問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート 作:チルドレン
はい、よーいスタート。
主人公は気絶しましたが勝てたので問題ありませんなRTA、はーじまーるよー!
前回は出血による気絶判定に失敗した所からスタートですね。
因みに“ノーネーム”さんはかなり回復ギフトが多いので、多少の怪我なら誤差です。
完治しない事はほぼ無いからな!(三敗)
という訳でこのままレティシア戦をサラッと流して、次のペルセウス戦までのチャートを皆様の為にぃ…説明しましょうか。
まずレティシア戦の前にやっておくイベントは、有名所のコミュニティに挑む条件ですね。
サウザンドアイズは黒ウサギを賭ければ乗りそうだけど、他に黒ウサギを賭ければ乗りそうな所ない?と聞けば黒ウサギは呆れながらも教えてくれます。
その内の一つに、ペルセウスの情報がある訳ですね。
なので先ずその条件を知っておく必要があります。後で十六夜君に教える為ですね。
因みに幾ら知ったからと言って速攻で知識を披露するのは良くありません。普通に疑われます。
黒ウサギ、ペルセウスに売られるんだってよ。って話を聞いた時に、そういえばと言ってから情報をあげましょう。
そうする事で要らない誤解をさせない様にしつつ、情報を与えていきましょう。十六夜君の行動が早くなり、結果としてタイムが縮みます。
という訳で目覚めた瞬間に、他のコミュニティに挑むにはどうすれば良いの?自分の身を売れば何処か受けてくれる?教えてくれよ黒ウサギさんよぉ!
「……力のあるコミュニティは自分達の伝説を誇示するために、伝説を再現したギフトゲームを用意する事があります。例えばペルセウスがそれに当たりますね。…って、ペルセウスって知ってますか?」
「うん。蛇駆除係でしょ?」
「…ああ、まぁ…それに似た様な物ではありますが…」
私のその言葉を聞いて、彼女は少しだけ困った様に苦笑した▽
何か間違っていただろうか▽
何も間違ってないな!
取り敢えず黒ウサギから話は聞いたので、後は此処から追い出すだけですね。
…ちょっと上、五月蠅くない?
「…確かにそうですね。ちょっと行ってきます…大人しくしててくださいよ?」
おう、考えてやるよ。
…よし、行きましたね。さっき飛鳥ちゃんに“威光”を喰らったので、後はペルセウスの“ゴーゴンの威光”を喰らって違いを考えるだけです。
……というか本当にうるさいですね。こんな状態じゃ子供達も不安がるでしょうし……少しぐらい大丈夫だよな…?
という訳で此処からコソコソ作戦開始です。
因みにこれからしようとしている事は、子供たちの好感度上げです。やっぱり子供に好かれるのが立派なホモの秘訣なんだよね、それ一番言われているから。
…という訳で、子供の皆…あーそびま…
私がやってくると、震えていた子供達が一斉に私の傍に近寄ってきた▽
どうやら皆怖かったらしい。取り敢えず持ってきたトランプで遊ぼうと言えば、全員が小さく頷いた▽
………▽
ポーカーフェイスと、情報を手に入れた。
どうやら一人の子供が外を見ていたらしく、その時に十六夜君と吸血鬼との決闘を見たらしいですね。
その時の話が広がったらしく、もしかしたら十六夜君が死んでしまうかもしれないと皆が思っていたらしいです。
……がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛ごども゛だぢ。
まぁ大丈夫大丈夫、あいつ中々死なないから。仮に死ぬとしても世界救った後だから。
…良し!子供達の好感度を上げるのと同時に、恐怖心を消しましたね。
……っと、そろそろ九十九ちゃんの身体が限界ですね。子供達よりも眠そうですし…此処で寝ちゃいましょうか。
リリちゃんの尻尾を枕にして寝ちゃいましょう。
では諸君、サラダバ!
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…うとうととしている彼女を見て、私は小さく息を呑んでしまいました。
そのままポフンと、私の尻尾に顔を埋めた少女を見て…心がぽかぽかとしちゃいました。
「…綺麗…です」
「リリお姉ちゃん、どうしたの?」
「わっ…何でもないよ。お姉さんが寝ちゃったから私が送り届るね。皆はちゃんと寝るんだよ?」
「「「はーい!」」」
皆の元気な声と同時に、私はお姉さんを持ち上げました。
…そして、彼女の身体が想定より軽かった事に驚き…私は思わず息を呑みました。
「…え…」
私が両手で持てるくらいの軽さ、けれど…頑張れば私が片手で担げてしまいそうな程に…彼女は軽すぎました。
…痩せているから、あの三人の人達よりも小さいからじゃなく…根本的に何かが足りない様な…そんな感じがして…気付けば私は、工房の部屋の前に辿り着いていました。
……誰かが居ない時はちゃんとノックをする、子供である私達に定められたルールを思い出しながらゆっくりと開けると…
「はい…って、良かった。子供達の近くに居たんですね」
ピンク色髪の黒ウサギのお姉ちゃんが、私の手から優しく彼女を抱き寄せた。
…それを見て私は小さく視線を逸らすと…私の考えている事に気付いたのか、黒ウサギのお姉ちゃんが苦笑してしまいました。
「…軽かったでしょう?…触ったら分かりますが、九十九さんは…体の一部が無くなってるんです」
「……一部が、無い?」
「えぇ。工房で怪我の具合等を調べている時に分かったんですが……って、すみません。子供に話す話題じゃありませんね」
その言葉と同時に、黒ウサギのお姉ちゃんが彼女を…九十九お姉ちゃんを優しく抱きしめ始めました。
…その違和感に気付いた私は、ゆっくりと答えを探す様に黒ウサギのお姉ちゃんに問いかけようとします。
「…黒ウサギのお姉ちゃん、居なくなっちゃうんですか?」
「っ…どうしてそう思ったんですか?」
「……だって、黒ウサギのお姉ちゃん…昔の記憶のお母さんと同じ顔してたから」
その言葉を聞いて、黒ウサギのお姉ちゃんが歯噛みしました。
…それを見て私は予想が合っていたのだと思い…私はゆっくりと息を吐きました。
それと同時に、黒ウサギに抱きしめられている九十九お姉ちゃんが小さく身動ぎをします。
「本当に…そうなんですね」
「あっ…違うんです!そうじゃなくてこれは…」
「…良いんです。黒ウサギのお姉ちゃんも、何か考えがある筈ですから…でも…」
そう言って私はゆっくりと九十九お姉ちゃんを見つめました。
「…九十九のお姉ちゃんを助けられるのは、黒ウサギのお姉ちゃんしか居ないんですよ…?」
「…っ……」
「生意気言ってごめんなさい。でも…これだけは伝えたかったから」
そう言って私が部屋から出るのを、黒ウサギのお姉ちゃんが止めようと腕を取り…
「…二人共、私が寝てる間に随分重い話してたね」
「九十九さん!?何時から…」
「綺麗…です…って所から。黒ウサギ的には全部?」
「私からしても全部です!」
あんまりじゃないか。
これじゃあ私が頑張って起こさない様に歩いていたのが全て無駄になった気分です。
…幾らお姉さんでも騙すのは駄目だと思い、私は頬を膨らませて怒ろうとしましたが…
「ふふ。何時も人に甘える事が出来なかったから新鮮で…ごめんね?」
「…別に、それならいいんですけど…」
「……後、二人共私の身体が軽い事に疑問抱いてたよね」
その言葉と同時に、私達の身体が小さく跳ねてしまいました。
…確かに私達はそんな話をしましたが、それを今掘り返すという事は…話して良い内容なんでしょうか…?
「…あれね。新手のダイエット」
「……へ?」
「未来の外では皆してる事なんだよ。耀は病弱だからしなかったけどね」
「…そ、そうなんですか?」
その言葉を聞いて、九十九のお姉ちゃんは小さくウインクをしてからベッドに横になりました。
…そして寝息を立てた九十九のお姉ちゃんを見て私達は困った様に笑い合うと…もう一度起き上がった九十九のお姉ちゃんがゆっくりと喋り出しました。
「…十六夜君に、ペルセウスの挑める条件、教えたら…?」
「……な、なんでそれを…」
「…子供達から、教えて貰った…」
そう言ってもう一度丸くなった九十九のお姉ちゃんを見て…私達は小さく微笑んだ後に…二人で部屋の外に出ました。
「…こと…り…ばこ……」
九十九のお姉ちゃんが小さく呟いたその一言を、私は唯の寝言だと思って…聞き逃してしまいました。
…私の横に居た、黒ウサギのお姉ちゃんが考えるのも無視して…私は急いで私が住んでいる場所に戻りました。
暗殺教室のRTAが見たいので失踪します。