HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO   作:シロX

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ハリーの口調が難しいんや

ではスタートです!


第2話 始まりのハーモニー!応援と元気のキュアエール!

音宮拓人は頭を抱えていた。その原因となったのは今朝の出来事だった

 

(気にならないと思っていたけど、ここまでとは)

 

謎の現象。あれの印象が強過ぎて、色々と手が付けられない状態だった

 

拓人は校庭のベンチで一旦座る。只今、休み時間なので1人でゆっくり考え込んでいた

 

(何でこうも気になるんだろう…。仕方ないな。屋上にでも行って気分転換でも)

 

拓人が立ち上がろうとする時、またも天から赤ん坊の声がした

 

「また?」

 

 

 

 

 

何となくだ。何となく学園の屋上へと足を運ぶと、女の子が2人居た

 

1人は青髪のロングヘアの子、もう1人は黄色のショートヘヤの子だ

 

「君達は…?」

 

更に拓人の後ろからもう1人現れる

 

「すみません、ちょっと良いですか」

 

「え?あ、ごめんね」

 

濃いピンク色した髪の少女だ

 

「野乃さん、探してたんだよ。学校を案内したかったんだ」

 

「本当!」

 

「君は転校生?」

 

「うん!」

 

「ここで会ったのも何かの縁」

 

拓人は野乃という少女に自己紹介をする

 

「3年の音宮拓人。宜しく」

 

「せ、先輩でしたの!?よ、宜しくです!」

 

「そんなに畏まらなくても良いよ」

 

「初めまして。わたし、薬師寺さあやです」

 

3人それぞれの自己紹介を終えた。そして野乃が黄色い子に何か言おうとする

 

「あ、あの!」

 

声に気付きこちらへと振り返ると、野乃は肌が良く見えるおでこを両手で隠す

 

「その前髪イケてる。よく似合ってんじゃん」

 

「…っ!ありがとう!」

 

何か2人の間であったのだろう。さあやも、今思い付いた感じでその子も学校案内に誘う

 

「ほまれさん!学校案内一緒にどうかな?」

 

「うんうん!」

 

だが彼女、ほまれはただ空を見上げるだけで学校案内には参加しなかった

 

そしてその代わりと拓人が一緒に付いて行く事にした

 

「へぇ〜、野乃ちゃんは今日初めて学校に来たんだね」

 

「はい!」

 

「学校生活楽しんでいってね」

 

拓人とさあやで1日使っての学校案内で今日が終わった

 

 

 

 

 

////////

 

次の日のお昼休み

 

「あれ?さあやちゃん?」

 

「音宮さん?」

 

お昼ご飯を食べようと屋上へと行く途中、さあやとばったり出会した

 

「さあやちゃんもお昼?」

 

「そうですけど、ちょっと気になる事が」

 

「気になる?」

 

さあやと屋上に行くと、何やら浮かない顔をしてる野乃を見つけた。そして拓人は、さあやが言っていた気になる原因も察した

 

「音宮さん」

 

「そうだね」

 

2人は野乃を挟むように座り込む

 

「隣良いかな?」

 

「お弁当一緒に食べよう」

 

さあやはお弁当を開けてると、おかずをひとつ野乃にあげる

 

「野乃さんって素敵だね」

 

「えっ?」

 

「自己紹介の時、転んでもすぐ立ち上がって夢話して、カッコいいなって思ったよ!」

 

「ありがとう」

 

さあやのその言葉で、野乃の顔が明るくなっていく

 

「野乃ちゃんも少し元気になったところで、早いとこ食べようか。お昼休み終わっちゃうよ」

 

「そうだった!」

 

野乃のその姿を見て、拓人とさあやも顔を見合わせて笑顔になった

 

それから少しして、教室に戻ろうと廊下を歩いてると異変が起きた

 

学校に居る人達が次々とその場に崩れていくのを

 

その異変に気付いて駆け寄る

 

「どうしたの!?」

 

「心がトゲトゲして…」

 

「何もやる気が出ない…」

 

「何が起こっているの?」

 

「外に行ってみよう」

 

 

 

 

 

生徒2人の手を引いて外に出ると大きな怪物が居た

 

「逃げよう!」

 

さあやが先頭になって逃げようとする時、拓人と野乃は声を聞いた

 

「はぎゅ〜!」

 

「待って拓人さん!」

 

「えっ?」

 

野乃の目を向ける先には、怪物相手に立ち向かおうとする赤ん坊が居た

 

「危ない!」

 

「野乃ちゃん!」

 

赤ん坊の側へ駆け寄ろうとするが、怪物が踏み出した衝撃で地面の塊が野乃へと降って来る

 

「伏せて!」

 

拓人が引き止めて直撃は免れた。だが目の前の地面に大きな穴が出来ていた

 

「はぐたん……。フレフレわたし」

 

目の前に大きな怪物居る。それでも赤ん坊が泣き始める声を聞いて、野乃は立ち上がる

 

「オレちゃん、赤ん坊の泣き声って苦手なんだよね〜。いけ!」

 

「オシマイダー!」

 

「駄目ーー!!」

 

野乃が赤ん坊の前に庇う様に出て両手を大きく広げる

 

それを見た怪物の動きが止まる

 

「退いて〜」

 

「退かない!」

 

「退け!」

 

「絶対に退かない!!」

 

野乃の退かない気持ちにイラだったのか、怪物を使役する青年が指示を出して潰そうと仕掛けて来る

 

赤ん坊の近くに居たネズミが、野乃の身を案じて逃がそうと叫ぶ

 

「何してんねん!お前潰されるぞ!」

 

「お前じゃないもん。『はな』だもん!」

 

「野乃ちゃん…」

 

「はぎゅ〜…」

 

「ここで逃げたらカッコ悪い。そんなの……わたしのなりたい野乃はなじゃない!!」

 

はなに感化されてか、拓人もその思いに応えてはなの手を握る

 

「拓人さん?」

 

「子供を守るのが親の務め。なら俺も…一緒に守ろう!野乃ちゃん、いや…はな(・・)ちゃん!」

 

「はい!」

 

その瞬間野乃の──はなの体がピンク色に輝く

 

「アスパワワが!?」

 

「オシマイダー!?」

 

急激な光でオシマイダーが大きく後ろへと仰反る

 

「はなちゃん…。あっ…」

 

はなは拓人の手を更に力強く握る。そしてお互いに見つめ合い、頷く

 

「「心が溢れる!」」

 

そしてはなの体からひとつの光が飛び出る。それが形取り、ピンク色のハートの形をしたクリスタルが生まれた。同時にピンク色に光るトランペットも現れる

 

「ミライクリスタルが生まれた!それにあの楽器は…」

 

拓人はトランペットを、はなはミライクリスタルを手に取る

 

さらに

 

「プリハートが反応した!」

 

はながミライクリスタルを手にした時、ネズミの荷物と思しきバックから何かが飛び出てはなの手の中へ

 

「はな!お前の気持ちかましたれ!!」

 

「拓人さん!いっくよーー!!」

 

 

 

「ミライクリスタル!ハートキラっと!」

 

プリハートを電話モードからハートモードへと変形させて、ミライクリスタル・ピンクをはめ込む

 

「輝く未来を抱きしめて!」

 

「みんなを応援!元気のプリキュア !キュアエール!」

 

 

 

「プリキュア 、ほんまになりおった!」

 

「キュアエール」

 

はなはミライクリスタルとプリハートでプリキュア として変身を遂げた

 

「新しいプリキュア !?まさかクリスタルが増えたのか!?」

 

「ね、ねぇネズミさん。俺どうすれば良いの?これトランペットだよね?」

 

「いや前前!」

 

「オシマイダー!」

 

エールとは違い、トランペットを手にした拓人は使い方が分からず困惑する。そんな悠長な事をしてる間にも、怪物であるオシマイダーは攻撃を仕掛ける

 

「拓人さん!…ハッ!」

 

エールはオシマイダーの攻撃を片手で受け止めた

 

「拓人さん!」

 

「え、でもこれトランペットで…」

 

その時、拓人の体を後ろから何か暖かいものが包み込んだ。体から力が溢れ、そして手に持つトランペットの使い方も何故か分かった

 

「『ブーケトランペット』。それがこの楽器の名前で使い方も…。良し!」

 

拓人はブーケトランペットを構えて思いっきり音を鳴らすと、ベルからピンクの光弾が発射された

 

「オシマイ!?」

 

「な、何か出たよ!?」

 

「今や!キュアエール!」

 

 

 

「フレフレ!ハート・フォー・ユー!」

 

掛け声と共に、両手首に付いてる装飾がポンポンに変わりピンク色のハート型のエネルギーを放った

 

「ヤメサセテモライマ〜ス」

 

直撃したオシマイダーは浄化された

 

 

 

「これは始末書もの…!」

 

使役していた男はその場から立ち去り消えた

 

 

 

 

 

「はぐたん!ハリー!」

 

オシマイダーの浄化を終えて、エールは赤ん坊のはぐたんとハリーと言う名前のネズミに駆け寄る

 

「はぎゅ!はぎゅ!」

 

エールに抱き抱えられるはぐたんは無傷だった

 

またもハリーのバックから、今度はスプーンが出て来た。そのスプーンにミライクリスタル・ピンクを乗せる

 

「ミライクリスタルはアスパワワの結晶。ミライクリスタルからはぐたんにパワーをあげるんは、プリキュア にしか出来へん大切なお仕事や」

 

そのスプーンをはぐたんに近付けると、おでこに装飾してあるハートにアスパワワが注ぎ込まれる

 

「拓人さん!ありがとうございます!」

 

「いや、俺は何も。エールこそ凄いよ」

 

「そう言えば、わたしの事を名前で呼んでくれましたね!」

 

「あ、ごめん。気に障った?」

 

「ううん。嬉しい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の笑顔はとても眩しくて可愛いかった

 

そしてこの日から全てが始まった。未来を守る為の戦いが




割と強引な入り方。でも、最初さえ乗り越えれば後は何とかなりますよ

後、今までプリキュア とかの容姿を書いていましたが「アニメ観てるよね?」の感覚で書いてるので今回からはカットしました。だって書くのがシンドイ…

1週間に1本投稿を目標に頑張っていきます

ここまでの拝読ありがとうございました!
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