ダンジョンから冒険者ギルドに帰還する際は3人とも疲労感があり道中のモンスター達を倒すのは難しそうとだと思い3人にモンスター討伐とサポーターの役割を変わることを伝えた。みんなは最初、ダンジョンに出るまでモンスター討伐を行うと言っていた。しかし、何度かモンスターの不意打ちや見逃しがあり、自分達が想像以上に疲れている事が分かると素直に申し出を受けたので帰り道のモンスター討伐は俺がやった。
その際に3人から俺の魔法が見たいという事だったのでバギ系とヒャド系の呪文を放ち倒した。
「ヘェ〜、ラースって魔法色々使えるんっすねぇ。いくつ使えるんっすか?」
「うーんっ?どうだろうなぁ。30〜40位だと思う。」
「さっ!?30〜40!?エルフでも無理っすよ。どうなってんすか?ラースは。」
「そ、そうだね…。何でそんなに多いの、ラース君。」
「…びっくりだわぁ…。それしか言葉が言えないわ。」
「そうだね、皆んなが魔法って読んでいる俺の魔法はさ、厳密には魔法じゃ無いんだ。」
「ドユコトっすか?」
「うん、俺の魔法は故郷では"契約呪文"って呼ばれていたんだ。」
「契約呪文?それはないと何が違うっていうのかしら?」
「うん、魔法は聞くところによると読書や魔導書などで己の中から発現するものでしょ?でも、俺の契約呪文は外界に存在する精霊に自身の魔力を対価に魔法みたいな現象を起こすものなんだ。その現象を"呪文"と言い、呪文1つ1つにはそれに合った形式の契約陣を構築して契約して初めて行えるんだ。勿論全部の呪文を契約できるって訳ではなく個人の適正に合った下位呪文から契約して力量を付けてからその上位呪文を契約していくんだ。」
「ああ〜っ。だから、ラース君は30〜40の呪文が使えるんだね。実際の種類と言うか系統と言うかはもっと少ないんだね。」
「精霊に契約っすか〜…。ラース、それってオイラ達にも出来るっすか?」
「うん?うーん、多分難しいと思うよ。俺が契約出来たのは俺の出自が関係しているし、俺も契約はかなり前にやったから俺自身が正確な契約陣を覚えていないから無理そうだからなぁ。」
「ラース君の出自が関係しているのかい?それがどんなのなのか聞いても良いかい?勿論話したく無いならそれでも良いさ。」
「そうだねぇ、みんなは魔剣で有名なクロッゾ家って知っているよね。言ってみればあんな感じかなぁ。先ず、俺って諸事情で生まれの親と育ての親が違うんだよ。それで、7年位前に偶々自身の生まれを知ったんだよ。その時に産みの両親が水の精霊を奉る一族だった事を知ったんだ。その際に紆余曲折あって精霊に関わりある契約呪文が書かれている古文書を見つけて身につけたんだ。」
俺は色々とボカしながらみんなに想像しやすいように分かりやすく説明した。色々と違う説明だが異世界転移者だとか異世界の魔法だとかこの場・この状況て言う事でも無いので折を見てティアマト様と一緒に話そうと思う。
「そうなの…。教えてくれてありがとね、ラース君。」
「まぁ、別に知られても問題ないけど積極的に話したい事でもないから、皆も内緒にお願いね?それじゃ、さっさと帰ろうか。」
「分かったよ。」
「分かったわ。」
「了解っす。」
俺たちは安全第一に帰還した。冒険者ギルドに辿り着くと辺りはもう夜だった。まだ、冒険者ギルド周辺の店は人も多く活発が見られることから夕飯少し過ぎくらいなのだと判断して魔石の換金を行なった。モンスタードロップはオークの骨が5本とキラーアントの甲殻10個、ウォーシャドウの指刃3個、パープル・モスの翅1個回収出来た。これに関しては換金せず持っておくことにした。
魔石換金額の内訳は68,590ヴァリスをゲン、ストール、ラナティナ達で三等分させた。ゲン達は良い奴だから俺にも受け取ってほしいと言っていたが今日はこの前の無茶の反省だからと理由を付けて断った。結果、3人は22,000ヴァリスを受け取り残りの2,590ヴァリスをティアマト・ファミリアの共通財産として貯金させてもらった。
モンスタードロップはストールがオークの骨2本とキラーアントの甲殻2個、ラナティナもストールと同様の内容だ。2人は専属契約した桜さんに報告しに行くそうだ。ゲンは残りのオークの骨とキラーアントの甲殻5つを使って防具とサブウェポンの製作に勤めるそうだ。そして俺は残りのキラーアントの甲殻1個とウォーシャドウの指刃3個、パープル・モスの翅1個を貰った。
取り敢えずみんな疲れているそうだから次の探索は二日後にした。その際に3人からキツく注意をされた為に、明日はゆっくり休み明後日から趣味の鍛治をやろうと思う。丁度モンスタードロップもあるので鍛治以外にも作れそうな物が思い付けば積極的に作ろうと思う。明後日は何を作ろうかワクワクである。
ダイの大冒険だったと思うのですが…
呪文の威力
(下級)イオ=旧式大砲の一撃と同じとか書いてあったような気がする。
なので
(中級)イオラ=戦車に取り付いているバズーカ砲
(上級)イオナズン=小型ミサイル
(最上級)イオグランデ=大型ミサイル
くらいなイメージで考えています。
ちなみに
マダンテ=核弾頭
ガイアマダンテ=チェルノブイリ
ギガガイアマダデイン=ツァーリ・ボンバになるのでしょうか?
ぶっちゃけ兵器の名前や威力に詳しくないのです。
間違っていたらすみません。