鈴音が学園に来て少し経った頃の日曜日……
「全く……
「仕方ないだろう、私は毎日仕事をしてるんだからな……それに今年は
呆れた表情を見せたアキが気不味い顔をした千冬と一緒に寮長室の掃除をしていた。
「それに関してはすみません……だから、こうして部屋の掃除をしてるんじゃないですか」
「千冬さん、とりあえずゴミは捨てて来ました」
2人が話してるとゴミ捨てを終えた鈴が寮長室に戻ってきた。
「凰もすまないな、こんな事を手伝わせて」
「いえ、たまに
鈴音は何かを思い出して苦笑いしていた。
「冬姉といい兎さんといい何か1つに秀でてる人は生活能力が無いんですかねぇ……」
「待て待て待て、私はまだアイツよりはマシだと思うぞ?」
「「いえ、2人とも同じ穴のムジナです」」
アキと鈴音に同じ事を言われた千冬はORZの体勢になっていた。
暫くして……
「ふぅ、だいぶ綺麗になりましたね」
「はい、アキ、千冬さん」
「あぁ、ありがとうな凰」
掃除が終わったので鈴音が千冬とアキにお茶を淹れていた。
「所でアキはいつアイツらに
「うーん……まぁ、その時が来たらバラしますよ。イチやキーからしたら俺は
「けど、私も最初聞いた時は驚いたわよ」
「そうだったな、泣きながら俺に抱きついてきたんだから」
「なっ!そんな事してないわよっ!!」
「ほう、凰にもそんな所があったんだな」
「もう……千冬さんまで……」
「悪かったなスズ、けど……俺もここに戻って来れて良かったよ……皆に会えたんだからな……」
アキがお茶を飲んでいるのを千冬と鈴音が見ていた。
その後、時間も時間なのでアキと鈴音は、それぞれの部屋に帰った。
アキが部屋に帰ると楯無が制服を着たまま眠っていた。
「ふぅ、また仕事をためてたんですね……もうこんな事ばかりしてると体を壊しますよ……せっかく綺麗な顔なんですから……」
アキは楯無が寝冷えしない様に毛布をかけるとシャワー室に向かった。
少しして……
「もーう……軽く寝たふりをしてただけなのに……あんな事を言うなんて……」
楯無が目を覚ますが軽く頬が赤かった。
その後……
「あっ、起きてたんですか楯無さん」
「な、な、な、何で服を着てないのよっ!?」
アキがシャワーから出て来たが上半身に何も着てなかった。
「あぁ、すみません着替えはあったんですけど、洗濯してなかった奴だったんです」
「そ、そうなの……じゃあ今度は私がシャワーを浴びてくるけど絶対見ちゃダメなんだからね」
アキと入れ違いに楯無がシャワー室に入っていった。