藤丸立香の奇妙なお友達   作:お馬さん

1 / 2
カルデアに行く前に大切な友人と約束してくれてたら嬉しいなぁ…って言う妄想をしたためました。


藤丸立香の奇妙なお友達

オレはいわゆる転生者と呼ばれる者だ。

神様みてーな『威圧感』ツゥの?を発してるヤツが

 

【第二の人生をやろう】

 

って言った瞬間によぉ〜っ。

景色が切り替わってゆりかごの中で揺られていたんだぜぇ?

 

ビックリだよな。

 

「ヘイヘーイ!立香ぁ!」

 

ま、今となってはそんなことは どうでもいいくらい充実しているからどうでもいいんだがなぁ〜〜〜!へっへっ。

 

「うわわっ…ちょっとー!何するの徐蓮!」

 

そう!このオレ、上田徐蓮(じょうだじょれん)の人生は今、幸せの絶頂にある!

 

あのFGOの主人公…藤丸立香(女主人公)のお友達として暮らせているのだから!

 

あ、別に暮らしているとは言っても同棲しているわけじゃあないぜ〜?

 

幼馴染みっつぅわけで家がとなりだから、

必然的に一緒にいる時間が長いわけだぁな!

 

「いいじゃあねぇかよぉ〜〜。

 幼馴染みなんだから抱きつくくらいっ」

 

「あのねっ!

 家ならともかくここ学校なんだよぉ!?

 ほらぁっ、皆が生暖かい目でみてくるぅ…!」

 

あぁ?

みみっちい事気にしてんなぁ立香ぁ。

 

「寧ろこうしている事で悪りぃ虫がたからねぇんだから感謝して欲しいくらいだぜ〜〜〜〜?」

 

「余計なお節介だねぇ!?」

 

「だが悪い気はしねぇだろぉぉ?」

 

「言い返せないのが悔しい!

 あんた無駄にイケメンなの腹立つ!」

 

「うはっ、

 それこそ悪い気がしねぇや!」

 

「むき〜〜〜っ!」

 

ポカポカ とオレにダメージが入らない程度に拳を与えてくる立香。

 

かわいいなぁ〜っ。とても和むぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ、こんな感じにゆったりと過ごしていたわけだがぁ〜〜っ!

 

とうとう来ちまったんだ!この日が!

 

「い"か"な"い"て"く"れ"ーーーーーッ!」

 

「うっとおしい!男が女々しく泣かないでっ!

…離れたくなくなっちゃうじゃないのよぉ!」

 

運命の日!

彼女が世界を救うために奮闘する事となる第1歩!

 

もちろんオレもついていくッ。

立香のお友達兼幼馴染みとして!

 

さぁ、オレの適正はどんなもんダァーーーーっ!

 

 

レイシフト適正「ないです」

 

 

意外ッ!オレはモブ!原作には関われぬ運命(さだめ)

 

オレはあまりの悲しさに

号泣しながら彼女の足止めをしていたッ!

 

「いいかな!?

 別に一生帰ってこれないわけでもないし!

 あくまでも今回はお試しでって話だから夏休みの終わり頃には必ず帰ってくるよ!」

 

「ほ、本当かっ!?」

 

「うん、多分ね」

 

「確約してくれよぉーーーっ!」

 

約束じゃあだめだ!弱い。

確約なら安心。絶対だからなぁ〜!

 

「もぅ…しょうがないなぁ…ほらっ顔をあげて」

 

な、なんだ?何をする気なんだ…?

オレは訝しみながらも従った。

 

 

「—————せいっ!」

 

「ウボォワァ!?!?」

 

 

な、何をするだーーーーッ!!?

 

「あんたは私に喧嘩を売られた!売られた喧嘩は買う主義のあんたは買わなくてはならないっ!」

 

あ、あぁそうだ。

この上田徐蓮。生まれてこの方16年と経つが、喧嘩を売られてスルーしたと言う事実は欠片もない。

 

料理できなさそうと言われれば料理対決。

 

運が悪いと同情されればガチャを回す。

 

音痴と罵られればカラオケボックスに連れ込み2時間ほど点数対決をする男。

 

それが俺だ。

 

だが、

それが今の状況と何の関係があるってんだ…っ!

 

「しかし私はこれから外国に行くため勝負ができないっ!…そして私はあんたに嘘をついたことがないっ!勝負をすっぽかしたことがないっ!」

 

た、たしかによぉ〜〜。立香ぁ…。

こいつぁ嘘をつかない性格だってのはわかる。

 

すげーわかる。何せずっと一緒にいたからな。

……ハッ、まさか!

 

「だから!私はあんたと拳で殴り合うために、ここに必ず戻ってくるッ!これは、あんたと私の『契約』だぁーーーーーッ!」

 

「フンナラバッ!」

 

 

ま、また殴られた〜〜〜〜〜っ?!

今のは必要ねーだろぉ!?

 

「ハッ!ご、ごめんね…つい興がのっちゃって」

 

「スゥーゥゥハァァ…別に構わねぇさぁ〜っ」

 

深呼吸をして落ち着いた。

まだだ。こいつとの決着は次にあった時…。

 

立香が英雄となって

帰ってきた時につけるとしようか…!

 

本当はいかせたくないぜ〜?

でもオレだってなにもしないまま死んだような扱いになるのは嫌だ。

 

しかしよぉ〜!そもそもついていける資格がねぇんじゃぁ…仕方ねぇよなぁー。

 

「……立香ァ!」

 

「わっ、なに?」

 

それなら、オレができることは…!

 

「向こうに行っても

  死ぬんじゃねぇーゾォ〜〜〜〜〜〜ッ!!」

 

「大袈裟!いくら海外に行くったってリアクションが大きすぎるよ……フフッ。でもわかった!うん。私、向こうでも頑張るよ!」

 

この、大袈裟な応援だけだぁーっ!

……と、ついでにこいつももってけ!

 

「わっ、何これ?」

 

「おまもりだぜ〜?狐を祀ってる神社から買ってきた。きっと立香を守ってくれるはずだぜ…」

 

「……うんっ、ありがとう!…じゃあ…行くね?」

 

「おうっ……頑張れよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

—————こうして、藤丸立香は旅立った。

 

1人の奇妙な友達の思いを抱えて。

しかし、彼女が迎える運命は、この青年よりも奇妙な物語なのだが…まだ、知る由もない。

 

続けて欲しいかなぁ〜〜〜〜ッ?

  • YES YES YES!
  • NO NO NO!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。