問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート   作:チルドレン

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年跨いだので初投稿です。


九十九ちゃん0歳0か月2秒

はい、よーいスタート。

 

世界で一番遅延するRTA、はーじまーるよー!

前回は主人公の九十九ちゃんが本来の姿を思い出して漸く人生スタートと言った所でしたね。

 

という事でさっさと収穫祭イベントを進める事にしておきましょう。此処で考える事は最下位にならずトップにもならない事です。

つまり山羊≦ウィルオーウィスプ製キャンドルホルダー≦自分の戦果<利権書にならないといけないという事ですね。

此処で面白いのはこのゲームはコミュニティの利益にならないと戦果は0になるという事です。

 

例えば此処で提出したのが自分専用のギフトの場合、コミュニティの利益になる可能性はありません。

勿論自分の強化でこれからのコミュニティの利益になる可能性はありますが、残念ながらそれを幾ら押した所で戦果は0なのです。

こういった場面で戦果を持ってこれない奴が自分を強化した所でどうしようもないというのが理由でしょうかね。

逆に利権書を超える物を用意するにはどうするのか?というのがあります。

 

例えば現在は見つかっていないアインシュタイン、若しくはその子供を見つけ出してとあるギフトを貰う。(難易度は滅茶苦茶)

ギフト“千の魔術”を手に入れる為に数多のギフトゲームを制覇する。(時間制限滅茶苦茶)

未知の技術を開発し、質量保存の法則を打ち破って真の永久機関を開発する。(リアル知識と箱庭知識、更には複数のギフトと付与する技術が必要)…等々、私がやった感じではこれぐらいで利権書に勝てますね。

勿論これらのギフトゲームは長年箱庭RTAしてても普通に失敗する可能性がありますので普通なら不可能と思っていただいても構いません。

 

というのを説明をしておきつつ、走者である私の姿を見てみましょう。

現在居るのは白夜叉から案内されたギフトゲームを受ける場所で、此処に居る人間に話しかければ普通の知識ゲームを受ける事が出来ます。

という事でさっさと奥に行きましょう。

 

「……何」

彼女からとても強い気配を感じる。▽

 

因みにとても強いというのはとても強いという事です。

簡単に言うと自分のステータスが全て大幅に負けている状態です。相手も舐め腐るレベルですね。そして此処に居る彼女に対して言える事は三つです。

無抵抗で首を差し出すか、必死に命乞いをして唯死ぬか。

 

「…貴女は真実を知っているか」

「合言葉を。問いに答えを、それ以外は死である」

「……オケアニデス」

「挑戦を受け取ろう」

 

彼女達の名前を言って挑戦をするか。この三つです。

勿論負けても死ぬのでこの挑戦はしっかりと頑張りましょう。因みに目の前の人はオケアノスの娘で後2999人位いるそうです。まぁ何匹かは死んでますけどね。

オケアノスを知らない人は真実の口を見れば分かると思います。あいつです。

 

「…それでは勝負を開始する。知識はどうだ?」

「……」

小さく頷くのと同時に、彼女は上から落ちてきた紙を掴んで私に渡してきた。▽

さて、報酬はどれほどだろうか?▽

 

此処で考えるのは報酬では無いです。何故ならこれは中間地点なので他の奴に渡す事が確定しています。

 

「貴女に与える物は水を自由に扱える加護。どう?」

 

加護は基本的に外れですが今回はあたりです。

という事でここら辺は早送りでやりましょう。何故なら此処は3000人のオケアニデスを言うだけなので。

唯覚えて言うだけなら適当なロボットでも出来ます。此処は余裕ですね。

 

「おめでとう。貴方は我が父を凌駕した」

 

どうやら彼女達の父親は子供を産み過ぎた結果子供の名前を忘れたらしいです。

ばっかじゃねぇの?(嘲笑)(というか三千人も生んでたら)当たり前だよなぁ?

此処で貰える加護は今から速攻で加工しに行きます。

という訳で今から元ペルセウスに会いに行きましょう。此処でやる事は時間の確認です。

実は此処の時間はかなりシビアで、もし此処で時間手前だと不貞腐れたペルセウスに会ってしまい唯の時間のロスになります。

逆に時間後だとジャックに扱かれているので会えません。そしてこの間が僅か30分程度なので早めに行かないとリセットしなきゃいけないんですよね。

という事で白夜叉にウィル・オ・ウィスプに向かいましょう。

 

「……なんで俺がノーネームの道具を作成しなくちゃいけねぇんだ」

「ほら!さっさと作れ!そのギフトが役に立つ時が来たんだぞ!?」

「…糞がぁ!」

前に何処かで見た様な人が私の為に何かを作ってくれている。▽

……コミュニティの利益になるかな。▽

 

そんな事は一切無いので次です。さっさとそれを奪い取って一人の男の下へ向かいます。

ここら辺は本格的に忙しいのと、本来はいけない所ですが…今回は特例で何とかなります。

という事でさっさと道具を取ってウィル・オ・ウィスプから離脱。そのまま急いで五四五四五外門に連れて貰っていき、そのまま火山に近づいて先程作った水の加護を取り付けた道具を取り出します。

 

『…オ…オォ……ダレダ…!ミズヲ…ツカウモノは…!』

「私だよ」

『…そうか。貴様は…ハルワタート?…いえ、貴方は?』

「九十九」

『不思議だ。君とは初めてあった筈なのに、何処かで何度もあった気がするよ。……どうしてだろうか?』

 

何ででしょうね。(すっとぼけ)

勿論セーブデータを何回も上書きした所為です。これから走る皆さんはちゃんとデータを消してからスタートしましょうね。

…さて、この人に会いに来た理由はアジ・ダハーカを倒す為の道具を取りに来た為です。

此処では幾つかの道具と装備、後は知識を詰め込まれた物を用意されます。

 

『……成程。此処で眠った筈の僕の直ぐ横では、宿敵が眠っていたのか』

「…宿敵」

『そう。アジ・ダハーカは僕の宿敵だ……光輪を手に入れられた。あの日まではね』

 

はい。

彼はアジ・ダカーハと光輪を奪い合った宿敵、アータルです。

因みに彼は邪悪を絶対許さないマンな神様で、「もしお前が喰らうなら口の中で燃えて地上に来させない様にして世界壊させない様にしてやるからな」という位の犠牲マンです。

……まぁ、アジ・ダハーカに倒されたんですけどね。

 

『あの日。僕は後世の為に彼を殺す心算だった。……この命を懸けてもね』

「…」

『だが光輪を手に入れたあいつには歯が立たず……結果として一人の少女に頼る事になってしまってね』

「…死んだの?」

『…そうだね。僕はもう死んでしまった……だが、まだ終わってない(・・・・・・・・)

 

はい。此処で一旦ストップ。

此処で贈られる中身について色々説明したいと思います。

先ず初めに贈られるのが、邪悪特攻の稲妻の剣と壺の中で延々と燃えている火ですね。

この火はウィル・オ・ウィスプ用のキャンドルホルダーに入れます。

さて、此処で博識な兄貴達は疑問に思うでしょう。

悪霊と亡霊のコミュニティ(ウィル・オ・ウィスプ)”が作った道具を、闇を払うものとして崇められていた火を拝火教の“火の神(アタール)”が渡した物を使って大丈夫なのか?

 

答えは簡単で、聖人と認定を受けた“ジャック”が作った物なので大量の道具に火を分配させればギリギリで耐える事が出来る。といった所です。

例えばこの火の下にペストちゃんを近づければ普通に焼け死にますが、料理を作ってる間はプスプスとする程度で何とかなると言った所です。

因みにこれはレティシアちゃんにも適用するお話です。といってもアタールは中級神なので火の下に近づけても死にはしません。まぁ多少弱る程度でしょうね。

 

じゃあ何故今回彼はそれを渡してきたのか?という事ですが……これがある事によって分身体が寄らなくなるんですね。

何故なら“ソレ”は本体と互角に戦ったアタールが持っている火だから、敵うはずがないと誤認するんです。……つまりまぁ、戦力を惜しまない様にという救済処置ですね。

次にミスラから託されていた恩恵(ギフト)を贈られますが…こちらは後で確認したいと思います。これもコミュニティに贈るからですね。

 

『…今の僕達ではこれが限界だ。……もし、君があの宿敵を倒すなら…』

「……」

その言葉に私は首を横に振るう。▽

アジ・ダカーハは悪だ。だからこそ人が倒せる存在ではない。▽

もし倒せる存在が居るとしたら、それは本当の善人であって私ではない。▽

『…そうか。そうだね……確かに君は、英雄になるには……』

 

はい、今回は一旦此処で終わらせたいと思います。

後は結果発表を待つだけなのでささっと帰るだけです。

 

では諸君、サラダバ!




次回は九十九ちゃん視点なので失踪します。
後問題児の二次創作更新されてないの悲しい…悲しくない?

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