問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート 作:チルドレン
はい、よーいスタート。
前回のイベントから新しいギフトが生えたRTA。はーじまーるよー!
次回はゲーム再開後といったな?…あれは嘘だ。
すいません許してください!なんでもしますから!
まさか突然玉藻前が現れるとは夢にも思わなかったんです!
取り敢えず可愛い玉藻前ちゃんにはギフトカードに戻って貰って…ああ、やっぱり無理ですよね。はい。
今九十九ちゃんが倒れないのは玉藻前のお陰ですし、玉藻前を逃がす事はデメリットにしかなりません。
なので玉藻前を、黒死病になった九十九ちゃんの代わりに酷使するとしましょう。(激うまギャグ)
何処からか視線を感じる▽
けれど、周囲を見ても人影は一切無かった▽
…っと、視線を感じましたね。
これは一瞬だけペストに見られたという事でしょう。今は休戦中なので狙われる事はありませんが、普通の時にこういうイベントが起きてしまえば…最終的にロスになる可能性があります。
…それはそれとして、かなり面倒な状況になっていますね。
見られたという事は興味を持たれているという事です。今は病気の状態で身体能力が低下しているのに、初手からペストだと…無差別殺戮をされて死ぬ可能性があります。
なのでこちらとしては逃げたいのですが…このまま逃げてもしょうがないです。
…なるべく500mの距離を維持しながら、逃げるように単独行動をしましょう。
後は時間が来るまで倍速しながら日々を過ごしていきましょう。
なので皆様、とても暇だと思います……ので、
みなさまのためにぃ~こんな動画を用意しました~!
あっ、(クッキーじゃ)ないです。
皆様が走る為に、私からキャラの選択肢のおすすめを教えておこうと思いまして(ゲス顔)
それでは…動画を見せながらお勧めしたいと思います。
先ず初めに、キャラの選択はブレない方が良いです。但し極端に進みすぎると…最終的に自分の思い描いたキャラシートが握り潰される場合があります。
…そうですね。最初はこんな動画をご用意しました。
名前"バース
種族"人間(日本人:色白)
能力(身体能力)"普通
権能ギフト"
嗜好"
信仰"無し
性格"純粋
此方は誕生に特化したキャラクターです。しかし本来は生産系のギフトを目指していました。
まぁ、こうなってしまってはしょうがない…という事で、キャラのスタートを押します。
『こんなんじゃ、私の器に足りえないわ』
『もっともっと、強くなって。
『…あら?とても綺麗な魂。私この魂好きだわ』
『なら、器だけ取り換えれば良いわ。そうね…そう、其処に居る適当な詩人に死んでもらいましょうか』
『身体だけ貰って、後は貴女が誕生したと私が
『さぁ。起きて…!私の…私だけの愛しき存在…!』
はい。此処で紙が握り潰される様な音が聞こえます。所謂
そして次の瞬間、新しい身体が用意されます。この場合だと…下三つのみの引継ぎですかね。残りは新しく生まれ変わります。
逆に魂が駄目とか言われると、名前を除いた上三つが引継ぎです。
両方駄目の場合はそもそも何もないです。何処かで選択肢を間違えたんじゃないんですかね?
…先程のキャラの説明をしておきますと、彼女の名前は
因みに唯純粋なだけでもやってくる事があります(一敗)傍迷惑な野郎だぁ…。
さて、彼女は箱庭に存在はしていますが…残念ながら活躍する事はありません。
そもそも彼女は
“なので”一桁なんですね。最悪神格や伝説を持っている事が足を引っ張るレベルです。
一桁で有名所だと
逆に
逆に言えば、“彼女の存在”が創造論足り得るのです。
…しかし彼女に挑むには、同じ一桁に成らなくてはいけません。そしてそれを行うには、人間の体では出来ません。
なのでこのRTAに
さて次は…こういうタイプでどうでしょうかね?
名前"フンババ
種族"巨人
能力(身体能力)"
権能ギフト"
嗜好"無し
信仰"メソポタミア神話
性格"---
こちらフンババ。悪である事を望む事と、“相手を認めない事”を選択すれば一定確率でなれます。
本来なら名前を騙る場合、愚か者として処理をされるのですが…憑代を必要としている存在の場合のみ、騙る事が出来ます。
例えば巨人族はケルト神群や北欧神話出身の者が多いです。なので基本的にメソポタミアの巨人である彼は何処にも入る事が出来なかったんですね。
更には、
悪と悪ですからね。もし争えるのなら頑張ってこちらをやったんですが…残念ながら争う事は出来ないんですね。
…何故かというと、
そして、
なのでこのアジ=ダカーハを倒すチャートの場合は、種族人間がお勧めです。
逆に箱庭破壊RTAとか、魔王RTAとかする場合は…ね?
何も悪を倒す事だけでRTAじゃない。十人十色、人の数だけRTAがあるんです。
その場合は大量の知識を頭の中に入れて置く事をお勧めします。最終的に大量のギフトゲームをしないといけないので。
と言った所で、ゲームが再開されましたね。次回はゲーム終了後でお会いしましょう。
…?戦闘シーンはないのかって?どうせ誰とも戦わずにステンドグラスを叩き割るだけなので、見所さんがないんですよね。
という訳で…では諸君、サラダバ!
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ゲーム開始を合図する様に、周囲の建物が変わっていく。
どうやら私はいつの間にか眠っていた様だ。私の頭が勝手に玉藻前の膝に乗っかっていた。
私が目を覚ました事に気付いた玉藻前が、優しく微笑んでから喋りだす。
「…さて、どうしますか?」
「先ずは私の体を必死に動かして、大量のステンドグラスを叩き割る」
「それが一番ですね♪ですが…残念ながらお相手はそう考えていないらしいですよ?」
その言葉と同時に、私の目の前に誰かが降ってくる。
…でかい人形だ。どうやら私は厄介者として扱われているらしい。
「…さぁ、どうしますか?私に頼ります?」
「あれを倒せるの?」
「ご覧あれ!私が一瞬にて、灰燼と化しますよ?」
「駄目じゃん」
そんな事言っていると、相手が一気に私達に対して風を放つ。
…それを見た玉藻前は一瞬でカードを尻尾から取り出した後…風が捻じ曲がった様に飛んで行った。
その風は他の人形に当たり…次の瞬間私の身体は空の彼方に飛ばされ…下で玉藻前が周囲の人形を拳で壊し始めた。
そして私が落ちるのと同時に、周囲の人形が消え去り…私は玉藻前にもう一度抱きしめられていた。
「…どうです?私、かなり強いでしょう?」
「……どうしてあんなに動けたの?」
「道教に通じてますからね♪」
「………そうなんだ」
その言葉と同時に、玉藻前が瞬時に私を強く抱きしめて離れる。
…それと同時に、私達がいた場所に黒い風が現れた。
玉藻前が優しく微笑んだまま私を撫でるのと同時に…目の前に斑模様のワンピースを着た少女が降りる。
「ふ…ふふ…ふふふ!私を此処までコケにしたのは初めてよ。さっきまでは狙っていたのに、今度は狙わずステンドグラス狙い?」
「…おや、お知り合いですか?」
「ううん?…寧ろ玉藻前の知り合いなんじゃないの?中国南部でペストって発生したんでしょ?」
そう言いながら私は小さく首を傾げると…目の前の彼女が少しだけ驚いた様な表情を浮かべた後…私の方を見つめた。
…そして、ゆっくりと私の方に歩いた彼女を見て…玉藻前が一瞬にして彼女から離れた。
「…邪魔よ。貴女、死にたいの?」
「おや?病原菌如きが私に勝てると思うんですか?ああいえ、脳まで病原菌だから腐ってるんでしょうね」
「……決めた。貴女だけは殺す」
「あら、この程度で怒るんですか?挑発も受け流せず怒るなんて、胸と同じで心まで真っ平なんですか?そう、山も谷もないで…」
その言葉と同時に、玉藻前が庇って瞬時に黒い風から脱出する。
…そしてゆっくりと嬉しそうに微笑んだ玉藻前が、私を下ろして彼女にぶつかりに行った。
「さて、そちらが先に攻撃したので…私からも攻撃しましょうか」
喋りながら、玉藻前の身体がブレて…次の瞬間…
「…ガっ!」
彼女が吹き飛び、体が飛んでいった。
そのまま追撃を加えようとした玉藻前が、瞬時に震脚をしてから彼女を殴りつける。
それと同時に地面が揺れ…私は動かない様にするのが精一杯だった。
そして瞬時に降りた玉藻前が、優しく私を抱きかかえ…嬉しそうに微笑む。
「…ふむ。やっぱり道教のカードは使い道がありますね!道教だけに!」
「……?」
「ああいえ、適当に言っただけです。別にそれほど深い意味はありませんよ?」
「そっか。所で今のはなに?」
「ああ。唯の武術ですよ?道教にはそういう物がありますからね」
その言葉と同時に、私は小さく首を傾げた。
…その幼い身体の何処にそんな知識があるのだろうか…と。
「…さて。お相手は排除した事ですし、私達はここら辺でデートで…」
「あら。誰が排除されたのかしら?」
その言葉と同時に、倒れていた私に風が吹き荒れる。
…それを庇った玉藻前が、少しだけ困った様に指を鳴らし…瞬時に風が掻き消えた。
「面倒な病原菌ですね。まさかあれだけ強く殴ったのに生きていらっしゃるとは」
「馬鹿ね。貴女は星を砕ける程強くないでしょう?」
「…えぇ。殴りだけでは無理ですね。勿論神格開放すればいけるんですが…」
「へぇ?じゃあそれを見せてくれるのかしら?」
「残念ながらそれをご主人様は望んでいないんですよね」
「…甘いわね。私が生きてればゲームは終わらず、ずっと隷属する事になるのよ?」
「それでも生きるのを、ツクモ様は望んでいるんですよ」
その言葉と同時に、尻尾が二本揺れ始める。
…そして、私のギフトカードを優しく触った後…妖刀を取り出した。
それを玉藻前の腰に差した後…ゆっくりと刀を抜きだす。
「さ、続けましょうか。それとも、此処で引いてくれますか?」
「馬鹿ね。貴女を殺すって言ったでしょう。だから…」
「…っ!玉藻前、上!」
その言葉と同時に、玉藻前が瞬時に私の傍に近寄り…次の瞬間に彼女が黒い風を球状に巻き起こして自身を守った。
…私達はその間に逃げようとするが…その前に巨人が現れる。
「玉藻前。まだ戦う事って出来る?」
「お任せあれ!私に掛かれば五日でも六日でも!…でもその前に…私の事は若藻と呼んでくれませんか?」
その言葉を聞いて、私は小さく首を傾げる。
玉藻前じゃなくて、若藻。その言葉に何の意味があるかはわからない。
けれど…
「…若藻」
「はい。なんでしょうかご主人様♪」
「……このままステンドグラスを割りに行く。手伝って」
私の言葉を聞いた若藻が、嬉しそうに微笑みながら撫でる。
…それを聞いた彼女が先程纏っていた黒い風を凝縮させ…
「させると思う?貴女だけは殺すわ」
それを瞬時に若藻にぶつける。
…それを見た若藻は小さく嗤った後に…瞬時に私を飛ばして妖刀を振り下ろす。
瞬間、彼女が私の傍に近寄ろうとするが…それを上から降り注いだ炎と雷が防いだ。
私は身体に鞭を打ちながら立ち上がり…一つだけ置いてあった鼠のステンドグラスを叩き割る。
「流石ご主人様♪油断している相手にはとことん強いですね」
「……っ」
「…若藻、油断は駄目」
「えぇ。わかってますよ?ですから私は、あの風を貴女に近づけないんです」
その言葉を聞いた彼女が小さく舌打ちをした。
それを見た私は小さく首を傾げながら問いかける。
「……それって?」
「先程の一撃、死の気配がしました。私は道教の信仰によって不老不死が決まっているんですが…」
「…つくづく強いね」
「そうでもありませんよ?私にだって弱点はありますからぁ♪」
その言葉を聞いて、私は嬉しそうに微笑んだ。
…それと同時に、彼女がこちらを見てから…舌打ちをして空に飛んで行った。
周囲の不思議な建物を見ながら、私は倒れる様に座った。
「…っと、大丈夫ですか?」
「……ねぇ、若藻」
「はい!なんでしょう?」
「…若藻はどれだけのギフトを持っているの?」
その言葉と同時に、私は抱きかかえられた。
…そしてゆっくりと、考える様な表情を浮かべた彼女は…
「…ふふ。乙女に秘密はあるんですよ?だって私、今は十六歳の少女ですから♪」
「……つまり、そうやって生き残った事が重要って事?」
「ご主人様。感の良いガキは嫌いだよって言われた事ありません?」
「ない」
「じゃあ私が初めてですね」
その言葉と同時に私が嬉しそうに微笑んだ後…私の耳に綺麗な音楽が聞こえだした。
それと同時に、何かが激しくぶつかり合う音も聞こえ…私は小さく息を呑む。
「…行こう。鼠のステンドグラスを壊さないと」
「……かしこまりました!風水によると、あっちの方が多いと思いますよ?」
「……若藻の力を使いまくったら、後で何か要求されない?」
「いえいえ。ちょろっと道教を潰して歴史の転換期を起こしてくれたら、私はそれで良いんですよ♪」
「…それは無理」
その言葉と同時に、空を見つめる。
…それを見た若藻は小さく首を傾げるが…ゆっくりと空を見つめた。
「…今日は、月が綺麗だね」
「おや、告白ですか?」
「…?」
「いえ、なんでもないです」
「そっか」
不思議な事を言うななんて微笑みながら、私はステンドグラスを割り始める。
見つけた鼠のステンドグラスを割り続けるのを繰り返していると…私の目の前に一人の少年が走っていた。
後ろには黒い風が迫っており、若藻が言っていた事を考えるに…あの風に当たれば死ぬのだろう。
「…若藻、お願い」
「了解です♪殺生石を媒体とした私に、今更あんな程度の風が…」
その言葉と同時に、若藻が転んだ少年の後ろに立ち…そのまま風を抑え付ける。
…そして、それと同時に風が吹き止み…上に居た彼女が驚いた声を上げた。
「ま、“死”という恩恵。更には範囲が動物と人間ですから、私くらいで何とかなりますよね。殺生石も本来は同じ歴史を持っている訳ですから」
「……」
「…ほら、其処でぼーっとしないで下さい。私はご主人様の下に…」
その言葉と同時に、若藻の姿がブレて私の真後ろの風を防ぐ。
…それを見た私は全力で息を吸いながら、腰が抜けている少年を担ぎ上げて近くのサラマンドラの人に彼を預ける。
私の傍に来ていた若藻が私を抱き上げ、子供にする様に撫でた後…ゆっくりと彼を見つめた。
此処からだと若藻の表情は見えないが…
「…よかったですねぇ?私の大事なご主人様の貴重な時間を無駄にしてまで助けて貰って。本当なら見捨てて良かったのに…本当に…」
「…ヒッ」
「……若藻?」
「はいなんでしょうご主人様♪」
私に対して笑顔を浮かべた若藻が、私を尻尾に包む。
…その感触に思わず目をトロンとさせると…それを見た若藻が優しく微笑んだ。
「…後は吉報をお待ちください。この若藻、ご主人様の為に身を粉にして働きます♪
…えぇ。今まで働けなかった分しっかり働かせて貰いますよ」
「……わ、かも…」
「…今まで、何も出来ませんでしたから」
その言葉と同時に、周囲に大量の道具が浮き上がる。
「…行きますよ鈴彦姫。開けれる扉はありませんが、鈴であれば何かを呼ぶ事くらいは出来るでしょう?」
「…shala…la…♪」
「えぇ。声は聞こえませんが、その思いは通じてる筈です…そうですね。この戦いが終わったら、ご主人様にはあのギフトゲームをやって貰って…」
若藻と鈴彦姫の声を聴きながら…私はゆっくりと目を閉じ、意識が落ちた。
ペスト戦って割とイベント戦なので失踪します。