HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO 作:シロX
分からない方の為に小説内でも簡単に説明をします
少しでも興味を持ってもらえたら下記のURLから小説が読めます
https://syosetu.org/novel/216819/
「駄目だ。基地との通信が取れない」
「おかしいですね。スマホも圏外です…あ、通信機は大丈夫の様ですね」
「初さんお手製のスマホでも駄目なら、メイ達は人生終わりだよ〜!」
突如として現れた3人組、男1人、女2人といった組み合わせだ。その全員が忍者の様な格好をしていた
女性陣に至ってたは、露出度が高いものの忍装束を身につけ、赤いマフラーを靡かせ、スカートを翻していた
それぞれの容姿も男が黒髪短髪、他女性の方がサイドテールでオレンジの髪色をした子、赤い眼鏡を掛ける金の長髪
「それよりもアレ」
男性は向こう側に居る拓人達へ目を向ける
「何だあの集団?コスプレか何かか?」
「此処が何処なのか聞いてみましょう」
「賛成〜!」
「一応、顔を隠してコードネームで呼び合おう」
「「了解」」
パーカー付きのマフラーで顔を隠して、拓人達の元へ歩きだした
「何やアイツら?ヒソヒソと話して」
「あの服装忍者?」
「1人だけ、蘭世ちゃんと同じ様な声が…」
様子を伺っていると、謎の3人組が近付いて来た
「あ、近付いて来たよ。どうする?」
「もしやあの方達は!」
マシェリ1人が3人組に駆け寄った
「もしかして、貴方方はメロディソードを授けに来てくれた天の使いですね!ください」
「天の?」
「使い?」
いきなり詰め寄られて困惑する相手2人。だが1人は
「天の使い…フッフッフ、君は中々良い目をしてる。そう!我こそは天の使いである!」
「ではください!」
「お、おう…」
口からデマかせをしたつもりが本当に信じてしまった。そんなキラキラとした瞳を見て、言った本人が1番困り果ててしまった
「どうしよう信さん、あの子本当に信じちゃったよ」
「命が勝手に言い出した事だろ?何とかしろよ。メロディソード?ていうやつをあげれば?」
「自分でいっておいてなんだけど、こういう純粋な子を騙すのは心が痛む」
「前科がある人が何を今更」
「あの〜…」
目の前でヒソヒソ話する2人にマシェリは覗き込む
「貴女の名前を教えてくれますか?」
話す2人を置いて、もう1人の人がマシェリに名前を尋ねる
「わたしはキュアマシェリ!プリキュア なのです!」
「プリキュア …聞いた事の無い組織ですね」
「組織?それよりもプリキュア をご存知ではないのですか!?」
「…信長、千代女ちょっと」
その人も加わり3人で話し出す
「お2人はどう見ますか?」
「俺は…少し怪しい気もするが一般人の可能性に一票」
「メイも、そういう類の人間じゃない。う〜ん、こういう時にモモちがいればイチコロなんだけどね〜」
「では、正体をバラすという事で。何かあればその時に対処として。宜しいですか?」
「「了解」」
3人は改めて向き直りフードを取る
「申し遅れました。私は『青葉初芽』です」
「メイは、『八千代命』。メイって呼んでね!」
「『緒方信二』。まぁ、適当に」
金髪の子が初芽、サイドテールの子が命、そして黒髪の男性が信二。彼らはそう名乗った
////////
「いや〜、任務帰りで何も食べて無かったから美味しさが身に染みる〜!」
信二達はビューティーハリーに誘われ、それぞれの事情や説明をしてお互いに信頼を深めていた
「それにしても皆さんが『スパイ』だなんて!是非、今後のお芝居の為にもお話を!」
「私もビックリです。こんな小さな機械であんなに姿が変われるなんて!嗚呼、分解したい」
「アカンわ!」
「皆さんのお話を聞く限り、あの謎の空間から飛ばされた事になりますね」
この3人はどうやら、別の時間軸から飛ばされたものと推察する。
そして3人は、自分達の世界では「ツキカゲ」と言う私設諜報機関の人達だ。いわゆるスパイ
先程まで本命とは別にお互いを呼んでいた「信長」、「千代女」はコードネームらしい。初芽は「局」と呼ばれてる
「スパイって3人以外にもいるの?」
「いるよ。ツキカゲは基本的に、自分達の技術を後世に伝授させて受け継ぐの。師弟制度って感じ」
「因みに俺達3人は全員が師匠。それぞれ1人ずつ弟子を連れてる」
打ち解けてるが、その輪に入らずえみるとルールーは、先程壊れたギターについて話ていた
「わたしのせいで…すみません」
「ルールーが無事ならいいのです。全然平気なのです!」
「大切なギターが壊れたのに…」
「もう終わった事ですから」
「壊れたから終わりなのですか?ギターを諦めなくて良かったと喜んでいたのは、えみるではなかったですか?…理解不能です。わたしにも分かるように説明を…」
「ルールーには言いたくないのです!」
そんな2人のいざこざの様子を信二達は遠目で見ていた
「あちゃ〜、絶賛喧嘩中な所にお邪魔しちゃったね〜」
「そこまでや!」
ハリーが強引に喧嘩を辞めさせる
「はぐたん、そろそろオムツ変えとこか」
「あ、わたしがやるのです!はぐたん行きましょう!」
えみるがその場から逃げるように、はぐたんを抱えて2階へ行った
「何故、えみるは嘘をつくのでしょう…」
「優しい嘘じゃないかな」
「優しい嘘?」
「ルールーが気にしないように平気だって言ってるんだよ」
「でも気になります。わたしはどうすれば…」
「難しい事ですけど、悩む必要はありません」
悩むルールーに初芽が少しお節介をする
「私の夢は世界中の人とお友達になる事」
「エラいスケールのデカい夢やな…」
「皆さんとお友達になれるなら努力は惜しみません。悩むだけが全てではありません。ルールーちゃん自身がどうしたいか、だと思いますの」
「これでも初さんは凄いんだぞ!敵だったテレっちとだって仲良くなれたんだから!」
「あれは誤解が生んだ事だろ?例を上げるとするなら白虎だろ。あんなに嫌々言ってた奴が少し経ったら打ち解けてる」
「わたしは…」
初芽の言葉を聞いて何か思ったらしい
「さてと、あっちのえみるちゃんはメイに任せて!」
「えみゆ、よちよち」
「平気なのです!平気でいないとルールーを傷付けてしまうのです」
「心の中で 繰り返していた 事を言えばいい〜」
歌声が聴こえる。振り返ると命が勝手に部屋に入っていた
「命さん…」
「皆んなから聞いたよ。えみるちゃんもギター弾くんだって?メイも良く駅前で弾いてる」
「…ルールーは親友なのです。傷付けたくないし、喧嘩したくないので…」
「分かる!分かるよその気持ち!メイもさぁ、弟子のフーって子に見つかって怒られないように、隠れてハーゲン食べるの苦労してるんだよ」
「そういう意味では──」
命はえみるの口を人差し指で閉ざす
「喧嘩は嫌な事もあるけど、自分の本音をぶつけれていいよ。ギクシャクもしてしまうけど、最後にはお互い分かって笑い合える。メイもそうだった」
「命さんも、その…お弟子さんと喧嘩はするのですか?」
「しょっちゅうだよ。でも、一番辛かった時はフーの気持ちを全然考えていなかった時かな。いつまでも半人前扱いして、自分が怪我して、そのせいでコンビ解消するようにまで言われた事もある。でもね──」
フーはえみるの頭を豪快に掴んで撫でる
「最後は結局仲直り出来た。それで良いんじゃないかな?終わり良ければ全て良しってね」
メイはまたリズムを取って歌い出す
「すれ違ったとしても また君に向かう まんまるの 夜をすり抜けてゆく」
えみるは1階へ駆け走って行った
「若いっていいね〜」
命もはぐたんを抱いて降りると、えみるははな達と同じブレスレットを作っていた
「ルールーにプレゼントしたいのです」
えみるはずっと思っていた
「ずっと思っていたのです。お揃いでいいなぁって」
はな、さあや、ほまれのブレスレットを見ていつも思ってた
「皆んなと同じように、わたしとルールーも」
「ねぇところで、初さん達知らない?」
「それなら、こぞって出て行ったで」
「あ〜なるほどね。うんうん、大体分かった……初さん大丈夫かな。一応連絡しとこ」
「壊れた物は元通りになりません。でも、なんとかこの手でえみるのギターを…」
さあや、ルールー、初芽の3人で新しくギターの製作に取り掛かっていた
「やはりアンドロイドですね。ルールーちゃん、今指で材料を加工しています!一度中身を見てみたいものです!」
「それはお断りします」
「まぁ、それは皆さんから言われてますし慣れています。それよりもギター作りを頑張りましょう!これでも、発明が趣味なのでギター作りは朝飯前です!」
「ありがとうございます」
和やかになってると、初芽の通信機から連絡が入る
「すみません、今手が離せないのでさあやちゃん代わりにお願い出来ますか?」
「はい」
さあやが通話に出ると相手は命からだった
「はい、はい…え、そうなんですか。気を付けます。では」
「命ちゃんからですか?」
「はい、『初さんは何か発明する時、爆破物が無くても爆発するから気を付けてね』と。どういう意味何で──」
さあやは意味を尋ねようとすると、初芽から爆発が起こった
「あはは、失敗しちゃいました」
「だ、大丈夫ですか!?」
「今は爆破物を一切使っていません、何故?」
「はぁ…」
「よっす、拓人だっけ?」
近くの池で、拓人が少し思い悩んでいた。そんな彼に信二は声を掛ける
「俺は、あの2人に何をしたら良いんでしょうか?」
「別に何もやらなくて良くないか?」
何かしらアドバイスを貰えるかと期待していたのか、拓人は少し驚いた表情をする
「あの2人の間に何で強引に入ろうとする?」
「それは、えみるちゃんとルールーちゃんは大切な友達だから」
「君があの2人の事を大切に思っているのは分かる。でも、だからと言ってヅケヅケと入り込むのは良くない」
少し図星を突かれる。信二の言う通り、拓人は過保護過ぎる時は多い
「本当に心配だと思っているのなら静かに見守る事だ。要は『信じて待て』だ!」
「信じて…待つ…」
話の区切りがついたところで、命と初芽から連絡が入る
『お2人さん、仲直りする準備は出来ましたや』
『私の方でも整いました』
「急いでそっちに行く」
////////
拓人達は、呼ばれた場所に集まってえみるとルールーの様子を見守って居た
「『ルールーには言いたくないのです』。あれはどう言う意味ですか?」
「それは言い難いと言う事です」
「理解不能です」
「ルールーはすぐそう言うのです。分かってもらえないんだって、嫌な気持ちになるのです!」
「いいねいいね!青春してるよ!」
「命邪魔。見えないよ」
「信二さん、命さん。静かにして貰えるとありがたいのですが…」
前のめりになる命を信二が退けようとするが、拓人がそれを抑えて注意していた。
その間にもえみるとルールーの喧嘩は続いていた
「ギターが壊れて全然平気じゃないくせに」
「本当に後悔はしていません。だって……ギターの代わりはあってもルールーの代わりはいないでしょう?」
それを言われて初めて気付いた。ギターよりも何故自分にばかり気を遣うのかを
「わたしは何度だって貴女を助けます!大切な親友なのですから!」
「わたしも、えみるが大切だからです!えみるの悲しい事も、辛い事も教えて欲しい。きちんと知って…えみるの力になりたいのです!」
えみるもだ。ルールーは、えみるの気持ちを理解した上で何かしてあげたいと思っていたのだ
そしてルールーは、仲直りの印としてえみるにギターを手渡した
「さあやと初芽さんに手伝ってもらって、わたしが作ったギターです」
「ルールーが?」
「心の中で密かに思っていました。えみるの好きなギターを、わたしも一緒に弾いてみたいと」
「わたしも心の中で思っていました。ルールーと、もっともっと仲良くなりたいって」
今度は、えみるが作ったブレスレットをルールーの手首に着けて上げる
お互いがお互いの物でお揃い。これ程素晴らしい絆は心温まるものだ
「愛だねぇ〜命さんや」
「そうですなぁ〜はなさんや」
そう和んでいると、のびのびタワーからオシマイダーが出現した
「オシマイダー!!」
「何アレ何アレ!!」
「『オシマイダー』って叫んでるね。アレがはな達が説明してた」
「オシマイダーって言う怪物ですね」
命は初めて見るオシマイダーに目を輝かせ、信二と初芽は冷静に観察していた
「「「「「ミライクリスタル!ハートキラっと!」」」」」
「「「輝く未来を抱きしめて!」」」
「みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」
「みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」
「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」
「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」
「キュアマシェリ!」
「キュアアムール!」
「「「「「HUGっとプリキュア!」」」」」
「やあ!…キャッ!」
「フェザー・ブラスト!」
「スター・スラッシュ!」
オシマイダー相手に遠慮無く攻撃するも返り討ちされ、アンジュとエトワールの技も容易く受け切っていた
「グロリアス…グワッ!?」
「拓人お兄さん!…キャア!」
「マシェリ!拓人!…あぁ!?」
技の体勢に入ろうとした拓人も吹き飛ばし、それを受け止めたマシェリとアムールも一緒に飛ばされる
「オオォォ!!」
更に、オシマイダーは口から連弾で光弾を飛ばした
「ウゥ…」
「オオォォォ……」
追撃をかまそうとするオシマイダーは、エネルギーを溜め始める
「見てられない!」
「だよね!」
「ハリーさん、はぐたんをお願いします!」
信二達が見かねて走り出した
「待てや!いくら何でも無茶過ぎる!」
「心配するな!」
「はい、私達からしたら日常茶飯事ですので」
「大丈夫大丈夫!女子高校生は無敵ってね!」
信二は腰から小さな木ノ実、命と初芽は左太腿から一枚の葉っぱと小粒の種を口にした
「オオオォォ!!」
「──Ready Go!」
「──刺激的な体験するよ!」
「──スパイスを効かせます!」
3つの影が拓人達の前に現れたが、オシマイダーの攻撃は止まらず直撃する
「プリキュア !」
「は〜ぎゅ〜!」
ハリーとはぐたんが心配の声を上げる。土煙が晴れると
「こっわ〜〜!!」
「アイテムを補充しといて正解だったな」
「ですが、傘がボロボロでもう使えません」
命、信二、初芽が言葉を溢しながら傘を前へと開いていた。どうやらその傘がオシマイダーの光線を防いだみたいだ
「信二さん…!」
「拓人ボロボロだな。まぁ任せろ。『スパイス』を含んだ俺達なら楽勝だよ」
スパイス──それは、ツキカゲなら誰でも持っているアイテム。ひとつ齧るだけで、超人的な身体能力を有する事が出来る
そしてスパイスを服用した者は、その証拠として瞳の色がそれぞれ変わる
信二はソラサキオールスパイスを使用で青、命はソラサキローレル使用で赤、初芽はソラサキスイートフェンネル使用で緑と変色した
「行くよ2人共。ツキカゲ──」
「「「ミッションスタート!」」」
その合図で一斉に飛び出した
「オシマイダー!」
「ハァァ!!」
オシマイダーと信二の拳がぶつかり合う
「スパイス込みの俺と同等かよ!?」
「信さ〜ん!メイのクナイじゃ絶対ビクともしないよ〜!」
命はオシマイダーの周辺を走りながら様子を見ていた
「命ちゃん足元を狙いましょう!」
初芽は仕込み槍を駆使してオシマイダーの光線を払い除け、命に呼び掛ける
「了解!行くよ初さん!」
「「せーのっ!!」」
2人が勢い付けてスライディングし、オシマイダーはよろけて四つん這いになる
「このまま一気に畳み掛ける!」
「ならメイも本気出すよ!」
信二と命は新しいスパイスを取り出す
ツキカゲオールスパイス、ツキカゲローレルを齧る
「──リリース・ザ・スパイス!」
「──
2人の目は先程よりも輝きを増し、瞳にツキカゲのシンボルである三日月が浮かび上がる
「オシマイダー!」
オシマイダーは立ち上がり、拳を信二に向けて振るうが
「ほっ!」
最も容易く、片手で払い除けてた
「せい!」
「オシ!?」
今度は命が張り手でオシマイダーを遠ざけた
「凄い!さっきよりも強くなってるよ!」
「明らかにわたし達プリキュア や、オシマイダーの戦闘力を遥かに上回っています」
「『ツキカゲスパイス』は簡単に説明しますと、通常のスパイスより5倍の効力があるアイテムです。普通の人が使いますと、精神に異常をきたします」
「なんちゅうもん使ってんねん…」
初芽が説明してる間にも、信二と命は高速で飛び回っていた
「へいへいオシマイダー。身体をよ〜く見てご覧!」
オシマイダーの身体中に、命が引っ付けたリップクリームが大量にあった
「3、2、1……ボン!」
命が大きく両手を広げるて合図すると、オシマイダーは頭から足先に掛けて派手に爆発した
命が仕掛けたのは、リップクリーム型の爆弾だったのだ
「オシ…」
「ちょいちょい」
堪らず膝から崩れるオシマイダーの目の前に、命は和やかな笑みを溢して近付くと
「ハァッ!」
「オシマイ!?」
オシマイダーの顎を、たったのひと蹴りでかち上げて空へと飛ばす
「スマートにキマったな」
「どうせなら最後までお任せしたいね!」
かち上げたオシマイダーより天高く、信二がジャンプで飛んで待ち構えていた
信二は、腰のバックからアタッチメントを取り出してスマホと組み合わせる。そして頑丈なワイヤーをオシマイダー向けて射出し、器用に身体を巻き付けた
「フンッ!!」
強靭な腕力でオシマイダーを引き寄せ、信二は全身を極限まで捻り拳を構える
「これでどうだ!鎧通し!!」
捻りを解放した凶器的な拳がオシマイダーの腹に突き刺さり、衝撃は全身へと走り高い水飛沫を上げて海へと叩き付けた
「ちょっと!そんな派手にキメられたらこっちの立場ってもんがさぁ!」
「良かったですよ」
「凄い…!」
信二達からしたらいつも通りだが、エールから見たら完全に別次元。その強さに言葉を漏らす程
「オシマイダ…オシマイダー!!」
けれど、あれだけのダメージを与えたにも関わらずオシマイダーは立ち上がった
「えぇマジで…。信さんの鎧通し食らったのにピンピンしてるよ。絶対死んだかと思ったのに」
「いや普通なら死んでるよ。内部に衝撃を与える技に加えて、踏ん張りの無い空中だったから威力は100%伝わってる筈だよ」
「弱らせる事は出来ても、やはりプリキュア でないと倒す事は難しいみたいですね」
3人が話す中で、アムールはオシマイダーとなった人物を知った
「パップル…」
「誰それ?」
「あのオシマイダーはわたしの上司だった人です」
オシマイダーは何か泣き叫ぶ様な感じで苦しんでいた
「胸に響いて来るのです。痛い程の嘆きが……わたしに行かせて下さい!」
「…わたし達に行かせて下さい!」
アムールに続きマシェリが言った
「良いんじゃないの。俺たちでは倒せないし」
「何より今のお2人なら、パップルさんって方とお友達にもなれます」
「女子高校生…じゃなくて女子小中学生は無敵だよ!」
マシェリとアムールは3人の言葉に押されて、お互いの手を取り合ってパップルが待つオシマイダーの奥深い場所へと潜り込んだ
暫くすると、大きな光りを放ちながら2人が出て来た。それに加えて、新しいミライクリスタルが2つ。マシェリから「ミライクリスタル・ルージュ」、アムールからは「ミライクリスタル・バイオレット」と、2人だけの新しい武器「ツインラブギター」も出現した
「一緒に弾いてくれますか?」
「勿論なのです!」
「「ツインラブギター!」」
「「ミライクリスタル!」」
「Are you ready?」
「行くのです!」
ツインラブギターにそれぞれミライクリスタルをセットして、魂まで響くロックな音楽を掻き鳴らす
「「届け!わたし達の愛の歌!」」
「心のトゲトゲ」
「ズッキュン打ち抜く!」
「「ツインラブ・ロックビート!」」
マシェリバズーカとアムールアローがオシマイダーを打ち抜いた
「愛してる♡」
「Thank you!」
////////
「2人共、めちゃめちゃイケてたよ!」
「流石親友同士だね」
「そんな事…ありますけど!」
「色々とありがとうございました」
オシマイダーの浄化も済んだところで、拓人ある事に気付く
「そう言えば、皆さんはどうやって帰るつもり何ですか?」
「それを知ってるなら早く帰ってるよ〜!」
「初芽、次元を超える乗り物とか発明出来ない?」
「流石の私でも無理です」
信二達は後は帰れれば終わりだが、その帰り方が分からずどうしようかと困っていると
「は〜ぎゅ〜!」
はぐたんから光りが発し、それに信二達が潜って来た虹色の空間が出現した。そして、3人の身体は宙へ浮かび自然とその空間へと向かって行く
「どうやらお別れの時間みたいですね」
「短い間だったけど楽しかったぜ!」
「今度はツキカゲ全員で会いに行くね〜!」
全員、手を振って別れを告げた
「行ったな」
「3人を呼んだのはぐたんだったの?」
「はぎゅ!」
ここでようやく、さあやが3人を呼んだはぐたんに気付いた
「また会えるといいな」
「会えるよきっと」
信二達の協力もあり、えみるとルールーの間に更に深い固い絆が結ばれる
そして拓人の言う通り、そう遠くない未来でまた信二達会える事になる。しかもツキカゲ勢揃いで
それを願ってはなは胸に期待を膨らませた
3人が参戦したコラボ回。
マシェリとアムールのパップル和解は尺の都合よりカットしました。
更に言うと、今回程オリ主が目立たない回があっただろうか…。多分、この小説のオリ主が1番扱いが雑い気がする。
一応物語の後半である次回から、オリ主をもっと目立たせる予定です。正直、今回まで目立たなかったのは予想外でした。
あちらのオリ主の「緒方信二」は作品の看板役として。「八千代命」はギターと音楽繋がり。「青葉初芽」は、友達繋がりで登場させました。
最初、命はオマケ程度と思っていましたが、よくよく考えればちゃんと繋がりは合ったという。それに中の人で蘭世とも繋がりがある
やりたい事をやり切った感じなので、暫くは他の小説にも力を入れる為また投稿頻度が下がります。
では長くなりましたが、ここまでの拝読ありがとうございました!