東北とある県で毎週日曜早朝に行われる朝市のお話
今回は懐かしのTV番組パロディ風に作成しました
東北地方のとある県ではある噂が真しやかにささやかれていた
それは毎週日曜日、とある岸壁で日本最大級の巨大朝市が開催される。その朝市は日の出と共突如開催され魚介・山菜、パンからラーメンまでありとあらゆる屋台、合計300店舗が出展されリーズナブルな価格で味わえる。そして、その朝市の来場者数は1日で1万人とも10万人共言われる。
そんな伝説の朝市を取材するためこの2人が立ち上がった
翠星石「突撃隣の朝市!時刻は0430まだ眠いですぅ~」
蒼星石「今回の朝市は日の出と共に始まるからね。ほらもう屋台があんなに出展されてる」
============
*注意冬季期間は3月中旬まで営業していません
興味のある方は「八戸」 「朝市」で開催時期を検索してからいきましょう
===========
翠星石「せんべい汁一つ下さいなですぅ」
蒼星石「やっぱり最初は定番のこれだね。」
翠星石「汁物にお煎餅。あり得ない組み合わせなのにおいしいですぅ♪」
蒼星石「お汁で煎餅がふやかされて丁度いい歯応えになってお麩を食べてるみたいだ。具材も鶏肉と牛蒡、それに糸こんシンプルだけど2、3杯はいけちゃうね」
先ずは挨拶代わりのせんべい汁の洗礼を受ける調査員
しかし、朝市の魅力はまだまだこんなものではない。 総出展数300店舗を越える朝市の猛攻に調査員のお腹は耐えられるのか?
そんなスタッフの心配をよそに、2人はある出店の長蛇の列を発見する
翠星石「ええ・・なんですかぁ。あの列20分待ちとか言うとんでもない看板まででてるですぅ」
蒼星石「あれは、ここの名物のシイタケだね。なんでもカサが大きくて肉厚らしいよ。投稿者も何度も購入にチャレンジしてるみたいだけど未だに買えたことはないらしいね」
蒼星石「あっちの屋台ではお客さんが一心不乱に焼きそばを詰めてるね」
翠星石「今にもぷら容器が破裂しちゃいそうですぅ。あれで輪ゴム止めれるですかねぇ」
出展する出店の全てに行列、行列、行列。その盛況ぶりに圧倒される2人
そんな調査員に、パン屋さん入店時の堪らない独特の薫りの魔の手が迫る
翠星石「この薫り・・たまんないですぅ♪一つ買ってくるですぅ」
焼き立てパンの誘惑に敗北し列に並ぶ翠星石調査員
しかし、無情にも焼き立てパンは焼き上がりから数分で完売。調査員がその行列を抜けた先にはパンが並んでいたであろう空のかごが空しく口を開けていた
「ごめんねー。今日はこれで全部完売なのよ」
翠星石「な、なんですとぉー!そんなぁ、あそこに並んでたクロワッサン食べたかったですぅー」
蒼星石「ま、まあ元気出しなよ。まだ他にもパンの屋台は沢山有るみたいだし、次にいってみようよ」
そう、まだまだパン屋さんは沢山ある。
たかが一つのパン屋さんが売り切れになったところでなんてことはない。そう言い聞かせる翠星石であった。しかし、CMのあとそんな翠星石に予想もしないハプニングが!!
「CM入りまーす」
======
最近怒りっぽくないですか?
乳酸菌飲料にはイライラをしずめるカルシウムの他
腸の調子を整える乳酸菌も入っています
あなたも乳酸菌飲料を飲んで健康な一日を過ごしましょう
「そーれ!そーれ乳酸菌飲料!はい!」
水銀燈「乳酸菌とってるぅ」
=======
たかが一つのパン屋さんが売り切れになったところでなんてことはない。そう言い聞かせる翠星石であった。しかし、CMのあとそんな翠星石に予想もしないハプニングが!!
翠星石「ここも売り切れですかぁ!」
蒼星石「つ、次に行ってみようか」
翠星石「・・・」
蒼星石「パ、パンは諦めよう。ほらまだまだ美味しそうなお店は沢山あるよ」
あろうことか、全てのパン屋さんで焼き立てパンが売り切れ(どこの出店も人気ですがパン屋さんはそのなかでも抜きん出ています。目当てのパン屋さんは早めの購入をお薦めします)
絶望にうちひしがれる翠星石調査員にスタッフからのおつな差し入れが!!
蒼星石「あ、翠星石スタッフさんが何か買ってきたみたいだよ!目を瞑って両手を差し出してだって」
翠星石「両手?こ、これでいいですぅ?」
翠星石「目を開けて良いみたいだよ」
蒼星石「このずっしりと来る手のひらに伝わる重さ♪これは期待大ですぅ。いったいなんですぅ?」
両手に伝わる重さと、ゼリー状の感触「きっとこれはとんでもなくお美味しいデザートに違いない」そんな期待を抱きつつ眼を開けた次の瞬間!!
翠星石「き、キャー!虫です虫です!きもいですぅー」
蒼星石「翠星石よくみてご覧よ」
翠星石「この感触、この固さ・・それにこの薫りは、もしかしてグミですぅ?」
蒼星石「正解!昆虫グミっていうらしいよ。それの他にもかぶと虫の幼虫の形をしたグミもあるらしいよ。これも結構人気で最後の一個を何とか確保したんだから」
翠星石「・・・どうせならあっちのクロワッサンを確保してほしかったですぅ」
蒼星石「まあまあ。それは次回のお楽しみにしようよ」
二人の調査員が市場を一周する頃には時刻は0900
辺りを見回すとほとんどの屋台が撤収作業の待っただなかである
実はこの朝市、普段は近辺でお店を出している職人さん達が普段のオープン前の時間の合間を使って出展しているところが多数ある。
その為、スタート時間が早く閉店時間も速い。
今回の朝市興味がある方は是非日の出と共にいってみてはいかがでしょうか?
============================
次回新企画 「ガチンコ◯◯クラブ!!」
第1回ガチンコアリス倶楽部で「沸騰石」がいきなり吠える!!
沸騰石「何だ!!そのやる気のない態度は!水銀燈!!」
水銀燈「えぇ・・・」
沸騰石「やる気がないなら帰れ!ここにいる他のやつらは本気でアリスを目指してるんだよ!!」
吠える!!
沸騰石「いつまで紅茶きめてんだよ真紅!!」
真紅「・・・」
吠える!!
雛苺「うにゅー♪美味しいのー♪」
沸騰石「そっかー♪美味しいか~♪」
そして、薔薇水晶が水銀燈にまさかの宣戦布告
薔薇水晶「アリスになるのはこの私」
翠星石「なんですとぉー」
いきなり波乱続出の「ガチンコアリス倶楽部」
彼女達倶楽部メンバーから真のアリスは現れるのか?
そして最後には思いがけない衝撃のラストが!!
請うご期待!!
通算3回目の朝市でも買えない幻のクロワッサン
次こそは絶対買う