問題児RTA - アジ=ダカーハ討伐チャート 作:チルドレン
はい、よーいスタート。
前回は白夜叉とお話をして何かヒントを得た九十九ちゃんがコミュニティに戻ってくるところからです。
…はい、何故か知りませんが獣人達が周囲に隠れていますね。九十九ちゃん気付けるかなぁ?
駄目みたいですね。何も考えずに歩いている様です。箱庭に呼ばれた人間の屑がこの野郎…
「あっ。お帰りなさいお姉ちゃん。お風呂まだだから一緒に居よ?」
おっそうだな。
本当の所は図書館で威光の
春日部ちゃんの部屋に引き摺られる九十九ちゃんを見ながらで良いので、取り敢えず今後の方針を語るとしましょう。
まず初めにやるのは、ガルド=ガスパーの早期討伐です。
因みに此処で暗殺とかすると、残念ながらフォレス・ガロが嬉しそうに解散されるので止めましょう。ジン=ラッセルとかいうガキが売れなくなります。後レティシアちゃんにバレるので普通に罪で裁かれます。
という訳で、鬼化されたガルド=ガスパーさんは正規手段で倒さないといけません。それ以外で殺すと普通にバレて殺されます。
なのでどうしても勝てる様にガルド=ガスパーさんの練習が必要だったわけですね。この戦いは皆の救世主十六夜君が居ませんから。
さて、お風呂に入っている間にフリートークでもするとしましょうか。
実は今回の走り、ペスト戦が一番の鬼門なんですよね。
何故かというと…主人公の身体が一般火蜥蜴よりも弱弱だからです。そんなんじゃ甘いよ。
更には九十九ちゃん、疫病耐性を持っていません。
なので活躍する場合は火蜥蜴と一緒に偽りの伝承を砕くくらいです。
しかしそれもジン=ラッセルに一歩遅れます。あいつペスト攻略RTA者ってレベルで早いんですよ。
因みに前回走った時は、黒い風にうっかり触れてしまい死んでしまいました。序盤に即死ゲー持ってくるとか糞ゲーの鏡だよなぁ!
因みに九十九ちゃん、催眠等も弱弱なので本当にハーメルンが鬼門です。まぁそれを乗り越えても何も無いんですけどね初見さん。
因みに初手でペストに連れ去られ、人質に取られた事もありましたが…今回はそんな事は一切ないでしょう!
もし連れていかれたら、木の下に埋めて貰っても構わないよ!
あ、そうだ。(唐突)
箱庭でそんな事を言うと本当に埋められる事があります。先程の言葉はギフトゲームの商品判定になるからですね。
ギフトゲームで負けると相手に“木の下に埋める権利”と言うのが与えられ、相手の飛鳥ちゃんから物凄い表情で見つめられました。
今となっては良い思い出ですね!
それでは次回、今度こそガルドを殺し切って
では諸君、サラダバ!
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「…ふぅ…お風呂、久しぶり…」
「おや?九十九さんの世界ではあんまりお風呂入ってなかったのですか?」
「んーん…私は病院生活が多かったから…基本的に、お風呂に入る機会がなかったんだよねぇ」
「…そ、それは…黒ウサギ、申し訳ない事を聞いちゃいました?」
「そんな事無いよ?」
私が小さく首を傾げて微笑めば、少しだけ申し訳なさそうな表情を浮かべた黒ウサギが…私に対して土下座をし、顔をお湯に沈めた。
耳以外がお湯の中に沈み、私は焦って黒ウサギの名を呼ぶ。
「黒ウサギ!?」
「ガボボボボ!ゴボボ!ガボガボボボボボ…」
「…ごめん。何を言っているかわからないから顔を上げて貰っていい?」
私のその一言を聞いて、顔を上げた黒ウサギを見て…私は小さく苦笑した。
…酷い顔だった。今にも泣きそうだと思うくらいには。
だけどどうして、そんな表情を浮かべているのか理解出来なくて…私は唯、苦笑するだけだった。
それを見て何を思ったのか、正座をしだし…今度は頭をお湯に入れない様に…しっかりと頭を下げた。
「…この度は、騙す様な形で私達のコミュニティに連れてきてしまい…申し訳ございませんでした」
「その事を気に揉んでたの?」
「……はい。黒ウサギは…正直に言います。貴女達を疑っていました」
その言葉を聞いて、私は小さく首を傾げた。
それを見て黒ウサギが苦笑しながら私の頭を撫で…そしてゆっくりと語り出す。
「…本当は、私達が信用して貰う為には、事情を話す他ありません。けれど、もし私達の事情を知ったら何処か別のコミュニティに行ってしまうかもしれない」
「…そんな思いがあったから、貴方は私達に事情を話さなかった?」
「はい。人を騙しておきながら黒ウサギなんて、笑っちゃいますね。…黒ウサギより、因幡の白兎の方がとてもよく似合ってしまいそうです」
その言葉を聞いて、私は少しだけ考える。
なんて答えたら良いのか、私には一切分からなかった。
…しっかりと答えるべきか、それとも答えないべきか…
→しっかりと考えて答える。
そっと寄り添い、黙り込む。
-一定時間操作されなかった為、ランダムで選択肢を選びます▽
「……私は、それでも良いと思うよ」
「…え?」
「だって、今回は私達を助けに来た訳じゃないんでしょ?寧ろ、有効利用する心算だった…違う?」
「えっ……そ、其処までは…」
「でも同じくらいには考えてたんじゃない?後で事情を話せば理解してくれるとか、もしくは…今乗りきっちゃえば、事後承諾で何とかなる…とか?」
「…っ!」
「図星かな」
小さく微笑みながら言うのと同時に…黒ウサギが小さく目を逸らした。
…私だって、何も考えてない訳じゃない。
常に本気は出しているし、何時だって本気で戦っている。
…でも、結局はそれ止まりだ。
「…私としては、他の人の方が心配だけどね」
「他の方…ですか?」
「…うん。私は唯の一般人だから」
「そんな事…!」
その言葉を聞いて、私は小さく首を横に振った。
…私は、弱い。
知識もない、知恵も無い。咄嗟の判断力も無ければ、見てから動ける程の反射神経もない。
「…私は、一般人だったから…頼られた事が嬉しかった」
「……いえ!貴女は、強い人の筈なんです!それはあの招待状を送った方から太鼓判を押されましたから!」
その言葉を聞いて、私は小さく首を振り…何が強いんだろうと、私は心の中で小さく溜め息を吐く。
…けれど、これ以上否定したら…今度は私を呼んだ人に迷惑が掛かってしまう。
だから…
「…ありがとう。黒ウサ…」
「黒ウサギ!貴女抜け駆けしたわね!一緒に入るって約束したじゃない!」
私が感謝を言おうとするのと同時に…飛鳥が入ってきて、私の傍に近寄ってきた。
そしてガッチリと抱きしめ…少しだけ怒った様に黒ウサギを見つめる。
「あやや?!いえ、黒ウサギは少しだけ謝りたい事が合って…!」
「それは私達が居る時でも出来た。寧ろ私達には個別で謝らないの?」
「それは!なんと言いますか。九十九さんが飴玉一つで騙されそうな見た目だったと言いますか…」
「……私、そんなに危なそうだった?」
「今も黒ウサギに騙されて一緒にお風呂入ってたわよね」
「…はい」
私が少しだけ反論しようとするが…笑顔のまま怒っている飛鳥を見て…私は諦めた。
それを見た黒ウサギは少しだけ周囲を眺め、逃げようとするが…その前に耀に捕まり、私は思わず苦笑した。
「…ねぇお姉ちゃん。私、怒ってるんだ」
「っ…え、えっと…お姉ちゃん、其処まで悪い事してな」
「じゃあ明日の試合、私が出る」
「…そ、それはルール的に無理じゃない…?」
私が苦笑しながら言えば、耀が睨む様に黒ウサギを見つめた。
…それを見て首を横に振った黒ウサギを見て小さく溜め息を吐き…ゆっくりと私を優しく抱きしめた。
…そして、そのままゆっくりと私の腕の中に入ってくる耀を見て、私は少しだけ困った様に眼を伏せた。
「…このまま、もう少しだけ甘えさせて」
「……耀?」
耀が甘えだしたのを見て、私は小さく首を傾げた。
…どうしたんだろうと思いつつ、優しく頭を撫で…
「…お姉ちゃんは、もう…無茶しない?」
小さく、私に問いかけた。
その問いを聞いた私は罪悪感を覚え…それでもそれがバレないように喋り出す。
「…うん」
「本当に?」
「本当だよ」
その言葉を聞いて、耀が嬉しそうに微笑む。
…それを見て、私は少しだけ胸が痛くなり…ゆっくりと息を吐いた。
耀に対して…ううん、人に対して嘘を吐いたという罪悪感が私を襲う。
「…そっか。良かった」
そう言って嬉しそうに笑った耀に対して、私はこれからも嘘を吐き続けなければならない。
…無茶をしなきゃ、妹に追いつけない駄目なお姉ちゃんだから。
使える物はなんだって使う。無茶を押し通す為なら、人に嘘を吐く。
だけど…
「…お姉ちゃん?どうしたの?」
「ん…黒ウサギと一緒に喋ってたから、のぼせたかも」
「……大変。私と一緒に寝よ?」
「それだったら一緒のベッドで寝ないかしら?私、春日部さん達の事をもっと知りたいわ」
「黒ウサギもお供します!ずっとずっと待ち望んでいた女の子の同士、黒ウサギも御三方に興味津々でございます♪」
今日くらいは、この甘い甘い…幸せな空間に囚われていたいと、そう願ってしまった。
折角のお風呂シーンだったので失踪します。