新横浜発12時発 東海道新幹線の女   作:新庄雄太郎

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南と高山が捜査中にある男性が内浦で殺された、凶器は拳銃で、現場に落ちていた薬莢から自動拳銃と断定、使用したのはどんな拳銃なのか、そして、応援に小海と松本と梶山と小林が応援に駆けつけてきた。


第6章 9ミリ自動拳銃

「警部、現場に落ちていた薬莢から使用された拳銃は9ミリ口径のオートマチックと分かりました。」

 

と、横溝警部の部下の中井刑事は言った。

 

「9ミリ口径か。」

 

「かなり強い拳銃ですね。」

 

「恐らく、犯人に呼び寄せて射殺したと考えられるんじゃないか。」

 

「ああ、それは考えられるな。」

 

「9ミリって事は自動拳銃だから、銃の種類によっては弾倉数も異なるからな。」

 

「なるほど。」

 

そして、南は言った。

 

「殺し屋が使うとしたら、ブローニングハイパワーは14発、シグP220だと9発だ。」

 

「犯人が使うとしたら弾が多く入ってるのを使うんじゃないか。」

 

「そうか、犯人が使ったのは恐らくS&WのM59のシルバーモデルじゃないかな。」

 

「犯人が使用したのはこの銃か。」

 

「はい、まず間違いないと思います。」

 

そして、南と高山は横浜で失踪した女の行方を追う事にした。

 

「とにかく、熱海温泉へ行って見よう。」

 

「ええ。」

 

「この温泉毎を捜すんですか。」

 

「よし、足取りを追ってみよう。」

 

さっそく、南と高山は熱海温泉周辺を聞き込みをすることにした。

 

熱海温泉・大野屋

 

「よし、行って見よう。」

 

「はい。」

 

そして、案内の人が南と高山に声を掛けた。

 

「ああ、あなたはお盆の時の。」

 

「はい、この女性来ていませんでしたでしょうか。」

 

「ああ、この人ね。」

 

「いつ来られたんですか。」

 

「えーと、8月の14日かな。」

 

「その時、私が伊豆へ行ってる時だ。」

 

「その女性が何か。」

 

「実はですね、神奈川県警から行方不明の捜索願があり、現在捜査をしているんです。」

 

「確か、大野木真由美じゃないかしら。」

 

そして、高山は写真を見せた。

 

「この人ですか?。」

 

「ええ、よく似ています。」

 

大野屋の女将の証言により、大野木は友人と泊まったホテルと突き止めた。

 

「間違いないですね。」

 

「ええ。」

 

高山は高杉班長に大野木が泊まったホテルを見つけたと報告した。

 

「そうか、友人と別れた大野木は男の車を乗せて駅まで送ったと。」

 

「はい、ホテルの女将とシャボテン公園の職員の証言で大野木が立ち寄ったと確認しました。」

 

「よし、そちらから小海と松本と梶山と小林主任を派遣させる。」

 

「お願いします。」

 

高杉班長の命令で、応援要請で小海と松本と梶山と捜査主任の小林を派遣させ。捜査本部のある小海達は所轄の下田警察署へやって来た。

 

「えっ、大野木は友人と一緒に熱海と伊豆へ行っていた。」

 

「はい、お盆頃に熱海で一泊して、そこから三津シーパラダイスと伊豆シャボテン公園へ行ったのは確認されています。」

 

「シャボテン公園で別れた後に大野木は男の車に乗り伊豆長岡へ送ったのを確認されています。」

 

「なるほど、そこから三島で特急に乗って横浜で下車し、横浜線に乗り換えて新横浜で新幹線に乗ったと。」

 

「はい。」

 

「と言うことは、南と高山が追っていた男が大野木を乗せたと。」

 

「はい。」

 

「捜査中に殺されるなんて。」

 

「犯人はどこへ逃げたのか。」

 

 

 

 

 

 




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