けものフレンズ 厳しい時代(改良版)   作:gh0sttimes

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第三話 帝都初空襲

1942年11月13日

ジャパリパーク パークセントラル

ジャパリパーク情報技術総合研究所

セーバル視点

 

この日、ジャパリパークの情報技術総合研究所では、あることに関して話し合いが行われていた。

「SANDNETの日本列島への延伸か。何年ぐらいかかるんだ?」

「はい。1946年3月には工事が終わるでしょう。」

«SANDNET»

無線型情報転送システム。

所謂、光回線だ。

100年前(ジャパリパークが転移してくる前の世界では1960年)にジャパリパーク政府が国内全域に軍事目的で敷設したものだが、現在では、民間人もこのネットワークに参加している。

これを日本まで広げるとなると、相当の利益が見込める。

だが、今は戦時だ。

おそらく、日本での民間人の参加は戦後になるだろう。

そんなとき、一人の兵士が会議室に駆け込んできた。

「失礼します!」

「おい! 今は会議中だぞ!!」

「まぁ、待て。その報告というのは?」

「はっ。敵機の来襲であります。3分前に米空軍の爆撃機がジャパリパーク本土に侵入。キタキョウシュウ工業地帯を爆撃し、北進しています。また、我が軍の戦闘機が近づくと、高度を10000メートルまで上げ、寄せ付けないとのことです。」

「迎撃には何が動いた?」

「はっ。ジェット戦闘機jpr-98とジェット戦闘機jpr-88が出撃しています。」

「そうか。では、それらをすべて戻し、ゼウス=アショアを使え。」

「了解!」

ゼウス=アショアは自律高速計算システム(コンピューター)制御型の陸上配備型の迎撃ミサイルである。

ゼウス=アショアのレーダーであるSAN-1は半径9000キロメートルを監視することができるため、敵国の領土をミサイルで攻撃することもできる。

 

ジャパリパーク ナギサキ

ナギサキ=ゼウスベース

トキ視点

 

私は指示に従って、ミサイル発射の操作を行った。

「操作開始!」

「SAN-1、キョウシュウ工業地帯上空の爆撃機を探知。軌道計算開始。···計算完了。照準データとしてミサイルに記憶させます。」

「最終安全装置解除。SA-3発射用意!」

「撃てっ!」

そんな指示とともに、ミサイルが発射された。

 

ジャパリパーク キョウシュウ工業地帯上空

米空軍B-29爆撃機隊

アメリカ空軍のパイロット視点

 

俺たちはキョウシュウ工業地帯への爆撃のため、ジャパリパーク本土に侵入した。

「うん? 司令官。我々の上から何か落ちてきます。」

「ははっ、そんなことはあり得ないだろう。我々より高く飛べる機は今のところは無いわけだからな。」

「し、しかし・・・」

「だってもヘチマもあるか! 俺たちは高度10000メートルを飛んでいるんだぞ!!」

俺は一緒に乗っていた乗組員の話をただの見間違いだろうと考えて相手にしなかった。

その時だった。

 

ドカーン!!

 

轟音とともに、隣のB-29が爆発したのだ。

「なんだ!?」

「隣を飛行していたB-29が突如爆発。消滅しました。うん? 前方より未確認飛行物体多数! 回避してください!」

「ダメだ! 間に合わない! グワァ!!」

俺の機にもミサイルが直撃し、俺は死んだ。

その後、キョウシュウ工業地帯を襲ったB-29は最初の攻撃から数分で全機が撃墜された。

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