問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート 作:チルドレン
はい、よーいスタート。
無茶しないとか言いながら速攻で気絶して時間を飛ばすRTA。はーじまーるよー!
前回はペストとちょっとイチャイチャした所ですね!え?戦闘…?してないですよやだなぁ。
…はい。まさか戦闘になるとは全く思っていませんでした。でも結果的に主人公が気絶したので結果オーライです。
因みに小ネタですが、ギフトゲームで気絶すると全てを飛ばして勝敗がわかります。なのでこの小ネタを使う事によってどれだけ早くなるかわかるんですね。
逆に一切気絶しないと最終的に面倒な後片付け等を任される可能性があるので要注意です。
という訳で…はい。ゲームクリアしていますね。
今回は特に被害なし(サラマンドラを除く)のでかなり良い方でしょう。
「…それでお姉ちゃん。今回の事、何か言い訳はある?」
はい、何時もの説教フェイズですね。
次のドラキュラ戦までは暇なので、取り敢えず甘んじて受けておきましょう。
というか普通に体調が悪そうですね。ずっと眠っていたのにも関わらず、視界がグラグラとしています。
…しかしそれを知られると大変そうなので、取り敢えず黙っておきましょう。
許してください!なんでもしますから!(何時もの)
「…へぇ。また私に何でも願いを叶える権利をくれるんだ」
ん?…あぁ、そういえばまだ使っていませんでしたっけ?
…あれ?そういえば何か忘れてた気がしますね。……まぁ、そんな日もあるでしょう。
取り敢えずコミュニティの家に帰りましょうか。
おーい白夜叉!送り届けてくれぃ!…え?ギフトゲームの優勝賞品?なんかありましたっけ?
取り敢えず春日部ちゃんに欲しいの聞くだけ聞いといて。
それじゃ、俺は帰るから(協調性無し)。あっ、一週間は帰れない?あっそう。(ガバ)
…はい、これは唯協調性が無い訳ではありません。これは好感度を上げない為にしているんですね。
実はこれ、通常プレイでも春日部ちゃんと一緒に行動するのが多い場合…最悪監禁される可能性があるんですね。
そして、この時点ではそれはわかりません。それが分かるのはヘッドフォンを壊された時ですね。
一緒に居ると壊れる→それだったら私が守ればよい→力が強くなるまでは監禁して其処に居させれば安心。という感じですね。
なので此処で冷たい態度をとっておき、好感度を態と下げる事によって監禁イベントを発生させない様にするんですね。
間違っても「この辺にぃ、うまいラーメン屋の屋台、来てるらしいんすよ」とか言っては駄目です。
何故かというと普通に好感度が上がって更に監禁される確率がアップされますからね。
まぁでも、此処まで言いましたが大丈夫でしょう。監禁イベントって其処まで頻繁に起こるイベントじゃありませんからね。
春日部ちゃんの監禁イベントは、家族よりも親しくなり、ギフトが一定以上の弱さであり、更には気絶した回数が一定以上です。
因みに黒ウサギとレティシアも同条件ですね。飛鳥ちゃんはもう少しチェック項目が多かった気がします。
まぁでも流石に大丈夫でしょう。今は耀ちゃんよりも強くなりましたからね!この状態でギフト勝負に負けるなんてある筈ありません。
もし駄目だったら木下を埋めます。というか原作第二巻から第三巻までの間は特にやる事…というかミニイベントが無いんですよね。
なので適当に時間を潰しておきたいのですが…その前に幾つか顔合わせをしておきましょう。
という訳で、其処に居たジャックに話でもしましょうか。
「…何でしょうか?」
目の奥から警戒の感情が見える。どうやら余り好かれてはいない様だ▽
当たり前だよなぁ?
というか彼の前で子供をどうこうすると言った会話をしたのが悪いんです。嫌われるのは当然の事でしょう。
取り敢えずかくかくしかじかで屋上あんだけど…焼いてかない?
「成程。貴女が来た時ではなく、コミュニティの他のメンバーに協力をしてほしいという事ですか。…メリットはあるのですか?」
とは言っていますが、別にメリットを言わなくても大丈夫です。
唯手伝って欲しいと言っておけば何とかなります。ジャックが優しいのと、アーシャが春日部ちゃんにライバル宣言をしているので“ウィル・オ・ウィスプ”からの交友は基本的に続きます。
それならどうしてこんな事を言ったのか?という兄貴が居る筈なので、説明をしておきます。
簡単に言うと、興味を持ってもらう為ですね。仲間思いの愛い奴と思ってくれれば一番ですが、それよりも…ウィラに興味を持たれたいんですよね。
ですが主張するのは駄目です、彼女は過去に高性能ストーカーに襲われそうになっているので例え同性でも嫌われます。
…という事で、此処はジャックに話を振って上に話を持ち上げて貰いつつ、他の所に挨拶回りをしておきましょう。
と言った所で終了です。次回はコミュニティのホームに帰った所からスタート。
では諸君、サラダバ!
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「…それで?どうする心算ですか?」
「……若藻なら分かってるでしょ」
「一応はわかりますね。けれど…それを本当に行うか…と言う所を言っているんです」
「…しないと、私が強くなれないから」
そんな事を喋りながら、私は懐に入れたギフトカードからコトリバコを取り出す。
…それを見た若藻は少しだけ困った様にこちらを見つめた後…私の身体を優しく抱きしめた。
「…ここら辺に人はいる?」
「いえ。全くの無人です」
「……じゃあ、若藻も離れて。これは一人でやらないと大変な事だから」
「…分かりました」
私のその一言を聞いてそっと離れていく若藻を見ながら、私はゆっくりとコトリバコの表面を撫でて…そのまま一つ、木の板を抜き取った。
…次の瞬間、私の口から血が流れだした。
「ご主人様!」
「…」
今のこの箱だと、女性と子供にしか意味がない。
けれどこの先、そんな箱を持っているだけで戦えるのだろうか?
答えは否だ。そんな事は絶対にない。そんなんじゃ私が戦う事なんてできないだろう。
だから、もっと強大な呪いが必要だった。
「…」
だから、色々な事を調べまわった。
…その時に、“リョウメンスクナ”という存在があるのを知った。
けれどこの箱庭でそれを知ろうとしても…両面宿儺の事しかわからない。
流石にそれではないだろうと考えながら、私は“リョウメンスクナ”の事を知ろうとして…とある事を知った。
「…」
元々“リョウメンスクナ”は、箱に入っていた所を発見されたらしい。
…という事は、コトリバコに“リョウメンスクナ”を混ぜる事も可能ではないのかと、私は少しだけ考える。
最初にそれを考えた時、私は白夜叉に相談をした。そして…助力を頼んだ。
仏教に神格を返上している白夜叉なら、何か解決策がある…そんな事を考えながら私は頼みに行ったが…結局私は頬を叩かれ、考え直せと言われただけだった。
それもそうだろう。仏教の仲間である両面宿儺を渡せなんて、それこそ最低な言葉だ。
「……」
だから、自分で呪いを強化させるしかなかった。
…自分の血を流し、周囲の無関係な人を守る為に…私は唯自分の血を流そうとしたのだが…それを止めるように、私の左手は線が切れた操り人形の様に動かなくなってしまった。
ああ、この子も自分が壊されるのが怖いのだろう。
…大丈夫、絶対に迷惑はかけないから…そんな事を考えながら私は小さくコトリバコを右手で撫でて…そして更に組み替える。
「…」
グチュグチュと私の身体から音が聞こえ、視界は既に意味をなさない。
最初は聞こえた若藻の声も、私の身体の音も…今はもう何も聞こえない。
けれど私は必死に腕を動かし、記憶を頼りにしながら…私は息の代わりに血を吐いた。
「……ぁ…ぁ…」
最後の一つを外し、私は自分の身体の一部を其処に入れて…そしてもう一度閉じ始めた。
そして完全にコトリバコが閉じた瞬間…私の頭の中に誰かの声が聞こえた。
『気付いてください…もうやめてください…』
「……?」
『もう、そんな風なご主人様を視たくないんです。何時も傷ついてるご主人様から、血を貰ってる私達ですが…それでも嫌なんです!』
「…あなたは、コトリバコ?」
『…
その言葉を聞いて私は驚いた。
…付喪神って道具を入れ替える事が出来るのだろうか?
『勿論普通には難しいです。人間達も20年働いた部署から新しい部署に移るのは難しいでしょう?』
「…そうなの?」
『えぇ。ですが特殊な手段…この箱庭ではギフトゲームに当たりますね。それを用いれば私の様に物質間を移動する事は出来ます』
「……化物だね」
『そうですか?私としてはこちらの箱を無理矢理完成させようとしたご主人様の方が怖いんですけどね』
私はその言葉を聞いて少しだけ首を傾げた。
…完成させようとしているとは、少しだけ不思議な言い方だ。
“コトリバコ”は、始まった伝承は既に完成していた物だ。それなのにも関わらず、私が完成させるというのは違うだろう。
だって私は既にギフトゲームでコトリバコを完成させて…
「…コトリバコ…?」
『あっ、あのゲームの事気付いたんだ』
「……
私の問いに、先程の声は答えなかった。
…けれど、それは何となく察していたので私は必死に考えを纏める。
特定の箱の名前を書かれているのに、実際は箱全般を表すboxという三文字。
そして最初の中身のない…
「…シュレディンガーの猫…?」
『外の世界の量子論でそういう呼び方がありましたね。
しかし…この場合はシュレディンガーの箱と呼ぶ方が正解ですね。シュレディンガーの猫であれば、中身は猫しかありません。
ですが、シュレディンガーの箱と称されるこのギフトであれば…“開けるまで中身がわからない”のです』
つまりそれは、どんな箱にもなり得る可能性を秘めたギフト…そう考えても良いのだろうか?
…けれど、それは…
『そう。それは相応の知識と…それに纏わる伝承が無ければ造れない物。貴女がいくら頑張ったって、モー〇が選んだ箱を作れないんです』
「…でも私、コトリバコに纏わる伝承なんて一個もないよ?」
『ああ、それは簡単ですよ。それはご主人様の祖先が『---』でしたから』
その言葉と同時に、私の意識がいきなりプツリと消えていく。
…大量の血を流したからかなと思いつつも、私は小さく意識を手放した。
そろそろ折り返し地点なので失踪します。