休日2日目 昼前
ダンジョンから帰る途中、他ファミリアのパーティと会い"なんでそんなにボロボロなの?"と言わんばかりの視線を浴びた。俺自身も久々の激戦の興奮を抑えるまで少し時間がかかり話はせず手を振って挨拶をした。
興奮が収まったのはダンジョンの入り口付近になってしまったが、その時ウサギっぽい知人のベル・クラネルがサポーターと一緒に潜ろうとしているのが見えた。相手も俺に気がついたのか手を振ってきた。
「よぉ。久しぶりってほどでも無いけど元気していたか?ベル・クラネル。」
「やぁ。バラスト、元気だよってボロボロだけど大丈夫!?」
「まぁ、無事だよ。ちっと冒険してきたんだわ。今はその帰りさ。」
「そうなんだ。バラストは何処まで行ってきたの?僕はこれから8層に行くんだけど。」
「俺?俺は11層に行ってきたんだ。」
「11層!?すごいね!」
「おう。アンタも焦らずやっていればいずれ到達するだろ。お互い頑張ろうな。んじゃあーなー。」
「うん!じゃあまたねー。」
俺はベルに挨拶してから魔石と一部を除いたモンスタードロップを換金した。やはり半強化種のインファントドラゴンの魔石はかなりの値段がついた為それ単体で30万ヴァリスも行った。本日の稼ぎは486,900ヴァリスだった。換金額が多くて周囲の冒険者に見られた嫌な視線を向けられたが、殺意を込めて睨み返したら視線が霧散した。特に三日月と杯のマークが付いている冒険者には幻死させる勢いでやったので近づいて来ないだろう。
「ただいま〜。ってティアマト様、ストールさん、ラナティナさん居たんですか?」
「おかえり、ラース。今日はバイトや勧誘は休んでゆっくりする予定って!ボロボロだけど大丈夫!?何してきたの!?」
「大丈夫ですか!ラース君」
「大丈夫!ラース君」
「いや〜、みんな心配し過ぎですよー。ちょっと無茶しただけですよ。あっ!ティアマト様これが今日の稼ぎです。貯金をお願いします。」
そう言うと俺は袋から本日の稼ぎを渡した。渡す前にテーブルに置いたが"ドスンッ"って音がして一瞬時が止まったようにみんなが硬直したのを見えた。
「え、えーっと、ラースこれは何かな?」
「今日の稼ぎ。約50万ある。やばいっすね。」
「取り敢えず、この経緯を話して頂戴。」
俺はインファントドラゴン戦のことを伝えて案の定説教を受けた。
「ハァー。心配何だから無茶しないでよね。」
「ごめんね。でも今後もまた、同じ事をすると思う。その度に心配かけるよ。前もって謝っておくね。ごめんなさい。」
「うん。ランクアップの条件は偉業って話だからラースは出来ていそうだね。ステータス更新しておく?」
「うん。お願い、ティアマト様。」
俺は神様の寝室に向かいステータスを更新した。
バラスト・ウンディガーナ
LV.1(ランクアップ可能)
力:SS 1783
耐久:SS 1657
器用:SSS 2158
俊敏:SS 1469
魔力:SSS 2414
スキル
・嵐霊共鳴
魔力及び器用値の超高向上補正。水の中で呼吸が出来て水や氷、風に関わる攻撃を無力化する。水と風のオーラを操ることができる。
・勇気血脈
全項目に高向上補正。早熟する。魅了の無効化。
・勇者道筋
勇者の軌跡をたどる。改宗時にステータスのリセット。LV.11までステータスの自動更新。更新は10分以上の休憩を行うと更新される。
魔法
・契約呪文
自身が契約した呪文を使用できる。
バラスト・ウンディガーナ
LV.2
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
俊敏:I 0
魔力:I 0
〜スキル・魔法欄省略〜
「そう言えば、ラース。発展アビリティが発現しているけど何にするの?」
「発展アビリティ?何が発現しているの?」
「色々発現してるわよ。これが一覧ね。確認してみて。」
発展アビリティ一覧
・狩人・耐異常・魔導・堅牢・鍛治・闘気・生存・幸運・共振
「へぇー沢山あるんですね。んっ?共振かぁ。よし!ティアマト様俺はこの共振にしたい!」
「共振?私は狩人や堅牢とかにした方が良いと思うけど…大丈夫?共振ってまるで理解できないけど、何か思い当たる節があるの?ラース」
「うん。俺にとっては裏技にして切り札なんだ。これが有ったから魔王とも渡り合えたと言っても過言じゃ無いんだ。だから、お願い。」
「そうなんだ。分かったわ。共振にするわ。」
バラスト・ウンディガーナ
LV.2
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
俊敏:I 0
魔力:I 0
共振I
〜スキル・魔法欄省略〜
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牙狼突きは槍技を探している時にドラクエⅩで見つけたかっこよさげな技。