南と高山と小海は、山代温泉ホテル・瑠璃光にやって来た。
「えっ、昨日泊められたんですか。」
「はい、昨日チェックアウトされています。」
「そうですか。」
そこへ、南と小海がやって来た。
「何か分かった。」
「大野木は昨日ここに泊まっていたそうです。」
「そうか、昨日泊まって温泉郷付近をまわってるんだろう。」
「とにかく、聞き込みをしてみよう。」
と、南は言った。
那谷寺
南と高山たちは、那谷寺の大悲閣へ登って来た。
「おーっ、絶景であります。この景色ネットで見つけた写真そのものだよ。」
「ここは確か、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が歩いた場所だね。」
「あおいも行きたかったと思うよ。」
そして、南は。
「石山の石より白し秋の風。」
「上手ですね。」
「芭蕉の句だよ。」
「そうか。」
後の調べで、大野木は那谷寺に立ち寄ったと確認された。
「昨日に来ていたそうよ。」
「そうか。」
そして、南と高山と小海は山代温泉で泊まることにした。
「わー、いい湯だよ。」
「本当ね。」
「うん。」
そこへ、小林主任がやって来た。
「もう、山代に泊まっていたんですか。」
「はい。」
「主任、何か用ですか。」
「今、犯人と思われる男がわかったよ。」
「本当ですか。」
「ああ、この男だ。」
と、小林主任は写真を見せた。
「あっ、この男ですか。」
「名前は比呂播和樹だ、彼は拳銃射殺犯で手配されていたんだ。」
「そうか、大野木はこの男に追いかけられていたんだ。」
「大野木の居場所がわかったよ。」
「本当か、南。」
「ええ、恐らくあそこですよ。」
「わかったの、大野木のいるところが。」
「ええ。」
「じゃあ、犯人と一緒にいるのね。」
「ああ。」
そして、南と高山達は応援の石川県警にも協力し、捜索が始まった。
「よし、とにかく南は聞き込みをしてくれ。」
南は、早速大野木の足取りを追っていた。
「この女性を見ませんでしたか。」
と、写真を見せる。
「知らないねぇ。」
「あっ、この女性見ましたよ。」
「確か、4ドアセダンに乗ってたな、確か小舞子海岸へ向かって走っていたな。」
「本当ですか。」
「ああ、確かセダン車で色はベージュだったな、小舞子海岸へ走って行ったよ。」
「どうも、ありがとう。」
南はすぐに、小林主任に報告した。
「えっ、犯人は大野木を乗せて小舞子海岸へ向かっている。」
「はい、聞き込みで確認しました。」
「そうか、すぐに石川県警と一緒にそっちへ向かわせる。」
小林主任と高山と小海は石川県警のパトカーに乗り、小舞子海岸へ向かった。
「やめて、放して、放してってば。」
と、大野木は抵抗する。
「動くな、へへへへ。」
そこへ、石川県警のパトカーが小舞子海岸に到着した。
「こっちです。」
「犯人はどこに。」
そこへ、南と高山も小海が包囲した。
「そこまでだ。」
「くそー。」
比呂播は、シルバーモデルのSWM59を持っていた。
バキューン!
と、高山は38口径で1発発砲した。
「とほほほ。」
南と小林主任は比呂播に手錠をかけた。
「もうにげられねぇぞ、比呂播!。」
そして、高山と小海は大野木を救出した。
「大丈夫ですか。」
「はい。」
と、大野木は言った。
こうして、南と高山達の事件は東京から伊豆と加賀市で犯人を追い、無事解決したのだ。
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劇中の列車時刻は昭和63年3月のダイヤを使用しています
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