お気に入り数も350近くですよ!投降の度に評価を頂けて本当にうれしい限りです。
追記:誤字報告ありがとうございます。 修正しました。
ではお手柔らかに。
タイトルの鱗屑は"りんせつ"でも"うろくず"でもどちらでも。
皆、似た者同士
「―――これはまた面妖なものがあるものですな、竜胤に収まらず……井の中の蛙とはこのことでしょうな」
冬空から落ちる弱々しい朝日が差し込む、土間が剥き出しの一室にて丸太を輪切りにしただけの簡易的な椅子に腰かけた刑部は言葉もないように呟いた。
竜胤のその異常な力は世界で言う氷山の一角にしか過ぎず、"悪魔の実"によって人を超えた力を得た者はアシナの外には嫌と言う程いる―――ということは刑部は知っていた。
そう、
翼を持った燃える竜と敵の親玉であろう伝承に伝わるような巨大で長大な竜。
他にも
そんなものを見てしまえば今更驚くことなどないだろう。
刑部が「井の中の蛙」と表したことは能力者たちのことではなく、"豊穣の力"のことである。
竜胤も勿論異質と感じていたが、あの戦で攻め込んできた軍勢の能力者と同様に「暴力」という武力の面を強く認識していた。
しかしイブキの豊穣の力は違う。
まさに人を助けるための、"暴力"とは違う"救済"の力。
名の通り悪魔としての一面しかないと思っていた故に刑部は驚いたのだ。
「竜胤ではなく豊穣の力であれば弦一郎も…」
刑部は今は姿を晦ました弦一郎を想い、つい変えられない仮定の未来を脳裏に浮かべる。
竜胤はアシナに起こり得る出来事の節目に必ず関わっていた。
かつての戦でワノ国が本腰を入れ始めた時期も竜胤の存在が露呈してからであった。
そしてアシナの内陸に前線を築かれ、ワノ国と睨み合っている最中にミナモトの宮の"
元々丈とその従者である巴はミナモトの宮より流れてきた主従。
二人の死を何らかの方法で察知した故に"淤加美一族"が動いた可能性は高かった。
今回の九郎を巡る内乱もやはり彼が竜胤の御子であったからに他ならない。
きっとそれが豊穣の力に置き換わった所で同じことが起きたのだろうが、少なくともアシナを想う弦一郎ならば違う選択肢を作り出せたように思える。
その力を持つイブキも、それに力を貸す可能性はあった。
竜胤と違い、それはアシナに災厄をばらまくような力ではないのだから。
そんな妄想を頭の隅からも消し去り、改めて目の前で寛いでいる一心へ向き直る。
一心は刑部が己の話を飲み込むのを黙って待ち続けていたが、その迷いの振り切れた目を見て口を開く。
「やれるか?刑部」
「はっ!角のない鬼で良ければ喜んでこの
そうして刑部は真新しい十文字槍を手に
刑部は今回の竜胤を巡る騒動は弦一郎のために動いていた。
勿論大手門を守るのは鬼刑部の役割。それは門が朽ちようとも不変であると豪語するだろう。
狼から見て果たして刑部が誰のために動いていたかなど分かりようもないが、実際に弦一郎のためと狼を葬る意気込みだった。
それは単純に現当主である弦一郎のためでもあり…何より勉学を共にした友のためでもあった。
一心が狼を手助けする最中、それを知って尚、刑部は弦一郎の友として狼の前に立ちはだかったのだ。
しかしそれも今や敗れた将の一人。
一命は取り留めたものの、気が付けば弦一郎は既に城を去っていた。
大手門を守れなかった自責の念から腹を切るつもりだったのだが、そんな時に一心はいつものようにふらった現れそれを止める。
―――角を折って仲直りといこうではないか!さぁ兜を出せぃ!―――
仲直り、とは竜胤を手に入れるために手を貸したことを一心は全て水に流してやるという意思を表した言葉だった。
突然のことにただ言われるがまま兜を出すと、そのまま左角の折れた兜の残った右角もへし折って刑部に返した。
―――さぁて、
呆然としながらも、そんな洒落を言いに来たのであろうかと聞けば「二十年も温めておったわ!いつか言おうとして、結局今思い出したがな!」などと宣うものだから毒気を抜かれてつい自分の腹を切るための短刀を降ろしてしまったのだ。
かつて自身を魅了した若かりし猛将一心。
病により風前の灯火だというのに、それを全く感じさせない今の出で立ちがそれに重なった。
彼は一心より授かった十文字槍を返し、
…ちなみに新しい十文字槍を抱えて寝ていたのは
"折れ角刑部"の新しい
咳の音がアシナ城より消えた翌日。
竜咳の罹患者を収容していた隔離用の棟とは違う棟の中にある患者用の病室。
廊下側の障子を除き、三方を襖で閉じている所謂一人用の個室だ。
そういった個室は得てして死期が近づいている位の高い者に限って収容される場所だが、他にも入れられる条件はある。
そう例えば、昏睡状態で目覚める見込みのない者。
その病室にはつい昨日までその状況の中にあった老婆であるお蝶が寝かされている。
さすがに老婆の状況を労わってか、筵ではなく掛け布団が掛けられている。
…とはいえ木綿製ではなく、藁を中に詰めた和紙製の
彼女は目を閉じて身体を休めてはいるが、何を感じ取ったのかその瞼をはっきり開けて襖の向こう側、廊下に立っているであろう人物に目を向けた。
そうして素早く上体を起こして言い捨てる。
「
お蝶は襖越しに立っている男から僅かに憐情のような…いや気まずさのような感情を読み取った。
彼女は動作やそれに伴う音…例えるならば歩く時に出る足音や衣擦れの音などから
これは与えられた"まぼろしお蝶"という二つ名の通り幻術を得意とすることが関係している。
というのも、幻術というものは相手の感情を揺さぶるために使われることが多いからだ。
幻術自体にも種類があるが、大きく分けると精神に働きかける幻術と、直接外傷を与える幻術とで分けられる。
アシナの忍びが扱う幻術は
非戦闘員、又は無力化された相手に対して有効な精神に働きかける幻術だ。
戦う力を失くした者に扱う幻術がどういった用途かは言うまでもないだろう。
これを扱うには術者は被術者についてよく知らなければならない。
相手を精神的に揺さぶることが出来る過去の出来事や執着しているものなど、何かしら
そのためには事前の対象の観察も欠かせないことの一つであり、表情や仕草、癖やその時の精神状態をあらゆる方法で把握するようにしている。
とはいえ、視界にも納めていない相手、ましてやそのことを把握して普段から動きを調整している
お蝶の言葉を受けて襖を開けたのは白髪の大男。
彼女を狼へと差し向けた張本人だ。
少なくとも梟は
「お互い未練などとうの昔に霧と消えたろうに」
「そうかい?あたしゃ消えなかったさ、霧のように周りに漂っていたさね。あんたのことも、"
"あの子"―――ずっと互いに触れてこなかった内容だ。
急に過去を蒸し返したことに、梟は驚きを筋に一切出さずとも、驚いた。
「………なにが言いたい」
「"あの子"がここを出て行ってから、あんたはすぐ狼のやつを連れてきたね。倅と呼び、義父と呼ばせて、あたしはあんたがそれでいいならと、何も言うことはなかったよ」
「…おまえは結局一度も呼ばなかったな。その割には熱心に入れ込んでおったがな」
「言ったじゃないか。漂っていたんだよ、あたしもね。この国の霧みたいに囲まれ、晴れることなく…いい年して
「…」
お蝶は言葉を区切り、静けさが二人を囲む。
聞こえるのは城の中、どこか遠くで慌ただしく駆ける女中の足音か声。
まだお蝶が言いたいことはわからない。
一人で喋らせることが近道だろうと思い、梟は口を
「あたしの周りから消えなかったんだよ。それは、あの夜の時もさ…三年前の平田屋敷、手を貸したのは終わらせるためさ」
「…なんじゃと?」
「あんた、最初から殺す気だったろぅ?あたしのことを。知ってたさそんなこと。」
「………」
お蝶が見抜いた気まずさとは、梟が未だその三年前の真実をお蝶に伝えていなかったからに他ならなかった。
死ななかったとはいえ、三年だ。
昏睡状態にあり、そしてつい先日起きたばかり。
「あたしもあんたを殺す気だったのさ」
梟は先ほどの言葉を受けて既に
納得してしまったのだ。彼女ならそうしてもおかしくはないと。
そう思ってしまうほどかつて二人はそれ程までお互いに
梟が手引きした、主にワノ国の忍びで構成された私兵部隊である"孤影衆"をも使った平田屋敷の襲撃。
それは、竜胤の御子の力を強引に使わせるための舞台だった。
狼に留まらず、平田家の近しい者が死んでいく中で、九郎に竜胤を使わせる決断を後押しさせるための策でしかない。
子供一人にその責を背負わせることになるこの計画は、賊でさえ外道と言い切る程だ。
もし九郎のような聡明さと覚悟を持った子でなければ耐えられなかっただろう。
…それにお蝶が賛同したことは、今思えば違和感があったかもしれないことだ。
「一番の障害であり要の狼をあたしが討ったならば、あんたが
「…そうじゃろうな」
「(―――ただの恨み言か、それとも懺悔か…一体何を聞かせたい?)」
やりたかったことはわかったが、言いたいことはまだわからない。
ただの恨み言にしては違和感がある。お蝶らしくない。
勘違い、と言ったらそれまでだが、長い時を共有してきた梟にはそうは思えなかった。
―――それにしても…子が親を超えたか…それはなんとも―――
「…あんた今、羨ましいって思ただろ?」
「………」
梟は思わず眉間に力を籠める。
再度話が核心から遠のいたことに関してでもあるが、かつての戦の最中でも抑えてきた、今は己の中に燻る衝動。それを指摘されたからだ。
戦いの中にしか己の存在する場はない。
そう思わせる程の衝動が常にあった。それは一心の持つ闘争心と謙色ない程に…
だが忍びとは影の存在。
一心が表なら梟は裏。
鮮烈な戦いは求められず、狡猾で誇りなど捨てた、それでいて最小限で絶望的な致命傷を与えることが必要なのだ。
だけどその
本当は皆気づいていたのだ、彼の葛藤に。
それでも務めを全うする姿に、敢えて言う者はいなかった。一心を除いて。
「わしを殺して、その後はどうする気じゃった」
「なんにも。親子水入らずでみぃんな土の下さ。"あの子"がいないことだけが心残りに、なっただろうよ」
梟は
やはりまだ核心には届いていない。
霧のように周りに漂っていたと言うが、自身に忘れられない想いがあるというならば、一体何を思って実行しようとしたのか。彼はさっさと本題に入るようにと睨みつけ、促した。
その目を受けてお蝶が息を吸い込み、吐いた。
「あんたのその様を見せられりゃぁねぇ。
梟が定めた"忍びの掟"。
一つ。
親は絶対 。
逆らうことは許されぬ。
二つ。
主は絶対 。
命を賭して守り、奪われたら必ず取り戻せ 。
三つ。
恐怖は絶対。
一時の敗北はよい。だが手段を選ばず、必ず復讐せよ。
この掟は最初から全てを定めていたわけではない。
あの日、狼を拾った時に一つ。
九郎が竜胤を持つことを知った時に一つ。
そして九郎の元に狼を就ける前に一つ。
そうやって積み上げられた狼への枷だった。
その鎖は、未だ梟へと繋がっている。
「あんた………自分の子に殺して欲しかったんだろう?」
彼女はもう一度息を吸い、吐いた。
目を閉じ、過去を思い起こすように言葉を繋げる。
「…許せなかったんだろう?自分を。"あの子"の苦悩に気づいていたくせに、打算的に感情を利用し、最後には人知れず去る原因となったことを。忍びとしては何も間違っちゃいなくとも、"親"としては最低さ。そうして自己満足の罪滅ぼしとは恐れ入ったね。
「………」
梟はやはり応えない。
自身が気づいていなかったことを言い当てられたからか、はたまた自身の歪みをお蝶が気づいているとは露ほどにも思っていなかったからか。
例えば梟が目的を達することができたところで、その後はどうしただろうか?
何故ならその野心とやらは最初から空っぽの、中身のない目的でしかないのだ。
自身の武名を世に知らしめる?
ただ腑抜けながらゆっくりと死ぬという未来に耐えられなくなった?
そんな理由で梟は裏切りを決意などしなかっただろう。
一心も梟の心根を知っている故に、その疑問から直接排除に乗り出すことは気が進まなかった。
…これは巧妙に避けられていたという理由もあるが
―――彼は…いや
死んだわけではない。彼女は自ら親の元から去ったのだ。
国盗り戦の最中、娘は長年共にした相棒に庇われ、"彼"は命を失うことはなかったが
"彼"は失くした左腕の代わりとなる牙を求めた。そして彼は新たに手に入れた牙を使い"修羅"と化した。
ただ凄烈に、それでいて凄惨に殺し、死をひたすら積み上げていく相棒の姿を見て彼女は自身の罪を知ったのだ。
そうして彼女は戦の終わりと同時にアシナを去った。
どこへ行ったか、残されたのは彼女のために
間も無く、娘の父である梟は戦場で飢えた狼を拾い、
娘の母であるお蝶はその飢えた狼の忍びの技の師として刃を交わし、育て上げた。
そんな中梟は
初めはワノ国との接触。そして次に竜胤の御子である九郎の出現。
まさにワノ国と竜胤という、国盗り戦を擬える要素は渡りに船であったのだ。
間も無く一つ目の掟と矛盾する二つ目の掟を作り、来るべき時に備えるために平田家に取り入った。
そして三つ目の掟を作り、いつか狼の復讐の刃が胸を貫く時を待った。待つはずだった。
しかしこれは
自身の狂気に身を任せて、梟は敵を演じようと動き続けたがために、
手段が目的に変わってしまったのだ。いやどちらも目的になったのだ。
そしてさらに不幸にも、梟は戦いに喜びを、生きる意味を見出していた男である。
老いてその性分が薄れることもなく、つかの間の平和で燻っていた本性は狼という薪を得て燃え上がる。
結果、彼はワノ国を手中に収めるために竜胤を求めると言う自分の"嘘"を叶えるべく動き、狼との心躍る本気の戦いを求めながらも子に殺されることを懇願するという
…お蝶は、それに気がついていたのだ。
「そうやって己を見失い、己を惑わし、アシナから外れ、忍びからも外れて、ついに人道からも外れるあんたを終わらせるのがあたしの役目だとおもっていたんだよ…
「…」
今度の沈黙はより静かで、重かった。
狂った老人を殺す老人。
ただ想うが故に。
自身の苦悩、衝動、狂気、悲願。
それらを理解できる人間など、どこにいるはずもないと梟は思っていた。
だが理解者はずっと近くにいて、そして殺してくれると言ってくれた。
普段の彼ならば最も自分を知る人間と認識し、口封じとして躊躇なく殺しただろう。
だがそうするには多くの時間を共有しすぎていて、そして一心との語らいが彼の心の枷を軽くしていた。
どちらも三年ぶりの語らいであり、如何に梟とて感傷というものはある。
今の彼はただの、老婆のかつての夫だった。
「………おまえが言いたいのは…………儂がもう、止まるべき…ということか?」
だからこんな風に、彼らしからぬ言葉が出ることもきっとあるだろう。
「いんや?」
「………ん?」
「勝手にすればいいんじゃないかねぇ?」
「……ん??」
「いやねぇ…ただの苦情だよ。言いたいこと言っただけさ。そもそも目が覚めてすぐ一心と刑部から大方聞いてたから、やつらとどう料理するか考えてたのさ」
「(じじばばども!)」
三人寄れば文殊の知恵と言うが、忍びとして頭の切れるお蝶に、勤勉な刑部、数多の人の心を惹きつけ率いてきた一心が寄ればもはや
的確にトラウマを刺激し、さも理解者の如く振舞い、見事弱音まで吐き出させると言った段階まで持ち込ませることに成功しているのだから恐ろしい。
ここまでやっておいて最後には放り投げられる。慈悲はなかった。
さすがの梟も阿呆面を晒してしまい、ちょっと傾きかけた自分の貧弱な心をそれはもう恥じた。
覚えてろよこのばばぁ。
「…そういやあんた、酒臭いよ。それも極上の。さっきまで飲んでたようだねぇ?……そういえば、一昨日も朝まで一心のやつと飲んでたそうじゃないか」
「あの
カカカッと笑う
絶対に梟が酒を隠し持っていることに気が付いてやったのだろう。
「うんと昔愚かにも一人でこそこそ酒を飲んだ大馬鹿モンがどうなったか忘れたとは言わせないよ…ほら、持ってきな。………どうしたんだい?その自慢の
「う、ぐぬぅ…ぇえい!」
梟もかつての妻の前では、ただの尻に敷かれる夫でしかなかったようだ。
三年振りに―――体感的にはずっと短いが―――酒を、しかも極上の竜泉を飲んだお蝶は非常に御満悦だったそうだ。
…素直に従ったのは、きっとこんな風に悪だくみの振りをしつつも、気を使ってくれたお蝶に対する感謝の気持ちだったのかもしれない。
お蝶は梟を許してなどいない。
だが彼に必要なのは許しではなく、今の彼を黙認という形であれ認めることなのだろうとお蝶は思っていた。
少なくとも、二人から娘を奪ったワノ国と雌雄を決するまでは…
―――恐怖は絶対。 一時の敗北はよい。だが手段を選ばず、必ず復讐せよ―――
カイドウとオロチが梟と組んだのは似た者同士だったからでしょう。お蝶もまたそう。
鱗(りん)が関わる人は破滅願望者ばかり。
…梟のことを熱く語っていたら、気づけば終わっていた。あ、あれ?
本編の梟は野心のため、今作では家族のために狂い分裂した男になってます。水没はしません。
大元の梟とお蝶の考察はある考察サイトのお方の考察が心に残っていたので、それをうろ覚えながらベースにしつつ、この世界観用に構成しています。なんとなく見覚えのある方もいたかもしれません。こういう場合の参考(?)元様の扱い方が分かりませんので、アドバイス頂ければ幸いです。
隻狼との違い(?)まとめ
淤加美一族:いにしえではなく国盗り戦の折に攻め込んだ。案の定ワノ国と三つ巴に。
孤影衆:内府の忍びではなく、梟がワノ国の忍びを丸め込んで立ち上げたアシナ混合の私兵部隊。
刑部:"鬼刑部"から"折れ角刑部"へ。槍も一心に返し、新しい十文字槍に変えた。
梟:悲願のために空っぽの目的を生み出してそれに余生を捧げていたが、昔の女に暴くだけ暴かれてフォローされることなく放っておかれてしまった老人。
お蝶:ちょっとアイリーン(bloodborne)入ってる。狂ってしまった昔の男と刺し違えるために平田も狼も犠牲にした。(この二人は九郎様に刺されても文句は言えない)
隻腕の忍び:一心でなく、ワノ国の"燃える男"から相棒を庇い腕を失う。後悔からかつて二人の修行場で見た仏を彫っているという。"泣き虫"の音を想い彫る仏の貌はいつだって泣き貌だ。
あの子:本編では猿に食われたらしいが…?
弦一郎の枕:加齢臭がするがすごい寝心地が良さそうな柔らかさになってた。
イブキ:本当は出番があったけど持ち越しに。申し訳ない。