白・初「増援?」
固法「えぇそうよ。」
初春「何で増援を?」
固法「最近犯罪行為を行う学生が増えてきたでしょ、それで白井さん1人だと大変でしょ。だから第2学区にある風紀委員本部に増援を要請したのよ。」
白井「でも犯罪行為を行う学生が増えたのは177支部の管轄外も一緒でしょう。それで本部に増援要請はできないのでは?」
固法「確かにそうよね。正直言って増援要請が通るのは私も予想外だったのよ。」
初春「じゃあ増援を送れるほど余裕があった支部があったんですか?」
固法「それがその増援としてくる学生、風紀委員じゃないのよ。」
白・初「は?!」
固法「予想通りの反応ね。」
初春「当たり前です!他の支部の風紀委員が来るならまだしも、そもそも風紀委員じゃない学生がきてどうするんですか?!」
固法「私もそう思うわ。でもせっかく増援が来るなら我慢するしかないのよ。」
白井「ていうかわたくしに増援なんて必要ありませんの!空間移動能力者であるわたくしがいればそんな犯罪を犯す学生捕まえるなんて簡単ですの!早くその話をなかったことにしてください!」
固法「なかったことにはできないわ。」
白井「なんで?!」
固法「あなたたちまさか風紀委員じゃない人が増援としてくる話を私が反対しなかったと思うの?」
初春「それは、」
固法「最初は反対したわよ。でもやっぱり白井さん1人だと怪我をしちゃうと思ったのよ。それにその組織も一応ちゃんとした組織だから。」
初春「組織だったんですか!?」
固法「えぇそうみたい。依頼してその依頼に見合った報酬を払えばいいみたい。」
白井「その報酬は誰が払うんですの?」
固法「額はまだわからないけど私が払うわ。」
初春「そんな、固法先輩その報酬払えるんですか?!」
固法「さぁ?わからないわ。」
白井「わからないって、もしぼったくりだったらどうするんですの!」
固法「まだ報酬はわからないからなんとも言えないわ。でも今日『パレット』の責任者の人と話をして、ぼったくりだったら諦めるわ。」
初春「その組織『パレット』っていうんですか?」
固法「そうよ後でここに来るから不満とかあっても抑えててね。」
白井と初春はまだ納得いってなかった。白井はまるで自分1人だと頼りないと言われているように感じた。しかし固法先輩の言ったように自分1人だと怪我をしてしまうかもしれない。そう考えてた。そして今の会話をノイマンは
(やっぱりあやしむよな。私たち『パレット』は依頼に見合った報酬を受け取る。学園都市の闇に関わる仕事だったら基本200万円以上だ。しかし表の仕事、つまり今回の依頼は大体10万以上80万以下といったところか。まぁ今の話は青も聴こえてると思うから無茶な額は要求しない…と願っておこう。)
そんな考えを巡らせていた頃青染はというと、
青染「177支部ってどこ?」
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side 青染
青染悠然、彼は道に迷っていた。
彼は先程のノイマンが行なった盗聴で聞こえてきた会話を聞いていた。しかし彼はいつもの癖でそれをBGMの代わりにいつものノリでふらふら全く違う方向に向かって歩いてしまった結果道に迷ってしまったのである。ではノイマンのガイドでもと来た道を戻ればいいのだが、ノイマンは今演算中で話しかけても反応がないのである。彼は誰かに道を聞こうと考え丁寧に教えてくれそうな人を探した。
(あれは、、、)
目の前に学園都市第3位超電磁砲が友人と歩いてた。
(ナイスタイミング!たしか超電磁砲は風紀委員177支部の1人と仲が良かったはず。彼女に聞けば教えてくれるだろう。)
そんなことを考え終わった青染は早速超電磁砲に聞きに言った。
青染「あのーすみません」
御坂「はい?」
青染「僕、風紀委員177支部に行きたいんですけど道がわからないので教えてくれませんか?」
御坂「あんた、風紀委員177支部に用があんの?」
青染「はい。」
佐天「ちょうどあたしたちもそこに向かってるので一緒に行きませんか?。」
青染「おや?いいんですか?」
佐天「はい!御坂さんもいいですよね。」
御坂「別にいいわよ。」
青染「ではお言葉に甘えて。あっ、僕は青染悠然と申します。」
佐天「あたしは佐天涙子で〜す。そしてこちらが…」
御坂「御坂美琴。」
青染「御坂美琴…あぁ超電磁砲か。…そうか〜超電磁砲かぁ〜道理で見たことがあった気がしたんだよな〜。」
佐天「知ってたんですか?」
青染「そりゃねー僕の仕事場じゃあ覚えとかないとあとあと大変になるからね。」
御坂「仕事場?」
佐天「それってバイトですか?」
青染「まぁバイトと似たようなもんだよ。」
そういうかんじのたわいもない話をしながら3人は風紀委員177支部に向かった。
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side 177支部
白井「うむむむむむ。」
初春「うぅ〜〜〜ん。」
2人は悩んでいて、考えてた。
白井は
(先程固法先輩は増援としてくる組織は別に怪しいわけではないと申し上げていましたが正直言って不安ですわ。いえ、警備員や、風紀委員本部がおくってくるあたりそこは大丈夫だと思いますわ。しかし報酬を払わないといけなくて、なおかつその金額がまだわかってないとなるとぼったくりされかねないですわね。まぁー固法先輩はその報酬がぼったくりだった場合はあきらめると申してましたが、むこうがそれを簡単に了承するのでしょうか?むこうの怒りを買って襲ってきた場合…正当防衛として攻撃すればいい話。そして警備員に突き出して危険な組織だと証明できる。……とりあえずそのお方が来るまで待つことにしましょう。
そういえばお姉さまの携帯のGPSを見る限りもうすぐ来るころですわね。アァ愛しいお姉さま、早く黒子のもとへ来てくださいまし。アァお姉さま。お姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さま。グヘヘへへへへへへへへへへへ。)
一方初春は
(あ、白井顔からして変なこと考えてる。あの表情見る限りもうすぐ御坂さんが来る頃。多分佐天さんと一緒でしょう。…それにしても驚きました。まさか私のパソコンが
などと少々えげつないことを考えてた2人であった。
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side 青染
青染は御坂さんと佐天さんとともに177支部たどり着いたのである。
青染(さ〜てなんとか177支部に着いたけど、話し合いはうまく行くかな?むこうはぼったくりされることも頭に入れてるし、それにぼったくりしたらなんかされるし。女子中学生って怖い。)
そんなかんじで彼は支部に入ることをためらっていた。でも入らないと話し合いができないし、という感じで入れなかった。
佐天「青染さん?大丈夫ですか?」
御坂「ちょっと、早く入りなさいよ。」
青染「あのー御坂さん代わりに開けてもらえません?なんか怖いことが起こりそうなので。」
御坂「怖いこと?はわからないけどとりあえず先に入っていいのね?」
そう言って超電磁砲は先に入っていった。と思ったら
白井「おねぇさまーーー!!!!!」
急に超電磁砲のもとに空間移動能力者である白井黒子が飛んできた。
御坂「ちょっ、黒子!急に抱きついてくるんじゃないわよ!」ビリビリ!
白井「OH,おねぇさまの電撃、いや、愛の鞭!いただきました!やっぱりおねぇさまは黒子のことを愛しているのですね!」
御坂「確かにあんたは大事な後輩だけどこれは愛じゃないに決まってるでしょ!」ビリビリ×2
白井「ギャーーーーー!!!!!」
その瞬間空間移動能力者がその名の通り真っ黒焦げになった。
初・佐・青「・・・・・・」
青染「御坂さん、いくら相手の愛が激しいからって常盤台の超電磁砲が殺人を起こしちゃーダメだろ。」
御坂「そうね、いくらこんなんでも殺しちゃーダメだったわ。どうしましょ。」
青染「とりあえず風紀委員に見つかる前にどっかに捨ててくるか。」
初春「あの、ここ風紀委員の支部ですけど。」
青・御坂「・・・・・」
青染「御坂さん、短い間でしたがあなたの優しさは忘れません。罪を償ってください。」
白井「勝手に殺さないでくださいまし!」
青染「えっ、あれだけやって生きてるんだ。すごいな。…君、ウチに来ない?」
白井「どなたかわかりませんがお断りさせていただきますの!っていうかあなたは誰ですか!」
初春「そういえば。うちの支部に何か用ですか?」
青染「あ、自己紹介が遅れましたね。はじめまして。僕は組織『パレット』の責任者の青染悠然と申します。」
白・初「、、、えっ、あなたが?」
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