とある科学の数値改竄《凍結》   作:RK6246

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【 =テレパシーでの会話


#6 増援その1

 

シノ【ねぇねぇ、さっきスキルアウトに絡まれてるときなんでわざわざ時間をかけて気絶させたのぉ?まさか佐天さんにカッコつけたかったのぉ?ねぇねぇどうなのぉ?】

 

青染【うっせー!意外とさっきのこと恥ずかしいって思ってるんだから黙っとけ!】

 

今、青染悠然はチームメイトであり、組織『パレット』の司令塔である足立忍の能力を使った煽りを受けている。彼はその煽りになんとか耐えているがそろそろ限界である。

 

海莉【シノちゃん、そろそろやめときな。もう、あと2,3回煽ったら袋が切れちゃう。】

 

シノ【え〜】

 

青染【そうだぞシノ。いい加減やめないと“ピー”が“ピー”なって“ピー”するぞ!嫌なら黙っとけ!このおかま!】

 

シノ【アイム ノット ア オカマ! アイム ア ガール!このホモ!】

 

青染【僕はホモじゃねー!】

 

ノイマン【そうだぞシノ、こいつはホモというよりどちらかというとショタコンだ。】

 

青染【おまえら後で覚えとけよ!】

 

その会話が終わった後青染は音速を超えるスピードで拠点へ向かった。

 

ーーーー拠点にてーーーー

 

シノ「いやーやっぱり悠然を煽るのは楽しいねぇー。」

 

海莉「シノちゃん性格悪いよ。」

 

シノ「え〜。でも楽しいじゃん、煽るの。」

 

海莉「え〜(引き)。・・・そういえばノイマン、悠然くんショタコンなの?」

 

ノイマン「いや、あいつはショタコンどころかホモでもない。あいつの初恋は中学の時の同級生〇〇さんで、以前告白した時にはもう彼氏ができていて、ショックのあまり私が無理矢理ゼリー飲料を飲ませなければ餓死しかけたからな。っとシノ。」

 

シノ「なに〜?」

 

ノイマン「ご愁傷様。」

 

シノ「えっ?」

 

そしたら次の瞬間

“バゴォーン”!!!

足立忍は凄い勢いで体の半分が壁に埋まった。そしてシノが立っていた位置に青染がいた。

 

青染「ノイマン、テメー何か遺言でもあるか?」

 

ノイマン「・・・シノちゃんが死んだ!」

 

海莉・青染「「このひとでなしー!」」

 

“ズガーン!!!”

 

その音がした後海莉が見たものは車椅子の真上で頭だけ天井に刺さっているノイマンの姿だった。

その時海莉の目には体の半分が壁に埋まっている忍、頭が天井に刺さってるノイマン、すごい地獄絵図だったしかし、

 

海莉「ノイマンが死んだ!」

 

青染「このひとでなしー!!!」

 

このような状況でもふざける2人

 

海莉「んで、交渉うまくいったからもう青に頼んじゃったからね。」

 

青染「了解。」

 

そして急に現実に戻る2人であった。

 

ーーーー次の日ーーーー

風紀委員177支部にて

 

初春「昨日は驚きでしたよ。」

 

白井「ほんとですわ。level4は人数が少ないのに、それが4人も来るなんて。」

 

初春「でもちゃんとこの場所わかりますかね?」

 

固法「地図渡してるから大丈夫だと思うけど。」

 

“コンコン”

 

固法「噂をすれば。どうぞー」

 

“ガチャ”

 

扉が開いてそこにいたのは少し黒髪で天パの少女と少し長い茶髪の大人しそうな少年だった。

 

楓「え〜と依頼されてやってまいりました『パレット』の青の世継楓と、」

 

勇大「鳶山勇大です。」

 

固法「アァいらっしゃい。どうぞ入って。」

 

楓/勇「「失礼します。」」

 

“ガチャン”

 

固法「それでははじめまして。私は固法美偉です。」

 

白井「白井黒子です。」

 

初春「初春飾利です。」

 

楓「どーも」

 

勇大「よろしくおねがいします。」

 

固法「それじゃあ仕事の確認だけど。今日から大体1ヶ月ぐらい風紀委員としてここで働くことが仕事です。そして働いてる間風紀委員の腕章を腕につけてもらいます。だから基本的に白井さん達をお手本にして。」

 

勇大「わかりました。」

 

初春「そういえば今日来るのは4人でしたよね。他の2人はどうしたんですか?」

 

楓「4人で話し合った結果いっぺんに4人で行くと狭くなると思って2人づつ来ることになりました。。」

 

固法「そっかー。」

 

勇大「ま、まぁーとりあえず今日は何をすればいいですか?」

 

固法「今日、1人は白井さんと一緒にパトロールに行ってくれる?もう1人はここに残って初春さんの手伝いをしてもらうから。」

 

楓「じゃああたしがここに残って、勇大が白井さんと一緒にパトロールしてきて。」

 

勇大「うん、わかった。」

 

ーーーーーー外でーーーーーー

 

勇大「白井さん、今日はよろしくお願いします。」

 

白井「はい、よろしくお願いいたしますの。」

 

そう言って2人はパトロールを始めた。

 

ーーー数分後ーーー

 

パトロールでは特に事件が起こらなかった。

 

勇大「・・・増援呼んだ意味ありましたか?」

 

白井「おかしいですわね、最近はこんなに平和じゃなかった気がしますが。」

 

勇大「まぁ、平和が1番なんですけどね。」

 

白井「そうですわね。、、そういえば鳶山さん、あなたの能力はなんですの?」

 

勇大「ああ僕の能力ですか?どんな能力だと思いますか?」

 

白井「そうですねー、ヒントをください。」

 

勇大「ヒントですか〜。いいですよ。ヒントは〜『触れていることが条件』です。」

 

白井(触れること。、、、ではわたくしと同じ空間移動能力?、それとも空力使い?、あっ、念動能力かもしれませんね。でも一応、、)

「もう一つヒントをくださいまし。」

 

勇大「二つ目のヒントは『少し珍しい能力』です。」

 

白井「珍しいのならわたくしは答えることは難しいと思いますが。」

 

勇大「どんな答えでもいいですよ。」

 

白井(珍しい能力、では念動能力ではないですね。空力使いでもない。ではやっばり私と同系統の能力、空間移動能力でしょうか?)

 

勇大「答え決まりましたか?」

 

白井「・・・私と同じ空間移動能力でしょうか?」

 

勇大「・・・・違います。」

 

白井「おや、そうなんですか?」

 

勇大「はい、それに『パレット』に空間移動能力者は1人しかいませんから。」

 

白井「1人いるんですか。」

 

勇大「はい。それも白井さんと同じlevel4です。」

 

白井「・・・その方は青のメンバーの1人ですか?」

 

勇大「いいえ、彼女は赤のリーダーです。」

 

白井「あらまぁそうなんですの?」

 

勇大「はい、でも白井さんの能力の方が強いかもしれません。」

 

白井「そうなんですか?」

 

勇大「はい。彼女は自分と一緒にしか他の物をテレポートできません。」

 

白井「あら、そうですか。」

 

勇大「そのかわり範囲は自分が自ら足を踏み入れることがある座標だけです。」

 

白井「おやおやそれだけしかできないんですか。わたくしの下位互換なのでh・・・まって、それって足を踏み入れたことのある場所ならどこへでも転移可能ですの?」

 

勇大「はい。座標登録がしてあるなら学園都市内外、国内外への転移も可能です。ちなみに彼女はほぼすべての国の首都を登録してます。」

 

白井「・・・そうですか・・・」

 

勇大「あっ!僕の能力を教えるのを忘れてましたね。」

 

白井「そういえばそうでしたね。」

 

勇大「僕の能力は『形状変形(カーペンター)』です。」

 

白井「『形状変形(カーペンター)』ですか?」

 

勇大「はい。この能力でh

“ピー”!!!!

なっ!」

突如大きな音が響いた。

 

白井「向かいましょう鳶山さん!」

 

勇大「はい!」

 

・・・・

 

白井「どうやらATM荒らしでしょうか?」

 

勇大「そうみたいですね。あっ!犯人が出てきたみたいですよ。」

 

白井「そう見たいですわね。では鳶山さん、行きますわよ。」

 

勇大「はい!」

 

2人はATM荒らしのもとへ向かった。

またまたこの荒らしたちをA.B.Cとしよう。

 

A「いそぐぞ!警報鳴ったからすぐに風紀委員が来るぞ!」

 

B「早く車出せよC!」

 

C「わかってる!」

 

白井「させませんわ!」

 

A.B.C「なっ!」

 

白井「ジャッジメントですの!」

 

え?っと白井の決め台詞を聞いて自分も行ったほうがいいのかとけつろんづけ、

 

勇大「え〜っと、

ジャッジメントですの。」

 

全員「ブファ!」

 

白井「ちょー!!ちょ、ちょっと鳶山さん!?なんでわたくしと同じなんですか?!」

 

勇大「えっ?ダメですか?」

 

白井「わたくしと同じにしないでくださいまし!結構恥ずかしいですの!」

 

勇大「え?じゃ、じゃーなんていえばいいんですか?」

 

白井「なんでもいいですの!」

 

勇大「じゃー。

ジャッジメントです!」

 

白井「それでいいですの。・・では一緒に、」

 

勇大「はい。」

 

「「ジャッジメントです(の)!!!」」

 

白井「ATM荒らしとしてご同行お願いいたしますの。」

 

A「へっ、誰がお前らなんかについていくかよ!」

 

そう言って彼の自分の近くの瓦礫が浮いた

 

A「これでもくらっとけ!」

 

そして瓦礫が2人にすごいスピードで飛んでいく。白井は勇大と一緒にテレポートしてかわした。

 

白井(念動能力ですか、おそらくなにかをATMにぶつけて荒らしたっていうところでしょうか?)

 

A「チッ、空間移動能力者か。」

 

そう言った次の瞬間白井はAの背後にテレポートして背中を蹴った。

 

A「ガッ!」

 

そう言ってAが倒れた。

“シュン”!

そして白井の金属矢が服とコンクリートに刺さった。

 

B「おっおい、ヤベーじゃねーか!逃げるz“ガツン”っ痛」

 

何事かと思いBが顔を上げたら目の前に壁があった。、いや、元々は平面の道路に壁ができてた。

 

B「なっ!」

 

そして彼は驚き無意識に後ろを振り返るとそこには壁に驚いている白井と、地面に右手をつけている勇大の姿があった。

 

勇大「逃げるときは周りを気にした方がいいですよ。」

 

そう言って彼は左手を地面につけた、その瞬間B.Cの周りにまた壁ができて、、、気づいたら2人は真っ暗い場所にいた。、いや、外から見たら小さな小屋ができていた。

 

C「まっ、真っ暗、なんだよこれ!」

 

B「おい、出せ!ここらか出せ!」

 

勇大「警備員が来るまでそんなかで待っててください。」

 

ーーーーその頃177支部にてーーーー

 

初春「そういえば世継さん、なんでパトロールじゃなくて書類整理、報告書作りを選んだんですか?」

 

楓「あぁ、あたしの能力、戦闘や人を捕まえるのに適してないのよ。」

 

初春「ちなみにどんな能力ですか?」

 

楓「あたしの能力は色を操る能力よ。」

 

固法「どーゆー能力?」

 

楓「そうねぇー

“ガサゴソ”

あっ、ちょうど色が付いてない絵があった。」

 

そう言って丁寧に描かれている絵を広げて、見せた。

 

楓「この絵を見てて。」

 

初春「はい。」

 

固法「えぇ、」

 

そしたら徐々に色が付いてない絵に色が付いてきた。

 

初春「わっ!」

 

固法「おぉー!」

 

そして1秒ぐらいで広げられた絵は色鮮やかになった。

 

楓「これがあたしの能力『色彩操作』(カメレオン)です。」

 

固法「この能力、光学迷彩みたいなこともできるの?」

 

楓「はい、できますよ。、というか半径10m内はあたしの世界です。」

 

固法「おぉー!」

 

初春「じゃあこの部屋をデコレーションしてください!」

 

固法「あっ、それ面白そうね。世継さんできる?」

 

楓「えぇできますよ。」

 

ーーーーーー数分後ーーーーーー

 

2人はATM荒らしを警備員に引き渡した後パトロールを終えて177支部に戻ってきた。しかし支部に戻ってみるといつもと思いっきり違ってた。それは色だった。壁はが青だったり、赤だったり、机が水色だったり、桃色だったり。

 

白井「つまり、あなた方は世継さんの能力を見て面白そうだと思い、今の状況に至る、ということですか?」

 

楓「いや、これあたしのせいだと思うんだけど。」

 

白井「いえ、世継さんは悪くないですわ、これはやれと言った初春の責任ですから。」

 

楓「あ、そう」

 

白井「というわけで初春、」

 

初春「はい。」

 

白井「これから1週間、佐天さんにスカートをめくられる前にその日自分が履いてるパンツの柄を申告する刑です。」

 

初春「え・・・」




終わり方が中途半端でごめんなさい。

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