問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート   作:チルドレン

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ノムリッシュ翻訳で死ぬ程笑ったので初投稿です。


第26話

はい。よーいスタート。

姉より強い妹が活躍するRPG、はーじまーるよー!

前回は春日部ちゃんに絡まれてさっさとコミュニティに戻った所ですね。

 

…さて早速ですが、此処で片腕が切られている事のメリットを説明します。

今回片腕を斬られた理由は、別に走者がガバったからではありません。格上の戦闘で重症化したり、腕や足を斬られると一定期間コミュニティからの外出を禁じられるんですね。

…と、言っても“ノーネーム”では速攻で治りますが…それはそれです。

そもこの世界で治療恩恵(ギフト)と言っても千差万別、確かに“ノーネーム”が持っているのはかなり高位の恩恵(ギフト)ですが、それでも血は増えません。

なので約三日程のコミュニティの外出禁止を命じられるのですが…今回はそれを利用します。

この期間を外出禁止で過ごす為、当然ながら恩恵(ギフト)の徴収等はいけません。

なので必然的に九十九ちゃんは負けてしまいます。当たり前だよなぁ。

勿論本来は十六夜君がこれはフェアじゃねぇとかなんだとか言いますが、それはそれ。格上の相手と戦った事を自慢しましょう。

そうすればこのように…

 

「ほう?つまりお前はめっちゃ強えぇ敵と戦ったのか?しかも、ルール無用で?」

 

となる訳です。

まぁ実際はルールを読まずに捨てたのでルール無用ではないんですがね。

…まぁ、ルールに用が無かったのは認めますけど。

 

「あー、残念だなー?不慮の事故で怪我を負ったのなら兎も角格上の相手と戦って負傷だったらしょうがないなー?」

 

という感じで、勝手に九十九ちゃんが戦えない様なフィールドが出来上がる訳ですね。

…勝ったな(慢心)

 

「…じゃあ、お姉ちゃんと私で一緒に…」

 

は?(憤怒)

ちょっと一緒に組まれると面倒なんですけど?私の完璧で幸福なチャートが崩れるんだが?どうしてくれんの?

取り敢えず此処で春日部ちゃんと一緒になるのは不味いですね。とても面倒です。

なので急いで却下しようと思いましたが…正直何も拒否できないんですよね。

此処でもし春日部ちゃんの意見を拒否しようとすれば、こいつコミュニティに何もしないのかと思われます。

なので此処は受けるしかないんですけど…でも受けると自由時間が減るんですよね。

更にはランダムイベントも重なると更に面倒な事になります。其処までちゃんと春日部ちゃんが“生命の目録(ゲノム・ツリー)”を操れてない以上…高難易度だと最悪死ぬ可能性も出てくるんですよね。

…いやまぁ、ヒロインならちゃんと補正付けろって話ですが、この世界で微小の補正は何の役にも立たないので。

やっぱり世界を救うぐらいの補正が必要ですね。必ず生き残る為には。

 

「それじゃあ九十九さんは耀さんと一緒に組むという事で良いんですか?」

「…負けた時には私達がお留守番?それだと耀が可哀想じゃない?」

「一対一対二なんだから別に良いんじゃないか?」

→少しだけ厳しめに言う。

 何も言わずに受け入れる。

 

此処は少しでも自分の意見を喋りましょう。

自分の意見を言う事で少しでも自己誇示欲を上げて置き、最終的に一人で行動する事が重要です。

じゃないと普通に覇者の光輪(タワルナフ)に焼かれたり、分身体に殺されたりするので(21敗)

と言っても死ぬのはステータス不足による物ですがね。

…一つ言うと、アジ=ダカーハには三種類のルートがあります。

 

先ず一つ目はごく単純、アジ=ダカーハとの戦闘に参加できないルートです。

この場合はコミュニティの防衛(ログの一文が出るだけ)を任され、そのままエンディングに進みます。

此方はあれですね。最弱の分身体を一体でも倒しきれないorそもそもステータスが足りない場合のみに分岐されます。

なので見た事のある兄貴は居ないでしょう。

 

二番目は分身体を倒したりするルート、所謂露払い役になりますね。

こちらの場合は居る場所やキャラによって変わりますが…一番多いのは分身体を倒す仕事ですね。

珍しいのだと黒ウサギを守る仕事、何ならマクスウェルの悪魔と戦うルートもありますがそちらは長いので行きません。

なので基本的に春日部ちゃんや飛鳥ちゃん、ウィラちゃんの傍に居ない事が最適です。

因みにこちらのルート分岐は分身体を五体以上倒すorアジ=ダカーハを傷つけられないになります。

今まで走った感じではこんなルート分岐だった気がします。

 

三番目は皆さんご存知、アジ=ダカーハを倒すルートです。

こちらは自由参加になりますが……ステータス次第では強制になります。

こちらの場合は分身体を倒した数が1体以下である事、ステータスがかなり高い事、更にはアジ=ダカーハに目を付けられている事が分岐条件です。

こちらは検証不足ですが、一応調べた限りはこれであっていると思います。

 

もし間違っていたら報告するか非公式攻略wikiを編集していただけると助かります。

(因みに走り終わってるので今回は変わら)ないです。

 

「…分かった。其処まで言うんだったらいいぜ」

 

という訳で今回は納得して頂けた様ですね。

こいつら納得しやすいな。デレ期か?

私が今まで走ったキャラだと、結構信頼度が低かったのか説得してもあんまり納得しなかったんですよね。

 

と言った所で、今回は此処までにしたいと思います。次回はお留守番・お留守番・女王襲来の三本でお送りしたいと思います!

では諸君、サラダバ!

 

 

Q.ホモ要素が少なくない?A.(久々のRTAだから)当たり前だよなぁ?

 

--------------------------------

 

「……」

 

小さく身体を揺らし、私は治療が完了した腕を動かし始める。

…何時も思うが、この治り方は異常なのではないだろうか?

 

「…全く。今回は白夜叉様がご慈悲で最高位のギフトを貸して下さったからよかった物の…普段の工房では無理難題な傷だったんですよ!?」

「反省してまーす」

「は・ん・せ・い・する気が全くなぁぁぁい!でございますよぉぉ!!」

 

怒ったり泣いたり、忙しい黒ウサギだなぁ…なんて考えながらも私は甘んじてハリセンを受け入れる。

まさか普通にギフトゲーム行った私が返ってきたら片腕失ってたとか吃驚するに違いない。

…今回は何故か白夜叉が力を貸してくれた。凄く苦々しい表情を浮かべながらこちらを見ていたが…まぁ、気にしない事にする。

 

「…むぅ。今回は白夜叉様からも詮索が禁じられているんですよね…本当に聞いちゃ駄目なんですか?」

「うん。…と言っても今は何もわからない状態だけど」

「……此処から、居なくならないですよね?」

 

その言葉に息を詰まらせ、私は目をぱちくりとさせながら彼女を見つめる。

…いなくなる気はない。けれどそうなってしまう可能性はある。

けれどそれを伝えた時……

 

【-私は鎖で繋がれ-小さく誰かが微笑む-幸せな終わり(バッドエンド)は近い。】

 

小さく、ノイズが走った。

警告なのか、それとも何かの可能性か…でも、私が捕まる未来が見えた。

それはこれからの暗示?それとも……女王?

 

「九十九さん?」

「…ごめん。収穫祭についてなんだけど」

「はい!何なりと!」

「……収穫祭の時は、此処って誰が守るの?」

「…あや。いきなり其処を言われてしまいましたか。私的には祭りの中身を聞いてほしかったんですけどね…」

 

小さくウサ耳が垂れ…

 

【-本当に仕方ない方ですね-私が全部教えてあげます-幸せの始まり(バッドエンド)はすぐ近く】

 

もう一度ノイズが走り始めた。

…この一言でも、未来が変わっていった気がした。

かなり鮮明に変わった。先程私の目の前に居た存在も分かってしまった。

私は……もしかしたら……

 

「そうそう。収穫祭は食べ物も美味しいんですよ?レティシア様が言っていましたが…」

「……黒ウサギ?」

「…?どうしました?」

 

小さく、鉄が擦れる音が聞こえてしまった。

…このままいけば私は…捕まるのだろうか?それともそれは早計で、私は見た夢は全く偽物の……

 

 指摘をする

→指摘をしない。

 

「…何でもない。それよりも収穫祭の最中は此処に残らせてくれない?子供達とも遊んでないから…ね?」

「……ふむ」

「…って、子供達は忙しいもんね。それだったら……」

「ああいえ。子供達は暇を見つけては仕事を探すので束の間の息抜きなら…じゃなく、それを伝えた所で皆さんが納得するか…何ですよね」

「…怪我の事をそれとなく伝えて見る?」

「それが一番ですかね?」

 

小さく、目が澄んだ色に染まっていく。

…それと共に、私の脳内のノイズが消えていった。

どうやら危機は去ったらしい。その事に私は少しだけ安堵の息を吐く。

 

「……」

「どうしたんですか?」

「ううん。こっち見て、黒ウサギ」

 

私の言葉に従って、黒ウサギが首を傾げてこちらを見下ろす。

…普段は少しだけ背伸びをしているが…今回はしてないからそのままの視線が楽しめた。

私は優しく黒ウサギの頭を撫で、頬を撫でてから…小さく微笑む。

 

「うん。やっぱり黒ウサギはその目が一番格好良いよ」

「…目、で御座いますか?」

「そう。優しそうで、格好良くて、強くて、でも少しだけ弱くて……不思議でとっても素敵な目」

「あ、あやや…直接褒められると何か照れますね…」

「…そう?」

 

小さく私が首を傾げれば、少しだけ嬉しそうに微笑んだ黒ウサギが私の頭を優しく撫でてから…私を押し倒した。

…そしてじっと私を見つめ…私の両足の間に自分の足を入れる。

そのまま私を上から見つめるのを見て…私は思わず微笑んでしまった。

 

「…ふふ、今の黒ウサギ。狼さんみたいだね」

「…………それも、良いですね」

 

-------(ノイズが走った)

 

今までで一番のノイズが走るのと同時に……小さくノックの音が聞こえた。

…それを聞いた黒ウサギは小さくため息を吐いた後に…今までと変わらない笑顔で微笑む。

 

「はい。どうぞ?」

「耀です。お姉ちゃんの様子と…これから収穫祭に関しての会議をするって」

「…耀さんでしたか。少しお待ちくださいね?今から行きますので」

 

その言葉と同時に、耀が離れていく気配がし…私はゆっくりと起き上がった。

…そして優しく微笑んだままの黒ウサギの手を握って、私は小さく微笑みかける。

 

「いこっ?黒ウサギ」

「…はい。離しませんヨ?」

 

その言葉に違わず…会議中の黒ウサギは、ずっと私の手を握ったままだった。




未だにラスト・エンブリオの7巻が買えないので失踪します。
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