問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート   作:チルドレン

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道教に喧嘩を売ったので初投稿です。
…いや本当に、すいません許してください!なんでもしますから!


戦闘なんて無かった。いいね?

はい、よーいスタート。

魔王によって降らされた手紙を引きちぎるRTA、はーじまーるよー!

さてまず初めにやる事はペスト達の場所の把握ですね。

最初に一瞬、全プレイヤーの真上で見ているペストを必要最小限の動きで見ておきましょう。

此処で大振りで見ると漏れなく興味を持たれますのでご注意を。(五敗)

 

「白夜叉様!?」

 

さて、次は白夜叉の封印ですね。

こちらは短期で解決できる様に逆に放置しておきます。回答知っていても情報が無いので普通に怪しまれますしね。(三敗)

…という訳で、此処はささっと終わらせておきましょう。

 

「耀は彼女と一緒に逃げて。私は此処で観客が逃げるまで持ち堪える」

「…っ!名無しが私に逃げろって…」

「来る。ジャックは急いで彼女を連れて黒ウサギの下へ」

「…っ!了解しました!」

 

此処で片耳を塞ぎながら、気絶しないように自らで痛みを与えます。

…どうやら気絶判定には成功したらしいですね。

さて、次は上で戦っているレティシアの援護をします。

取り敢えず帰ってくる刀を全力投球で投げましょう。…はい、問答無用で弾かれましたが意識をこちらに向ける事は出来ましたね。

それによって風を受けなかったレティシアは思考を回しながら退避する事が出来ます。

でもシュトルムだけはどうしようもないから、其処は頑張ってね。

 

さてそんな事をしている間に飛鳥ちゃんは一人で立ち向かっていますね。

それでは…こちらの方で色々準備をしましょうか。

最初にやるのはコトリバコを全力で投げつける事ですね。この後すぐに黒ウサギがやってきますので…はい、サンドラがペストから離れたタイミング的に、此処ですね。

 

「っ!?」

「っ…」

 

多少のダメージは与えられましたが、その程度ですかね?

一応神霊だったので其処までの期待はしていませんが…それでもまだマシです。

相手の口元に血が見えましたので、何とかなったでしょう。

 

「…さっきの攻撃と言い…まずは貴女から…」

「“審判権限(ジャッジマスター)”の発動が受理されました!これよりギフトゲーム“The PIED PIPER of HAMELIN”は一時中断し、審議決議を執り行います!プレイヤー側、ホスト側は共に交戦を中止し、速やかに交渉テーブルの準備に移行してください!繰り返します………」

「……チッ。タイミングが悪いわね…まぁいいわ。私達のギフトゲームに不備はないもの」

そう言いながらゆっくりと降り立った彼女は、私の顔を見て…少しだけ面白そうに微笑んだ▽

「…いいわね。同じ呪い…いえ、貴女の方がもっと歪んでるわ。“子供と女性”にしか効果がない呪い…それを持つのが貴女なんて、凄く面白い…だからさっきの一撃は許してあげる」

 

おっと。これはペストちゃんに目を付けられましたね。やめてくれよ…(絶望)

しかし今回の目の付けられ方は余り悪くはない…寧ろ生存確定と考えても良いくらいレベルですね。

今回は特に目立ったガバもしていませんし、此処をすぐに乗り切ったら世界記録になる可能性微レ存?

勝ったな、風呂入ってくる。(慢心)

因みに此処で会議にバックレる事も可能です。というより、此処でバックレないとコトリバコの範囲に入って死ぬ可能性があります。

知ってます?コトリバコって投げたら自分で回収しないといけないんですよ。

 

…無傷で落ちている箱がある。▽

→無言で拾う。

 サンドラに焼き払ってとお願いをする。

 

下の選択肢をすると二人仲良く死んでサラマンドラとの関係が最悪になるので止めておきましょう。

(コトリバコ)暴れんなよ…暴れんなよ……よし無事生きて取れました!お前の事が好きだったんだよ!

後は妖刀を適当に呼んで鞘に入れて…後は適当にのんびりと歩くとしましょう。

因みに、此処で会議に行くのは得策ではありません。黒死病の感染のリスクがあります。

あの気に入り様からして、恐らく九十九ちゃんにも黒死病はあるでしょう。

なので此処は絶対に入らない様にします。無様に入って感染者が増えた事が多々あったので。(二十一敗)

…さて、これからする事は唯の自己満足なんですが…何処かに変な人間…殿下とかいないかなぁ?

 

まぁ居ませんよね。

後は七日間を過ごせる様に適当な所から食事等を持っていくとしましょう。最悪水とか飲んでれば何とかなりますので。

後は適当に七日間過ごすだけですね、因みに此処で血を流したりすると最悪死ぬので止めておきます。自決同士討ちのルールに反してしまうんですよね。別に血を流して呪いを強化するだけなのに、可笑しいよなぁ?!

次回はゲーム再開後にお会いしましょう。

では諸君、サラダバ!

 

-----------------------------

 

「…っ…っ…」

 

体がうまく動かない、どうして此処まで体が鈍いのだろう。

…そんな事を考えながら、私は目を閉じながら体を横にした。

病気如きにやられるなんて、本当に私は…

 

「…弱い…なぁ……呪いとか、病気とか…喰らっちゃうなんて…」

 

 

小さく喋りながら、私は契約書類(ギアスロール)を見る。

最初に見た時と細部が違っており、どうやら向こう側で何かがあった様だ。

その事に少しだけ小さく息を吐きつつ…ゆっくりと全部を読み進めた。

 

『ギフトゲーム名“The PIED PIPER of HAMELIN”

 ・プレイヤー一覧

  ・現時点で三九九九九九九外門・四〇〇〇〇〇〇外門・境界壁の舞台区画

   に存在する参加者・主催者の全コミュニティ(“箱庭の貴族”を含む)。

 

 ・プレイヤー側・ホスト指定ゲームマスター

   ・太陽の運行者・星霊 白夜叉(現在非参戦の為、中断時の接触禁止)。

 

 ・プレイヤー側・禁止事項

  ・自決及び同士討ちによる討ち死に。

  ・休止期間中にゲームテリトリー(舞台区画)からの脱出を禁ず。

  ・休止期間の自由行動範囲は、大祭本陣営より500m四方に限る。

 

 ・ホストマスター側 勝利条件

  ・全プレイヤーの屈服・及び殺害。

  ・八日後の時間制限を迎えると無条件勝利。

 

 ・プレイヤー側 勝利条件

  一、ゲームマスターの打倒。

  二、偽りの伝承を砕き、真実の伝承を掲げよ。

 

 ・休止期間

  ・一週間を、相互不可侵の時間として設ける。

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗をホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

                  “グリムグリモワール・ハーメルン”印』

 

人が居ないが、どうやら此処はルールには抵触しない場所らしい。それなら此方も一人で考え事が出来るという事だ。

 

「…先ず初めに、どうして黒死病が発症したか…かな」

 

少しだけ考える。

確かハーメルンの笛吹きのお話は…1284年だった筈。これは黒ウサギから教えて貰ったから間違いない。

じゃあ、黒死病が流行ったのは?……詳しくは覚えていないが14世紀後半だ。

……それを考えれば自ずと分かる。14世紀には確か寒冷期があった筈だ。其処を考えれば白夜叉が封印された理由も納得できる。

更には“契約書類(ギアスロール)”に書いてある白夜叉の名前の部分にも、少しだけ違和感があった。

“東の階層支配者(フロアマスター)”等ではなく“太陽の運行者”と書かれていた。

…という事は、あの言葉は封印に必要なことなんだろう。

 

そして、偽りの伝承と真実の伝承…こちらは前に十六夜君が教えてくれた碑文の内容の事だろう。

曰く、本来の碑文には鼠を操る存在は出ないらしい。それなら飛鳥を襲っていた鼠を操っている存在はフェイク。

……そしてそれは、笛を吹いていた女性だろう。何故か知らないが、飛鳥に対して御執心だったし。

 

…話は逸れたが、確か鼠が描かれていたステンドグラスがあった筈だ。

あれを全て砕き、他のステンドグラスを掲げればクリア…というゲームだろう。

……それを考えれば、誰が犯人かなんてわかる。

あの巨大な泥人形は違うだろう。風を使っていた事からいろいろ推測は出来るが…流石に其処からハーメルンの笛吹きを連想させる事は出来ない。

それなら消去法で、あの時一瞬だけ見えたあの男が正解となる筈だ。

 

「…答えは出た。後はそれを踏まえながら行動するだけ」

 

小さく息を漏らしながら、私は立ち上がる。

…どうやら病気と先程の代償が廻ってきた様だ。

……どうして彼女は、内臓が捩じ切れた筈なのに無事だったんだろうか。

…いや、それを言うなら私もか。

 

「…さて、どうします?私に頼っちゃいますか?」

「……」

 

不味い、余りに血が流れた所為で幻聴まで聞こえた様だ。

本格的に寝るべきか?

 

「あれ?もしかして聞こえてませんか!?…困ったなぁ…コホン…『起きてください!わーたーしーのーよーりーしーろー!』」

 

そんな事を考えていたら、私の目の前に微笑んだ少女がいた。

…狐耳と九本の尻尾。そして私の首にはポケットに入っていた筈の石がはめ込んである首飾り。

 

「…どうして私の傍に居るの?」

「昔の契約ですねー。取り敢えずお前の存在をバラさない様にバックアップするから、将来生まれる貴女に尽くせーって」

「……じゃあ契約解除しよう。今すぐに」

「その場合私は普通に魔王になりますが宜しいですか?今の私の信仰であれば、神霊にはなれますから」

 

その言葉を聞いて、私は小さく首を傾げた。

…信仰も何も…私が居た場所では玉藻前という存在も、付喪神という存在も知られていなかった筈だ。

それなのにどうして信仰があるのだろうか?

 

「おや。不思議に思っていますね。確かに私自身に信仰は多少しか御座いません。それも恐怖によって得られたモノですしね」

「…恐怖?」

「はい。実は知らないと思いますが、私中国でブイブイ言わせてたんです。なので割と殺されそうになっていたんですよ」

 

その言葉を聞いて、私は小さく首を傾げた。

…存在をバラさないと言われて契約したのに、結果的に狙われるなら契約になっていないんじゃないか?

そんな事を考えながら彼女の方を見つめると…彼女は少しだけ面白そうに微笑んだ。

 

「えぇ。考えている通りです」

「…じゃあ、どうして私に尽くすの?」

「ああ、それは“結果的に”契約は達成されたからですね。しかも、かなり良い方向で」

「…どういう事?」

「簡単ですよ。私は討伐されず、しかも道教の信仰を丸々貰っちゃったんです」

 

その言葉を聞いて、私は小さく首を傾げた。

…道教と言えば、“狐を信仰する宗教(、、、、、、、、)”だった筈だ。何か違ったのだろうか?

 

「ふふ。確かに貴女の世界ではそれが正解です。けれどそれは本来の歴史ではありません。だって本来、私は倒されて居るのですから」

「……それって」

「えぇ。私達は歴史を捻じ曲げた。いえ、化かしたと言っても過言ではありません。まぁ、それが真実となる事はありませんがね」

「…どういう事?」

「まぁ一種の自分ルールみたいな物です。なので本物の道教に勝つ事は出来ませんよ?私」

 

そう言いながらペロリと舌を出す彼女を見て…私は疑問に思った事を喋りだした。

 

「本物の道教って、どういう教えなの?」

「教えません。というかそもそも、貴女にはわからないんですよ」

「…?」

「歴史を化かしたと言ったでしょう?それ相応の代償があるという事ですよ」

「…つまり、本物の道教を知る事が出来ないのが代償?」

「えぇ。聞いた限りではこの世界、“知らないほうが悪い”と聞きましたのでかなり質が悪いです。誰ですかこんな代償付けたの」

「貴女」

「……まぁ、という事で…」

 

私の傍に寄った少女が、優しく私を抱きしめる。

…一瞬かるっ!?という言葉が聞こえたが、とりあえず無視をする。

 

「しかしまぁ…随分と貴女は優しいんですね」

「…?」

「私に対して、鏡を見せれば一瞬でも逃げるというのに」

「なんで、逃がすの?」

 

私のその一言を聞いて、彼女が思わずといった表情で首を傾げた。

 

「…えっと…だって私、かなり悪い事しましたよ?今の話聞いててわかると思いますが」

「うん」

「…だから、逃がさないのかなぁ…って」

「…?其処がわからない」

「……えっと、貴女は悪い人と一緒にいて良いんですか?」

 

その言葉を聞いて、私は首を傾げた。

 

「…だって、今は私に尽くしてるから。悪い事、何もしてないんでしょ?」

「え、えぇ。確かに契約した後は、あんまり悪い事したくないなぁ…とか思ったりしましたが…」

「じゃあ大丈夫」

 

私は微笑んだまま、回収した付喪神達を優しく撫でた。

…色々道具の様に扱ってきたから、もしかしたら怒ってるかもしれないと思い、撫で続ける。

そして、最後に優しく彼女を撫で…

 

「…玉藻前は、良い狐さんだよ。私が知ってる限りはね?」

 

そういって、額に優しくキスをした。




色々考えを増やした結果会話が多くなったので失踪します。
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