異世界ファンタジーを蜂の巣にする物語   作:八雲白龍

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この小説に出てくる銃は現実にある物だったり創作物を持ってきた物だったりします(ビームライフルとか)
威力とか現実に則したものでは無いです、その場のノリで決めてます、ツッコまないで下さい


模擬戦

冒険者ギルド 特別演習場

 

あの後メロウさんに手を引かれながら、ギルドの裏にある演習場に案内された

 

「ここがギルドの特別演習場、主に新しい武器の試し斬りに使ったり、魔法の威力を調べたり、対人戦の訓練等も行ったりする場所だ!」

 

外から見ただけだと判らなかったが、簡単に言えば野球場のドームと同じ形だった

 

「観客席みたいなのがありますけど…」

 

「年に数回だが、ここで武道大会がある、その時は金さえ払えば一般人でも中に入って闘いを見ることが出来る」

 

ギルドとしては良い収入になるんだコレが、とメロウさんははにかみながら言う

 

その時、背後の扉からアネッサさんが入ってきた

 

「お待たせ〜、許可取ってきたわよ〜」

 

「ヨシ!ならまずは、その銃とやらの威力検証だな」

 

そう言ってメロウさんは、ガチャガチャと箱の中から鎧を取り出した

 

「その鎧は…?」

 

「ん?コイツは特殊な鎧でな、ダメージを受けると自動で修復するんだ」

 

「なにそれつよい」

 

それ鎧としては最強では?

 

「て思うだろ?硬そうな見た目だけど、紙みたいにペラッペラの防御力なんだよなぁコレ」

 

えぇ…

 

「その代わり、こっちの水晶玉におおよその威力が表示されるのよ〜」

 

つまりトレーニングダミーの鎧とログ表示の水晶玉な訳ね…

 

「んじゃ、準備が出来たら撃ってくれ」

 

「了解、では『銃召喚』」

 

自分の中の魔力が減るのを感じると共に、手元に重みを感じる

 

「PM…?確か旧ソ連辺りが使ってたオートマチックだっけ?」

 

最初に使える銃はまさかのソ連銃、まぁ中口径だしコンパクトで使いやすいっちゃ使いやすいけど

 

一応弾倉を外して、中に弾丸が入ってないのを確認する

 

まぁ見た目PMでも発射するのに使うのは魔力なので、入ってないのは当然なのだが

 

「ん?あれ…?」

 

銃をマジマジと確認していると、おかしな事に気付く

 

「撃鉄が動かないし、セーフティ無いんだけど…」

 

何これ、PMってこんなゴミ性能だっけ?いや、なんか違うのが感覚的に判る

 

「あ、魔力弾だから暴発とか無いのか…」

 

魔力を込める=撃つだから、何かの拍子に指が引っかかって暴発とか、落っことした拍子に暴発で弾が、何て無いのか…撃鉄飾りになってるじゃん…

 

「気にしたら負けなんだろうなぁコレ…まぁ良いや、撃と…」

 

パンッという乾いた音と共に放たれた魔力弾が、標的の鎧を吹っ飛ばした

 

「うん…弾速は実銃と何ら変わりは無いかな?威力がどうかは知らないけど…」

 

鎧に穴が空いたりしてない所を見るとおそらく、魔力の塊を弾として発射したってところかな?貫通では無く、衝撃的な威力なんだろうなぁ

多分、魔力を弾丸の形にして撃てば貫通するだろうけどね

 

「スゲぇ…なんだよ今のは…」

 

あ、メロウさんが驚いてる。まぁ弓矢とは全く違うからね、向こうよりは弾速と威力が桁違いだし(実銃ならだけど)

 

「で、アネッサさん?数字出ました?」

 

「あ、出たわよ〜?」

 

威力が出たとの事なので、水晶玉を覗き込む

 

 

 

ハンドガンLv1

威力 30

 

「コレって高いの?低いの?」

 

「初心者が使う弓矢と比べると高いわね〜?初心者用の弓矢だとおよそ15〜20の威力よ〜?」

 

「30ってなると、初心者を脱したような奴がちょっと奮発して買った武器の威力じゃねーか?てか、レベル表示有りってことは、更に上があるんだよな…?」

 

「あー…極めたらもしかすると、国の一つや二つ平気で消し飛ばせるかもしれないです…」

 

核弾頭搭載のアトミックなバズーカとか

 

「な、なんだそりゃあ!?」

 

「国…?町とかじゃなくて国なの…?」

 

「ですねぇ…流石に自分も巻き込みかねないので、あったとしても使いませんけど」

 

「「ほっ…良かった…」」

 

いや、何で撃つこと前提なんですか、しかもまだ使えるか判らないのに

 

「あ、もう一つの弾丸で撃っても良いですか?威力は変わらないけど、多分結果が変わるんで」

 

「お、おお…ちょっと待ってろ」

 

メロウさんは吹っ飛ばされた鎧を元の位置に戻して離れる

 

「じゃあいきます…」

 

今度は魔力を込めるだけで無く、弾丸の形をイメージして引き金を引いた

 

パンッ

 

先程吹っ飛ばされた鎧は微動だにせず、代わりに心臓付近に小さな穴が空いた

 

それを確認して水晶玉を覗き込むと、微妙に結果が変わっていた

 

 

 

ハンドガンLv1

威力30

追加効果 貫通

 

「おい見ろよアネさん、キレーに穴が空いてるぜ」

 

「コレ、どんな鎧でもこうなるのかしら…?」

 

「いや、流石にそこまでは無いと思います」

 

PM基準で考えると、中口径だしそこまで貫通力は高くない筈だ

まぁちょっとしたプレートメイルくらいなら何とか?

魔物の鱗とかの硬さによっては弾かれてもおかしくないかなぁ

 

「いやいや…プレートメイルって、嵩張るから好んで着る奴なんていないぜ…?」

 

「王族の守護騎士辺りなら着るだろうけど、アレは付与魔法で重量軽減してあるからって話だし〜」

 

つまり、人間相手ならほぼ必殺出来るのが確定してしまった

 

「いや、だから何で人に撃つこと前提なんですか…」

 

トレーニングダミーが鎧なだけで、基本魔物に対して撃つモノだからね?いや、魔族とやらが鎧を着たりしてるなら判るけど

 

「まぁ知りたい事は判ったし、次は模擬戦だな」

 

そう言ってメロウさんは、箱から取り出した木剣を投げ渡す

 

 

「剣適性あったし使えるだろ?一応どれだけ戦えるか確認させてくれ」

 

そう言って半身を後ろに引き、剣を構えるメロウさん

 

「了解です、では失礼して…」

 

アネッサさんから離れ、少し柔軟運動をしてから私も半身を引き、構える

 

 

 

「シッ!」

 

先に仕掛けたのはメロウさんからで、5mはあった間を一気に詰めてきて木剣を振り下ろす

 

「(いや、半身引いてる相手に何故振り下ろし?)」

 

私はその振り下ろしを体を軽く反らすだけで避け、ガラ空きのメロウさんの横っ面に木剣を薙ぎ払う、が、そのまましゃがんで避けられた

 

「流石に、狙われるか!」

 

そのまま連続で突き上げられる木剣をバックステップで避け、木剣で弾く

 

「あ」

 

「隙ありです」

 

木剣を完全に弾き飛ばし、そのままショルダータックルで突き飛ばし、素早く馬乗りになって、逆手で首横の地面に木剣を突き刺す

 

「はい、メロウさん1死です。どう見ても剣に慣れてない様子でしたけど?」

 

「うへぇ…そこまで見破られるのかい…」

 

模擬戦を終えると、メロウさんは元々は格闘術使いであると教えられた

一応剣適性は持っているらしいが、初心者の頃に使っていたが、途中から格闘術に目覚め、それ以来ずっと格闘術で戦っていたらしい

まぁ模擬戦だし、初心者相手に本気で殴りかかる訳にも行かないので剣を使っていた、との事だったが

 

「まぁ負け惜しみって訳じゃないけど、本気の私と戦いたかったら、高ランク昇格試験の相手に私を指名しな!そしたら戦えるぜ!」

 

なる程、では本気でボコボコにするのはその時で、という訳ですね

 

「私も格闘術には自信があります、その時はお手柔らかに」

 

元の世界では蛇と呼ばれる人達と無限CQC組手なんかで教わってたし、なんならストライクアーツとか覇王某拳何かとも競ってた

喧嘩殺法から梁山泊の達人級(マスタークラス)、とある武術の開祖と言われる天巧星の英霊までいたからなぁ…

 

「ハイハイ、模擬戦も終わったなら、六花ちゃんが今日から入る宿に案内するわよ〜?」

 

「あ、お願いします」

 

「んじゃ私も帰るわ、明日から冒険者生活が始まるけど、何かあったら気軽に声かけてくれよ!」

 

メロウさんに別れを告げて、アネッサさんに今日から暫くの間お世話になる宿に案内された

 

 

 




バトル描写無理ィ…
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