ローゼンメイデンアラカルト   作:ぴちかー党

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ローゼンメイデンの世界に迷い混んできたスヤリス姫と水銀燈のおはなし


水銀燈でおやすみ

クエスト1 最高の枕をみつけよう

 

「あら、お帰りなさい水銀燈」

「戻ったわぁ。・・・って誰なのよその娘」

 

散歩から戻ってくると何時もの特等席に、見知らぬ少女を発見しそう問いかける

 

「どこかから迷いこんできたみたいなの。お家はどこなのか?親御さんはどこにいるのか聞いてみようとしたんだけど」

「だけどぉ?」

 

「聞く前に眠っちゃったの」

「じゃあ、たたき起こして聞けばいいじゃなぁい!!」

 

「だめよ。こんなに気持ち良さそうに眠っているのを起こすなんて

だから、起きるまで待ってたらすっかり暗くなっちゃった」

「貴方らしいと言えば、貴方らしいわね」

 

二人の会話が耳に入ったのか?

それとも睡眠環境がよくなったのか、少女が目を覚ます。

 

「あら、起こしちゃったかしら?ごめんなさい」

「ちょっと、貴方。親御さんはどこいるの?お家は?」

「・・・・らが堅い」

 

「まだ、寝ぼけてるみたいだからもう少し時間をおきましょう。今夜はここにとまってもらうのもいいかもしれないわね」

「だめよぉ。こんなに遅い時間だし親御さんも心配してるわよ」

「枕が堅い。安眠できない・・・

もっとやわらくて反発力がある枕を探さないと」

 

辺りを見回す少女

ふと、水銀燈のミーディアムメグと目が合う

 

「こんばんは」

「呑気に挨拶なんてしてない。さっさとこの娘のお家を聞かないと」

「枕見つけた♪うん。

柔らかさもちょうどいい。サイズは小さいけど、おやすみなさぁい」

 

「また眠っちゃったわね」

「え、えぇー・・・」

「すやぁ」

 

メグの腕枕という最高の枕を見つけたスヤリス姫。

その寝顔はまさに天使のようのような健やかな寝顔であった。

 

 

クエスト2 最高の布団を見つけよう

 

「お日様の光。眩しい、久し振り」

「あら、起きたのみたい」

「やっと起きたの?寝坊助さんね。もう10時じゃない」

 

「・・・誰?」

「それはこっちのセリフよ!!

貴方どこから来たの?お名前は?親御さんはどこにいるの」

「そんなに、質問したらだめよ水銀燈

この娘が困ってしまうから」

 

「始めまして、私は柿崎めぐ。この娘は水銀燈って言うの」

「私はスヤリス」

 

「スヤリスちゃんって言うのね。可愛いお名前ね

何処から来たのか教えてくれるかな?」

「魔王城」

「はぁ?ちょっとなにいってるの真面目に答えなさぁい!」

「そんな風に怒っちゃだめ。水銀燈」

「だってぇ」

 

「んー」

「ねえ、どうして私をまざまざと見ているのかしら・・・」

 

水銀燈のとある部分を凝視するスヤリス

そして、一言

 

「その羽、毛布にしたら気持ち良さそう」

「な、なにいってるのよ!!」

 

「貸して」

「意味わかんないんだけど・・」

「貸して」

 

メグのベットに腰かけると、その隣をポンポンと手で叩くスヤリス姫

いかにもそれは、「ここに座って」とでも言いたげな行動であった

 

「メグぅ」

「うらやましいわね。水銀燈」

 

「他人事だと思って」

「この柔らかさも、このさわり心地。

最高の羽毛布団♪お休みなさぁい」

 

「また眠っちゃったわね」

「もしかして私、この娘起きるまでずっとこの姿勢のままなの?」

 

「そうなっちゃうわね」

「何でちょっとうれしそうなのよ」

 

「なんだかんだ言って水銀燈は優しいなと思って」

「なっ!しょうがないじゃない。仕方なくよ仕方なく」

 

「って何でメグもベットに入ってくるのよ」

「おやすみなさい。水銀燈」

「貴方も一緒に眠らないで!もうそんなに密着されると私が身動き取れないんだけど」

 

「すやぁー」

「すやー」

「ちょっと、メグあなた絶対寝てないわよね?

おきなさい。起きなさいったらー」

 

 

メグと水銀燈とスヤリス姫の日常はまだまだ続く

 

クエストクリア

大変良いお友達を見つけました




昨日ふとア◯プラを見ていたら、見つけてしまいはまってしまいました

スヤリス姫×ローゼンメイデン
アイディアが思いついたらまた投稿予定です

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