赤髪海賊団の手品師   作:Ψ( 'ω'* )

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ルフィの一言であれになる(前回の前書きフラグ回収)。
完結はさせてぇな・・・(自己満足)


フーシャ村2

ゴム人間になったルフィはあれからコルボ山で沢山自らの体を鍛えてるらしい。

 

カナヅチになった事はもう気にしないとか。

 

驚きはしても怒りはしなかった、流石ルフィ、懐が大きいだけある。

 

力はこれから付けるにせよシャンクスと再開する頃には今とは見違える程成長している未来を思い描くと微笑ましさすら出てくるよ。

 

そんな事言ったらガキ扱いするなと拗ねるので心の内に秘めておく。

 

頑張れ、とだけエールを送ると笑顔で頷き元気良く『おう!』と短く返事をする。

 

ルフィって本当に純粋で良いよね、こちらは転生前からそんなに腹の中は白くは無かったし。

 

ある種真っ黒とも考えられるだろう、原作を知ってるが故にエース救出はしようとしてるのに、他はやろうともせずルフィ任せや他人任せ、若しくはそのまま放置だなんて白い筈がない。

 

前世でONEPIECEはまだ終わって無い為原作知識もドフラミンゴがルフィに倒され海軍に捕まった辺りまでしか分からない。

 

その後は本当に無知で正直不安だらけだ。

 

だが生きていく上で本来その様なものはありはしない、前世の記憶が有る人は居たとしてもそれが漫画で有るなど普通信じないだろう。

 

勿論自分自身もここの住人として前世の記憶が無かったら疑うし信じない。

 

見習い(雑用)の時すら誰にも言ってないし言えない事。

 

実際には1人を除いて、は。

 

レイリーさんにも、ロジャー船長にも言ってない・・・だとするならばもうお分かりだろう。

 

私の近くに居て多くの時間を共に過ごす彼、シャンクスにだけ。

 

ここの原作知識についてはほんの少しだけ、後は前世の記憶が有る事くらい。

 

ロジャー海賊団の解散の数日前に。

 

その時はシャンクスとこうして共に海賊してるだなんて考えもせず同期の活躍を期待してるの意味で将来酒の肴としてどこかで語られたら、程度に思っていた。

 

今後語ることも無いので彼以外で知るものは皆無だが。

 

聞かされた彼は興味津々な表情をしたり面白い等、すんなりと話を聞き入って疑う様子すら無くて。

 

思わずこちらが笑ってしまいそうになった。

 

だから不安になった時はあの時の事を思い出す事に決めている。

 

彼が覚えていようとも忘れていようとも勝手にその部分に救われた気でいたいのだ。

 

ルフィでも同じ事言えそうではある。

 

今言ったとして、純粋過ぎる程に純粋な彼はあっさりとガープ中将に話すだろう、面白い話として。

 

子どもの戯言で済めば良いが聞く相手が海軍、それもあの生きる“伝説”ガープ中将となれば話が変わってくる。

 

下手をすれば赤髪海賊団も“必要のない”危険に晒される恐れがある為迂闊に話す事はまず無理。

 

エース救出する為だとしても危険だし。

 

ただあの神様が言う様に原作を変えると未来も大きく変わってくる。

 

これは切り札として推測、若しくは可能性・・・まあ、言い方が違うだけで思い描いた物は私の中で同じ、2つあるとややこしいので、言葉として可能性として扱う。

 

予知や予言なんて大それたものでは無いからね、決して。

 

それを使う時も当然シャンクスと話し合う。

 

船員として勝手にホイホイ船乗り降りするのも可笑しい話だし彼しかこの事は知らない為。

 

以上を纏めると1つのことを成し遂げるには他は切り捨て無ければやれない性格。

 

確実に計画を練る為に。

 

「なぁなぁ、姉ちゃんとシャンクスって付き合わねーのか?」

 

「どうしたの、急に」

 

「えーっと、ベックマンがじれってーから早く付き合って欲しいって聞いてよ!ふと思いだして!!」

 

「ベック!!」

 

「すまん、だがお頭とお前互いに好きな癖に付き合おうとすらしないだろうが」

 

「だからって子ども使うのは違くない!?」

 

「む、おれは子どもじゃねーぞ!!」

 

「今は黙っててルフィ」

 

「お、おう・・・」

 

「よーマキノさん、バギー居るか?」

 

「ええ、ただ話は聞こえ無かったんですけど、ベックマンさんとバギーさんが言い争いしてて」

 

「言い争いじゃなくお頭達早く付き合えって話さ」

 

「え・・・俺達付き合って無かったのか?」

 

告白もどきはされたけど正式に付き合ってとは言われてなかったからまだ付き合って無かったのでは?

 

「え・・・寧ろ付き合ってたの?私達」

 

「・・・・・・・・・だからか。道理で一緒に居てもなんか前と一緒だなとは思ったぜ」

 

「正式に言ってなかったからいつ言うのかと・・・」

 

「確かに面と向かっては言ってねぇな・・・すまん」

 

「「「「「「すまんの一言で終わらすな!!!」」」」」」

 

「良いけど」

 

「「「「「「良いのかよ!!!」」」」」」

 

「あー・・・コホン、改めて言うぞ。バギー好きだ、愛してる。付き合ってくれ」

 

「・・・うん。私もシャンクスの事好きだよ。後・・・愛してる」

 

愛してるだなんて恥ずかしい事何度も言えない。

 

前から思うけど何で彼はそう簡単に口からその言葉出てくるのか不思議で仕方がない。

 

「野郎共!俺達が付き合った記念だ!!宴だー!!」

 

「「「「「「おう!!!」」」」」」

 

「やっとか。長かった」

 

「焦れったい事から開放されたな。俺なんてもうルフィくらいの子どもも居るってのにお頭達遅過ぎだっての!はっはっは!」

 

「ヤソップ子ども居たのか!?」

 

「おうよ!それもお前と同じくらいでな!可愛くて可愛くて・・・」

 

そこからはもう飲んで騒いでのいつもと同じ状態。

 

そう言えば私の事呼んでたっけ。

 

何か用があるのは確か。

 

「そう言えばシャンクス、私に何か用でもあったんでしょ?」

 

「ん、あー・・・いい物見付けてな。今日は宴だから明日渡すわ」

 

「了解」

 

明日楽しみにしとけ、か。

 

シャンクスから貰う物は例えその辺の石でも嬉しいけどそうだったら笑える、違うだろうけど。

 

取り敢えず今日は楽しく飲もう。




閲覧ありがとうございましたー┏○ペコッ

ベックマン→ベックになったのは誤字では無く、少し時間経過してそれなりに海賊団として仲良くなったから(意味浅)
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