クンクン探偵変身セットに当選しご満悦の真紅
早速衣装に身を包んだ彼女。早速事件を探しに雛苺とともにお散歩へ、そこになんとも都合よくとある事件が発生する。
File1 槐庭殺人事件
真紅「雛苺事件の概要を説明してちょうだい」
雛苺「被害者はこの屋敷の主槐なのー」
槐「いや、転んだだけで死んでないからね?」
真紅「ちょっと!部外者は空気を読んで黙っていてちょうだい。それで凶器はなんなのだわ?」
雛苺「これなのー」
槐「・・外は寒いから風邪ひかない内に終わらせなよ。僕は仕事に戻るから」
当事者槐を無視し勝手に話を進めていく名探偵とその助手。
雛苺の指差すところに視線を移したクンクン探偵真紅はその凶器を発見する
真紅「これは、玄関に薄く氷が張ってあるのだわ・・成る程。犯人は氷に足を滑らせ、いい具合に被害者が頭を強く打って殺したということなのだわ」
雛苺「ということは・・」
真紅「これは計画殺人なのだわ!!」
既に、2人を放って家内に戻っていった被害者を後に推理ごっこは続いていく
真紅「ちょっと待って!殺害に使われたトリックは氷。氷は水が冷やされて出来上がったもの・・つまり犯人は」
雛苺「水?みず~~・・あ~!!」
真紅「どうやら、貴女にも犯人がわかったようね。早速逮捕に行くのだわ!!」
何かに気付いた探偵団は急ぎメグの病室へと犯人確保のため急行する
メグ「あら二人ともいらっしゃい。」
水銀燈「珍しいじゃない貴女が来るなんて。何か用事かしら?」
真紅「犯人はお前だ!!水銀燈」
雛苺「現行犯逮捕なのー♪」
水銀燈「ちょっとぉ!なに訳のわからない事をいってるのよ」
真紅「まだしらを切るつもりなのね。でも無駄よ被害者のダイイングメッセージが貴女を犯人とする決定的証拠となっているのだわ!!」
水銀燈「意味が解らないわ」
真紅「被害者槐は玄関に張っていた氷に足を滑らせた→氷は水を氷点下で凍らせて出来たもの→水→名前に水がつくドール→水銀燈→犯人は水銀燈!!なのだわ」
雛苺「完璧な推理なの♪」
水銀灯「やっぱり意味がわからないわ」
真紅「雛苺警部!水銀燈を連行するのだわ」
雛苺「さあ大人しく罪を認めるなの。おっかさんが泣いているなの」
水銀燈「ちょっと2人とも離しなさい!メグ、見てないで助けてちょうだい!!」
メグ「行ってらっしゃい♪夕飯までには帰ってきてね」
両端を2人に支えられ強制的連行される水銀燈。クンクン探偵団によって見事解決した今回の事件。しかし人が生活している限りこのような事件は後を絶たない。彼女達クンクン探偵団の戦いはまだ、始まったばかりである
一方その頃
槐「薔薇水晶冬は打ち水はしなくていいといったはずだよ」
薔薇水晶「あ、ごめんなさい。忘れていましたお父様」
槐「うーん。可愛いから許しちゃう。世界一可愛いよ!薔薇水晶」
薔薇水晶「お父様」
推理小説にもなっていないよくわからない作品
作品はのりと勢いが大事だと思う