ありふれた錬成師は治癒師と最強を目指す   作:旭姫

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第八話 森の寄生型モンスターと最奥のガーディアン

五十層でさそりやサイクロプスの肉を食べて成長したり、さそりやサイクロプスの皮で新たな武器を作り終えたハジメ達は新しく仲間になったユエと共に下層を目指していた。

 

―六十層目―

 

ハジメ「なぁ、ユエ。魔力使いすぎじゃないか?」

 

ユエ「私、ハジメ達の役にたつ。」

 

香織「もう十分なってると思うけどね。」

 

ハジメ「それよりこの魔物変じゃないか?頭に花咲いてるし…。」

 

香織「そういうファッションなんじゃないかしら?」

 

ハジメ「マジか…。」

 

ハジメは剣を介して風爪を放つ。

 

斬撃が恐竜の頭の花を切り裂く

 

ハジメ「花が消えた瞬間に倒れたな。」

 

そして、起き上がって花を潰した。

 

ユエ「……いじめ?」

 

香織「…とりあえずその考えから離れようか。」

 

やがて、踏み終えて、安心したときにやっとハジメ達に気が付いた。

 

ハジメ「今頃、気づいたのかよ。」

 

ハジメはドンナーで恐竜を撃ち、殺した。

 

ユエ「…いじめられて、今度は撃たれて死んだ…。」

 

香織「だから、一回その考えから離れよう?」

 

ハジメ「おかしい…。」

 

香織「何が?」

 

ハジメ「集団で襲ってきているし、皆頭に花がある。もしかしたら、」

 

香織「操られていると。」

 

ハジメ「……親玉を探そう。」

 

ハジメはユエを背負って香織と走り出した。

 

後ろには多くの寄生された恐竜が追いかけてくる。

 

ハジメ「なぁ、ユエ。ちょくちょく吸うのやめてくれませんかね。」

 

ユエはハジメの右の首筋と左の首筋を交互に噛んで吸血していた。

 

ユエ「くっ、私の頭にも花が…。」

 

香織「ユエ~。何、私のハジメくんを誘惑してるのかしら…。」

 

ユエ「……すみませんでした。」

 

香織「うん。よろしい。」

 

ハジメ「そんなことはいい。それよりもあの樹に向かって進んでいるんだが、どんどん数が多くなっていく。もしかしたら、あそこに親玉がいるぞ」

 

ハジメ達は樹の隙間に入って恐竜をやり過ごした。

 

樹の隙間は樹の内部に進めるようなのでそのまま中へと入っていった。

 

中に入ると何も無かった。

 

ハジメ「何もない…。ん?なんだこの緑のやつは。まさか!!香織、ユエ」

 

香織「私は大丈夫よ。」

 

ユエ「みんな…逃げて!!」

 

ユエの手から魔法がハジメ達の元に飛ばされる。

 

ユエの頭には恐竜と同じように花がついていた。

 

ハジメ「ちっ、あの緑の胞子はそう言うことだったのか。」

 

やがて、ユエの後ろに感染源と思われる魔物が現れた。

 

ハジメ「…どうする。」

 

ユエ「私のことはいいから撃って。」

 

普通なら、ここで「そんなこと出来るか!!」と返ってくるはずだが、そこはハジメクオリティー

 

香織にしか興味がないハジメは

 

ハジメ「いいの?助かるわ~。」

 

ハジメの撃った弾はユエの頭上を越えて魔物に当たった。

 

ハジメは銃をしまって光剣で片手剣単発技ソードスキル《ウォーパル・ストライク》を放つ。

 

魔物を一突きし、殺した。

 

ハジメ「ふう~。お疲れ様2人…と…も…?」

 

ユエ「撃った。迷わず」

 

ハジメ「いや、許可もらったし」

 

香織「普通、そこで撃つ?はげたらどうするのよ。」

 

ハジメ「再生で治るから大丈夫だ。」

 

その後、香織からこってりと絞られたハジメは3人で下の階層へと進んでいく。

 

―第百層―

 

ここまでのハジメと香織のステータスは

 

―――――――――――――――――――――――

 

南雲ハジメ 17歳 Lv.77

 

天職;錬成師  冒険者ランク;赤

 

筋力;2200

 

体力;2160

 

耐性;2100

 

敏捷;2700

 

魔力;1790

 

魔耐;1790

 

技能;錬成[鉱物鑑定][記憶錬成][精密錬成][複製錬成][鉱物分離][鉱物融合]・二刀流[ソードスキル(片手剣)(二刀流)]・■■魔法・共鳴[意思伝達][思考共有]・魔力操作[魔力放射][魔力圧縮][遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[空力][縮地][豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・熱源感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・金剛・威圧・念話・言語理解

 

―――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――

 

白崎香織 17歳 Lv.77

 

天職;治癒師  冒険者ランク;赤

 

筋力;1820

 

体力;1820

 

耐性;1895

 

敏捷;2245

 

魔力;2510

 

魔耐;2510

 

技能;回復魔法[高速治癒]・光属性適正・高速魔力回復・■■魔法・共鳴[意思伝達][思考共有]・魔力操作[魔力放射][魔力圧縮][遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・共鳴[意思伝達][思考共有]・天歩[空力][縮地][豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・熱源感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・金剛・威圧・念話・言語理解

―――――――――――――――――――――――

 

ハジメ「ここがラストかな。」

 

香織「いかにもって感じの扉ね。」

 

ユエ「2人ともすごい緊張してる。」

 

ハジメ「そうだな。…俺の予想だと、ここがラストで、何か強力な魔物が出てくると思う。」

 

香織「ここで負けられない。故郷に帰るためにも。」

 

ハジメ「ああ。」

 

ユエ「そういえば、私帰る場所がない。」

 

香織「……なら、私達と一緒に来るかしら?」

 

ユエ「いいの?」

 

ハジメ「お前を一人置いてくわけにはいかないからな。香織が良いって言うなら俺も賛成だ。」

 

ユエ「2人とも…ありがとう。」

 

ハジメ「さて、じゃあ全力で行こうか。」

 

扉を開けて中に入ると、たくさんの柱が立っていて、奥にはもう一つ扉があった。

 

ハジメ「……なんか来るぞ。」

 

ハジメ達の目の前に六つ首の蛇、ヒュドラが現れた。

 

ハジメは赤色を、香織は青色をドンナーで撃ったが、白色が回復した。

 

その隙に赤は炎を青は氷を緑は風をブレスにして襲いかかってきた。

 

香織・ユエ「「聖絶!!」」

 

ユエと香織の二重の結界で攻撃を完全に遮断する。

 

攻撃がやむと、ハジメは香織には思考共有で、ユエには念話で白頭を狙うように仕向ける。

 

ハジメは光剣に風爪を纏わせ、白頭に向けて斬撃を放つ。

 

斬撃は白頭に当たる前に庇うようにして現れた金頭によって完全に遮断される。

 

ハジメ「攻撃に防御に回復。バランスが良すぎだろ。」

 

ユエ「イヤァァァァァァァ」

 

ハジメ「ユエ!?」

 

ハジメはユエの方を見ると、黒頭の目が光、ユエがうずくまってるのを確認した。

 

ハジメは黒頭をドンナーで撃って、片手剣十連撃技ソードスキル《ノヴァ・アセンション》で黒頭を消滅させる。

 

ハジメ「ユエ、大丈夫か。」

 

ユエ「……ハジメ…。よかった。捨てられてなくて。」

 

香織「大丈夫よ、ユエ。私達と一緒に地球に帰るんでしょ?」

 

ユエ「うん。」

 

ハジメ「よし、俺も膠着時間が終了したから残りの五つの頭を破壊するぞ。まずは白と金だ。俺はシュラーケンを使うから、援護を頼む。」

 

ハジメは光剣を保管庫にしまうと、ライフル型のレールガンである、シュラーケンを取り出した。

 

その間に、香織は銃撃と手榴弾で応戦し、ユエは最上級魔法で撹乱した。

 

ユエと香織のお陰で、赤、青、緑が消滅したところで、ハジメからの合図が出る。

 

ハジメ「よくやってくれた、あとは任せろ。」

 

ハジメはシュラーケンの火力を最大にして、白頭を狙った。

 

もちろん金頭が途中で割り込んでくるが、白頭と金頭のどっちもを貫き、六つの頭を完全に消滅させた。

 

香織「お疲れ様。」

 

ユエ「……危ない!!」

 

ユエが声をあげた為、香織がその先を見ると、もう一体現れた銀頭のブレスがハジメを襲ったシーンだった。

 

香織「ハジメ君ー!!」

 

 




ちょっと、原作とかけ離れましたが、次回でヒュドラ編を完結させます。
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