学生証よりも大きいのに何故か先程意識が行かなかったパソコンが目の前に鎮座していた。
もしかしてパソコンなら……と思い起動して液晶を覗き込むと、パソコンが起動して液晶に光が点るほんの少しの暗闇に映し出されていた顔は、先程の学生証に映っていた男の顔だった。
「え?……は!?ちょっと待て!!どういう事だ!?俺が?コイツ?あ゛ー!もう訳わかんねぇ!」
なんてあれこれ考えては有り得ないと一蹴しているうちに、パソコンはいつも通りのプロセスを経ていつも通りに起動していく。そして、起動音とともにパスワード入力画面まで到達した。
起動音を聞いて、したい事するべき事を思い出した。今は無駄に思考を動かしている暇はないとパソコンに向き合い、パスワードを考える。……なんて事はせずに部屋を物色し始める。
「何か……何かないか……。パスワードの手がかりになるようなものは……。」
小一時間ほど探してみたがこれといってパスワードの手がかりとなるようなものは見当たらなかった。
見つかったものといえばテレビにテレビゲームと少し埃の被ったそのソフトが10数本。それにあまり見られていないであろう漫画とアニメのDVDケースがそこそこ。あとは衣服くらいだろう。
つまり、仮称「コイツ」はあまりものを多く持たないタイプの人間で、基本家ではパソコンで何かをして過ごしているやつということがわかった。
結局パスワードの手掛かりが何一つ見つかっていないという現実に直面して、軽く絶望に苛まれていると急に頭痛がし始めた。
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「──────ッ」
頭の中が書き換えられているような、そんな感覚すら感じてしまうほどの酷く重く長い鈍痛。それでも何故だか痛みに悶える声は出なかった。
10分?30分?それとも1時間?永遠ともとれる痛みの波はゆっくりと、けれども着実に強さを増していた。
しかし、そんな痛みも気づいた時にははた……と止んでいた。
「ったく……一体なんだったんだよ……」
そんなふうに訝しみながら辺りを見回して先程までの自分の行動を思い出す。
「えっと、確か周りの引き出しとか見てて……それはパソコンのパスワードが何か調べるため……あ!そうだパソコンのパスワー…………ドが分からないはずなんだけど……」
この時、先程まで全くわからなかったパスワードが何故か頭の中にひとつ浮かび上がっていた。
それが正しいかどうかはまだわからないのだが、何故だか胸を張ってそれが絶対正しいと言いきれるほどの謎の自信があった。
とにかくそのパスワードをパソコンに入れて弾かれたらまた考えようと、1時間以上放置して既に自動シャットダウンしているパソコンの電源を再び起動させる。
やはり「コイツ」にしか思えない顔を映していた暗い画面はすぐに光を点し、先程と何も変わらぬパスワード画面を画面に映す。
「とりあえずはっと、これで通ってくれればなんら問題はないんだけどな。まぁ弾かれたらその時はまた一から考えますか!」
なんて能天気に考えながらもパスワードを打ち込み、Enterキーを押す。すると画面は少しのロードを挟んでデスクトップへと移行をする。
「へ?……マジで……?」
数秒間思考がフリーズする。しかしそんな時間すら今は惜しいと気づき、普段使われているであろうWebブラウザを開き急いで学生証に書いてある校名を打ち込むと、検索結果一覧の1番上には至って平凡な造りの校舎の写真と大まかな学校の歴史が書かれている。
それを流し見ながら高校のホームページを開くが、パッと見た限りめぼしい情報は載っていないように見える。それでも何かないかと手当り次第に探していくととある人物の名前に行き着く。
「ディベート部部長……モニカ?」
その時、家のチャイムが鳴る。誰か来たのだろうが迂闊に出てしまって何か問題を起こしたらどうしようか悩んでしまう。そうこう悩んでいるうちに2度目のチャイムが鳴ってしまう。いくらここで過ごした記憶が無いとはいえ来訪者を待たせるのはマズいと言う考えに至り、玄関へと急ぐ。玄関を開けた先で待ち受けていたのは──────
「ハロー!5Li75Lq65YWs君!」
「─────モニ……カ?」
キャラ名出しちゃったらもうバレバレだよね?
でもゲーム名について明言はしないよ。私にあの神ゲーに値する文がかけるとかそんな自信ないからね。
あ、途中の暗号はbase64のデコードで分かります。解説あげました。