日本国召喚 平行世界の日本と共に! 休載中   作: 宵月醍醐

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初投稿でUAが780を超えるとは…
お気に入り登録16件もしてくれてうれしい!
評価もありがとうございます。
感謝です!
さて、やっと2話目だよ……
書きたい話が上手く書けなかった…
そのうち修正版出すかもだけど、まぁ楽しんでいってください!



002 異世界?との接触

 平成27年1月4日午前9時

 日本国東京首相官邸

 

「どうして、こうなった……」

 

 この国で、一番偉いとも言えるよう(おそらく実務では一番)な人、総理大臣が嘆いていた。

 

「総理、そろそろ国民にも発表しましょう。いつまでも国民に隠しておくことはできませんよ」

 

 秘書が総理にそう働きかけるも、総理は机に項垂れたまま、

 

「じゃ、官房長官お仕事(記者会見)頑張ってっ(^ー^)!」

 

 官房長官に丸投げした。

 

「そんなこと、できるわけないだろー!? あんたが、説明しないと、納得しないよ! たぶん……

 

 官房長官が言い返すと、

 

「そんなこと言ったって、誰も信じねぇーだろうが! こんな馬鹿げたこと……」

 

 防衛大臣が官房長官に言い返し、

 

「……ホントにこんなことが起きるんですねー」

 

 秘書が現実逃避をはじめて、

 

「なんで、こんな時に首相になっちまったんだ! ちくしょうめぇ! 

 

 と、総理が、癇癪を起こして喚いた。

 こんなときでも、愉快な総理と仲間たちであった。

 

 何故こんなことになっているのか知るには、前日の、年が変わってすぐの頃に遡る必要がある。

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 平成26年12月31日日付が変わる頃

 渋谷スクランブル交差点

 

『3,2,1,ハッピーニューイヤー!』

 と、年を跨いだ瞬間

 

 

ピカァッ! 

 

 と、空が一瞬昼間のように明るく光ったのだ! 

 それと同時に、震度3程度の地震も発生した。

 大晦日であったため、人々は混乱に陥ったが、大晦日であるが為に、警官もたくさんいたのですぐに収まったが、このときからすでに異変は起きていた。

 

 

 渋谷警察署

 

「はぁ、いったいなんの騒ぎだったんだろうな……」

 

 年配の警官が、ジャケットを脱ぎながらぼやいていると

 

「ホントに何だったんすかね? 年明け早々やめてほしいっすよ。花火でも打ったんじゃないですかね。あ、コーヒーか紅茶飲みます?」

 

 まだ、警官になったばかりの新人は、あまり気にならないのか、夜も遅いのに元気そうに、飲み物を配っていた。

 

「若いっていいな……」

 

 思わずそう呟いた年配警官であった。

 

 警察署の休憩室では、大晦日であるにも関わらず仕事に駆り出された警官たちがコーヒーや紅茶片手に愚痴っていた。

 

「いや、花火ではないらしいぞ? 付近で打ち上げられた形跡もないし、打ち上げるときのあの、特徴的な音を誰も聞いていないらしいからな」

 

 情報通な警官が知っている情報を伝えると

 

「そうなんですか? でも、地震も一緒に起こるなんて、気味が悪いですね。はぁ、どうせ、休暇もお釈迦になって新年早々に捜査に駆り出されるんでしょうね」

 

「地元に帰ってる連中も呼び出されるかもな。仮眠する気も失せたわ。テレビでも見るか?」

 

「休暇がなくなるのは、いやっすね。この時間、なんか放送してますかね?」

 

 休暇がなくなるのは嫌だという趣旨のことを話していた彼らは、テレビを見ることにした。

 最初につけた番組(某公共放送)を暇潰しがてらに見ていて、番組と番組の間に放送している短いニュースを見て驚愕した。

 

『……先程確認された、空が光る現象と同時に発生した地震ですがいずれも関連性は不明との事です。現在入った情報によりますと、これらの現象は全国で発生したと見られています』

 

「マジかよ……」

 

 そう呟く警官に、

 

「せ、先輩どうなるんですか!? 俺たちは、これから(休暇)どうなるんですか!?」

 

 新人警官がようやく慌てた様子でこれからのことを尋ねた。

 

 いや、読者の諸君、ツッコミたいことあるだろうけど、取り敢えずそのまま見守ろう。

 

「と、とりま、続き観ようぜ?」

 

『……調査が続いています。また、この直後から海外との無線通信も途絶しており、先程の現象で、何らかの影響が出ていると考えられます』

 

 そこで、アナウンサーに紙が手渡され、先程まで、営業スマイルを維持していたアナウンサーが狼狽しだした。

 

『え、この情報は本当ですか? ……失礼いたしました。只今入ってきた情報です。先程の現象のあとから海外との有線通信やインターネットが一部で繋がりにくくなっているとのことです。また、政府は……』

 

「本当に何が起きたんだ……」

 

 年配の警官は、先行きが暗いことを悟った表情で呟くように言った。

 

 平成27年1月1日お昼前

 海上自衛隊下総航空基地

 

 この基地から本来なら配備されていないOP-3Cが燃料補給を終えて飛び立っていった。

 

「……ああ去らば下総よ。また来る日まで……」

 

 と一人の隊員が下総基地の明かりを見ながら呟いていた。

 

「どうせ、また来るんだからバカなことを言うなよ」

 

 と同僚があきれたように言った。

 

「でも、ここ来たのは教育の時以来だぞ! 懐かしく思うじゃないか!」

 

 感傷に浸っていた隊員が言い返すが……

 

「貴様らっ! 、仕事に集中しろ!」

 

 と、機長に怒鳴られて、

 

「「はい……」」

 

 と意気消沈していた。

 

 何故ここにOP-3Cがいるのかを説明しよう。

 そもそもOP-3Cとは、海上自衛隊の哨戒機P-3Cが冷戦終結による哨戒作戦の減少に伴って、20機程度が任務から外され、そのうちの5機が画像情報収集機、つまり偵察機に改造された機体だ。すべての機体が岩国基地に配備されている。

 つまりは、情報収集・偵察のためにわざわざ太平洋のほうまでやって来たのだ。

 普通のP-3CやP-1で、良かったじゃんと思う人も居るだろうけど、電波情報も集めるからOP-3Cの方がいいのだ。

 多分……

 

 

 お昼過ぎ

 小笠原諸島沖西北西100km

 

 

「……っ! レーダーに反応あり! 10時の方向より、急s……、せ、接近中?」

 

 下総基地を飛び立ったOP-3Cは、特に何も見つからないのでそろそろ帰投するかと機長が言い出した頃にレーダーに反応があった。

 

「どうしたんだぁ? 速度も伝えろ!」

 

 少しアクセントが入った感じの声で、機長が、レーダー員に尋ねた。

 

「え、ええっとですね……。周辺国の機体にしてはコイツ(OP-3C)よりも遅いです」

 

「はっ!? コイツ(OP-3C)よりも遅いだと? 具体的には?」

 

 機長は、レーダー員に尋ねた。このOP-3Cよりも遅い速度の機体を緊急発進(スクランブル)に使う国なんかに心当たりがなかったからだ。

 

「……え~と、だいたい600kmでるか、でないかぐらいのが二機です」

 

「それって、コイツ(OP-3C)の巡航速度と大して変わらないよな? 取り敢えず、高度と速度を上げるぞぉ! 副長、そんな遅い機体を使っている国は近くにあったっけか?」

 

 機長は、自分だけで判断するのは難しいと判断し、副長に意見を求めた。

 

「スクランブルが来るということは、レーダーで捉えられていると思うので、一応通信してみてはどうでしょうか?」

 

 副長は、計器を操作しつつ答えた。

 

「よし、そうするかぁ! ……あー、あー。各員傾注、本機はこれより、接近中の機体に対し、コンタクト(接触)を掛ける。各員は、警戒を厳となせ」

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 昭和21年1月2日午前9時

 大日本帝国海軍新神島警備府長官室

 

「どうして、こうなった……」

 

 この島で、一番偉いとも言えるよう(おそらく海軍では一番)な人、警備府司令長官が嘆いていた。

 

「長官、そろそろ将兵や陸軍にも伝えましょう。本来なら見える距離にある本土が見ないのです。隠しておけるのも時間の問題です」

 

 副官が長官にそう働きかけるも、長官は机に項垂れたまま、

 

「ん、まずは、海軍(ウチ)のお偉いさん呼んできてくれ。陸さんに伝えるよりは楽なはずだろう……たぶん……

 

「はっ! では、第二艦隊司令部の面々と、戦隊司令官、軍艦艦長、駆逐隊司令を呼んで参ります」

 

 副官は、敬礼をして部屋を出ていった。

 

「……何故、このタイミングなのだろうな」

 

 昭和18年に米国の先制攻撃によって開戦した日米戦争は、一進一退の攻防が続いていた。が、昭和20年のソロモン諸島での消耗戦によって帝国軍が撤退したことによって日本が押され始めていた。そんななか、米国は日本の真珠湾とも云われるトラック泊地に侵攻しようとしていた。

 米軍の侵攻を止めるために各拠点に集結した連合艦隊だったが、そのタイミングで異世界に転移してしまったのだ。

 幸い、本土や他の内地拠点とは連絡が取れたが、トラックやニューギニア、満州などにいるはずの部隊が本土にいるという事や、警備府のある島が本土より離れてしまった点などが不可解であった。

 何より、米軍や他の国や外地である朝鮮や台湾の通信が傍受できないことが、ここは地球ではないのではないかという考えをもたらした。

 最初は、そんなわけないと笑っていた上層部だったが、新神警備府が飛竜(ワイバーン)高性能四発機(OP-3)と遭遇したことによってここは、地球でないことを受け入れたようだった。

 新神警備府では、

 

「なんで、新神警備府(ウチ)ばっかりなんだよ! ちくしょうめぇ! 

 

 という叫びもあったそうだか、黙殺され外の勢力と接触するように命令を受けてしまった。

 で、(長官)が独り言を言ってた間に副官が海軍の幹部を連れてきたけど、何故か陸軍の連中もくっついてきていた。途中で会ってそのまま来る流れになってしまったそうだ。

 はぁ、めんどくせぇことになっちまった。

 

 ~50分後~

 

 やっと話が終わったぜ! 本土から離れた距離になってしまったと言ったら、わめきまくるバカ共(陸軍)もいたが、やんごとなき御方のお陰でどうにか助かったな。

 あの御方には、陸なんぞではなく海軍に入ってほしかったな。

 ん、? 

 

「おい、何か言いたいことがあるのなら直接言いたまえ」

 

 副官が変な目でこちらを見てくるから尋ねたのだが、どうしたのだろうか? 

 

「……いえ、ずっと一人でブツブツ呟いていたので頭がおかしくなったのかと思いまして」

 

「ふざけんなよ! コンヤロー、考え事が口から出てただけだ」

 

 全く、失礼な副官だ。でも仕事はできるやつだから、手放したくはないな。

 

「それなら宜しいですが。明日、日本国の使節が来るのですよね?」

 

「ああ、そうだぞ。後で、殿下と司令長官だけに伝える。飛行長や警備隊長は知っているのだろう?」

 

「はい、その通りです。しかし、日本国ですか。偶然ですかね。日の丸もあったようですし」

 

「その辺のことは明日、使節が来たら尋ねればよいだろ。準備は抜かりなくな。私は、横須賀(GF司令部)霞ヶ関(海軍省)に報告するから監督は任せたぞ」

 

「はっ」

 

 日本国か、どんな国なのだろうな。明日が楽しみだ。






日本国使節との話は、番外編で出そうかな?
重要な話だけど、話進めたいしな。
まぁ、どんなことがあったのか次回の冒頭で書けばいいよね?
明治日本は、まだでない予定です。
次回は、8/15に投稿予定です。
では、また来週!

感想・意見お待ちしてます。
豆腐メンタルだから、あまりきつく言わないでくれるとありがたいです。
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