HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO 作:シロX
再投稿です
「頼んだよ皆んな!」
拓人の両側からチャラリートとダイガンが走り出した
「オレっちに任せるっしょ!」
「五分で終わらせる!」
「…何人居ようと関係ない!!」
奏音が目を見開くと、膨大なトゲパワワが溢れ出しチャラリートとダイガンを吹き飛ばした
「拓人来るで!」
「分かってる!」
すぐさまドリームマイクを手に取り、ミライクリスタルをセットする
「ミライクリスタルセット!──デビルズ・ラプソディー!」
マイクに向かって大きく声を出すと、拓人の周りに音符が現れて、それがトゲパワワを打ち消す攻撃、皆んなを守る防御の矛と盾の役割を果たす
「マックスティンパニ!ミライクリスタルセット!」
トゲパワワを打ち消した後は攻めあるのみ
マックスティンパニを構えて、ミライクリスタル・オレンジをセットする
「アストラル・アラベスク!」
ティンパニのヘッドを地面に付け、桴で渾身の力で叩くと地面が衝撃で揺れ動いた
「クッ」
奏音の体勢が崩れた
その隙を狙って一斉に飛びかかった
「子供騙しだって!!」
全方位にトゲパワワを放出し、近付けさせないようさせる。
更に、トゲパワワが凝縮して巨大な腕と化した
「グッ!!」
「ハァ!!」
残るメカを使ってのトラウムとパップルが受け止めに行くが、更にそれの上をいく倍化をして容易く二人を叩き潰した
「「ッ!!」」
今度は拓人はウェディングギターで、ハリーが直接殴り付けようとするが、奏音はアクロバットに避けて二人の頭を掴んで倒立の状態
そこからゆっくりと倒れ、その勢いで拓人とハリーを膝で蹴り飛ばす
「よくもハリーを!!」
挟み撃ちでビシンとリストルが仕掛けるも、最小限の動きだけで避けては腕を掴み、放り投げる
「ミライクリスタルセット!」
倒れながらも拓人は、チューバズーカを構えて強力な一撃を放つ
「フェアリーズ・オラトリオ!」
奏音は避ける事もせず直撃した
けれど
「甘いですよ先生」
チューバズーカで放った攻撃は、両手で受け止めていた
「お返ししますよ先生!」
そしてそのまま跳ね返した。
トゲパワワもプラスされて威力は格段に上がっていた
「クリスタルグロッケン!ミライクリスタルセット!」
無数の鍵盤が盾となり目の前に反り立つ
「ウィング・キャロル!」
そして、跳ね返された攻撃を更に反射して返した
〜〜〜〜〜〜〜〜
「────ッ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「フッ」
しかし、返すまで読んでいた奏音は最小限の動きだけでかわした
「だったら!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「────ッ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「ワンダフルピアノ!ミライクリスタルセット!」
クロノスタクトで未来を直視し、次の攻撃を続ける
拓人を中心に鍵盤が螺旋状に現れ、ミライクリスタル・ルージュをセットする
「ヘブンズ・ディヴェルティメント!」
ピアノを鳴らした瞬間、奏音の足元から光のエネルギーが噴き出した
(未来での光景では直撃していた。このまま決まってくれれば)
ミライクリスタル・ハーモニーでを使っての未来視では、当たる事は確定していた。
しかし、何も保険を掛けずに仕掛けた事に不安を感じてると
「まだまだですよ先生」
無傷の奏音が優しく声を掛けてきた
「先生に手加減はしてくれないかな?」
「それは無理な話ですよ先生」
(流石に困った。もう全ての手札は切った。エール達が居れば…)
そう一瞬頭に浮かんだが、それを首を振って振り払う
(それじゃあダメだ!皆んなが託してくれたミライクリスタル…想いを託して行ったんだ。ここで挫けたら、奏音を止める事なんて出来ない!)
クロノスタクトを構えて、ミライクリスタル・ルージュとバイオレットを手に持つ
「やっぱり先生ですね。どんな時でも諦めない、後世に語り継がれても良い素晴らしい人。でも──」
その瞬間、クライアス社のビルから大量のトゲパワワが放出された
「僕には勝てない!ジョージ・クライの力を取り込んで、僕がこの世界の時間を止める!」
放出されたトゲパワワはジョージのもの。恐らくはエール達が勝利して、溜め込んでいた物を悪足掻きで出したものと推測される
しかし、奏音はそれを吸収し始めて己の力と変える
「もう二度と、日の出を見る事は無い」
「そんな事はさせない!ミライクリスタルセット!」
ミライクリスタル・バイオレットをセットし、時間を戻して吸収したトゲパワワを取り除こうとするも
「無駄ですよ!!」
それを上回るトゲパワワで、時間操作の力を打ち消した
「ハァァァ!!」
奏音を中心に、トゲパワワを使っての爆発が起きた
「うわっ!!」
全員が吹き飛ばされて一瞬で薙ぎ倒した
「諦めない…!」
「諦めて下さい」
奏音はこちらに手を向ける
トドメをさすつもりだ
「拓人!」
「ハリー!?」
拓人を守ろうとハリーが前に立ち庇う
「ハリー駄目だ逃げて!」
「そんなん出来る訳ないやろ!」
「く、来る!」
エネルギーの球が投げられた
クロノスタクトを使う間もなく直撃……かと思った。
その直前で、五つの影が奏音の攻撃を打ち消した
「拓人さん!ハリー!」
「おぉ、お前ら!」
それは、はぐたんを抱いたエール達だった
「ごめん、奏音を止められたら良かったけど」
「大丈夫ですよ!ここからは皆んなで!」
拓人を起き上がらせ、ハリーにはぐたんを任せた
「皆んなの未来は俺達が守る!」
「プリキュア とクライアス社……ファイナルバトルだ!!」
ここまでの拝読ありがとうございました