HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO   作:シロX

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今回はえみるとの会話が中心の為内容は薄っぺらです

ではどうぞ!


第4話 拓人とえみるの休日の過ごし方

「こんにちはなのです!」

 

「あら!えみるちゃんじゃないの!いらっしゃい!」

 

「お邪魔しますのです!」

 

今えみるが居る場所は音宮家。この前の約束を忘れていなかったえみるは、音宮家に遊びに来たのだ

 

拓人の部屋は2階の一室。少し広めの防音が加工された部屋

 

「拓人お兄さん!約束通りセッションなのです!」

 

「うわっ!?」

 

ノックも無しの勢い良く開かれた扉。拓人も不意を突かれたので声を上げて驚き、えみるもその声にビックリする

 

「ビックリしました。大きな声を上げないで下さいのです」

 

「お、俺が悪いの?」

 

「それより今日は何をするのです?わたしは…やっぱりこれなのです!」

 

えみるが手にしたのはエレキギター

 

「やっぱりギターは最高なのです!」

 

何故ここまでギターに入れ込むのは、拓人が原因だった。

ピアノやヴァイオリンなどを弾くえみるを見て、「他の楽器も持たせてみよう」という興味本位でギターを持たせると

 

「ギュイーンとソウルがシャウトするのです!!」

 

大変お気に召した。この言葉も面白半分で言ったらこれも気に入った

 

「チューニングは出来るよね?俺は何かお菓子でも持って来るよ」

 

「ありがとうなのです!」

 

「何かあったかな?」

 

パタリと扉が閉まるとえみるは徐に拓人の部屋を見渡す。

特に目を向けたのは棚に飾ってある写真。拓人が小学生の時の写真だ

 

そこには楽しく指揮棒を振るう拓人の姿が写っていた

 

(何故拓人お兄さんは、オーケストラピットを降りたのでしょう…?)

 

えみるは拓人が辞めた理由を知らない。只その時、拓人の表情を見たえみるの記憶は焼き付いている。とても悲しく、寂しく、暗い表情を

 

「ッ…!」

 

「えみるちゃんお菓子持ってえぇぇぇぇぇ!??」

 

拓人が部屋に戻って来たら、えみるが目に涙を浮かべていた

 

「どどどどどうしたの!!?」

 

「い、いえ。何でもないの…ッ…です!」

 

「でも涙…えぇ!?」

 

「慌て過ぎなのです」

 

動揺する拓人の手は震えていて、手に持つお盆まで振動が伝わっていた

 

「えみるちゃん本当に何があったの?拓人お兄さんに言ってごらん」

 

「拓人お兄さんに言っても意味無いのです」

 

プイって顔を背ける

 

「え〜み〜る〜ちゃ〜ん?」

 

拓人もめげずにアタックする。だけどえみるは顔を見ようとせずにいる

 

「えみるちゃんがその気なら!」

 

「ひゃ!?」

 

拓人はえみるを抱き抱えてベットへ放り投げる

 

「悪い子にはお仕置きだよ」

 

「拓人お兄さん…まさかアレを!」

 

「今日のえみるちゃんが何秒保つか楽しみだよ」

 

「ゆ、許して──」

 

言い終わる前に襲う

 

そしてその一部始終を拓人の母が見ていた

 

「ま〜た始まった。飽きないね〜」

 

ベットでイチャイチャ…もとい、くすぐり合ってる2人を微笑ましく見て退場する

 

「はぁ…はぁ…た、拓人お兄さん…」

 

「何?」

 

「拓人お兄さんは何故音楽を辞めたのです?」

 

「……そんなに知りたい?知ったとして、えみるちゃんに何が出来る?」

 

いつもより冷たい返事。そしてそれを口にした拓人の目は光を失っていた。

えみるは、これ以上踏み込んだらいけないと察して口を閉じた

 

「ごめんね。でもいつか話してあげるから」

 

拓人はえみるの口にさくらんぼを食べさせる

 

「ん!」

 

「さくらんぼ大好きでしょ?食べて食べて」

 

もきゅもきゅと音を立てて完食

 

「始めよっか。セッション」

 

 

 

 

 

それから少して、えみるは疲れたのかベットに横になって眠り始めた

 

拓人はそんなえみるを見ながら、先程言われた言葉を思い出す

 

 

『── 拓人お兄さんは何故音楽を辞めたのです?』

 

 

「そんなの決まってる。音楽が嫌いになったからだよ」

 

すると拓人の母親が部屋に入って来る

 

「拓人電話」

 

「誰から?」

 

「野乃はなっていう子からよ」

 

拓人は1階へ降りて受話器を取る

 

「もしもしどうしたの?」

 

『拓人さん大変!のびのびタワーでオシマイダーが出たの!』

 

「分かった。すぐに行くよ」

 

はなからオシマイダーが出た連絡を受けて急いで家を飛び出す

 

「ちょっと拓人!えみるちゃんは?」

 

「寝かせておいて!ちゃんと見送るから!」

 

 

 

 

 

////////

 

のびのびタワーに着くと、プリキュアに変身したエールとアンジュがオシマイダーと戦っていた。急いで合流する

 

「遅れてごめん!」

 

「オシマイダー!」

 

拓人はプリズムシンバルを持つ

 

「アンジュ!ミライクリスタルを!」

 

「はい!」

 

拓人はプリズムシンバルのカップ部分にミライクリスタル・ブルーをセットする

 

 

「ミライクリスタル!」

 

「アクア・グランツィオーソ!」

 

 

シンバルを鳴らすと、円形をした水色のバリア2枚が突進してくるオシマイダーを跳ね返した

 

「オシ!?」

 

「エールお願い!」

 

 

 

「フレフレ!ハート・フォー・ユー!」

 

 

「ヤメサセテモライマ〜ス」

 

 

 

「やってらんねぇ。今日は会社に戻らず直帰しよ」

 

 

 

 

 

////////

 

「ママ~!」

 

「はな!心配したんだから」

 

戦闘が終わりのびのびタワーから降りてきた、はなの母親の『すみれ』と妹の『ことり』が待っていた

 

「あ~」

 

「ん?今度は何や?」

 

はぐたんが物欲しげにハリーの顔を見る

 

「それはね──」

 

 

 

 

 

すみれは、はぐたんの表情を見て何か分かり野乃家に連れて行く

 

「はいどうぞ」

 

「おおきに」

 

「いい飲みっぷりだ」

 

はぐたんはお腹が空いていたようだった。それを、すみれはいち早く気付いていた

 

はなの父親の『森太郎』も混ざりハリーと一緒に談笑していた

 

「輝木ほまれさん、一緒に来れば良かったのになぁ~」

 

「そうだね」

 

「うん…あっ!」

 

さあやは手に持つミライパッドに変化があった事に気が付く。三つの光る点の他にもう一つ新しく増えた表示に

 

「光が増えた?」

 

「これって…?」

 

3人揃って考えるも分からずじまい

 

「う〜ん…あ、時間!」

 

「拓人さん?」

 

「ごめんね。用事を後にして来たからそろそろ帰らなくちゃ」

 

「そうなんですか!?すみません!」

 

「気にしないで。じゃ、俺はこれで」

 

はな達と手を振って笑顔で別れて急いで自宅へと戻る

 

 

 

 

 

////////

 

「おかえりなさいなのです」

 

自宅へ着くと玄関で不機嫌なえみるが待ち構えていた

 

「何処へ行ってたのですか?」

 

「急な用事で…」

 

「わたしを置いてですか!?」

 

「だってえみるちゃんお昼寝していたんだよ。起こす訳にはいかないよ」

 

「わたしは赤ちゃんですか!?」

 

ノリの良い事に返す言葉全部にツッコんでくれる

 

「ごめんね。寂しかったね。いっぱい優しくしてあげるから」

 

「それでわたしの機嫌が直ると思っているのです?」

 

「これまでの経験上、笑顔のえみるちゃんを見てるよ」

 

「…ぐぅの音も出ないのです」

 

「それよりも」

 

拓人はえみるの手を引いて部屋へと誘い出す

 

「残りの時間はえみるちゃんの為にあげるから機嫌直してよ。遊ぼ!」

 

「何か釈然としないのです。でも賛成なのです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も拓人はえみるに甘く、えみるは拓人と共に過ごす時間を楽しくしていた




えみるの前だとオリ主のキャラがブレブレ

序盤ははな達とえみるとの接触があまり無いので、今回の様に強引に絡ませたりします……かな?

ではここまでの拝読ありがとうございました
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