ありふれた錬成師は治癒師と最強を目指す   作:旭姫

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現在、もう一つの方で初めて台本形式じゃない書き方をしています。

難しくて、あれ以外には今のところできそうにないのでこっちはそのまま基本台本形式で行きます。

また、余裕が出来たり、行けそうだなとなったところで少しずつ台本形式じゃない書き方をやってみようと思います。

以上、ちょっとした事務連絡でした。

では、本編をどうぞ。


第十五話 樹海の迷宮

二日後

 

樹海の霧が薄くなったので、実際に大樹に行ってみることにした。

 

カム「もうすぐ大樹につきます。」

 

カムのその言葉の直ぐ後に大きな木が見えた。

 

ハジメ「ここが大樹……。」

 

香織「枯れてる…。」

 

しかしその大きな木は枯れていた。

 

カム「この大樹は作られたときから既に枯れていたそうです。」

 

ユエ「当時から?」

 

カム「はい。…しかし、枯れているのに壊れる気配は一切無いので不思議なんですよ。」

 

ハジメ「へぇー。」

 

大樹の周りを調べていると石碑を見付けた。

 

ハジメ「香織、ユエ。…これを見ろ。」

 

そこにはこう書かれていた。

 

〝四つの証〟

〝再生の力〟

〝紡がれた絆の道標〟

〝全てを有する者に新たな試練の道は開かれるだろう〟

 

ハジメ「四つの証ってのは大迷宮を4つ攻略しろと…そして再生の力…。ユエ。やってみてくれ。」

 

ユエ「ん…。」

 

ユエが再生を使うがなにも起こらなかった。

 

ハジメ「なにもおきない…か。そして、紡がれた絆の道標は…。」

 

シア「あれじゃないですか?亜人族と仲良くするんだとか?…亜人の力が無いとここまでこれないですし…。」

 

ハジメ「……。その三つの条件を全て達成しなきゃ行けないのか。……なら、先にライセン大峡谷にある筈の大迷宮に挑むか。」

 

カム「我が主、そして姫様方、お願いがあります。……どうか我々を旅のお供に」

 

ハジメ「却下。」

 

カム「そ、即答でございますか。」

 

ハジメ「そんなに大人数を連れていくことは出来ないし、……そうだな、ならお前達に俺からの命令を下そう。……俺達がもう一度戻ってくるまで、ここを守れ。」

 

カム「……その命令……喜んでお受けいたします。」

 

そして、少し話をしていると、背後から

 

「見付けたぞ!!…人間に忌み子共め!!」

 

そして、ハジメ達は囲まれた。

 

ハジメ「熊人族か。…なんのようだ?」

 

「貴様が我らがリーダーであるジン様をやったのか」

 

ハジメ「ああ。あいつか。そういえば長老のところに熊人族のやつがいたな。…殺気を向けられたんでついやっちまったよ。」

 

「貴様~!!やれ、お前達、敵討ちだ!!」

 

カム「ここは我々にお任せを。」

 

カムの指揮のもとハウリア達による返り討ちが始まった。

 

それから二~三分で熊人族は壊滅状態になった。

 

「な、なぜだ。お前達本当にハウリアか?」

 

カム「ふん、貴様らが思い描いたハウリアはもういない。今の我々は生き抜くための力を得た。……お前達、もういい。こいつらを囲んでおけ。」

 

「「「「「「「はっ!」」」」」」」

 

カムの指示で取り囲まれた熊人族に向かってハジメが前に出た。

 

ハジメ「さて、お前達はもう帰ってもいい。……ただし、長老衆に言っておけ、〝貸し一つ〟ってな」

 

「……!?」

 

熊人族はリーダーのような男の指示で樹海へと帰っていった。

 

ハジメ「さて、予想外なイベントはあったが、予定通りここで一旦お別れだ。……もう一度、ここに来る時まではここをお前達だけで守り抜くんだ。いいな」

 

「「「「「「「はっ!」」」」」」」

 

―――――――――――――

 

ハウリアとの感動的(?)な別れをしたハジメ達はライセン大峡谷を魔力稼働二輪+サイドカーで縦断していた。

 

シア「この後はどこへ向かうんですか?」

 

ハジメ「ライセン大峡谷にも大迷宮があるらしくてな。…探しているんだ。」

 

ユエ「今日は野宿?」

 

ハジメ「いや、近くの町によろう。買い物もしたいしな。……というわけで飛ばすからな。しっかり捕まっておけよ。」

 

ハジメが二輪を加速させて走ること一時間弱、ブルックの町という木の柵のようなものに囲まれた西欧風な町ににたどり着いた。

 

シア「ハジメさ~ん、いい加減これ取ってくれませんか?」

 

ハジメ「それを取ったらどっかの奴隷商人達に目をつけられて誘拐されるぞ。……それで、一応周りには俺の奴隷としてみえるようにしただけだ。」

 

そして、町の関所のような場所につくと案の定声をかけられた。

 

「ステータスプレートを見せろ。」

 

ハジメと香織がステータスプレートを見せる。

 

門番達の雰囲気がおかしいのでその理由をハジメ達は考えてその結果…

 

ハジメ・香織((あ、隠匿し忘れてた。))

 

ハジメ「申し訳ないな、先ほどこの町に来る道中で魔物に襲われてステータスプレートが壊れたらしい。……そして、こっちの金髪の子はその時に無くしてしまい、もう一人は言わなくてもわかるだろう?」

 

「壊れた…?」

 

ハジメ「なら、こんな見た目のやつがそんなステータスにみえるか?」

 

「そう…だな。……わかった」

 

ハジメ「素材の換金所ってどこかわかるか?」

 

「この町のギルド支部に行くといい。そこで、換金は出来るし、この町の地図がもらえる。」

 

ハジメ「感謝する。」

 

紹介されたギルド支部につくと、いい年をしたおばちゃんにあった。

 

「両手に花を添えているのに、まだ若い子がよかったのかい?…悪かったわね、おばさんで。」

 

ハジメ「そんなことは思ってない。こいつらはただの旅仲間だ。」

 

「そうかい。…さて、冒険者ギルド、ブルック支部へようこそ。……ご用件は何かしら。」

 

ハジメ「魔物の素材の換金をしたい。」

 

「換金にはステータスプレートだけじゃなく冒険者である必要があるんだが大丈夫かい?」

 

ハジメ「しばらく前に更新したきりでそのままでいいのならある。」

 

「どれどれ…。……なるほど、今のあんたならもっと上がれると思うわよ。……さて、素材をだしな。」

 

ハジメは樹海の魔物を取り出し机においた。

 

「これは…樹海の魔物だね。中央に持っていけばもっと高く売れるだろうけどいいのかい?」

 

ハジメ「かまわない」

 

「わかった。…じゃあ代金はこれね。」

 

ハジメ「そういえば、ここではこの町の地図がもらえると聞いたのだが……」

 

「あるわよ。私の自前なのよ。」

 

それを香織が受け取ると、香織が驚いたような声をあげた。

 

香織「これ完成度すごいですね!!お金になるんじゃ…。」

 

「お代は入らないわよ。趣味で書いてるんだし。」

 

ユエ「趣味でこのレベルはすごい。」

 

「褒めてくれてありがとうね。……また、来るといいよ。」

 

 

冒険者ギルドを出ておすすめにあったマサカの宿に泊まったときにダブルを二部屋取ってハジメ・香織、ユエ・シアで泊まった。





次回は翌日です。

翌日なのであの漢女(おとめ)が出てくると思います。

では、また次回。
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