HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO   作:シロX

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やっと本格的にルールーが動く。
でも今回、はなが中心でごわす

ではスタート


第13話 もっと縮めたい!クールなあの子は謎の転校生!

「転校生?」

 

「うん!この前、家にホームステイして来たの!」

 

「ホームステイ?外国人って事かな?」

 

突然の転校生。はな達のクラスに外国人の転校生がやって来たという。しかも野乃家にホームステイ

 

「どんな子?」

 

「ほらあそこ!」

 

はなが指指す方向には、紫色の髪色をした女の子が男子生徒に囲まれていた

 

「ルールー・アムールって名前なの!」

 

「ルールーちゃんかぁ。初日からモテモテだね」

 

拓人は、そんな転校生であるルールーの事を微笑ましく見ていた

 

 

 

 

 

「えっ?サプライズで?」

 

いつも通り、ビューティーハリーで集まっていた時、はながルールーの為にサプライズをしようと提案した

 

「うん。ルールーって何でも出来ちゃうから、中々おもてなし出来なくってさ。それにさ、いつもわたしと居るでしょ?折角違う国に来たんだから、皆んな仲良くした方がもっと楽しいと思うんだよね」

 

おもてなしや、周りとのコミニケーションを図るのも含めてのサプライズ

 

「良いじゃん。分かった協力する」

 

「ルールーに気付かれない様に、クラスの皆んなにはわたしが声を掛けておくね」

 

「は〜ぎゅ!」

 

「はぐたんも乗り気みたいやし、飾り付けの材料は調達しといたるわ!」

 

「う〜ん、何か芸でも考えておこうか…」

 

 

 

 

 

それから1週間がたった

 

場所は野乃家でいよいよサプライズ当日

 

「「「「ようこそ!はぐくみ市へ!」」」」

 

野乃姉妹がルールーを連れて来てクラッカーを皆んなで鳴らす

 

「これは何ですか?」

 

「ルールーのサプライズ歓迎会だよ!」

 

「食事の用意も出来たよ!」

 

「それは…」

 

「手巻き寿司よ」

 

未だ状況に飲み込めずにいるルールーをはなが積極的にする

 

「ほらほら、ルールーもどうぞ」

 

「さぁさぁ、皆さんご注目やで!ハリーとはぐたんの二人羽織や!尚、発案者は拓人」

 

「可愛らしいはぐたんに振り回されるハリーが見たくてね」

 

「なんや嫌なもん聞いたで…」

 

二人羽織をやり切った2人は満足そうにし、ルールーにも誘いを掛けるが

 

「お断りします」

 

「ルールー?」

 

「どうして食べるのに、未成熟な赤ん坊の手を借りる必要があるのです?効率が悪過ぎます。理解不能です」

 

「「めちょっく!」」

 

まさかの断りを入れてからの正論。拓人とハリーも思わずめちょっくを口にする

 

しかしこれだけでは収まらなかった

 

「それにこの料理。未完成な物を出された上に、調理を食べる側にさせるなど非効率極まりないです」

 

「「「めちょっく!」」」

 

ルールーは理解不能とばかり口にして止まらない

 

「そもそも、何故歓迎会を?挨拶なら初日に済ませた筈です」

 

最終的には、この歓迎会にすら意味を問うまでに

 

「そんな言い方ないんじゃないの?」

 

「わたしは分かりやすく伝えてるつもりです」

 

「そうじゃなくて気持ちの話なんだけど」

 

「気持ちですか…」

 

「は〜ぎゅ〜」

 

はぐたんは、二人羽織で使ったおでんをルールーに食べさそうとするが

 

「理解不能です」

 

一刀両断した。流石のはぐたんもショックだった

 

頼みの綱でもあるはぐたんも通用せず、皆戸惑い、重苦しい空気となる

 

「ごめんね、言い出しっぺはわたしなんだ」

 

悪い事をしたと思いはなは謝る

 

「謝る必要はありません。わたしは、わたしの意見を述べたまでですから。失礼します」

 

少し感じの悪くなった歓迎会となってしまった

 

 

 

 

 

////////

 

次の日

 

学校の屋上で、昨日のルールーについて4人は話していた

 

「そりゃ、勝手に歓迎会したのはこっちだけど…」

 

「皆んなでわいわいしたくない人もいるよね」

 

「はなちゃん、あれから上手く出来てる?」

 

「まぁ、う〜ん…なんとかなるよ!」

 

はならしいといえばそうだが、根拠の無い自信に少し心配も感じる

 

 

 

 

 

////////

 

「買い物はこれで終わりと…あの子」

 

拓人は買い物帰りの途中、繁華街へ行くルールーを目にした

 

「ルールーちゃん!」

 

拓人はルールーの事が少し興味を持っているので、この機会にお話と思い追い掛けるが

 

「居ない。見間違えかな?」

 

「オシマイダー!」

 

諦めて帰らうとする時、オシマイダーが出現した。その同時に携帯から着信から入る

 

「もしもし」

 

電話の相手ははなだった

 

『拓人さん!今オシマイダーが出たってハリーが!』

 

「オシマイダーなら…」

 

「オシマイダー!」

 

「目の前で暴れてる」

 

『えぇ!?』

 

驚くのも無理はない。急いではなは合流すると言い残し、拓人はそれまでオシマイダーの足止めをする

 

「デュアルクラリネット!」

 

「オシ!?」

 

背後から不意を突かれた攻撃に、反応出来ずオシマイダーはよろける

 

「ブーケトランペット!」

 

一般人をオシマイダーから遠ざける為、あれやこれやと多彩な武器を使いオシマイダーの気を引く

 

「プリズムシンバル!」

 

オシマイダーの攻撃を受け流すもそれが精一杯。拓人もこれまでの経験や新しい力を手に入れてきたが、根本的に解決していない

 

使う武器はミライクリスタルが無ければ力を発揮出来無い上、そもそも身体能力はプリキュアに一歩劣る

 

「オシマイダー!」

 

「ぐあっ!」

 

「拓人さん!」

 

そこへエールが駆け付けて、吹き飛ぶ拓人をキャッチした

 

「ごめんエール!」

 

「いえ!拓人さん、ルールー見ませんでしたか?」

 

「ルールーちゃん?それなら、オシマイダーが現れる前に目にしたけど見失って…もしかしてここに?」

 

拓人はようやく気付いた。しかも拓人が見たのは、やはりルールーに間違いは無かった

 

「それなら早くオシマイダーを!」

 

拓人はブーケトランペットを構え、エールはジャンプしてメロディソードを構える

 

「アグレッシブ・エスプレッシーヴォ!」

 

「フラワー・シュート!」

 

蕾の光弾、薔薇の光線がオシマイダーに直撃する

 

「オシ、マイダー…」

 

堪らずオシマイダーは倒れた

 

「エール!」

 

「拓人!大丈夫?」

 

後から、アンジュとエトワールとハリーが合流した

 

「まだや!」

 

ハリーの言う通りまだ戦いは終わってない。オシマイダーは立ち上がりながら、その身体を変形させてベイゴマに似た形になった

 

そして回転しながら拓人達に襲い掛かって来る

 

「うわぁ!」

 

回転するオシマイダーを止められない。避け続けてると、エールの姿が見えなくなってた

 

「エールがいないよ!」

 

「え、何処に…あ!」

 

拓人が見つけた。エールは高速回転するオシマイダーにしがみ付いていた

 

「貴方の相手をしてる暇は無いの〜!ルールーを探さなきゃいけないからんだから〜!」

 

オシマイダーはしがみ付くエールを振り解きたいが為に、空中を縦横無尽に飛び回る

 

そしてとうとう、振り落とされて庭園の方へ落ちて行った

 

 

 

「キュアエール…いえ、野乃はな」

 

エールが気が付くと目の前にルールーが立っていた

 

「ルールー…あっしまった正体!でも無事で良かった」

 

やっと探していたルールー。正体を恐らく知られてしまったが、ルールーが無事なら関係無いと笑顔で返した

 

「何故わたしを探しに来たのです?」

 

「来たばかりで、こんな騒ぎに巻き込まれたんだもん。心配するよ」

 

「そんな気持ちのせいで非効率な戦いをして、無駄に傷を負ったのかですか?」

 

こんな状況でもルールーは、効率の話をエールにする。他人の為に自分が危険な目に遭っても良いのかと

 

「無駄じゃないって。こうして話が出来たんだから」

 

「…」

 

「わたしさ、折角来てくれたルールーを喜ばせたかったの。変な感じになっちゃったね。余計な気を回し過ぎて、逆に貴女に壁を作っちゃってた」

 

その壁を壊したく、エールはもうルールーに気を遣わない様にする。歓迎する側とされる側の関係はもう終わり

 

「ルールー、家族になろう」

 

同じ目線での関係、これからは「家族」になろうとそう決めた

 

「もっと気楽にさ、当たり前の事何でも一緒にしてみようよ。わたし達タイプ全然違うし、ぶつかる時もあるかもだけど…なんとかなるって!」

 

「なんとかなる根拠があるのですか?無いなら無理です」

 

「タンマタンマ!ルールーが好きだから!」

 

「…ッ!」

 

「それじゃダメ?」

 

何か「好き」という言葉に反応した。ルールーは胸を押さえ

 

 

 

「あれ?居ない。夢でも見てたのかな?」

 

その答えを聞く前に、エールの前からいつの間にか消えていた。一瞬の事なので、エール自身夢かと勘違いしていた

 

「夢って、あまり心配させないでよ」

 

「は〜い」

 

「オシマイダー!」

 

「3人共来るよ!」

 

 

 

「「「ミライクリスタル!」」」

 

「エールタクト!」

 

「アンジュハープ!」

 

「エトワールフルート!」

 

「「「心のトゲトゲ飛んで行け〜!」」」

 

「「「プリキュア・トリニティコンサート!」」」

 

 

「ヤメサセテモライマ〜ス」

 

「「「HUGっとプリキュア!エール・フォー・ユー!」」」

 

 

 

 

 

////////

 

「ルールーを探さなきゃ!」

 

「ここにいます」

 

クライアス社との戦いを終えて、すぐさまルールーを探しに行こうとすると後ろからルールーの声がした

 

「用事は済みました。帰りましょう」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多少のいざこざはあったものの、はなとルールーの距離は一気に縮まった




あまり掘り下げなかった

次回も飛ばします。アニメの14話は普通に面白いんだけどね
この小説では切り詰めていきます

ここまでの拝読ありがとうございました
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