赤髪海賊団の手品師   作:Ψ( 'ω'* )

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書くことナッシング。
やべぇ詰んだ。
・・・という夢を見てしまった恐怖(あるある)


未来の為の

「マーシャル・D・ティーチ?」

 

「ええ。四皇エドワード・ニューゲート率いる白髭海賊団の2番隊の人。仮に白髭海賊団に入ったとしたら彼に悪魔の実だけは触れさせない方がいいね」

 

「入るかどうかは分かんねーけど、大分ヤバい奴なのか?」

 

「自分の所の隊長の首を狙ってる人がヤバくない筈がない。昔ウチの海賊団と手を組もうとしてたくらいだし」

 

「追い払ったがあれは厄介過ぎる。まだ、白髭の保護下に居るがいつ抜けるかどうか。白髭の船に居る間はティーチも白髭に手は出せんだろう。何せ“親父”と慕い敬う部下がゴロゴロいる所で1人そんな行為なんぞしたらそれこそ自殺行為だ」

 

「うっわ・・・マジかよ」

 

「まあ、もし白髭に出会ったとしたら覚えてたら伝言をお願いしたい。“黒い奴の躾はちゃんとして置いた方が良い”とそんな感じで」

 

「1度白髭には海賊として挑戦してぇとは思ってるからまあ、伝言したいと言ったのがサボの義親ってのも有るし・・・分かった、覚えて居たら伝えておこう」

 

私が今のエースに出来ることはこれまでだろう。

 

ルフィとサボの繋がりがあれどエースと私は知り合いの知り合い程度、根も葉もないことを言えばつい数日前に知り合った赤の他人。

 

そんな人がずけずけとこの先について語る訳にもいかないしそれを可能性として全て伝えたとして果たして信用に値するのだろうかと。

 

答えは否である。

 

気味悪く思うだけでしょ。

 

その代わりと言っては何だが餞別という名の肉の土産を幾つかエースに渡す。

 

ルフィの成長過程を教えてくれたお礼も兼ねて。

 

腹の足しにでもなれば良いが・・・ルフィと同じく大食いな為あっという間に無くなるのだろう。

 

「エース!元気でな。また会おうぜ!!」

 

「おう!次に会う時は互いにもっと強くなって彼奴の、ルフィの越えるべき壁になってやろうぜ!!なんたって俺達は兄貴、だからな!」

 

「ああ、兄貴の意地見せてやろうぜ!」

 

こうしてエースは来た時と同じく泳いで自分の船へと戻って行った。

 

漫画でもアニメでも絶対に有り得ない光景を拝見出来たことに多少の感動を覚えつつエースを見送った後未だ宴をしている我が海賊団の所へ戻り宴に再度飲み食いする。

 

宴ばかりで金銭面はどうしたのかと問われれば簡単。

 

稼ぐ方法などこの世に幾らでも有る。

 

私の手品でも、船員が料理屋の皿洗いでも、財宝を見付けるでも名や顔を隠して賞金首を海軍に渡すでも。

 

一定の稼ぎはする様にしている、貧乏海賊団でも困りはしないがある程度の金があれば心の余裕も出てくる。

 

心に余裕が出来れば人間関係もそれなりに良くなるからそれは前々からベックと相談しているし同意を貰っている。

 

人心掌握をしたい訳では無いが赤髪海賊団がより団結力のある海賊団になる為に一役は買いたい。

 

それもこれも全てシャンクスの為なんだよね。

 

こんなにも心地のいい海賊団なんて他には無く、誘ってくれた彼には感謝してる。

 

下心有りき・・・いや、下心での誘いと言えばいいか、それが切っ掛けでの2人からの海賊団。

 

今ではすっかり大所帯と呼べる程に。

 

四皇と呼ばれる程強くなって新人からは大頭と呼ばれてる。

 

カリスマ性も発揮し子分も選びはするが多い。

 

それでも相変わらずに私やサボを愛し甘く溺愛してくれる。

 

立場が上になる程上から目線になる人も多い中変わらずに接し、変わらない愛をくれる彼が愛おしい。

 

「ねぇ、シャンクス」

 

「ん?」

 

「私シャンクスと海賊団作って良かった」

 

だからこそティーチが世界の名目上、白髭の後釜の四皇に選ばれ、この赤髪海賊団とも敵対するのであれば・・・その時は全力を持って排除する。

 

そしてエース奪還の時にサボの邪魔をするならば徹底的に潰す。

 

海賊団の仲間として、家族として愛する人として護る為ならどんなに手を汚そうとも構わない。

 

「何だよ急に改まって」

 

「あの日貴方が誘ってくれなかったら人生これ程楽しんでは無かったから。ふと思い立って」

 

「そうか、なら夜の方もたっぷり楽しむか?」

 

「照れ隠しにそう言うのも、もう知ってる」

 

「ちぇ、まあ・・・俺もお前とこの海賊団作って良かったと思ってる、もし断られて居たら俺はお前に海水ぶっ掛けて弱った所を抱え、2人用のボートで海に出て逃げられない様にしつつ俺だけを見るように躾てた」

 

「何か小瓶に隠してるなと思ったら海水だったのか。いや、どちらにせよ私シャンクスと海出てるよね、それ」

 

「それ以外の選択肢なんて必要ねぇだろ」

 

「・・・・・・・・・まあね」

 

彼と出会った時点で概ね私の人生は彼と行動する事が決まっていた様なものだ。

 

或いはロジャー海賊団の船に乗らなければ彼は必然的に合わなかっただろうが、私にその選択肢はない。

 

ひとつなぎの大秘宝のある場所、ラフテルをこの目で見たかったし何よりロジャー船長のことを見たかったから。

 

彼とは出会うのは確定していたのだから彼からは逃げられない。

 

逃げる必要も無いが。

 

こういうのもあれだが、惚れた者負けと言う奴。

 

もしもの話をしても仕方ないし後悔はない。

 

「シャンクスとサボが居るから今の私もあるし、赤髪海賊団があるからもしも、でなくて良かったとも思ってるよ」

 

「・・・そうか」




閲覧ありがとうございましたー┏○ペコ

間に合わんかったー(´;ω;`)

赤髪海賊団に入ったサボ!悪魔の実は・・・

  • エースを助け出す為に自ら食う!
  • シャンクスから剣を教わる為不要!
  • 作者の好みで色濃く書け!(。∀゜)
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