ローゼンメイデンアラカルト   作:ぴちかー党

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雛苺達がひたすらゆで卵を作るだけのお話


翠星石と雛イチゴとゆで卵

ゆで卵1

 

「ゆっで卵を作るですー♪」

「プリっプリっのゆで卵をつくるなのー♪」

「容器にお水を張って、後は電子レンジにかけられば直ぐできるですー♪」

「簡単なのー」

「加熱スタートです」

「ゆで卵♪美味しいゆっで卵ができるなのー」

「二人ともダメだよ!!」

「へっ?」

「キャー!!」

 

 

ゆで卵2

「さっきはひどい目に遭ったです!」

「今度は、お鍋に水を入れてちゃんとコンロで加熱して作るの」

「お鍋に水よし、卵よし。点火ですー」

「スイッチONなの♪」

「・・・・」

「・・・・」

「ねぇ、どれくらい加熱すればいいの?翠星石」

「知らねぇです!適当に 10分位でいいじゃないですか?」

「了解なの。10分たったから引き上げるの」

「早速食べるです」

「いただきますなのー」

「・・・全然プリプリしてないです!石みたいにカチンカチンのコチコチです」

「でもこれはこれで美味しいの」

 

ゆで卵3

「今回こそプリプリのゆで卵を作るです!!」

「今回は助っ人を呼んできたの」

「のりを呼んでくるなんて雛苺にしては気が利くです!」

「ううん、のりは呼んでないなのー」

「じゃあ誰を呼んだです?まさかミッチャンですか」

「どうも、ゆで卵と言えば私。元ピッチャーの茹で玉子博士です」

「・・・・」

「あっピッチャー言うてもあの水いれる奴やないで、本物のピッチャーや!」

「今日は宜しくお願いしますなのー」

「・・・絶対このあとめんどくさくなる奴です」

 

茹で玉子4

「ああ!あかん、全然水がたらん!もっと卵全部が隠れるくらい並々とそそがな」

「そんなに強い火力で茹でたらカッチカチになる!もっと火力おさえな」

「ああ~!まだ早いまだ引き揚げるタイミングじゃあらへん」

「ああ~!!」

「あーもう、うう~るせぇですぅ!!ちょっとは大人しくしてろですぅ!!」

「美味しいゆで卵を作るのはな。簡単なようでむずかしいんや。たかがゆで卵されどゆで卵。そう・・・球種に例えるならストレートや」

「どういう意味です?」

「わからへん、勢いでいってみただけや!!」

「・・・ミッチャンよりインパクトのある奴に出会うとは夢にも思わなかったです」

 

 

茹で玉子5

「!!」

「すごく美味しいのー♪」

「プリっプリです!」

「せやろ。これが本物のゆで卵っちゅうやつや。水加減、火加減、ゆで時間この全てを完璧に調節できればここまで旨くなるんや」

「そして、このむきたての卵にひとつまみ程度の塩を掛けてやれば・・」

「さっきより美味しくなったなのー♪」

「塩し振り掛けてないのにここまで美味しくなるなんて不思議ですー」

「当たり前や!ゆで卵と塩これはもう切ってもきれない最高の組み合わなんや。そう・・・例えるならピッっチャーとキャッチャーの関係やな」

「・・いい加減隙あらば野球ネタぶっ混んでくるのやめるです!」

「それは出来へん!!何故ならワイはピッチャーや。あ!水を入れるピッチャーやないで!!本物のピッチャー・・・」

「ああ!もう分かったからもといた世界にさっさともどれですー」

「ん?なんやこの蔦?ちょっと待って!どこつれてくねん!この蔦ワイをどこにつれてくねーん!!」

「サヨナラなのーゆで卵博士ー」

「もう2度とこっちの世界に来るなですー」

End

 

 

 

 

 




何故かふとゆで卵が無性に食べたくなり、勢いで作成してみました
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