HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO   作:シロX

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はぐプリって本当に全体を通して物語書くの難しい。

マシェリとマシュリ、アンジュとアンジェをよく間違えて頭抱える

ではスタートです


第29話 夢と目標、さあやの目指す女優とは?

まだ夏真っ盛りの中、拓人達皆んなはHUGMANに遊びに来ていた

 

そして注目すべき事は、何処を見渡してもさあやが映るCMで溢れ返っていた

 

「オーディション頑張った甲斐があったからね」

 

「応援したわたし達も嬉しいね」

 

「さあやと一緒にシュワシュワしようと思ったのですが」

 

「ルールーちゃんお帰り」

 

「……っ」

 

飲み物を買って帰ったルールーに拓人は声を掛けたのだが、あからさまに顔を背けられてしまった

 

「ところでさあやは?」

 

「あそこや」

 

少し離れた場所で人混みが出来てるのだが、その中心にさあやが居る

 

CMの影響もあってか、爆発的な人気で街行く人達に取り囲まれているのだ

 

 

 

 

 

////////

外に出ればさあやが疲れてしまうので、一度ビューティーハリーへ戻る事にした

 

「ふぅ〜…」

 

「さあやさん有名人なのです」

 

「いいな〜」

 

えみるの言葉に反応してか、はなが愚痴を溢す

 

「遂に女優へと一歩進んださあや、ほまれはスケート、えみるはギター、ルールーはアンドロイド、拓人さんは音楽。わたしだけ何も決まってない」

 

少し気は早いが、それぞれやりたい事を見つけ始める事に遅れを感じて落胆する

 

「そんな事ないよ。何も決まってないって事は、まだまだ選びたい放題って事だよ」

 

「拓人が言うとエライ納得いくなぁ」

 

「それはどういう事かな??」

 

心なしか、ハリーに向ける拓人の笑顔が怖いと感じた

 

「でも、わたし女優になるって決めた訳じゃないよ」

 

「何で?」

 

「何か悩む理由があるの?」

 

「お母さんがどう思うかなって。子供が自分の同じ道を進むのってどうなんだろう…」

 

さあやの考えとしては、同じ道を進むに至って困らせてたらと感じてる。そう感じさせているとしたら、さあや自身も嫌だと言う

 

「多分大丈夫だと思うのです」

 

「ほ〜えみる、ごっつぅ言いはるな」

 

「だって、すぐ目の前にお手本となる人物が居るのです」

 

えみるは拓人の方へと顔を向ける

 

「え、俺?」

 

「拓人お兄さんの家の皆さんやっている事は違えど、音楽という共通のお仕事をしているのです」

 

「あ〜確かにそうだったね」

 

「ですので、気にする必要は無いと思うのです」

 

えっへんと胸を張るえみるを、拓人は膝の上に乗せて頭を撫で始める

 

「ではこうするのはどうでしょうか。直接聞きに行くと言うのは?」

 

「良い考え!不安ならわたし達も行くからさ!」

 

「…うん」

 

ルールーの提案により、さあやのお母さんに聞きに行く事にした

 

 

 

 

 

////////

 

別の日

 

「で、何故ドラマの撮影場に?」

 

えみるが疑問に持つのも無理はない。

拓人達が居る場所は、日本でも有名な某撮影場に来ているのだ

 

「知らなかったっけ?あの人がさあやのお母さんだよ」

 

大きく看板に出てるポスターに指差してえみるに教える

 

「薬師寺れいら。連続ドラマの女王のキッチンの主人公を務めてる方ですね」

 

「ルールーちゃんがドラマ観てるなんて意外だったな」

 

「……っ」

 

「あれ?」

 

拓人が話し掛ければすぐに顔を背ける。

拓人自身、そんな態度を取られる様な事はしてはいないが

 

「やあお待たせ。さあやの父です」

 

拓人達が待っていたのは、さあやの父の「薬師寺 修司」。修司の元で案内してもらう事になっていた

 

「ごめんね急に」

 

「いやいや、丁度れいらさんのお弁当が出来た頃だったから」

 

「え?パパさんがお弁当を?」

 

「うん、僕料理が大好きなんだ。それに今日は用事もあってね。それじゃあ行こうか」

 

 

 

案内された場所はとある撮影現場

 

一応見学という名目で入らせてもらった

 

「色んなスタッフが居るね……あれ?さあやちゃん、確かあの子って」

 

拓人の言うあの子と目が合うなり、その子は駆け足で目の前まで寄って来た

 

「気付いて下さりありがとうございます!一条蘭世で御座います!」

 

「蘭世ちゃん久し振り。凄いね、このドラマに出るんでしょう?」

 

「そうですわ。ゲストだけど存在感ある役よ。更に成長したわたしを見せて差し上げますわ!オーホッホッホ!」

 

高笑いする蘭世だが、大きな声にビックリしたか

 

「はぎゅ〜〜!!」

 

はぐたんが大泣きしてしまった

 

「はぐたん大丈夫やで!」

 

ハリーがあやしたりするが、一向に泣き止まない

 

戸惑っていると、さあやのお母さんのれいらが歩み寄った

 

「大丈夫、大丈夫よ。怖くないわ」

 

「はぎゅ…」

 

れいらが笑顔で声を掛けると、はぐたんはいつの間にか泣き止んでいた

 

「えらいスンマへん。お散歩行ってきますわ」

 

「おしゃんぽ!おしゃんぽ!」

 

ハリーははぐたんを連れて外へお散歩に出掛けた

 

「すみません!」

 

「騒がしくてすみません!」

 

「子供は泣いて当たり前。貴女達が謝る必要は無いわ」

 

そのままクールに立ち去り現場へと戻った

 

そしていよいよリハーサル、本番が始まった

 

 

 

撮影も昼休憩に入り、さあやは当初の目的である事を質問していた

 

しかし、遠目で見る限りでは良い返事では無かった様子

 

さあや自身、もう一度考えを整理する為外へに出る事となった

 

すると数分程で、監督やスタッフの方達と帰って来た

 

次いでと、さあややれいらについての昔の話も聞かされた

 

まだ赤ん坊だったさあやを、現場の皆んな総出でお世話した事。

その甲斐もあって、今の薬師寺れいらという人間がある事も

 

そうやって互いに支え合って今がある事も

 

そしてそれは今も変わらない

 

れいらの努力は今も尚続けている

 

話を聞かされた後、とある場所まで案内された

 

れいらが役作りに努力する様子を、外の窓から観察する

 

それを見たさあやは、そこで初めて気付いた

 

不器用でも頑張り屋で、一緒に居る時間は少なくともその分居られる時は思う存分居てあげる。

そんなれいらをTVを観ながら応援していた

 

「そっか。わたし、お母さんの居る向こう側に行ってみたくて…だから」

 

改めて自分が女優をやってる理由を見つけ出せれた

 

しかし、それに水を差すように撮影場から猛オシマイダーが現れた

 

当然、拓人達は現場に駆け付けると

 

「お母さん!!」

 

れいらも含めてスタッフの方達が巻き込まれていた

 

 

 

「「「「「ミライクリスタル!ハートキラっと!」」」」」

 

 

「「「輝く未来を抱きしめて!」」」

 

「みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

 

「みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

 

「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

 

 

「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」

 

「キュアマシェリ!」

 

「キュアアムール!」

 

 

「「「「「HUGっとプリキュア!」」」」」

 

 

 

「ハァァァァッ!!」

 

変身してエールが先制攻撃を仕掛ける

 

防御する猛オシマイダーだが、遥か後方へと押される

 

「ウェディングギター──行くよエトワール!」

 

「分かってる!」

 

拓人はギターのボディで叩き割る様に、エトワールは踵落としで攻撃するのだが

 

「猛オシマイダー!」

 

猛オシマイダーの両手で防がれた

 

「うわっ!」

 

「キャッ!」

 

「えぇぇ!?めちょっく!」

 

一瞬動きの止まった2人を弾いて、エールが居る場所へと吹き飛ばした

 

当然ながらエールは受け止めようとしたが、2人分を支え切れず下敷きになる

 

「やぁ!」

 

「ハァ!」

 

今度は挟んで上下から仕掛けるマシェリとアムール

 

「猛オシマイダー!!」

 

「「ッ!?」」

 

しかし、猛オシマイダーの上半身のみが回転してカウンターを貰い撮影場の方へと弾き飛ばされた

 

「皆んな!」

 

「ダーッ!」

 

飛ばされた皆んなを心配して追い掛けるアンジュに、猛オシマイダーが後ろから仕掛ける

 

だが背後からとはいえ、大振りの攻撃はバックステップで避け切れた

 

「此処は、お母さん達の大切な場所。帰って!!」

 

アンジュの言葉にエールが飛び出した

 

「フラワー・シュート!」

 

放つ技だが、猛オシマイダーはギリギリのところで後ろに回避した

 

「視た通りだ。マシェリ!」

 

猛オシマイダーが後ろへ回避する事は拓人は分かっていた。

クロノスタクトとミライクリスタル・ハーモニーで、未来を見通して回避する様誘導したのだ

 

「マシェリポップン!」

 

誘導した先にはマシェリポップンのクッションがあり、空中へと跳ね飛ばした

 

「オシマイダッ!?」

 

体勢を整えようとするも、アンジュがメロディソードの縄で捕まえる

 

「此処には、沢山の人の想いが詰まってる。わたしもそれを応援したい!そして──」

 

「オシ!?」

 

「いつかわたしも…此処に来たい!!」

 

何本も束ねた縄で、勢い付けて地面へと叩き付けた

 

「今よ!」

 

「「はい!」」

 

 

 

「「ツインラブギター!」」

 

「「ミライクリスタル!」」

 

「Are you ready?」

 

「行くのです!」

 

「「届け!わたし達の愛の歌!」」

 

「心のトゲトゲ」

 

「ズッキュン打ち抜く!」

 

「「ツインラブ・ロックビート!」」

 

 

「モウヤメサセテモライマ〜ス」

 

「愛してる♡」

 

「Thank you!」

 

 

 

 

 

////////

 

その後は無事撮影も終了して、さあやは今の自分の気持ちをれいらに口にする

 

「ねぇお母さん」

 

「どうしたの?」

 

「あのね、わたし本当に女優になりたいのかはまだ分からない。でも、ひとつ目標が出来たの────いつか、お母さんと共演してみたい。それが今のわたしの夢」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだどうなるかは決まってないが、目の前にある夢に向かって歩き出した




一応重要な部分だけは抑えて書いたつもりです!マジ、はぐプリって個人回が多い様な気もする

次の話は頑張れば今週には出せそうな予感。無理なら来週ですね

ここまでの拝読ありがとうございました
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